《The Dark Side of the Moon》:チャットログ:メイン


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雑談ログ

目次

・セッション前準備
・オープニング シーン3.5 <Lived Strop>
・オープニング シーン1 <ゆりかごから>
・オープニング シーン2 <Avatar Alone>
・オープニング シーン3 <Agnishwattas>
・オープニング シーン4 <Devil Ports>
・オープニング後の合流
・シーン5 夢見る奇械
・シーン6 秘匿
・シーン7 仮面の女
・シーン7後 合流
・シーン7後 間話 卜部
・シーン7後 間話 ブライ
・シーン8 サイエンスの幽霊
・シーン9 Fragile
・シーン10 childlike faith in childhood's end
・シーン10後 合流
・シーン11 Los Endos
・シーン11後のシーン ブライ
・シーン12 The wall/夢の境
・シーン12後 合流
・Climax Phase: The Dark Side of the Moon
続き(ccoflia移行後)→

セッション前準備

どどんとふ:「ブライアン博士」による当プレイルームの全チャットログ削除が正常に終了しました。(クライアント側に残っているチャットログは再ログインすると消えます)

どどんとふ:[2020/03/15 09:55 JST] 「ブライアン博士」がログアウトしました。

どどんとふ:[2020/03/15 09:56 JST] 「ブライアン博士」がログインしました。

GM:むむ

どどんとふ:[2020/03/15 09:59 JST] 「名もなきクエント人」がログインしました。

どどんとふ:[2020/03/15 10:00 JST] 「名もなきTRPG野郎」がログインしました。

どどんとふ:[2020/03/15 10:00 JST] 「名もなきクエント人」がログインしました。

どどんとふ:[2020/03/15 10:04 JST] 「おさゆく」がログインしました。

おさゆく:よし

GM:こんなぐらいのサイズで

おさゆく:テスト

卜部:こうか

卜部:でっか

ブライ:デッッッッッッッッッ

GM:オベリスクの巨神兵だと……!?

ブライ:デフォルト立ち絵もそこそこでかかったわ

卜部:どうじゃ

ブライ:テスト

卜部:どうだ

ブライ:こっち

卜部:うーん

卜部:とりあえずズレよう

宮本和彦:オリジンはこっちで行くか

卜部:これでええやろ

宮本和彦:あり、表示されてない?

GM:ネエゾ!

宮本和彦:テスト

卜部:ヌッ

どどんとふ:[2020/03/15 10:45 JST] 「ブライ」がログインしました。

GM:漢字間違い にほんごってむづかしい

卜部:あー、あー

卜部:こんなもんじゃろ

GM:testerの侵蝕率を+5(1d10→5)した(侵蝕率:0→5)

GM:うん。これでよし。

ブライ:へぇ、そんなこともできるのか

GM:カウンターリモコンだの これで一定のダイス操作とかが出来る

ブライ:GMによって侵蝕率が自由に操作されてしまう…

卜部:ブライさん縮んでください

GM:そーだぞーオベリスクの巨神兵だぞ

ブライ:デフォルト立ち絵に無茶言わないで。

GM:まあ、とりあえず横にズレよう 立ち絵の位置を番号で設定できる思うので、それでずいずいっと

ブライ:デデン

ブライ:みんなとの距離を感じる

卜部:ブライさん!?

宮本和彦:ほい

GM:もう一人の遊戯……!

舘川:そういう

宮本和彦:駒とチャット名が連動してないのが面倒だね

宮本和彦:仕方がないから、演出上でも立ち絵だけ切り替えるようにしようかな

GM:コロコロ変わるとかでないなら今のスタイルでも問題ない気がするが 立ち絵で分かるように出来てるんならそれでも行ける気がするな

ブライ:実際そんな頻繁に切り替わることもないさ。所詮ただの演出

GM:まあ設定的にももう一人しかいないわけじゃしね

ブライ:ああ、俺一人だけの演技に過ぎない

卜部:某特甲児童的な

華凛:あーあーてすてすてすてす

卜部:横にずれないと被っちゃうな

GM:俺が美少女になった!

舘川:重なっとるな

GM:位置の設定もできるので、それで被らない位置にズラしましょう

GM:番号的には7当たりか

卜部:俺はこの位置

華凛:これでよろしい?

卜部:被ってる被ってる

卜部:やっぱりここだな

舘川:PC番号順でもいいな

華凛:6!

華凛:画像の粗さに全私が泣いた

GM:そうですナ PC番号順の並びが一番

卜部:PC順にします?

GM:ちうわけで華凛、卜部それぞれの位置をとっかえっこしてくれると

華凛:GM,1,2,3,4で?

GM:イエス 変わるのは卜部君と華凛ちゃんだけだけど

卜部:横スライド卜部

ブライ:ここ

卜部:じゃあここ

GM:アイコンが玉突き事故状態!

GM:というかこっちで操作できんじゃん

GM:やっとくで

華凛:ありがとサンクスですわ

GM:これでどーだ?

華凛:てすてす

ブライ:ホイ!

GM:これで卜部とは被らないハズ……

卜部:狭い………

GM:卜部君手狭そうだけど、だいたいこれでオッケー?な感じかな

宮本和彦:そうだね

華凛:これでよろしくて?

GM:よし、それでは……
ゲームの始まりだぜェ!!ヒャーーハハハハァーーッ!!!

どどんとふ:[2020/03/15 11:14 JST] 「華凛」がログインしました。

宮本和彦:闇のゲームだぁ!

GM:ではまずはそうだな、キャラの自己紹介から始めるとしようか。
順番はそーだな、PC4から順にやっていこうか

ブライ:え、僕ですか?

宮本和彦:こっちだった

華凛:4からなんですね

GM:1からだと多分慣れてないだろうしな

GM:ここはダブクロのプロの社長にお手本を見せてもらうゼ!

宮本和彦:二回目なんだけどね、まあいいや

宮本和彦:僕はPC4を務めている宮本和彦、

ブライ:を演じているブライだ。普通の人間じゃない。レネゲイドビーイングだ

ブライ:お前らオーヴァードはレネゲイドウィルスに侵されているが、そのレネゲイドウィルスが人間のように意識を持った存在。それがレネゲイドビーイングである俺たちだ

ブライ:そんな俺のような奴らが集まって組織立って動いている「ゼノス」に所属している

ブライ:つっても「ゼノス」もそれほど、目標を以って動いているわけでもないようだがな

ブライ:ああ、さっき「宮本和彦」を演じてるつったが、それは俺の元の宿主だ

ブライ:レネゲイドウィルスは人間、非生物にも宿るわけだが、俺の場合の原点(オリジン)は宮本和彦っていうオーヴァードだったわけだ

ブライ:ある日、UGNエージェントであるそいつの左腕に俺が宿った。あいつも俺も、互いに疎ましいとも思っていたがそれなりに上手くやっていた

ブライ:だが、FHによる襲撃、と俺は認識している奴らに襲撃に合い、奴は死んだ。

ブライ:あいつは死に際に、「続きを作ってほしい」なんて俺に頼みやがった。

ブライ:死に際に何をと思ったし、意味が分からなかったが、同時に非常に興味を抱いた。だから今こうやってあいつの日常を作ってやっている。

ブライ:ああ、長くなってすまねぇが、俺の経歴はそんなところか。それとシンドロームはモルフェウス、ノイマンのクロスブリードだ

ブライ:白銀の双剣を作り出し、ノイマンの力で剣を扱う。前線タイプ。正直前に出るのは好かないんだが、同時に脅威を排除する最適手段とも考えている

ブライ:俺の説明はこれで終わりだ。次いけ次

GM:ンンーシブいねぇ シブいぜ旦那

ブライ:ちょいと長くなってしまったが、俺自身のキャラをつかむために必要だったんだ。後ろのハードルを上げてすまんな?

GM:いやあ問題ないでげそ 長けりゃ長い程キャラも掴みやすくなるってもんでさあ
そんな具合にブライさんが渋く決めてくれたところで、では次はPC3の館川さん。童顔に見えてこの男、最年長である。

ブライ:……そういや、UGNの中間管理職か。一番の大人だな

舘川:いい感じの画像が持ってこれなかった弊害である。ちょっと子供っぽい感じではあるが

華凛:若いわね

ブライ:お前が言うな

GM:一番年下のブライ君が何を言いますか

舘川:では俺はPC3の舘川徹次だ。表ってほど表じゃないが情報屋であり、オーヴァードを監督するUGNに所属しているエージェントとして行動してる。

ブライ:そのツッコみを待ってんだよ、GM

舘川:そういうこともあって、任務は大体情報を扱う調査任務が多い。何かしら調べるのは俺も好き好んでやってるんで性にはあってる。

舘川:オーヴァードの能力であるシンドロームはクロスブリードでハヌマーンとオルクスを扱う。声や音を拾ったり飛ばし情報を集めて広げる。あとは衝撃破にしたりで戦う感じだ。

舘川:コードネームでサウンドギャザーと呼ばれてたりするみたいだな。舘川でもどっちでも好きな方で呼んでくれ。 

舘川:まあこんなところか。こんなかでは32歳でおっさんだな。負けんようにやらせてもらう。

舘川:自己紹介と聞いて焦ってあらかじめ書いたわ

ブライ:むしろ俺が長くて感謝してくれたか?

舘川:ハードルも上がったがな!

ブライ:あー、聞こえねぇ聞こえねぇ

ブライ:そういやコードネーム言い忘れてた。まあ言う機会もあるだろうし、いいか

GM:というわけで一番年長者でありベテランの舘川さん、自己紹介ありがとうございやした!
頼れる大人ムーブで皆を落ち着かせてほしいですぞ

ブライ:実は生まれて3歳なのでよろしくぅ

卜部:ブライ君ショタってマジ?

GM
という訳でそこの隅っこで縮こまっている卜部君、君の番です。
急に自己紹介しろとか言われて頭真っ白で一生懸命考えているやもしれんが無駄なことだ

ブライ:ヒッキーじゃん

GM:隅っこ(ど真ん中)

舘川:引きこもりだからやろなあ(ヒッキーはそういうあだ名ではない)

ブライ:オタク君そんなところに縮まってないで前に出ようよ!つって真ん中に立たされたんだろうよ

卜部:えー、あー、俺……じゃなくて、僕は卜部影路(うらべ えいじ)、です
コードネーム?って、まあ、そんな厨二臭いもんはまだない、じゃなかった、ないです。

卜部:まー、その、色々あって、こんな変な力を手に入れちまったわけなんですが、正直自分でもよくわかってないので……どうすりゃいいんすかね、ほんとに……

卜部:それに、あんまり殴ったり殴られたりとか、嫌いだし……そりゃあ、こんな力があったら俺TUEEEEする妄想くらいはしたことありますけど、実際人を傷つけるのは怖いっていうか……なので、俺は基本的に荒事じゃ力になれないと思うのでよろしくおねがいします

卜部:えーと、これって家庭の事情とかも言ったほうが良いんすかね?あんまし言いたくないんでこれくらいで良いですか?

卜部:じゃ、そういうことで、俺、じゃなくて僕は後ろから応援してるんで、よろしくおねがいします

ブライ:そいや、こん中で一番巻き込まれ感が高いのか、卜部は。

GM:うむ。よくできました。それだけ喋れれば陰の者として上出来です。そういうわけで陰トピアには暫く帰れないと思うし、君は多分一番ひどい目に逢うと思うけど頑張ってね

舘川:所属とかもなかったな。野良オーヴァードである

卜部:もう引きこもっててもいいっすかね……

ブライ:可哀そうにな。覚悟も出来ないまま、この世界に身を投じるなんぞ

GM:今回はダブル主人公的な話(だとおもう)だからネ! がんばれ主人公!

華凛:最後は私かしら?

GM:ではもう一人の主役たるPC1の華凛ちゃん、陽の者のパワフルな立ち振る舞いを見せてくださいませ!

華凛:じゃあ行かせてもらうわね!

華凛:PC4の私は天貝華凛、UGNチルドレンよ!

華凛:とりあえず任務は何でも受けてるけど、本当はある人を探してるの。そのためならどんなにつらい任務でも受けて立つわ。

華凛:シンドロームはサラマンダー、炎や氷を操る力だけど私は炎のが何かと便利だから使わせてもらってるわね、

華凛:コードネームはエレクトロファイヤー、死にたくなかったら私の射線には立たないことね。

華凛:最後に、16歳だからって甘く見ないでよね!

ブライ:姉が裏切った、っつうのにうるせぇ奴だ

華凛:なに?文句あるの?

卜部:陽キャかよ……

華凛:あと今度それ言ったら焼くからね

ブライ:はっ、それは敵にでも向けてろ

ブライ:だが、表主人公、裏主人公というった風情でいい塩梅じゃねぇか

ブライ:どういった出会いになるかは知らんが、よろしく頼むぜ?

GM:イエース! 見た目に違わぬ陽の者っぷりよ。若者はそうでなくてはなぁ
うむ、うむ

GM:これですべてのキャラの自己紹介が終了だな。さて

ブライ:各キャラのオープニングってところか?

GM:皆、互いのキャラが分かってきたところでロイスどう結ぶかだけど これはまあシナリオロイス取ってるし

ブライ:ああ、ロイスか。最初はPC立ち同士で取ったりするもんな

GM:これからオープニングを開始して、その後本編内で結んでいけばよいでしょう

ブライ:なるほど、分かったよ

GM:合流してからの方が自然だと思うしね 特にブライはたぶんオープニングの最後の方にならないと接触もできてないので

ブライ:出会ってもない奴らが集うわけだから感情の結びようもねぇわな

GM:というわけで始める……

GM:前に、時間だし昼にしようか

宮本和彦:わーいわーい。

宮本和彦:昼時間は1時間程度かな

GM:そだな 取り合えず1時に再集合ってことで

華凛:牛乳買ってきなさいよね。最近余ってるんでしょ?

宮本和彦:それ、了解しました。食堂でうどん買おっかな

宮本和彦:華凛さん、飲んでも慎重伸びないよ

華凛:~~~~!燃やす!!!!

卜部:とりあえず一時で良いんすね?

宮本和彦:はは、それ、恐ろしいなぁ。僕は退散させてもらうよ

華凛:じゃ、また1時にね!

GM:サラダバー めしめしめし

GM:ヌッ


オープニング シーン3.5 <Lived Strop>

華凛:待たせたわね!

宮本和彦:昼飯食べた後に予鈴まで寝るのが僕のスタイル

舘川:実際眠い

宮本和彦:分かってくれますか

卜部:実は今日は寝ていない

GM:昼を食ったら昼寝するもんでろ

宮本和彦:オタク君、またそんな夜更かしして…

GM -> 宮本和彦:ちう訳で少しテスト

宮本和彦:ん?僕?

卜部:ちょっとレアモブ狩りしてたもんで……

GM -> 宮本和彦:この会話は宮本君にしか聞こえていない。いないね? 返事をするときは名前横の鍵ボタンを押して、そこから俺宛てに送るんだ

宮本和彦 -> GM:そういえばそんな機能あったね。こんな表示されるんだ

GM -> 宮本和彦:オープニング部からこれを使いそうなので早めに確認したかったのだ

宮本和彦 -> GM:へぇ、秘密の会話ね。最初から恐ろしいこと仕掛けてくるね

華凛:まぁ全員集まったんじゃない?

GM -> 宮本和彦:そういうことなので、ではまた

GM:せやなー そろそろやるか

GM:点呼開始!

宮本和彦:準備完了!(1/4)

宮本和彦:これ草

卜部:準備完了!(2/4)

舘川:準備完了!(3/4)

宮本和彦:彼女、いなくなってない?さっきまでいたのに。

GM:まさか操作方法がわからないというのか もしそうだとしたら……

宮本和彦:ポッドの操作方法が分からないと、一人だけ逃げることが出来ないよ

GM:なんとしても華凛ちゃん二点呼させなければ、グモリー彗星に殺される……!

卜部:(何言ってんだこの人ら……)

卜部:よし

GM:もうアイコンはパラガスで良い気がしてきたが

華凛:準備完了(4/4)

GM:ようし 揃ったな

華凛:親フラってやつね

宮本和彦:ヨシ!

GM:ではOPを始めます。今回はちょびっと時系列を乱すので まずはPC4からになりまーす

宮本和彦:また僕か。ちなみにちょっとやりたい演出あるんだけど、どんな感じに始まるの?

GM:そうだな。では、描写していくぞ。ただやりたい演出というの、ちょっと伏線もあるので微妙にやりづらいかもだ。もしきつそうなら申し訳ない

宮本和彦:ああ、別にやれなさそうなら構わないよ。自己紹介で大体の自分の事情話せたから実際満足はしてるんだ。

卜部:(優等生か……?)

宮本和彦:GMのご随意に。

GM:優等生だ……ありがてえ……

GM:――《The dark side of the moon》――

GM:――そして一服のお茶も、一切れのパンを買うお金も足りず
  老人は死んだ。

GM:……

GM:【シーン4,5 <Lived Strop>】

GM:2/16 午後 8;00頃。天候快晴。

GM: 意識が浮上する。小刻みに揺れる椅子。定期的に響くくぐもった金属音。あなたは日曜、夕暮れの人気のない電車に揺られているところだった。こんな時間なのに周りに人気がまばらなのは、単に田舎だからか。
 あなたは長時間揺られていたおかげですっかり眠ってしまったようで、目を醒ました頃には空模様はすっかり夜も更けていた。

宮本和彦:「……ん、どこらへんだろ、ここ」

宮本和彦:と言って周りを見渡そう

GM:今どういう状態にあったのか、推察するのは難しくない。アナウンスを聞く限り、向かう先は関東Y市の都心の駅に向け、海岸沿いの線路を進んでいるところだった。
あなたは周りを見回してみると、そこに一人の少年の姿があった。
見知った少年は何やら聞きなれない鼻歌を歌っている。詳しくは知らないが、彼が好んで聴く随分昔に流行ったオールドロックの曲らしい。

宮本和彦:「……"メッセンジャー"」

メッセンジャー:ふと少年と目が合った。整った顔立ちの少年は、目が合うや否や不機嫌そうに目を細めてそちらを覗き込んでくる
「あ、起きた。
ったく、こちとら昨日の日蝕繋がりで仕入れてきた胡乱ネタを色々と話してやったのに、おまえときたら知らん顔で眠りこけやがって。
どっから眠り呆けてやがったてめー」

宮本和彦:「そうだったっけ?そうかもね。それで日食って何の話?」

メッセンジャー:「また、寝ぼけてやがるなおまえ。普通に日蝕ってだけで世間は騒ぐもんだぜ。
それもバレンタインとか、あのあたりのイベントと重なったりもすりゃあとくに馬鹿騒ぎするもんだ。
ニンゲンって何でも都合よく解釈するから笑えるよな、そもそもバレンタインなんぞ菓子売りたくて手前らが適当にでっち上げた日だってのに」

宮本和彦:「バレンタイン…二日前か。誰からも貰えなかったから覚えてなかったよ。君は興味なさそうだけど、僕はああいうの混ざりたいんだけどねぇ」

メッセンジャー:「ふーん、意外にそういうの興味あるんだなオマエ。それもおたくが抱えてる日常ってやつ?」

宮本和彦:「僕は『宮本和彦』だからね。理屈とか道理とか飛び越えて、ただ馬鹿騒ぎするのも悪くないんだ。

宮本和彦:それで"メッセンジャー"。仕入れたネタってどういう話?」

メッセンジャー:「大した話じゃねえさ。朔の日に夢が叶うとか何とかいう与太だよ。時間だけは合ったもんで暇潰しに訊かせてやったものを。
ま、そいつはともかく馬鹿騒ぎねェ……そりゃそうだ。そうでねーとおまえ誘ってあの姫様のパシリなんてやるわきゃねーんだからなァ」

GM:……彼は“メッセンジャー”。ゼノスに所属するレネゲイドビーイングの一人であり、同志ともいえる存在だ。とはいえ……元より彼らの組織の繋がりは薄い。共通する目的のために互助する関係というだけの、言うなれば友愛会(フラタニティ)的なものだ。

GM:彼とブライはそれ以上に、シンプルに『気が合う』程度の仲でつるむことがある。
学生の身分でいえば、数か月に一度会う友人程度のものだ。

メッセンジャー:「プランナーの御仁からの指令ってことで、俺らこっちに来てんだぜ。少しは思い出したか?」

宮本和彦:「プランナー『都築京香』、君ら「ゼノス」のトップ。そうだった、思い出した。彼女からの指令っていうレアイベントに遭遇したんだった」

メッセンジャー:「そゆこと。で、こっからはおまえじゃなくて『ソイツ』の領分な訳だ。
 おまえ、そろそろ出て来いよ。それともそこで黙って聞いとくか?」
と言いつつ指差すよ

宮本和彦:「あんまり"彼"を表側には出したくはないんだけどね。けどまぁ……」

ブライ:「周りには誰もいないし、別に構わねぇか」

ブライ:と言って<オリジン:ヒューマン>を解除しよう

メッセンジャー:「グッモーニン、エージェントブライ。気分はどうだ、好調か?
ぼちぼち仕事の話でもしようと思ってたところだ。もうじき街に着くころだからな」

ブライ:「ああ、構わねぇぜ。"メッセンジャー"の名に恥じず偉大な都築京香様から貰ってきた指令、『博士の残した『モルフェウス』を探せ』なんていう曖昧な内容に対して話すことがあるんならな?」

メッセンジャー:「噛みつくんじゃねーよ、俺だってあの姫さんの考えてることァ予測がつかねェんだから。
 アーチボルト博士の残した『モルフェウス』を探せ」……ねえ。
この街にオーヴァードが何人いると思ってるんだか。そういえばおまえもモルフェウスだっけか。
オマエが選ばれた理由ってそいつが絡んでるのかね」

ブライ:「はっ、さて、見当もつかねぇな

ブライ:目的地であるY市……UGNとFHがぶつかり合っているなんて聞く。そんな場所にいる特別なオーヴァードを探せ、なんて確かに無茶苦茶だな。
追うとするなら"電人"アーチボルト博士殿からお尋ねするしかなさそうじゃねぇか?」

メッセンジャー:「だよなあ。ま、女史の考えることはわからん。わからんが、今回のオーダーはそういう特殊な例ってわけだ。
ついでに言うと厄介なことにその『電人』もくたばってもういねぇんだわ、これがさ」

ブライ:「はっ!そりゃいい、墓前に立って唾でも吐き掛けてやるか!てめぇのせいで面倒取らされてるんだぞ、ってな」

メッセンジャー:「そりゃ痛快だなオイ! だが墓にひっかけに行く前にやっておかなきゃいけんことがある。
 何せ今頃、連中の墓にゃ長蛇の列が出来てるぜ。奴個人はどうでもいいとして、奴の残した研究資料成りデータなりは何処の組織も欲してるからな。
 そいつは勿論、この俺らも然り……俺らは案外墓荒らしの片棒担がされるために送られたのかもしれねェぜ」

ブライ:「他も組織単位で動いている中で俺らは二人。どれほどの事態となっているかは知らねぇが、荷が重いな。指令にあった『現地協力者と共に』ってのは?」

メッセンジャー:「ああ、それ。現地協力者ってのは向こう側の連中だよ。FHとUGNの対立が激しいって話だが、中立の立場はこういう時どっちにも恩を着せられるからな。傭兵の特権ってとこか?
俺はギルド辺りにコネがあるからFH方面で探り入れてみるんで、おまえはY市支部に顔が利くだろうからそっち頼むわ。
器がUGNエージェントなんだろ? 一応、ゼノスのイリーガルが入ることは知れてるみてえだぜ」

ブライ:「なるほどな、『ゼノス』の立場をよく分かってる。そういうことなら一先ず初動は簡単だ。その後のことはお前と情報を合わせつつ考えるか」

メッセンジャー:「ああ、先ずは入り込むところから……ってとこだ。
 さて、話は前後したが、連中に取り入る以上あっちの現状について話しておかねえとな。
 早い話、今何が向こうで起きてるか……
 関東地区Y市。ここがどういう場所なのか……おまえも興味、あるだろ?」

ブライ:「あぁ……話せよ。俺たちは一体どんなセンスある街に身を投じるんだ?」

メッセンジャー

「あー、地理とか成り立ちとかその辺りは割愛するぜ。気になるならググって探せ。
どっちかってーとUGNとFH、その他オーヴァード絡みの組織図になるんだが、この街の治安はその点で安定してねえ。
ここ最近は、支部の方がどうにも頼りねえもんだからな。
FHセルやらギルドの拠点やらが、新天地(フロンティア)を見つけたってばかりに盛ってやがるのさ」

メッセンジャー
「それもY市支部への襲撃事件でゴタついたのが原因でな。ほれ、資料にあっただろ?
 何年か前に支部長補佐の女が失踪したってやつ。
 あれで洒落にならん被害を被った結果、その間にFHの各セル進出も進んできたってワケ。
 ……でもまあ、そんだけ多くのを抱えて崩壊してねェのは、一応今の状態で連中なりの秩序が保たれてるからなんだよな」

ブライ:「秩序ォ?」

メッセンジャー
「ほれ、FHって割と年齢層低いからよ、悪餓鬼にチャカ振り回させてるみてえに好き放題やるもんなんだが、そうなってねえのは今回アタマがいたりするんだよ。
 あの連中、誰かしら一人図抜けてつええ野郎がいりゃあソイツに引っ付いて回るってのは……プランナーの姫さんが昔見せつけてくれたよな?
 要はアレとおんなじ、とびきりヤバいセルが下々のセルを従えることで辛うじて体裁を保ってるんだよ。向こうも考えてるってわけ。
 治安状態が崩壊したら、間違いなくアクシズが動くからな。そいつを牽制してるんだろうぜ、抜け目のねえことで」

メッセンジャー
「で、そいつがこの……『イグニス』って大型セルだ。
 エージェント『マスターイグニス』を中心に活動してる戦闘セルなんだと」

ブライ:「『マスター』クラスか。UGNの支部長補佐が今ではFHの優秀な頭(ブレイン)って訳だ」

メッセンジャー
「そう、いわゆるリエゾンエージェントってやつさ。
FHにゃピンキリに強い奴弱い奴がいるもんだが、FH内で一つの分野の頂点を極めた野郎はその称号を授かる。
ことにそいつは発熱能力において最上位に君臨する、掛け値なしの戦闘職だ。そいつが今この街で顔役やってると思えばいい。
顔役つっても、ソイツは中々姿を出さねえでいるもんで、所在がまるでつかめねえそうだ」

ブライ:「実質的な支配者は『マスターイグニス』か。となると当然FHの監視の目がありそうだ…厄介極まりない」

メッセンジャー
「そういうこと。ちなみに表面上でリーダーを張ってるのは”砂の天使(ロス・エンドス)”って男だ。イグニスの母体となったセルのリーダーをやってた男だが、今はイグニスの小間使いの位置で落ち着いてる。
 そいつだけがイグニスの所在を知り、奴の指示を聞くそうだぜ。だから中々情報は洩れない。さしずめ炎神(アグニス)の詔を聞く神官(グル)……といったところか
 そうそう、そいつもモルフェウスらしいぜ。……探せって言ってる以上、まあ多分アテにしてるのとは違うだろうが、当たってみる価値はあるのかもな。
 いや……これは俺の仕事になんのか? まあいいや」

ブライ:「FHは下手すりゃ『宮本和彦』だと恨み買ってる可能性もある。そっちは任せる。精々炎神様の起源を損ねないようにするんだな」

メッセンジャー:「ハ、俺も大概だがおまえ劣勢側に就くってコトになってんだぜ? 精々瞬殺されねーよう気ぃ張れや。
 とまあ、こんな具合にコテンパンにやられまくってるY市支部だが、その点は多少安心していい。
 最近になってようやく支部が立て直し出来るようになってきたもんでな。使えねえ無能野郎掴まされるってことはないだろうぜ。身内が使えねえのが一番ストレス貯まるからなァ仕事って」

ブライ:「あぁ……身内が足引っ張って死ぬような目にはあいたくはねぇからな。安心安心」

メッセンジャー: ……そして、最後のトンネルを抜ける音がした。
 暗がりを抜け、視界に瞬くのは沿岸部に位置する関東Y市の夜景だった。
「っと、噂をすればだな……そうら。見えてきたぜ」

メッセンジャー:同時に。この距離からでも感じられる現象があった。オーヴァードであれば誰しもが持つ、能力の片鱗……ワーディングだ。それにいち早く気付いたのだろう、最初にその方角へ目を向けたのはメッセンジャーだった。
「へえ、早速やってるねえ。よく覗いてみろよ、あそこだあそこ」

ブライ:「早速オーヴァード共が戦ってんのかよ。夜遅くにご苦労様だ」
そちらへ目を向けよう。

メッセンジャー
 視野が開け、夜景が広がる中を、少年は窓辺から指差し、そちらを見るよう促す。
指の先には、沿岸沿いに広がるコンビナートが見える。この街の都市部を象徴する工業地帯の一つでもある。その近辺にて。
「派手な出迎えが始まってるじゃねえの」
 オーヴァード同士の戦闘が始まっている様子だった。UGNとFHとの抗争、その一端だろう。
 そして――

GM:――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――。

GM:【シーン4,5 <Lived Strop>】 End

GM:というわけで、"一旦"ブライの導入は終わり

ブライ:そういえばみんなと会うのは最後とかいってたなぁ

GM:そーいえばなんすけどシーン管理表全く使ってなかったと

ブライ:確かに…

GM:搭乗時の侵食率チェックもやっておりませんでした、

GM:なので、ブライくんのテンションの上がり具合を次の搭乗時にやりまふ

ブライ:OPって侵蝕率上がるんだっけ?

GM:上がらなかったっけ?

ブライ:いや、ルルブを見た感じだとそういう記述なかったしとりあえず上げようか。OPシーンだけなら後でも取り返せるし

ブライ:では1d10でふりま

GM:おk

ブライ:1d10
DoubleCross : (1D10) → 7

GM:ちなみに次の登場時は振らなくてよいゾ

GM:4.5なので

ブライ:うん?そうか、分かった

ブライ:ああ、間のシーンって訳か

GM:そんなわけでぼちぼち期待値通りのテンションの上がり具合なブライさん ピクニックを楽しみにしてるのが分かりますね。

ブライ:わーい


オープニング シーン1 <ゆりかごから>

GM:ではではでは

GM:PC1!のターンだぜ!

舘川:まだ天貝より低い

舘川:そんなことはなかった

ブライ:みんな同じぐらいよ

GM:普通にぶっちぎってるぜ!まあどうせこれから振ることになるし

華凛:出番ね

GM:行くぜ!!

舘川:仕事が忙しい組のターン!

ブライ:UGNがんばえー!

GM:,


【シーン1 <ゆりかごから>】


,

GM:【bgm:時の面影】

華凛:準備完了!(4/4)
全員準備完了しましたっ!

GM
……。
…………
……………………。

GM
それはずっと昔のこと。あなたがまだ小さく、幼い頃の話だ。
あなたは大きな喪失と共に力を手に入れた。望むにせよ、望まざるにせよ。だがそれは、とくに力を御しきれぬものが扱うには、諸刃の刃だった。

GM
 強大な力には、リスクが伴う。望むにせよ、望まざるにせよ。
 ことに、彼女の使う力は極めて強いRC(レネゲイドコントロール)を必要とした。
 制御を誤って大やけどなどは序の口。傷口が凍傷で塞がらず、出血死必至の怪我を負って猶、レネゲイドの力はあなたを生かし続けた。その苦痛は、如何程のものだったか。

GM
 多分これはいつかの記憶。ずっと昔に何度も経験してきた傷痕の一つ。
 あなたは目を凝らしても、靄掛かって見えなかった。目をこすろうとしても、手が動かなかった。わかるのは、病院の床に伏せていることぐらいだ。

GM
 辛く、苦しく、そうでありながらもがくことすらも許されない。
 幼い子供の心を圧し折るには十分すぎる、そんな暗がりの中、苦しみに満ちた世界の中で。

GM
『大丈夫』

GM
 穏やかな声が、あなたの耳をゆさぶる。落ち着き、凛と張った声は、あなたが最も聞き覚えのある声だった。
 たとえ目が見えずとも……か細く、今にも折れそうな指に、華奢な指が重なるのを君は感じていた。
 たとえ目が見えずとも……その指を、手の温もりを、あなたは知っていた。

GM

 細い指は、きっと両の手で包み込むように、あなたの手に重ねられていただろう。

 凛として毅然としており、何でもそつなくこなす。そしてあなたの危機には何があっても駆けつけてくれる。
 あなたの義姉、天貝伊舎奈とはそういう女性だった。
 彼女は何時も、あなたに気をかけていた。UGNチルドレンから任にへ所属させられてより、ずっと。

GM:,


『心配いらない。姉さんがなんとかしてやる』
『なんとかしてやるからな』


,

GM
 義姉は、いつまでも手を握ってくれていた。
 初めて得た力に悩み苦しむときも。任務で不安なときも。
 学校で友達が出来るかだとか、勉強がわからないとか、そんな些細な悩みも。
 彼女はいつも、あなたの手を取ってくれていた。
 それが、その手の温もりが、あなたの心に深く根差していた。

GM
 初めて差し伸べられた、暖かい人の手。
 ただ手を取り合う、それだけで心が通じた気持ちになったことだろう。


もう、ずっと昔の話だ。


,

GM:――――――――――――――――――――――――……………。

GM:【非表示BGM停止】

GM:2/15 早朝


――ふと,目が醒めた。

GM
 あなたは布団の上、自分のベッドの上にいた。体の調子は夢と違って万全で、五体満足で動くことが出来る。
 今までの光景は、昔の夢だ。それを今になって見たのは、如何なる巡り合わせか。

華凛:「随分懐かしい夢見ちゃったな…」

GM
昔の夢を見たのは、きっと久方ぶりの任務を前にしていたからかもしれない。
……さて、あなたはこの後、Y市支部の事務室でPC3と落ち合う予定だ。
久方ぶりの任務のため、招集が掛かっている。

GM
ひとまずはいつも通り支度を整えて、支部へ向かうべきだろう。
折角の土曜にわざわざ仕事というのは中々に憂鬱なものだが、やむを得ない。

華凛:「そろそろ行かないとね。久々の任務に遅刻なんてできないし」

GM:そしてあなたは家を出て街へ繰り出す。街の景色は依然変わらない。裏では大変なことが起きているというのに、近所のお爺さんは掃除しながら手を振ってくるし、子供たちも元気そうに遊んでいる。

GM
どれだけオーヴァードの光と闇の闘いが続こうと、表の世界には然したる影響は見られない。
Y市は今日も今日とて平和であった。……この戦いに、意味があるのか。などと一瞬よぎるほどには。
なれど、それはまやかしに過ぎないのだろう。知らないだけで、今も尚ジャームによる支配をもくろむFH達の魔の手がこの街に一つまた一つと迫ってきているのは間違いないのだ。

GM: そしてあなたは、Y市支部へと辿り着いた。
 ……奥に進むと、きっと自分の上司である大人の男性の風格を匂わせたエージェント館川徹次が待っていることだろう。

舘川:(この音は……遅刻せずに来たな)

華凛:「コードネーム【電撃炎姫】、到着しました。あなたがサウンドギャザー?」

舘川:「ああ、そうだ。本名は舘川徹次。お前が呼びたいように呼んでくれ。天貝華凛くん」

舘川:「せっかくの休日で悪いが、今回の任務は後回しができんものでな。さっそく本題に移ろう」

華凛:「では舘川さん、と呼ばせていただきます。覚悟はできていますので今回の任務についてお願いします」

GM
「……おや、二人とも集まったようだね。
 良かったよ、今日は予定通り始められそうだ」

二人が話を始めようとしたところを、その青年とも中年とも取れる、何処か老けた印象を漂わせる男が現れる。その男は、二人にとっても馴染み深い人物であった。

支部長
 年齢にして齢30代ほどの、眼鏡をかけた男。
 彼の名は天王寺賢介。「重々帝網(ワイヤード)」の名を持つ、このY市の支部長である。
 支部長というものの、彼自体にとりたてて人を導く才覚がある訳ではない。凡才であるが、それ故に必要とされる局面も存在する。とくに、このような場所においては。

支部長
何事にも『責任を取る』役割というものが必要なものだ。この国ではそれが重職の作業ウェイトの多くを占めるということもあるが。
彼は言うなれば、そうしたやりたくもない重荷を立場から背負わされた……そうした事情で要職に立っている人物なのだ。

「取り合えず奥へ来てくれ。少し込み入った話もあるからね」

華凛:「わかりました。行きましょう舘川さん」

舘川:「了解、支部長。任務の話はもっと詳しく知ってる人から教えてくれた方が助かる」

支部長:【bgm:カフェ雨模様】

支部長: ……。

「さて。加減はどうかな。君を任務で召喚するのは久しぶりになる。まあ……正直来てくれなかったことは、不問に帰すよ。元々、私に君を拘束する権利はない。
 ただ、あまり彼女を追うのに無茶をしていないかだけは気がかりだった。体は資本だよ、華凛君」

華凛:「…今でも恨んでますよ。私はあの時どうして姉さんを追えなかったのか、なんで邪魔されるのかなんて。まぁおかげさまでちょっとは落ち着いて物事を考えられるようになったつもりですけど」

華凛:「あなたたちが止めてくれなかったら私はもっと無茶なことをしていたんだろうなって、時間が経つにつれて実感しています」

支部長
「済まない。支部長の身としても、私個人としても、君を失うのは憚られた。まあ、結果として無事で、こうして再度作戦に関わってくれただけで十分さ。
これまでの期間で何とか勢力を持ち直すことが出来たしね。君も無事でいたのならばより頼もしい。何せ君は、あのY市支部最強のオーヴァード”炎神の御手(アルカ・アグネヤストラ)”の妹だ」

華凛:「高く評価していただきありがとうございます。でも姉さんは私なんかよりもっと自在に力を使えていました。だからあの姉さんがいなくなるだなんて今でも信じられないんです。」

華凛:「強かった姉さんがやられるはずがない、いなくなった理由があると思ってるんです。だから、その手掛かりを掴むためにこうして任務にもう一度着く決心をしたんです」

支部長:「私も驚いている。いや……あの場で予測できた人間など、果たして居たのだろうか。ただ判るのは、彼女の欠落が今のY市の現状を招いた……ということぐらいだろう。
 いかに前体勢の我々が彼女に依存したものとなっていたかを思い知らされる」
事実、前支部長からの信頼もとても厚いものであり、支部長補佐の立場で辣腕を振るっていた。戦闘特化の能力とは言え、頭もきれて行動力も高い。
敗れるなど、それこそマスタークラスか、或いはマスターレイス並の戦力でなくば相手にならない。その筈だ。

支部長
「……今、彼女が何処にいるか。それはわからない。だが可能性の問題ではあるが……未だに続くFHの被害の痕跡からして、彼女がこの街に未だ存在することは間違いはない。そして……」
 歯切れの悪そうに何某かを喋ろうとするが、男は目をそらし、やがて考えを換えたように話題を唐突に打ち切った。
「……少し喋り過ぎたね。そろそろ、話を任務に戻そうか。本題はそちらだ」

華凛:「……任務内容をお願いします」

支部長
「ああ。館川君、例の資料を。そう、ケース23『アーチボルト殺害事件』についてのプロファイルだ」
 そう言いつつ、資料の展開を促す。此度の事件に関する情報資料である

舘川:「ああ、これだな。こいつを見ながら説明していこう

支部長
「先日、UGNに所属する研究者の一人だったアーチボルト博士が亡くなられた。我々の見地では他殺とみている。が……
 正確に言えば殆ど死体も残っていない状態でね。確実に死んだという保証はない。或いは失踪したのかも。だが……警備カメラのどこを見ても彼が部屋の中から出た痕跡が見当たらないんだ。
 バロールの犯行とみて重力地場の偏重を確かめてみたが、やはり異変は確認されず。まだ一夜のうちの鑑定結果だが、他殺か、最低でも死亡したことは間違いないと考え、行動することになった」

支部長
「アーチボルト博士は表の学会でも有名な人物でね、一般公開されてはいないが彼もオーヴァードの端くれだったんだ。
そういう事情でUGNとは深い繋がりを持っていたのさ、勿論、我々Y市支部にもね。
研究内容もレネゲイドウイルスと生体電気の関係……簡単に言えば、生物の恒常性(ホメオスタシス)とレネゲイドウイルスの齎す影響を分析しようとしていた、そうだ。
 尤も……詳しい所は私の方からも分かっていない。彼の研究は、往々にして秘匿されてきた。封を解かれるのは、こうして死後に入ってからだ。それとて、どこまで解析できるものか……」

支部長
「まあ、それはいい。アーチボルト博士殺害の謎の究明、これについては他の班で当たらせることになっている。
 私が君を呼んだのは、それに関連する事件についてだ」

支部長:足の前で指を組み、支部長は淡々と続ける。
「アーチボルト博士は多くの研究を残し、その成果物や資材を有している。UGN上層部の傘下にあったこともあって、研究の規模は非常に大きい。
 彼が何の開発をしていたのかは我々に知る権利はなかったが……重要物資が眠っていることについて、彼らは勘づいていたのだろう」

支部長
「彼ら……そう、この街には複数のFHが潜伏していることを、君は知っている筈だ。
 “タッキーバザード”、”バッド・カンパニー”、”セパルトゥラ”……ここには多くのFH組織が屯し、新たな秩序を形成し始めてすらいる。
 彼らは各々の目的に応じて、新天地となってしまったこの地で利益を求め活動を始めているが……その食指が、彼にも伸びていくことになったのだろう。

舘川:うーんこの無法地帯

支部長
「彼がなくなったのをいいことに、彼の成果物の遺品集めに一部のFHが手を出していた。
 彼らが何を目的としているかは定かではないが、そこに詰め込まれたレネゲイド研究の成果や物資はかなりのものだ。
 我々に価値が判らずとも、必ずしも彼らがそうとは限らない。まず間違いなく悪用されると見ていい」

ブライ:これで話が戻るわけだ

華凛:「つまり、今回の任務は研究物や遺品の奪還と組織の制圧ってことですね?」

支部長
「そうなる。だが今回は敵戦力の掃討は二の次でいい。
 敵の掃討でなく、物資の回収。それが済めば一先ず撤退していい。その物資の重要度を図るためにも、彼方がどの程度戦力をつぎ込んで追撃してくるかも見ておきたいしね。
何より今は持ち直したとて、戦力の消耗は極力避けたい。我々が衰弱している間にFHの勢力図は随分大きくなった、粘り強く応戦していかなければね」

舘川:「さて、今回のその敵勢力がどこかって話だが」

支部長
 そうして支部長はゆっくりとその手を机に広げられた資料の一枚へ伸ばし、二人に魅せる。
「敵勢力の名は調査セル『スリップノット』。そして彼らが搬送しようとしている物資の名を『ギプノーザ』という、研究成果の一つ、そしてその材料に関するものだ。
 それが何者なのかは今の段階では分からない。持ち運ばれたモノの規模からして、人間が携行できる程度の代物のようだ。
……向こうも焦っているのだろう、早々にこちらの情報網に引っかかってくれたよ。
 彼らが、いつどこで会うことになっているか。その情報を掴むことができた。

華凛:「流石の手際ですね。そういった頭を使う内容って苦手だから助かります」

支部長
 言いつつ、支部長は素早くタブレット端末を操作して情報を入力し、映し出された画面を見せる。
 そこには夜の工業地帯の写真が、画面いっぱいに展開されていた。
「2/16の午後7:30頃、Y市の沿岸部に位置する、神城財閥傘下の夜刀浦工業地帯(コンビナート)の近辺にある廃倉庫で、神代財閥系列のギルドと『スリップノット』の取引が行われるらしい。
 神城財閥といってもピンキリで、とくに夜刀浦工業地帯は反UGN派閥の重鎮が一枚噛んでいることで知られている。FHは彼らギルドを通して、神城財閥に接近しようとしているのだろう」

支部長
「君たちにはそこを抑えて欲しい。勿論、君たち二人だけで行くというわけではない。
華凛君と館川君、それから支援のために三名の職員を同行させる。君らほどではないが優秀な能力者だ。
 直接戦闘になるとどう転ぶかはわからないが、少なくとも悟られていなければ物資の奪取は難しくないと踏んでいる。踏んでいるが……極力、自分の身を第一に考えて作戦に出て欲しい。
 いいかな?」

舘川:「俺も方はもちろん問題ないですよ。神城財閥の情報も聞けるなら興味ありますしね」

華凛:「了解です。任せてください」

支部長
「よろしい。任務は明日の昼だ、それまでに戦闘準備を整え英気を養ってほしい。
 ……では、ここまでの話で、質問がはあるかな。私に答えられる範囲で答えよう」

舘川:「じゃあ、支援してくれる職員三名の情報を軽くでも端末に送ってくれると助かりますね。当日、連携することになるわけですから」

支部長:「判った。今から連絡先を教えよう」

GM:と言いはしたが 多分何の役にも立たず死んでいくぜ!!

GM:墓場で出番を待ちな!死霊共!!

華凛:「私もそれくらい、ですね。あと……姉さんの情報が入ったら必ず私に教えてくださいね」

舘川:なるほどね、悲しいかな

華凛:そんなー

ブライ:PC以外は所詮そんなものよな…

支部長:「……わかった。そのつもりだよ。ただ……どんな事実が待っていたとしても、それを受け止める覚悟をしてほしい。……私は利己的で嫌な大人だ、配慮のために合理的な手法を棄てられない」

舘川:「じゃ、明日までこっちで分かった情報を下の実働に流しつつ、その取引関係の情報も探っておきますかね。結局行き当たりばったりにはなるだろうがやれることはやっておきたい」

華凛:「身に染みてます、大人の対応には嫌というほど。その必要性を理解できる程度の大人になってきてる自身のことも」

華凛:「でも、だからこそ自身の眼で確かめたいんです。納得したいんです!そのためなら私はどんな苦難だって乗り越えて見せますよ!」

支部長
「……そうかい。では、私の方から言うことはもう何もない。
 君も彼女も、無事でいられることを祈っているよ」

支部長
 頷きつつ、次いで館川へ視線を向ける。
「では、舘川君。目付け役として彼女のことはよく見てやってくれ。君がいるんだ、然程の心配はしていないが、万が一ということもある。そう、万が一ね」
 万が一。その言葉の言外に、『マスターイグニス』の存在を匂わせて、館川に告げる

舘川:「そういう意味で俺がこの任務に当たるわけですしね。危険ができるだけ及ばないように尽力しますよ。万が一が起きないなら一番いいんですが……」

支部長
「ああ。毎度、すまないね。君には本当に助けられている。
 私のような小説家上がりの凡夫が支部長としてやっていけるのも単に君のような優秀な人材のおかげだ。
 現場での委細は任せよう。責任は私が取ろう。私にできるのはその程度だ。……では、頼んだよ」

支部長:【非表示BGM停止】

GM:というところでシーンは切っていい感じかな

華凛:オーケーです

舘川:そやな。まだOPだしやれることもない。

ブライ:そいや侵蝕率は?

GM:せやせや 浸蝕チェックドウゾ

舘川:ダイス合計:6 (1D10 = [6])

華凛:ダイス合計:4 (1D10 = [4])

舘川:まあまあ

華凛:びみょー

GM:存外に落ち着いている華凛ちゃん

ブライ:今のところ一番ざわついているのは俺か

卜部:それはどうかな

ブライ:何だと?

GM:なーに言ってんだ!おまえのモンスターはもう既に全部攻撃を終了したじゃないかぁ!

GM:なーに言ってんだ!おまえのモンスターはもう既に全部攻撃を終了したじゃないかぁ!

どどんとふ:[2020/03/15 18:29 JST] 「卜部」がログアウトしました。

どどんとふ:[2020/03/15 18:29 JST] 「GM」がログアウトしました。

どどんとふ:[2020/03/15 18:31 JST] 「舘川」がログアウトしました。

どどんとふ:[2020/03/15 18:31 JST] 「ブライ」がログアウトしました。

どどんとふ:[2020/03/16 01:40 JST] 「GM」がログインしました。

どどんとふ:[2020/03/16 01:41 JST] 「GM」がログアウトしました。

どどんとふ:[2020/03/17 20:51 JST] 「GM」がログインしました。

どどんとふ:[2020/03/17 21:05 JST] 「卜部」がログインしました。

どどんとふ:[2020/03/17 21:15 JST] 「ブライ」がログインしました。


オープニング シーン2 <Avatar Alone>

GM:,


【シーン2 <Avatar Alone>】


,

GM:,


 ――失……した。
,

GM
,
 ――………した、……敗……た。

 

GM

 ――……した、失敗した、失敗した失敗した失敗した!また失敗した失敗した失敗した!!

 

GM

 ――出来損ないめ、失敗作め! これだけ試行して未だ成果もないとは、全く以て度し難い!

 
 ――拙い……もう時間がない。工数から考えてあと■■日。■■■の接■に間に合わん。■■■■の完全励起に間に合わねば、こんな計画に意味はない……!

GM
――この機を逃せば次の■■周期まで■■■が■■■筈もない……
……最早、潮時か。自らの手で■■■■を■■■などと、巧く行く筈もない……

GM:.

 ――■■■■者の中から■■を■■する……
   最早これしかあるまい……藁をも掴む思いとは、学者の恥というものだが――


,

GM:,


――だが、だが、く、くく、ハハハハハハハ……そうだ。私は夢を諦めぬ――!



――何者も、私を捕え、止められぬのだ!



,

GM:2/14 23:20

GM
 あなたは、状況を確認する。目の前には、見知らぬとはいえないがなじみの薄い部屋が広がっている。
 白を基調とした壁と、妙に薬臭いというか、殺菌されつくしているというか、一言で言うと病院を彷彿とさせる施設だった。
 普段、決して高級アパートの部屋の片隅から出ようとしない自分が、自ら『転移』しに向かった場所のことを何も知らないというのも妙な話だが。
 とにかく、そこに向かう用事があなたにはあったのである

GM: 
 ……ここは何処だろうか。
 少なくとも着た覚えのある場所であるはずだ。
 ここが異種族の亜人が徘徊する見慣れない西洋風の土地であれば、最近流行りの『アレ』の被害者にでもなったかと思う所だが、生憎そうでもない。
 

GM
 何のために此処に来たのか。あなたは少しずつ、記憶を探り始める。
 ……そうだ。この今しがた行使した『何か』を、いつかはジュブナイル小説じみた力と揶揄していたように。
 まさに出来の悪いジュブナイル小説のようなことが起きたのである。

GM
 殆ど一人暮らし同然の生活を送っていたあなたは、平日というのに外出る事もなく。
 五行山の如く屹立と聳える多重の布団の下でくるまり、少なくとも母親が帰ってくるまでの間の平穏な昼下がりを満喫していたのだ。

GM: 常ならば斯様な昼間に彼の平穏を害する存在はいよう筈もなく、あるとしても連絡網がたまに回ってきた時ぐらい。まかり間違っても例のアレがポストに入るなどと在り得ない。
 だが少年心か、ポストの付近で何某かが投函された音を聞きつけると、好奇心は抑えられぬ

GM
 結果としてそこに待っていたのは、全く予想外の展開であった。非日常を望むなら、それは確かに、良い経験だったろう。
 何せ郵便受けの中身を確認しようとした矢先、まるで貧血でも起こしたかのように急激に立ち眩みを起こし。空かぬはずの戸はひとりでに開き。
 
 ……気が付けば、その部屋にいたのだ。

卜部:「――は?」

GM
 朧げな意識の中、最初に訊いたのは口汚い罵倒の文句であったことを覚えている。
 失敗。失敗した。失敗作(Living Failure)。
 要するに出来損ない。非日常の赤の他人でさえ、母親と同じことを口汚く口にしていた。
 実に一方的な話だった。

GM: 
 あなたはよくわからないまま、そこを出た。どうやって出たか?
 逃げたい。とにかく自室に逃げたいと、懸命に祈ったことが幸いしたのか、どういう理屈か次の瞬間には自室にいたのである。
 何を言っているか分からないと思うが自分も何をしたのかわからなかった 頭がどうにかなりそうだった 超スピードだとかそんなチャチなものでは断じてない。とにかく何か恐ろしいものの片鱗が自分に芽生えていたことを、その時気が付いたのである。
 ……ここまでが、確か夕方までの記憶であった筈だ。

GM
 尤も、この記憶も少々自己解釈が混じったものだ。如何せん、あなたは『はっきりとした記憶』というものを持っていない。
 相当混乱していたのだろう、混然一体としていた記憶を、この時間に成るまで懸命に組み立て直した末にようやくたどり着いた結論である。なので客観性に関しては全く保証できない。
 だが、少なくとも最初に自分はそういうコトができるようになったことを、そこで少しずつ理解した。

GM: 
 そうして今に至る。此処は、その時の施設だった筈だ。何せ同じ場所だったので、覚えたてでも意外と早く飛ぶことが出来ていた。
 そして……イマイチ曖昧な記憶をたどって。あなたは思案する。
 自分はどういう理由で、この場所にやってきたのだろう?
 あの時にいた人物……確かアーチボルトといったか……彼に何か用向きがあったような……なかったような……

GM:※キャラシでは触れられていなかったので、アーチボルトに対する感情と方針をロールしていただきたい

ブライ:キャラシだと好奇心と憎悪か。分かるような…

卜部:そうだ、確か――期待、そう期待があった気がする。
クソッタレな肥溜めの中で、綺麗な世界の存在を知った時のような
自分をここではないどこかへ連れて行ってくれるような
退屈で予定調和な世界をぶち壊して、未知に連れ出してくれるような
そんな、漠然とした期待と不安を、持っていたはずだ

卜部:胸が弾むような高揚感の残り香を、未だに胸に手を当てれば感じることが出来る

それと同時に、途方も無い怒りと父親に対するソレと似た、タールのように重く粘つく感情も胸の底で蠢くことは意識的に頭から追い出した

卜部:こんな漢字のスタンスですかね

ブライ:もしかしてポジティヴが表なのか?

卜部:そうですね、現状なにされたか思い出せてないみたいですし

GM:あーなるほど

GM:では、そうだな

GM:シークレットダイス

GM:よし

GM
 ……そうだった。
 あなたは憤りを感じつつも、やはりあの時のことが気になったのだ。
 好奇心は猫をも殺すというが、退屈は神をも殺す。どうせなら前者で死んだ方がハッピーだろう、などと……そこまで思い切りのよいことを考えていたわけではないかも知れないが
 とにかく、あなたは好奇心故に、そこに戻ってきた。自室よりも、そこには情報が転がっていそうだと考えたのだろう。

GM
 だが……そうして一通り整理をつけたところを、
 
「そこにいるのは誰かな。こんな夜分に。
 見るからに不法侵入者って感じだが……」

 と、遠巻きから声がした。男性の声。だがあの罵倒を繰り返した博士とは似ても似つかない若い男性の声だ。
 ……よくよくみればこの施設、明かりは殆どついておらず、職員の大半はマトモな組織であれば早々に帰宅するか実験棟なりに籠っている頃合いだ。
 となるとこれは警備員かもしれない。接触するべきか、どうするべきか

卜部:「えっ、あっ、その、怪しいものじゃないんです……って言っても怪しいですよね、あーくそ、その、ちょっと迷子になっちゃって」
当たり前といえば当たり前、むしろどうしてそこに誰も人がいないと思ったのだろう。しどろもどろになりながらも、必死に頭を回して言い訳を考える。ここがどこで、相手が誰かはわからないが、最低でも不法侵入、どうかんがえても警察のお世話になるのは避けられない。ならば、切り抜けるしかない――

まあ、最悪の場合はよく分からないうちに手に入れてしまった『力』で逃げてしまえばいいという打算的な考えもあったが

職員
「ふむ……」
 その男は、ライトをつけてあなたに近付いてくる。
 その人物は興味深げに顎に手を添えてあなたの姿をしげしげと見つめる。
 ……少しすると、得心が行った、とばかりに相槌を打って青年は破顔した。
「ああ……もしかしてここの検体だった人かな?」

卜部:「は、え……?検、体……?ちょっと、その、記憶が曖昧で……」
検体という不穏なワードに頭の中を掻き混ぜられたように良くない妄想が思考をかき乱す。もしかして、この曖昧な記憶もヤバげな投薬実験のせいだとても言うのだろうか――そんな、現代日本でB級映画のような展開に巻き込まれるわけがない、なんて自分に言い聞かせても落ち着けるはずがなかった

職員
「いや、済まない、失敗作の顔は書類で知っている程度で一々覚えていなかったんだ。だから間違いかも知れない。
 最近失敗続きでね、まあおかげでこうして新しい道も見えてきたそうだが……」
 どうも口が軽いのか、危うく研究の進捗について口にしそうになった男は口を噤んだ。
「まあでも、検体であったならば記憶が曖昧なのも分からないでもない。だからまあ、落ち着きたまえよ少年。現に君は無事で、こうして立っている。何も心配することなどなかろうさ」

卜部:「ち、ちょっと待ってくれよ!!失敗作ってなんのことだよ!?落ち着けたって、あんたらが俺になんかしたのか!?」
不穏すぎる言葉に記憶の欠落、そしてライトノベルのキャラクター地味た力、一瞬でも好奇心に踊っていた心臓が別の意味で暴れ始める。そのくせ顔からは血の気が引いて、自分でも己の顔色がひどいことになっているだろうことが分かる。第一、人体実験なんて、そんなもの罷り通るわけがない、そう信じたい。そんなものが黙って看過されているはずがない、少なくとも自分の中の常識では――

職員
「まあ、そうなるのだろうね」
あっさりと青年は自身らの関与を認めた。
「何か、を具体的に話す気はないが……一般人に分かり易く言うと『ロト・シックス』みたいなものさ。君にさせたことといえば。
 君はそれに失敗したが、代わりに別の部分が伸びた……と思うと良い。
 まあ、同意なくそれに巻き込まれたことには同情するが、最低限の賠償はさせてもらうということで手打ちにしてほしいね」

卜部:「……っ、贖罪って言うんなら、とりあえず俺の身の安全と、何が起きてるかだけ教えてくれよ」
なんとなく、嘘はついていないような気がする。煙に巻こうとか、誤魔化そうとか、そんなんじゃない。自分がよく知る、子供見下す大人と同じ態度――『どうでもいい』取るに足らない存在だから、そもそも隠し事なんてする気がない。そんな、自分が最も嫌う大人と同じ匂いがする。

だが、こいつが言ったことが本当ならば――俺は、『特別』なのか……?幾度も幾度も妄想した黒歴史のような、そんな選ばれた『主人公』になれるというのだろうか。

職員
「身の安全か。少なくとも君は、君が思っている以上に自分が強くなっていることに気付いていないようだ。
 燻っていた君の人生に光差す時が来た。誰しも才能は奥底に眠れるものだが、君の場合はどうやらその『力』に集中しているらしい。
 君はオーヴァード……レネゲイドウイルスの活性化によって、特異な症状を得た存在……早い話が超能力者となった。
 加速装置の使い手ガリヴァー・フォイルやロト・シックスで発火能力を得たチャーリーのような、ね」

卜部:「超、能力……」
自分の手のひらを見つめて独りごちる。普段であれば馬鹿げたオカルトかしょうもない詐欺の類だと一笑に付すところだが、残念なことに――いや、嬉しいことに自分に力の実感がある。
自分がいきなり厨二病を再発させて狂ったんじゃないのなら、こいつの言うように超能力を本当に手に入れたのだろう。
随分と現金なものだが、そうと分かれば、己の力を試してみたくて仕方がない。

職員
「君の才覚は素晴らしいものがある。純性(ピュアブリード)のバロールシンドローム……練度は足りずとも、既に一般的なオーヴァードを上回っている。大したものだよ。
 君の力は重力、闇、影。魔眼を通して行使される時間と空間の覇者だ。具体的に何が得意なのかは、軽く試してみると良い」
と、いいつつ青年は胸に手を当てて口にする

職員
「ああ、怪我をさせてしまわないかなどと心配することはない。私もオーヴァードだし、君の力は攻撃に向いていない。
 実を言うとこのウイルス自体は既にこの地上に席巻している概念でね。発現するか、しないかの違いがあるだけ。
 ただ、君が世界の裏側を覗く立場となったことは事実であるし、先に言ったように『才能ある』人間なことも事実だ。
 そう落胆することはない。いずれにせよ選ばれたことに変わりはないのだから」
 

卜部:「世界の、裏側……つまり、俺みたいな奴が他にもいるのか……あんたも、そうなのか?」
まるでこれまで住んでいた世界が裏返ったような、そんな気がした。どこまでも深い穴を覗いた時のような、だけどその中に自分が欲しい物あることがわかった時のような、そんな『非日常』への切符がいきなり目の前に現れたような気分。
興奮するなと言われても無理がある。少なくとも、俺はこんな非日常をずっと求めていたんだから

職員
「そう。私の力は領域と発電、つまり磁力操作だ。このように発症した人間は固有の症状を発現させ、力を得る。
 世界にはこうした能力者達が秘密裏に社会を築いているのだよ。その点、君は運がいい。目覚めるきっかけがなければ、その力を一生燻らせて終わっていたやもしれないのだから」

卜部:「なるほど……そういや、あんたの名前は?」
もしもこれからそういった裏の世界に関わっていくことになるなら、自分と同じような能力を持った者たちを束ねる機関や組織があるのが鉄板だ。となれば、そこで体のいい人柱……もとい、事情の説明のために名前を借りるくらいはしてもいいだろう。

職員
「私かね。ふむ……名乗る程の人間ではないが、そうだな。"アンブローズ・デクスター"とでも呼んでくれたまえ。
 この施設でアーチボルト博士の元で働いている。ま、UGNにせよFHにせよ、コネクションを頼りたいのなら博士の名前の方が通りやすかろう」

卜部:「おっけー、アンブローズさんね……んで、アーチボルト博士って名前を出せば良いわけか。そのUGNとかFHっていうのは?」

職員
「詳細は省くが、一言で言うと警察とテロリストという辺りか。
 一般人が生きる世界を護るため、オーヴァードの存在を秘匿し、庇護し、一方で管理するのがUGNならば
 己たちが生きる世界を勝ち取るため、オーヴァードの秘匿を破り、新世界秩序を目指すのがFHというものだ。
 先に赴くのならば、前者から向かうことをお勧めしよう。後者は恐らく、君の意志に関わらず、君のような才覚ある若者を手放したりはしないだろうからね」

卜部:「……なるほど、あんたの言うとおりにさせれもらうよ。それじゃあ、俺は……逃げ、てもいいんだよな?なんかあんたらにとっては失敗作みたいだし」

アンブローズ・デクスター
「構わない。我々は君の人生に関与しない。奇縁が巡り合わせることもあろうが、私の意志で自ら係わりに行くことはないと約束しよう。
 というより、出来ないというべきかな。これは」
気を落としたようにため息をついて

アンブローズ・デクスター
「誠に残念なことに、先生は今お見えにならないんだ。
   、  ・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・
 ……うん。つい先ほど、お亡くなりになったとの報告を受けた」

卜部:「……は?」
思わず間抜けな声を出してしまったが、それはつまり――
「俺をこんな風にした奴が、死んだ……?」
それは、流石にあんまりだろう。こんなにもタイミングよく、元凶が死んだとなると……いや、そのおかげでここから逃げ出せるということなのか。

アンブローズ・デクスター
「ああ。原因は分かっていないが他殺とのことだ。オーヴァードの諍いにはよくあることだが、痛ましいものさ。
 ほんの一握りの肉片を残すだけとは、よほど恨みを買っていたのだろう。我々に何の恨みがあるのやら、こうなると実験も凍結せざるを得ない。
 そういう次第で、失敗作とて研究成果である、と確保する訳にもいかないのだよ」
……少なくとも人を無断で改造するような集団であり、一般人からすれば幾らでも恨みを買う余地がある筈なのだが、彼らには全く自覚がない。或いは純粋に彼がそういう性格なだけなのか。

卜部:「……っ、じゃあ俺は運が良かったわけだ。それじゃあ、こんな事言うのはおかしいけど世話になった」
俄に冷や水を浴びせられたような気分になる。目の前にいる男は、人の形をしてはいるものの、中身はもっと悍ましいなにかだ。
力を手に入れて、舞い上がっていた気分もすっかり萎えしぼんでしまった。ともかく、これ以上こいつと関係を持つ利点はない……件のアーチボルト博士についてもう少し聴いてみたかったが、それはUGNなりFHなりに聞けば何か分かるだろう。
ともかく、穏やかな顔のこの男が、この夜の建物が、途端に恐ろしく見てて臆病風に吹かれてしまっていた

アンブローズ・デクスター
「ああ。人が来る前に、早めに帰りたまえよ。そう間もないうちに騒ぎは大きくなる。君には十分過ぎる動機がある、主犯と疑われたくはないだろう?
 あとのことは組織のものに訊くと良い。

 ……ああそうだ。最後に言い忘れていた」
 踵を返して立ち去ろうとした間際、そういってふと思い出したように振り返り

アンブローズ・デクスター:「オーヴァードの気配を探る場合、ワーディングエフェクトを頼りにすると良い。
 それは一般人とオーヴァードを隔てる空間、言うなれば人祓いの領域だ。オーヴァードならば誰もが展開できる領域で、同時に誰もが察知できる能力だ。
 気持ちの整理がついたなら、街を散策してみたまえ。組織の者は、存外に早く見つかるやもしれないぞ」

卜部:「……そうしてみる」
一時の気分で随分と冒険してしまった気がする。今はとにかく落ち着けるいつもの場所で、ゆっくりしたい。そして、自分に何が出来るのかを試すべきだ……自分に起きた変化の詳細、曖昧な記憶の中身、気になることは多々あれど、今は兎に角引きこもりたい

卜部:それでは来たときと同じように帰っても大丈夫ですか?

GM:問題ありませぬ

卜部:あとは侵食だけやればいい感じですかね?

GM:うむ

卜部:ではソレだけやって今回は終わりみたいな感じですが?

卜部:とりあえず振ってもダイジョブですか?

GM:せやなー この辺りでシーン2を終えて、次はうらべェとUGN組が合流するシーン3である

GM:振ってオナシャス!

卜部:合流が先なんですね

卜部:了解しました

卜部:とりあえず侵食振ります
1d10

卜部:1d10
DoubleCross : (1D10) → 10

卜部:おおう

GM:メッッッッッチャテンション上がったりビビったりやな

ブライ:高ぶってる

卜部:やっぱり引きこもりには外の世界は刺激が強すぎる

GM:あとOP中で出てくる人の侵食ダイスは1回きりでいいです

卜部:ではお疲れ様デスです

卜部:了解しました

GM:これからちょくちょく場面変わるので

ブライ:おつつ

GM:乙乙乙ー

卜部:おつおつとう

GM:ではお疲れさまでした 次回は多分日曜日になるとおもいまふ

GM:時刻はこっちで話しても仕方ないのでDMにて

ブライ:ういほー

どどんとふ:[2020/03/18 00:36 JST] 「卜部」がログアウトしました。

どどんとふ:[2020/03/18 00:36 JST] 「ブライ」がログアウトしました。

どどんとふ:[2020/03/18 00:37 JST] 「GM」がログアウトしました。

どどんとふ:[2020/03/18 05:04 JST] 「舘川」がログインしました。

どどんとふ:[2020/03/22 02:44 JST] 「GM」がログインしました。

どどんとふ:[2020/03/22 02:58 JST] 「GM」がログアウトしました。

どどんとふ:[2020/03/22 10:17 JST] 「ブライ」がログインしました。

どどんとふ:[2020/03/22 11:49 JST] 「GM」がログインしました。


オープニング シーン3 <Agnishwattas>

GM:朝の用事がちょっと遅くなって まあだ飯食ってます

ブライ: ^^) _旦~~

GM:こいつぁあったけえコーラだぜ!!!

ブライ:大したものですね(Megane顔)

どどんとふ:[2020/03/22 11:59 JST] 「舘川」がログインしました。

どどんとふ:[2020/03/22 12:01 JST] 「卜部」がログインしました。

どどんとふ:[2020/03/22 12:03 JST] 「華凛」がログインしました。

GM:そろったわね

ブライ:卜部くんのあらすじ
・家で布団と惰眠を貪っていた俺は、ポストに何かが投函される音で玄関に近づくと何者かによって一瞬で気絶されてしまう
・目が覚めると研究所で俺は失敗作とか言われるし、しかも超能力者になっていた!
・再度研究所に来てみると謎の青年に出くわす。「アンブローズ・デクスター」と名乗る彼は、アーチボルド博士の元で働いているのだという
・アンブローズは、卜部にオーヴァードのこと、UGNとFH、そしてアーチボルド博士の死を告げる。
・卜部は更なる情報を求め、UGNに接触せんとその場を後にするのだった

GM:,



【シーン3 <Agnishwattas>】




,

GM:,
2/16 17:10
,

GM
 ……そうして華凛と館川はその他UGN職員と共に件の場所に到着した。
 ここは夜刀浦工業地帯(コンビナート)。このY市の経済を支える大型工業施設である。
 この近辺の倉庫部屋が今回の『取引』が行われる場所、だという噂だ

 

GM
 あなたたちは一先ず持ち場につき、組織の出方を伺う。今の所、人気は感じられないようだ。
 何かが動き出すまでに、準備を整えておくといいだろう。

舘川:イージーエフェクトの蝙蝠の耳で探ってみたいが

華凛:同じくイージーエフェクトの熱感知知覚で周囲の熱源を探ってみたい

GM:了解― ちょっと待ってね

GM:両方知覚判定で振ってくれ 目標値は伏せておく

舘川:浸食値に余裕あるし援護の風ウィンドブレス使っておく

GM:出た! 実質強制成功エフェクト!

舘川:これでダイス7個とプラス9修正値だ……!

ブライ:風の流れを制御して音を拾うのか

ブライ:うーん、この暴力

卜部:やっぱウインドブレスっすわ

GM:さあ来いィ!

華凛:立つ瀬がないーーー!

舘川:7d10+9
DoubleCross : (7D10+9) → 39[9,5,6,3,4,5,7]+9 → 48

GM:草

ブライ:気持ちイイね

GM:草じゃねえや これ振り方間違えてますな

華凛:ダイス合計:2 (1D10 = [2])

卜部:DXで振ったほうがよさげ

舘川:間違えた

ブライ:まあ、18か

GM:dxなんじゃ 判定する時に振るのは

卜部:7DX
DoubleCross : (7R10[10]) → 9[2,3,3,5,5,7,9] → 9

舘川:7dx+9
DoubleCross : (7R10+9[10]) → 10[1,1,2,7,7,10,10]+8[5,8]+9 → 27

GM:それでもヤバい数字で草

ブライ:やっば

舘川:調子いいわ

GM:次はねつかんち、がんばれ

GM:まあ、援護ブレスは消耗激しいから多少は出てくれないとな アレだけで6食うし

華凛:もうやったよ、2

GM:あ、アレかああ

ブライ:まあサラマンダーだし仕方がないだろう

舘川:戦闘能力の分えめだしなあ

GM:そういうわけで館川は、音を拾うために風吹かせるという、ある種のソナーのように風を精密操作して音を拾っていく

GM:あ、ちなみに判定は成功、伏せた方の判定値は14でした

舘川:結構目標値高いな

GM
あなたの能力は広域に作用し、かなりの範囲に達している。
その力を用いて、あなたは遠方から倉庫付近に近付いている物体を発見する。
音の正体は車のようで、二方面からやってきているのを見ると恐らくはこれから取引に赴くギルドとFHセル『スリップノット』とみて良いだろう。

舘川:「……二方向からこの工業地帯に向かってる車の音を拾った。おそらく例の神城のギルドとFHだろう」

GM
しかしよく音を拾ってみると、どうにもそれだけではないようだ。
職員たちは倉庫から距離を取っているが、倉庫の付近に人の気配を感じる。
もう二人、いや三人か。正確な数は分からないが、何者かの息遣いをあなたは感じ取っていた。
巧妙に隠されていた気配は、気を張って探査しなければまず気付かない程に抑えられている。……つまるところ、既に何者かが取引現場に潜伏しているということだ。

舘川:「それと取引現場付近に2,3人隠れてるようだ。誰かまでは解からんが」

華凛:「想定よりも多いですね…様子を見ますか?」
久々の現場。想定外なことが起こるのは覚悟していたが、どうやら情報通りには事は進まないらしい。

舘川:「そうだな。取引現場に向かうことには向かうが、潜入者が取引の物を狙っている可能性は高いだろう。近づきすぎると奪取しようとする連中が動いたときに巻き込まれるかもしれんし、慎重にいくぞ」

華凛:「わかりました。各自、持ち場についてください。索敵範囲の広い館川さんの指示で動きましょう」

GM
そして警戒した様子で現場を具に観察する。
既に確認した通り、乗用車は何ら迷うことなく真っ直ぐに現場に到着した。
この様子では、やはり敵はこちらに気付いている様子はない。

UGN職員

「来ました。……既に確認済みと思いますが、予定した地点にターゲットが到着したようです。
 乗っているのは……片方はFHセルリーダー『スリップノット』の"アッシュクロウ"で間違いありません。恐らくは、ブツもそこに。
 ……突撃しますか?」

舘川:「いや、あっちは俺達には気づいていないようだ。研究物を奪取するなら警戒を緩めた取引後を狙いたい。突っ込めばFHとギルドだけじゃなく潜んでる連中も乗り込んでくるだろう。潜入者が突っ込むならどさくさにまぎれて研究物の奪取も狙えるし、今は静観する」

UGN職員
「了解しました。……! 車から出てきます。数はそれぞれ三名、うち四名は武器を所持しています。
 どうやら流れてきた話はデマじゃなさそうですね……」

GM: 通信越しに女性職員の声を聴きながら、あなたたちは肉眼でそれらを確認する。
 車から人が出てくる。方や、スーツを着こなしたいかにもビジネスマンという体の男。
 もう一人は、パンクなファッションに身を包んだ若い男性だ。

アッシュクロウ
「あー……あんたが、首藤さんってことでいいのか? この辺りのコンビナートを持ってるっていう、神城のお偉いさんの」

ギルド構成員
「持っているという意見は不適切だ。私の私物ではなく、責任者でもない。……話は簡潔に済ませよう、お互い時間が惜しいのだ」

どどんとふ:[2020/03/22 13:48 JST] 「ブライ」がログインしました。

ギルド構成員
「こうしている間にも他の面々が嗅ぎ付けている恐れがある。私が重宝しているのは君らと、君らの情報なのだ。
 今回は時間が切羽詰まっていた故、こうした段取りとなってしまったが、余り大胆な行動は慎みたまえ。……本当に誰もつけてきてないんだろうな」

アッシュクロウ
「誰も居ねえって、心配し過ぎなんだよおたくらは。
 ……しかし、感謝してるぜ首藤さんよ。俺らは正直、あの女の下で動くのは真っ平御免なんだよ。
 あの冷血女と出逢ってから、砂の天使(ロス・エンドス)の奴まで言いなりになっちまった。あの残虐な男がすっかり飼い慣らされちまって、一体どんな地獄を見せられたんだか。
 顔も見せられねえってのは、いい。自力で掴んで、俺だけの情報として持ってりゃあいいんだからな。だが奴は本当に素顔の尻尾さえつかめねえ、このスリップノットの手を使ってもだ。
 得体の知れねえモンと行動を共にする恐怖……あんたはわかってくれるか?」

ギルド構成員
「自分語りはその辺にしておけ。私は"ギプノーザ"を回収に来たのだ。
 心配せずとも、我々が後ろ盾になってやる。うちに幾つか席がある。逃亡のための資金も、ここに」
 言いつつ、部下と思しき武器を携行した男にカーゴルームを開けさせる。
 二重底のカーゴルームから取り出したアタッシュケースを広げて見せると、そこにはアタッシュケースに敷き詰められた札束がぎっしりと詰められている。

アッシュクロウ
「へえ。ゲンナマ用意してくれるとはありがてえや。このバイト代はありがたくいただいておくとして、例のブツだな、待ってな。
 ……それにしてもナノマシン『ギプノーザ』……"夢みる奇械"計画ねえ。
 あんたあの似非科学丸出しの計画に興味があるのか? 金持ちってのは、どいつもこいつもそういう酔狂が好きだねえ」
 

ギルド構成員
「それを君に言う必要はない。が……
 今ので、君も具体的な内容を知らないと分かった。それに免じて、私の見解を述べておこう。
 ――どうでもいい、だ。私はそれの使い方を知らないが、その『箱』の中にあると思われるブツは我々の派閥が渇望してやまない代物でもある」

ギルド構成員
「ああ、変な気は起こすなよ。私も君も同じ綱を渡っているのだから。少しでも褒賞に対してさらなる譲歩を要求した場合には……」

アッシュクロウ:「わーってるよ、んなこたぁよー。相手も見ないでゴネて殺されるってのぁ、映画でも定番だしよ。
 相手にしてくれるだけ助かってるってのぁ理解してるのさ。こんなナリでもな」

アッシュクロウ: 
 そうしてアッシュクロウがビジネストークで場を繋いでいる所、矢庭に彼の表情が曇った。
 例のブツを出せ。そう命じて、つい後ろにいた自分の配下は、一体いつまで荷物出しに時間をかけているのか?
 男は、呆れた、かつ若干の冷や汗を浮かべて振り返る
 
「……つか、おいどうした。おまえそんなトランク持ち出すのにどんだけかかって……」

アッシュクロウ:,

「……おい? 」

,

GM:――――――――――

GM:次は卜部少年!

卜部:ぎゃああああ

GM
 同刻、別所にて
 
 少年、卜部。あなたはそれから二日の時を過ごした。
 この2日間何をしていたかは、語り部の口から語ることはない。だが少なくとも、あなたは自らの力がだいたいどんなものかを把握する程度には、力の使い方を理解してきた。

卜部:自室から冷蔵庫の中の物取れるだと……!?おいおい、神か?

GM: 
 言うなれば……自転車に乗れなかった子供が、コツを覚えてしまった途端、あっという間に乗りこなしてしまった、ような状態であり。
 それが才覚によるものか、シンプルにその程度の能力であったか、そこまでは判断できないが、とにかく回数をこなせば日常生活でも使っていけそうな程には『力』の感覚に慣れてきた頃だ。

GM
 しかし、アンブローズ・デクスターの言っていた『ワーディング』なるものの気配については、街を幾ら練り歩いても一向につかめないままであった。
 人ごみに紛れて嫌な気分になる度自室に転移したり、コンビニで金をケチって時間を遅くしながら立ち読みしたり、そんなせせこましい能力の使い方をしながら、当人としては珍しい程に広い範囲を練り歩いたものの
 これといった成果は見られなかったのである

GM
 途方に暮れる、という程ではない。ないが……
 あてもなく街を練り歩いて見知らぬ気配を探す、などという、女漁りに街へ繰り出すナンパな青年じみた真似をするには、あまりにも彼の心的圧迫(ストレス)耐性は弱かった。
 休日二日、たった二日目だというのに、時間を遅くしているつもりもないのに、彼の心の中では砂漠の中一か月放浪しているのと同じような気分でいたことだろう

GM
 そして二日目の探索が始まった。
 今回は幸いにして人の気配はない場所を優先して進もう、という方針だ。平日ならいざ知らず、休日の市街地の中心は人が多すぎる。
 だが例えば、この季節の海岸線沿いなどであればどうだろう。
 休日の5時ごろ、人もまばらになる時期であれば、観光スポットの一つでもあるコンビナートに人が屯すこともない。
 

GM: 
 加えて言うなら、自室に籠ってその手の超能力小説を読み込んだ彼にとって『人目に憑かないところ』を選んで行動するのは基本であると学びを得ていた。
 だいたい喧嘩だってことを構えるなら街中でなく郊外と相場が決まっているではないか。無造作に街を探すより、よほど効果的であるはずだ。
 ――「人気のあるとこ行きたくねえ」という心を論理武装で覆い隠した卜部少年は、そうして夕方の夜刀浦港に繰り出したのだ。

GM: ……さて。
 あなたは夕暮れ時、静かな港を歩き始めた。
 目指すのは神城財閥が有するコンビナート近辺である。別段、そこに用がある訳ではなく、シンプルに目標になりやすい土地に向かって適当に歩いてみるというだけの話だ。
 

GM
 あなたは半分帰りたいという気持ちを既に抱きながらも、『どこかにある異変』に対して敏感になっている。
 例えば知覚やイージーエフェクトを用いて周囲を確認すれば、分かることがあるかもしれないだろう。

卜部:ではポケットディメンションで空間把握をします

卜部:判定は知覚ですね

卜部:あ、ちがった

卜部:普通に知覚判定ですね

GM:これ隠れる用のエフェクトじゃね

舘川:ポケットディメンションって空間把握じゃないなこれ

卜部:ですです、普通に読み間違えてた

卜部:なので普通に知覚判定します

GM:りょ 目標値は8と20ね 20は奥で隠れてる奴に気付けるかどうか

卜部:ではふります

卜部:2DX+1
DoubleCross : (2R10+1[10]) → 7[2,7]+1 → 8

GM:振れー振れー

GM:ほっ

卜部:取引現場には気づきました

卜部:あぶねぇ

GM:気付かなかったらさらに卜部君が間抜けっぽいことをする羽目になっていただろう。

卜部:鈍感系主人公になって帰宅するところだった

GM
 敏感になっているため、あなたは気付くことが出来た。どうにも、奥の方で人が集まっている。
 黒塗りの車といういかにもなモノを遠巻きに確認したあなたは、どう出るか考える。
 少なくともこの場所からでは、彼方が何をしているかなど判らない。近付かねば、相手の姿さえ認識できないことだろう

卜部:最大限警戒しつつ、夜闇に紛れながら近づきます

GM:あとシーンが混乱するので今は良いけど 館川さんは近付く卜部君に気付いてていいです

舘川:(なんか1人ぽつんといるな)

卜部:これで最悪の場合あたふた喚けば助けてもらえる

GM
 あなたは最大限警戒して、物陰に隠れながら進む。近付き、進むと、より細かな情報を把握することが出来た。
 海岸の倉庫でガラの悪い男とマフィア然としたスーツの男が二人きり。
 その上、スーツの男たちはよりによってカーゴから大きいアタッシュケースを取り出し、その中を開いて見せたのだ。
 …………まるで映画のような光景が広がっていた。あなたの目の前で。
 

卜部:「(おいおいおい、こんな『お約束』ってまじであんのか……なんかちょっと感動しちゃうな)」

GM
 あなたは少し興奮した様子で観察を続ける。向こうは余裕があるのか、焦っているのか、いずれにせよ気付く様子はない。
 男たちは、そのまま愚連隊じみた服装の男の動向を待っている。彼方も何かを取り出そうとしているらしい
 いわゆる、物々交換、闇取引。これはその一端のようであった。
 もう少しのぞき込めば、あなたは向こうが何を取り出そうとしているのか確認できるだろう。

卜部:「(お約束でいくと、この後俺が見つかったり、後ろから襲われて若返る薬を飲まされるとこだが……流石にそんなドジは踏まないようにしないとな)」

卜部:というわけで良く見ようと覗き込みます

GM
 あなたは、それを、より深く覗き込んだ。目を凝らして、アタッシュケースと思しきものへ視線を向ける。
 
  すると。

GM:  
  すると―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

GM:【bgm:アンブリゴ少年合唱団】

GM:,

                                何故オマエが生きている――

  ――哀れな生き物がいた。
  
  ――孤独を感じる心があるくせに、孤独では完成されない生き物が。
  
                            何故オマエだけ のうのうと生きている――

  
  

GM

                            オマエさえいなければ――


  ――彼らは、一人で完成するべきだったのだ。孤独など感じるまでもなく。
  
  ――そうであったならば このような悲痛な生き方を選ぶこともなかった。
  



                            オマエさえいなければ 俺は――

GM:,

    オマエさえ、いなければよかったんだ
    オマエさえいなければ 俺たちだったかもしれないんだ
    
    オマエさえいなければ――


,

GM:【非表示BGM停止】

GM:視点がちと代わります

UGN職員
「……な」
 慄然とした声が、館川や華凛へと届いた。
 それもそうだろう。予想外の事態というものを常に考慮していた筈なのだ。
 未然にそれを発見することも出来た。大失敗する理由は、ない筈だったのだ。
 

UGN職員
何故ならそこに広がっていた光景は…… 
「……! トランクを取ろうとした、FH構成員と思しき人物が……
           ・・・・・・
 それと思しき人物が、圧壊しました!

 バロールのエフェクトの一端と思われます!」

 まさに何者かの手によって、粉砕されていたのだから。

UGN職員
「いけない……敵陣、臨戦態勢に入りました!
 銃口はこちらに向けられています!
 ……っ、潜伏している者達の仕業でしょうか……もしかして我々に気付いて、こちらを嵌めるためにわざと……!?」

舘川:「……っ! 仕方ない、応戦するぞ。無理に倒そうとしなくていい。FHとギルドに本気で戦っていると相手の思うつぼだ」

華凛:「…っ!わかりました!各員戦闘準備!状況を打開します!」
明らかに誰かの罠。こちらに敵を押し付ける悪辣の極み。
自身も混乱する最中、向けられた相手の敵意と館川の指示によって冷静さを取り戻した。

舘川:じゃ、戦闘態勢に移りながらワーディング使用する

GM
「了か……ッ、いえ待ってください!
 あちらに一般人がいます! 巻き込まれたのやもしれません、急いで避難を……ッ!」
 
 と、言いかけた矢先に再び、強力な重力場が襲った。
 不可視の鉄槌が、UGN職員の女性の目の前に振り下ろされ、めきりと巨大な穴を開けていく。
 重力場は、全く無軌道に、地面を次々と陥没させていく。

UGN職員: 
「了か……ッ、いえ待ってください!
 あちらに一般人がいます! 巻き込まれたのやもしれません、急いで避難を……ッ!」
 と、言いかけた矢先に再び、強力な重力場が襲った。
 不可視の鉄槌が、UGN職員の女性の目の前に振り下ろされ、めきりと巨大な穴を開けていく。
 重力場は、全く無軌道に、地面を次々と陥没させていく。

GM
 ――そして。あなたは。卜部影路は、ふと我に返った。
   どうにも立ち眩みを起こしてしまったようだ。決定的瞬間を前にしたというのに。
   興奮しすぎて、最近寝不足が貯まっていたことを思い出した。だいたい、夜中とはいえこんな長時間出歩くのが既に苦痛であろう。
   何時鉄分不足で立ち眩みを起こすか、わかったものではない。

GM
   その間際……ものすごく気分の悪いビジョンを、あなたは垣間見た気がした。
   おまえさえいなければ、などという、日常でも嫌というほど聴かされた台詞だ。
   本当に寝覚めが悪い。兎に角続きを見ようとあなたは目を凝らすが……

GM:   
   状況はいつの間にか変化している。
   ……どういう訳か一人減っており、おまけに俄に殺気立っているようであった。
   ……その一つは、明らかにこちらを向いていることに気付いたのは、それから間もなくしてのことだった。

卜部:「……ッ、くぅ……っべ……!?」

卜部:とりあえず逃げようとしてみます

アッシュクロウ
「……随分と……面白ぇ真似、してくれんじゃねえかよ――
 てめえ、ここの出来損ないの支部のモンか? ひでえことしやがるぜ、おい。あれを見て見ろよ、マッシュポテトか腐ったトマトみてえにぶっ潰れたのは、俺の舎弟だったんだぜ?」
「っと。逃げるんじゃねえぜ、テメエ!」

アッシュクロウ:と言いつつヒュッとナイフを投げつけてくる

卜部:これ回避判定いります?

アッシュクロウ:あ、いらないです おどしおどし

卜部:「くっそ、何言ってるのか分かんねぇけど、DQNは話聞いてく――うおわぁ!?」
これまで生きてきておよそ向けられたことのない殺意というものに膝が竦みそうになるのを軽口で誤魔化そうとし――投げ放たれた刃にその虚勢もかんたんに崩れ去る。
思わず腰を抜かして地面にへたり込んだおかげか――そもそも威嚇だけで当てるつもりがなかったのかはわからないが、刃は己を傷つけることがなかったものの、完全に恐怖に飲み込まれてしまった。

アッシュクロウ: 
「あァ……?」
 イマイチ覇気のない反応に、訝しるような声を上げる。頭に血は昇り、明らかに武闘派というガラの男だが、どうにも頭は回るようである。未だに能力による崩壊が続く、今の状況を見て、それとなく現状に察しがついたらしい。
「……ハ、読めたぜてめー新入りだな。こんな力加減もできねえガキの手も借りねえと、もうあの支部もやってけねえってか!
 だが、そんなこたぁ関係ねえんだよ。てめえが、俺の、大事な舎弟をブッ殺したことに変わりはねえんだからなあ!」

卜部:「ち、ちちちがいます!!おれ、いまここにきたばっかで!!ていうか誰かを殺すなんて絶対ムリなんで!!!」
カチカチと煩いと思ったら、自分の歯の根が噛み合わない音だった。舌も上手く回らないし、逃げたいという意思を体が無視して立ち上がることすらままならず座り込んだまま後退ることしか出来ない

アッシュクロウ
「ガタガタ抜かすんじゃねえよ。
 オメエに訊くことなんざねえ」
 
 言いつつ、複数持ちしたナイフを振り上げる。これだけ時間をかけていたぶっているのは、今無造作に放たれている攻撃のせいで誰も身動きが取れないと踏んでのことだろう。
 事実UGNの面々は重力場の暴走に対応できず、手をこまねいていた。
 結論から言うとあなたを助ける者はどこにもいない。いないのだ。
 
「だから――、とっとと死ね」

卜部:これ卜部くんに攻撃手段がないので、システム的にも勝てないという

GM:,

そうして振り上げられた手が、振り下ろされる直前。

状況はめまぐるしい速度で変化し、当事者を差し置いて変遷していく。

膠着した状態を快刀乱麻を断つようにして、それは姿を現した。

宛らそれは、熾天使の降臨の如く。天まで上る堆い火柱と共に巻き起こったのだ。

GM
 その場にいた全員に対して、激しい轟音が響き渡る。
 
 重力場の中心点にいた、FHスリップノット傘下の人間、そして乗用車は、一瞬のうちその火に呑み込まれた。
 
 その火柱の外にいたUGN職員たちは、発された熱波によって突き飛ばされた。
 同様に、華凛と館川もその衝撃に巻き込まれて吹き飛ばされる。
 

舘川:「ぐっ……!?

GM: 
 だがこの夥しい熱量、そして炎を、華凛は誰よりも知っていた。
 天まで上る炎幕で、その姿こそ見えないが……
 容易くここまでの火力を振るうことのできる存在は、心当たりがあり過ぎる。

華凛:「姉さん………!」

アッシュクロウ: 
「がァ……ッ!」

 同様に、熱波はこちら側にも及んだ。
 中心点から離れているとはいえ、爆風の余波は容赦なく卜部ごとアッシュクロウを襲ったのだ。
 
「が、は……っ、何だってんだ次から次へt」
 

アッシュクロウ:[
 次から次へと、何だったのだ。そう文句を垂れようとしたが、二の句を継ぐことが出来なかった。
 卜部からすると、奇妙な光景だった。
 炎の中から伸びた手に、男の体が触れた瞬間……まるで、内側から破裂するように全身が歪に膨らみ、爆炎と共にはじけ飛んだのである。
 はじけ飛んだ際に散った血潮は、空気中で蒸発して消える。残るのは、焼け焦げた僅かな断片だけだ。
 

GM: 
 男は、一瞬のうちに消滅していた。
 まるで初めからいなかったかのように、消し飛ばされていた。

謎の女:「――おい」

謎の女
 炎の中から現れたのは、緑の髪の女性だった。
 相手はまるで塵をつまんで捨てたかのように、あっさりと男を殺した上で、次は卜部に対して歩み寄る。

    ・・・・
「貴様、何をした?」

卜部:「――――は?」
あまりにも現実とかけ離れた光景に脳の理解が追いつかない。目の前で簡単に、人が死んで、二次元でしか見たことのないようなモノが繰り広げられている非現実は――想像よりもずっと、気分が悪いものだった

謎の女: 惑うように呆けた声を上げる相手に対して、女は具に卜部を観察していた。
 間違いなく美人にカテゴライズされる顔と裏腹に、ただ生態を観察するだけのような冷たい目は昆虫の複眼を思わせた。まるで蟷螂のように、無感情に飛蝗を捉え、貪るかのような、そんな目だ。
「いや、貴様……
 チ、そういう絡繰りか。道理であの男がこちら側にいる筈だ」
 女は……意味の分からないことを一人口にしながら、やはり冷淡な目で見降ろし続けている。
 そして何か得心が行ったのか、ゆっくりとその右手を空へ持ち上げた。

謎の女
「哀れだな、おまえは。同情くらいはしてやるよ。
 産まれて死ぬまで、あの男の手の上で遣われるだけの”失敗作”。
 これは慈悲と思え。おまえは、生まれてくるべきでなかった」

卜部:「――っ、お前に、俺の何がわかるってんだ」
恐怖や混乱、常識的な判断――今ここで目の前の女を刺激するようなことをしてはいけないという、当たり前の思考を怒りが僅かに上回った。上ずり、震えているものの、そこだけは譲れない。『生まれてくるべきではなかった』などと……そんなこと、自分が一番良く知っていて、だからこそ認めるわけにはいかないのだから

謎の女
 女の手が白熱する。あの手に触れられた生き物は、欠片も残さず爆ぜて消える。 
 先ほどに見せられた通り、それは必滅の威力を持つ力。卜部が見ても、あれはそういう途方もなく危険な力だと理解できただろう。
「さあな……だが、いずれにせよ。
 生かしておくと、後で面倒だ。ここで死ね」
 突き放すように、醒めた言葉でそう告げると、女の掲げられた手に力がこもる。
 今まさに振り下ろされんとする……その直前。

GM
華凛と館川、その二人が立ち上る炎幕に立ち往生する中、一際強い風が火を吹き消した。
炎の幕が晴れた、その先には、見知らぬ少年を前に立つ女性の姿があった。
緑の長い髪と発熱する右手。決して見知らぬ姿ではない。

GM
その女の姿を、この二人が知らぬ筈もない。
その女性は、かつてY市支部においても知らぬもののない、支部の参謀であり。
その女性は、かつて最強の名を恣にしたY市支部の鬼札であり。
その女性は、かつて……かつて、華凛が姉と呼んで慕った女性だ。

舘川:「よりによって万が一の事態になるか……」
今この場を制している人物はまさしくこの街にいるかつての最強といわれた女性だ。この場にいる勢力全てで掛かっても勝算はないだろう。
華凛のことも心配であるが、一般人と見えるあの少年。UGNとしてできるなら助けたいところだが……。

華凛:「姉さん…!?」
先に吹き上がった火柱だけでも確信に繋がるものだったが、視界にとらえた先のその姿を華凛が忘れることはありえない。
誰よりも優しくて、誰よりも強い姉さん。それが今、こうして目の前で凶行に及ぼうとしている。
頭が混乱する、気分が悪い、姉さんが人を殺した―――――
信じられないという感情と、突き付けられた現実に目がくらむ。
だが、その姉が今一度人の命を掻き消そうと手を掲げた。
「う、うあぁぁぁぁ!もうやめてぇぇぇぇ!」
喉が張り裂けんばかりに叫びながら、姉のもとへと駆け出していた。

謎の女
「――――!」

 今、手が振り下ろされる、その刹那。彼女が振り下ろす手を止めたのは、叫びをあげて吶喊する少女を視界の端に捉えたからだ。
 元々、そこまで是が非でも殺す案件でもなかったのだろう、卜部に対する殺意はすっと消えて、次いで視線をぶつけたのは炎の幕の奥から姿を現した二人の職員に対してだ。
 とくに……今しがた、突撃を仕掛けてきた少女に対して。

「――――、おまえか」

 と。その女性……天貝伊舎奈は淡白に応えを返す。

華凛:「はぁっ…はぁっ…はぁっ…」
良かったと、これ以上手を汚すような真似をしなかったと、心の中で安堵する。
だが、いざこうして面と向かうと、押さえつけていた感情が溢れそうになる。
なぜ居なくなったのか、どこにいたのか、どうして人を殺したのか――――
聞きたいことが溢れて何を話すべきなのかわからない。だというのに、姉が無事だった。それを知った瞬間、自然と一滴の涙が頬を伝った。

「そう、だよ……私だよ、姉さん…」

舘川:「天貝……っ」
予想はあったが華凛が姉の元に向かっていくのを追う。こうなれば止めれる状況ではないとはいえ危険になれば連れ戻さねばならない。

謎の女
「…………」
 涙する少女を前に、彼女はじっと見つめた。まるで得物を観察する昆虫のような眼は、相変わらずだ。
 だがややもすれば、この少女の心中を慮ってなのか、ほんの少し表情がゆるんだ。
「おまえというやつは……相変わらず――」

謎の女
 ・・・・・・ ・・・・・・
「相も変わらず、出来の悪い妹だ。無策で突っ込んでくるか、この私に。
 私の妹だからと驕ったか? その甘い考えを、あの世で悔いろ」

 そして、彼女の『手』は、当たり前のように。今度は華凛に向けられた。

華凛:「―――――そうだよね、出来の悪い妹だったよね。
 訓練とか勉強とか上手くできなかったし、怪我して泣いてたりもしてた」

無情の罵倒、そして明確な敵意。
姉が、自分の知っている姉ではないような感覚。
だが、この任務に就いたのは姉を探すことに他ならない。
姉は今、目の前にいる。
ならば当初の目的通り、成すことを成すだけだ。
「けど、姉さん…ううん、貴女が居なくなる前の話だ!私はこの日を待ち続けてたの!
 私は、ぶん殴ってでも連れ戻しに来たのよ!!!」

マスターイグニス
「ハ……眼だけは一丁前というわけだ。
 私はマスターイグニス。FH、イグニスのリーダーにして、同志コードウェルより『導師(マスター)』の名を戴いた、新たなる種の先導者。
 殴ってでも連れ戻しに来た。などと抜かしたな。ならば――この私と戦うか?
 おまえたちの如き低級のレネゲイドで。
        アルカ・アグネヤストラ
 ――この私の” 炎 神 の 御 手 ”と……!」

卜部:これ館川さんとかに逃げる手伝いを提案してもらえれば闘争します

卜部:逃走

GM:二人で盛り上がってるところで実際卜部君に興味を失くしているので、普通に音を伝えると意思疎通できますできます

舘川:卜部くんが逃げないことにはこっちも引けないみたいなところあるしな

卜部:隙をついて二人の方に走りながらゲートを開いて、そこに飛び込んで二人にも飛び込んでもらうとか

GM:ちなみに描写し忘れているが

GM:マスターイグニスが出てきた時点で、無差別重力攻撃はなくなっている

ブライ:これでUGN側と卜部君を隔てるものはなくなっているわけだ

舘川:(少年、目の前の女性の気がこっちに向いている間に逃げろ。元々そいつの目的はお前じゃないはずだ)
マスターイグニスが華凛と話してる間に、倒れている少年へと《彼方からの声》で少年にだけ聞こえる音を飛ばす。

舘川:ゲートって緊張状態だと使えないんじゃなかったか

卜部:そうなんですよね、判定したらセーフとかないですかね(戦闘状態ではないし)

GM:ざんねんながらガチの殺人者を前に卜部くんは内心やばくなっていて使えないです

卜部:じゃあ走って逃げるしかないですね……

卜部:では走って逃げましょう

ブライ:おそらくあちらの狙いは『ギプノーザ』だ。それを必要とするならあまり追ってこれないだろう

ブライ:華凛さんを説得せにゃならんがな…

卜部:走って逃げても大丈夫ですか?

GM:あ、オッケー。イグニスからは特に気にした様子もない。

GM:殺すというのも、あくまで「ついで」「念のため」であって、優先すべきことではないようだ

卜部:「――ッ!!」
突然耳元で囁くように聴こえた男の声に導かれるように、弾かれたように身を翻して逃走する。文字通り火事場の馬鹿力なのか、死を目前にした生存本能の為せるわざなのか、自分でも驚くほどの速度でその場から駆け去った。

卜部:というわけでシーンアウトで大丈夫です?

GM:そのままシーンアウトするのね 問題ないと思う

ブライ:逃げれたーーーー

舘川:「天貝華凛、盛り上がってるとこ悪いが撤退するぞ」
少年が走り去っていくのを横目に話しかける。『ギプノーザ』回収任務は失敗になるが、やむを得ない。
「マスターイグニスと戦うには戦力が足らん。お前が本当に彼女を連れ戻そうと思うなら今は引くぞ」

マスターイグニス
「…………」

 男の後姿を、ちらりと目の端でとらえる。
 生かしておいても問題ないと捉えられたのだろう。彼女は興味を失くしたように、再び火凛の方へ向く、

「賢しい判断だ、エージェント館川。不利な相手に先手を打たれて、戦を続けるのは阿呆のやること。
 こいつをおまえに任せたのは正解だったよ……それに先程、私の目的は達成されている」

舘川:「目的……『ギプノーザ』の回収、もしくは裏切り者のアッシュクロウの始末か?」
言いながら3人のUGN職員の音を探す。無事であるなら彼らにも撤退指示を出さねばならない。

GM:音で探知したところ、死んではいないようだけど意識不明だ

舘川:3人抱えて逃げるか……

ブライ:きっっっっっっっつ

ブライ:彼方からの声で耳元で叫んでやろうぜ

マスターイグニス: 
「フン……思った通り、どうやら、その程度の情報しか掴んでいないようだな。
 アレが犯した罪の重さを、おまえたちは微塵も理解していない」

マスターイグニス
「私の狙いはそのいずれでもない。所詮は行きがけの駄賃さ。
 義妹が世話になっているよしみだ。あの積み荷の、本当の正体を教えてやろう――!」

舘川:UGNが忙しかったのは誰のせいやろなあ

舘川:「何……?」

マスターイグニス
「ナノマシン・ギプノーザ。それ自体はあくまで私が必要とするものではない。
 だがその素材となるものは、我らFHが羨望してやまない、ある物質が関係している。
 ――ロス・エンドス。例の物を出してやれ」

ロス・エンドス
「――宜しいのですか、導師(マスター)イグニス」
 下知を受けて現れた男は、まるで物音ひとつ立てずにイグニスの傍らにいた。彼らはどうやら、アタッシュケースから物品を回収していたようだ。

マスターイグニス
 ロス・エンドス。FH大型セル<イグニス>のサブリーダー。
 彼以外は、決してイグニスの正体を知らないという。ある意味では、この場にいても可笑しくはない存在だ。
「構わん。知ったところでこいつらには何も出来ん」

 促されるまま、粛々と。男は手にしたアタッシュケースを、開き始めた。

どどんとふ:[2020/03/22 19:08 JST] 「ブライ」がログアウトしました。

どどんとふ:[2020/03/22 19:09 JST] 「マスターイグニス」がログアウトしました。

どどんとふ:[2020/03/22 19:09 JST] 「舘川」がログアウトしました。

どどんとふ:[2020/03/22 19:55 JST] 「華凛」がログアウトしました。

どどんとふ:[2020/03/22 20:19 JST] 「卜部」がログインしました。

どどんとふ:[2020/03/22 20:24 JST] 「卜部」がログアウトしました。

どどんとふ:[2020/03/22 20:56 JST] 「名もなき装甲騎兵」がログインしました。

どどんとふ:[2020/03/22 21:00 JST] 「舘川」がログアウトしました。

どどんとふ:[2020/03/28 20:27 JST] 「ブライ」がログインしました。

どどんとふ:[2020/03/28 20:51 JST] 「マスターイグニス」がログインしました。

どどんとふ:[2020/03/28 20:54 JST] 「名もなき機甲猟兵」がログインしました。

どどんとふ:[2020/03/28 21:01 JST] 「卜部」がログインしました。

どどんとふ:[2020/03/28 21:09 JST] 「華凛」がログインしました。

GM:点呼開始!

ブライ:準備完了!(1/4)

華凛:準備完了!(2/4)

卜部:準備完了!(3/4)

舘川:準備完了!(4/4)
全員準備完了しましたっ!

マスターイグニス
 ぎい、と開かれるアタッシュケースを脇目に、マスターイグニスは不遜に笑う。
「見るがいい。これこそ、アーチボルトが研究の中で隠したかった代物だ」

マスターイグニス
 アタッシュケースの中から現れたのは、幾つかの黒く透き通った結晶体だった。サイズは小さいが、玉状の形をした多面体だ。
 それがアタッシュケース本体に触れぬよう、支柱によって匣の中に固定されて並んでいる。
 所々に赤いラインの入ったそれは、時折蠕動するかのように不規則に模様が揺らいでいるように見えた。

マスターイグニス
「これは、もっとも基礎的な遺産(レガシー)の一つ。レネゲイドが我々の認識する以前より世界に流布していた証でもある。
 実物を見るのは初めてか? だが、薄々勘付いてはいるだろう?」
 

マスターイグニス
「ナノマシンとはよく言ったものだ。これの本質は、そんなものではない。
 これこそ、多くの遺産の中でも単純なカタチをした存在。
 
 
    レネゲイド クリスタル
 ――”賢 者 の 石”だよ」


 

舘川:「賢者の石……FHだけでなく、神城のギルド側がが欲しがるわけだな……」

マスターイグニス
「レネゲイドクリスタル。通称、賢者の石……。それは過去、高度なレネゲイドの反応が遺物として残された遺産(レガシー)だ。
この私の右手に宿るイフリートの腕と同様にな。
それは人体に取り込むことでオーヴァードのレネゲイドを活性化させる。その機能を盛って便宜的にナノマシンと呼ばれていたのだろうさ」

華凛:「マスターイグニス…!」
姉のレネゲイドの強大さはよくわかっている。真っ向から立ち向かえば灰にされることだろう。
そこで館川からの冷静な指示が飛ぶ。
この状況で撤退は仕方のないことだろう。
だがそこに姉が明かす驚愕の真実に撤退の足が止まる。

「賢者の石…!?」
オーヴァードを活性化させる遺産、そしてそれを右手に宿しているという。

マスターイグニス
「ことに賢者の石は、レネゲイドウイルスが高濃度に凝縮されることで完成する。
 かつて幾度となくこの『石』を巡り、オーヴァードの戦いが繰り広げられてきたものだ。
 ギプノーザは原石となる石を基にして作り上げられた、人工の賢者の石なんだよ。奴はその正体を頑なに隠してきたのは、UGNにとっても裏案件であり、同時にFHに悟られてはならない事態だったからだ」

舘川:「お前がそれを知っているのはUGNを裏切る前に知っていたからか」

マスターイグニス
「さて、答える義理はないが……どうあれ、一つの切っ掛けではあったさ。
 ギプノーザでこの石をどう使う気だったかは問題ではない。あくまでこれは手段であって目的そのものではない。
 だが賢者の石の贋作とて、元は原石の一部を抽出して作り上げられたもの。唯の贋作とはわけが違う。
 学者が机上で捏ね回した理屈とやらの実証なぞに使われるには、あまりに勿体ないとは思わんか?」

マスターイグニス
「実験調整した後にこの石を我々『イグニス』のセルで配布すれば、程なくして強大なオーヴァード軍団が出来上がる。
 クク……つまらん実験のためにこんなものを秘匿していなければ、殺されずに済んだものを。あの博士も損な役回りを演じたものだ」

華凛:「そんなもののために…そんな物のためにこんなことしてるの!」

マスターイグニス
「そんなもの、か。
 ああ、こんな玩具一つを手に入れるのに、大の大人が血眼で手間暇をかけるとは。つくづく馬鹿馬鹿しい話だとも」
 どこか嘲りの念が混ざった顔で嗤っていたマスターイグニスの顔つきが変わる。
 癪に障ったのか、或いはもっと別の感慨を浮かべたのか。その内面を推し量ることは難しい。

マスターイグニス
「だが、その玩具を拠り所とするものもまたいる。
 ……華凛、おまえたちは、そもそも違和感を覚えないのか?」

舘川:「違和感?」\n FHが力を欲する理由はわかる。しかし違和感とはどういう話だ。

華凛:「違和感って、なんのこと…」

マスターイグニス
「UGNに従事し、命までかけて戦っていることへの、違和感、馬鹿馬鹿しさを、だよ。
 望みもせず得た力で排斥されることの理不尽さ。
 さりとて望んだ力を自由に行使することもままならない窮屈さ。
 力ある身にも関わらず、その力で自らを排斥する者達を守護する矛盾」

マスターイグニス
「人より多くのことができるくせに、それを行使する意思があるくせに、何故社会の表舞台に立つことが許されない? 『私の職業はUGN職員だ』と、胸を張って世間に言える日は何時まで待てば良い?
     、     ・・・・・・・・・
 その答えはこうだ。『そんな日は訪れない』」

マスターイグニス
「私は幼い時より支部で戦い続けてきた。
 だが己の誇りと共に成してきた仕事が世界に評価されず、秘匿せねばならぬ事実。そして初めから生き方が決定され、他の仕事を選ぶ余地のない窮屈さ。
 考えたことは一度や二度ではない筈だ。とくに……多くの現実を見てきたエージェント館川、あなたならば」

舘川:「残念だが理解はできるが、共感はできないな。お前がFHを選んだように俺もUGNが性に合ってると思ったから好きでこっちにいる」

華凛:「それは違うわ!私の居場所はUGNにしかなかった!毎日力のせいで傷つく私を救ってくれたのは!力の扱い方を教えてくれたのはUGN!
 そして、そのUGNに家族として居場所をくれたのは貴女じゃない!」

マスターイグニス:   、            ・・・・・・
「そうかもな。だが華凛……それは只の実験材料だよ。
 UGNのオーヴァードに対する扱いは終始一貫して変わらない。
 即ち『既生人類を保護するためのサンプル』だ。オーヴァードという外来種(インベーダー)から自らを護るための」

マスターイグニス
「……UGNは世間の平和を守る組織であるが、同時にオーヴァードを縛る枷である。
 そして本来の目的であったはずの、一般社会とオーヴァードの共存という目標は既に失われ……今やこのギプノーザの実験のような、非人道的な研究を押してでも研究を断行する、ただの研究機関になり果てた。
 ああ、各支部の役割、仕事は立派なことだろう。Y市支部や、ほかの支部で生きてきたオーヴァードを否定はしない。勿論、おまえたちも。エージェント館川は、ことにそれを受け入れている」

マスターイグニス
「だが共感は出来ずとも、謂れのない責任を押し付けられ自縄自縛していることを自覚し、理解している筈だ。
 ――冗談じゃない。私たちは望む望まざるに拘わらず、命を張って矢面に立ってきた。命を対価に仕事をこなしてきた、その報酬がそれか?
 例えばこんなものを作り、護り、机の上で妄想に耽る連中が、枕を高くして眠るために、自らの命と人権を削って汚れ仕事をこなせと?」

マスターイグニス: ギプノーザ……賢者の石の一つを手に取り、嘲るように笑うと……彼女はそれを握りつぶした。
「ふざけるな。私はそんなものの片棒を担ぐのは御免だ。やりたい連中でやっていればいい。
 私はオーヴァード、この力にもこなしてきた仕事にも誇りを抱いている。それが何故オーヴァードとして胸を張って表世界で生きることが許されない」

マスターイグニス: 
「……私はこのギプノーザを使い、Y市に集めた戦力を大きく向上させる。
 その暁には、おまえたちの支部も粉砕し――我々がY市支部を占拠する。
 関東の支部を事実上占拠したという事実は日本を預かる同志コードウェルに届き、セントラルと合流を果たすことが出来るだろう。
 そうなれば、最早我らオーヴァードの存在を認めざるを得まい」

マスターイグニス
「おまえたちでは、もはやこの流れは止められん。
 命が惜しくば、早々にこの市を立ち去ることだ。華凛、おまえも、UGNという組織を改めて見つめ直し、考え直せ。
 尤も――この場で死にたいのならば、介錯してやるのも吝かではないぞ?」

華凛:「誰が逃げるもんですか!介錯なんて尚更よ…!それに、争いの火種を撒くだなんて、オーヴァードの立場を悪くするだけじゃない!
そんなことをしたら、平和に暮らしてる普通の人々だって巻き込まれる…!」
脳裏に映る今の暮らし、町の人々の姿。

「そんなことには絶対させないわ…!今は敵わなくても最後には絶対貴女をぶん殴って止めてやるわ!」

マスターイグニス
 毅然として言い返す華凛の様子を、どこか満足げに笑い、イグニスは踵を返す。
    、            、         アルカ・アグネヤストラ
「ふん……いいだろう。その出来損ないの炎で私を、この『炎神の御手』の手から逃れるというのなら、やってみるがいい!
 その時はこのマスターイグニスが相手になってやる!」

ロス・エンドス: 
その宣言と共に、周囲に砂嵐が吹き荒れ始める。
見れば傍らに黙して佇んでいる青年、"ロス・エンドス"が恭しく一礼してイグニスを出迎えていた。
この砂嵐は、彼のモルフェウスとしての能力の一端なのだろう。
                  パブリックエネミー
Y市支部最強のオーヴァード、そして今や社会の敵となった天貝伊舎奈の姿が砂嵐の奥へと消えていく。

マスターイグニス
「――ああ、言い忘れていたことがある」
 その間際。砂嵐の奥に消失する寸前、彼女は思い出したようにそう切り出す。
「……先程逃げた男から目を離すなよ。私にとっては然したる問題ではない故、敢えて見逃したが。
 あれは念のために殺しておいた方が身のためだ。奴は兎も角、周りが何をしでかすかわかったものではないからな」

マスターイグニス

「忠告はした。……次に逢うときは、その時が死合う時だ」

 と、最後にそう告げて。マスターイグニスの気配は今度こそ消えた。
 やがて砂煙が一陣の風に吹かれて消えた後には、誰もいなくなっていた。

舘川:「去ったか。危ないところだったな、色々と」

華凛:「そう、ですね………姉さん……」

舘川:「とりあえずUGNに連絡し事後処理を急ぐ。……結構派手なことになったからな……」

舘川:不可視の領域使いたいな、これ

GM:便利能力だ まあワーディング使うと狙われるからね

GM:そうそう 今回の騒ぎが今の所周りに気付かれてないのは、イグニスが突撃を仕掛ける直前にワーディング張ったからだよ なので今現在あんだけバカでかい火柱を建てても噂になってないし消防車も来ていない

ブライ:なるほどね?UGNが働きかけてくれたのかと思っていた

GM:なので、今回の騒ぎ事態を周りに気取られている様子はあまりない。何か交戦はあった様子というのは支部にも伝わってるだえ老が

GM:という訳で、とりあえずここは館川さんも華凛ちゃんも伸びてる職員拾って撤退、という感じかな

ブライ:そういや神城とかはどうなったんだ?

GM:しにました けしとびました あとかたもございませぬ

ブライ:そうか…

GM:死んだんじゃないの~?

卜部:カワサキは草

舘川:車呼んで職員積まねば

ブライ:あの肉、(研究材料に)分けてくれないかな~?

GM:ふむ 車はすぐに到着しそうだ。気を張っていただけあってすぐに飛んできてくれるだろう

舘川:報告することも多いし支部にすぐ戻ってシーン終了かね

GM:そうですな

ブライ:とうとう合流シーンか?

卜部:まるでクライマックスシーンのようなOPだったぜ

GM
 かくして、一旦は事は収まった。だがそれは、新たに巨大すぎる波が近づいていることの前触れでもあった。
 若きエージェント、華凛の姉にしてマスターイグニスたる天貝伊舎奈。
 彼女の、事実上のY市支部への宣戦布告は、帰ってきた華凛たちに伝えられ、瞬く間に騒動となった。
 最早Y市支部とY市のFH勢力との全面戦争は、避けられない直前にあった……

ブライ:そりゃUGNは大騒ぎでしょうな…

GM:【シーン3 <Agnishwattas>】 End


オープニング シーン4 <Devil Ports>

GM:ということで、次はお待たせブライ君のターンです。

ブライ:わーい、長かった

舘川:ついに

GM:なのですが

ブライ:と言っても、いざ入ってみたら恐ろしい局面に放り込まれちまって絶望するんだろうな…

ブライ:?

GM:ほんとはシーン4が戦闘シーンになる可能性があったのですが なくなったので1繰り下げます よってシーン3.5からのシーン4になります

ブライ:館川さんのおかげで戦闘シーンが避けられたわけですか

GM:ナイスプレイだ 

ブライ:侵蝕値を上げずに済みますからねぇ

GM:,


【シーン3.5 <Lived Strop>】 End




【シーン4 <Devil Ports>】



,

ブライ:また不吉そうなシーン名だな

GM:,



見ろよ、嫌な月が昇ってやがる
I see the bad moon rising


こんな夜は良くないことが起きるもんだ
I see trouble on the way


地震やら、雷やらで
I see earthquakes and lightnin'


とにかく悪い日になる気がするのさ
I see bad times today



,

GM -> ブライ:――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

GM -> ブライ:―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――、これは、あなただけが知り得た知見。あなただけが得た『啓蒙』である。

ブライ -> GM:テスト

ブライ -> GM:よし

メッセンジャー
同時に。この距離からでも感じられる現象があった。オーヴァードであれば誰しもが持つ、能力の片鱗……ワーディングだ。それにいち早く気付いたのだろう、最初にその方角へ目を向けたのはメッセンジャーだった。
「へえ、早速やってるねえ。よく覗いてみろよ、あそこだあそこ」
 視野が開け、夜景が広がる中を、少年は窓辺から指差し、そちらを見るよう促す。
指の先には、沿岸沿いに広がるコンビナートが見える。この街の都市部を象徴する工業地帯の一つでもある。
「派手な出迎えが始まってるじゃねえの」

GM -> ブライ
 あなたはそちらに目を向けた時。
 あなたは、見てはならないものを見た。見えてはならぬものを、見た。

 ある能力者が、こっそりとその箱の中身を覗こうとした瞬間に……

 海の奥から、ぬたり、と。何か生物的のようにも、鉱物にも見える、物体がそこから湧き上がってきた。
 生き物であったか。無機物であったか。とにかく何か動く大きな物体が、コンビナートの奥から這い上がってくるのを。

どどんとふ:[2020/03/28 23:49 JST] 「舘川」がログインしました。

ブライ -> GM:これ、普通に全体で反応してもいいっすよね?

GM -> ブライ:台詞とかはおっけ 見えてるモノについてはだめ こう 仄めかす感じでお願いしやす!

ブライ:「――――――は?」
                 ・・
身体が硬直する。心臓が早鐘を打つ。アレは、尋常では無い。恐ろしい何かを自分は認識している。
ワーディングなど、レネゲイドなど、ちっぽけに思えるほどの異常を認知して、その場から動けなくなる。

ブライ:「メ、"メッセンジャー"……、アレ、は」

GM -> ブライ
 何か、そう形容するのが一番だった。
 それは筆舌に尽くしがたい、名状し難い何かだった。
 敢えて譬えて言うならば……一昔前の出来の悪いCGと言うべきか。
 それは絶え間なく変容した。ジオメトリックに、サイケデリックに、絶え間なく変動し変形する何かがいた。

メッセンジャー
「いやおまえ、見りゃわかるだろ。
 見ての通りさ。さっき話したろ? まあ、流石に俺もこんな手が早いとは思っちゃいなかったけどよ」

GM:,


今夜、出るのはやめとけよ
Don't go around tonight




くたばっちまいたくねえんなら
Well its bound to take your life




そら見ろ、嫌な月が昇ってやがる
There's a bad moon on the rise


,

ブライ:何ら変わりない彼の様子を見て愕然とする。今、この異常を感知しているのは自分だけ。別世界に自分だけ取り残されて、名状し難い恐ろしいモノと相対させられている。
「――――――!」
何か行動しなければと反射的に思った思考に対して、身体は上手く動かず、足を引っかけて後ろに転んでしまう。

GM -> ブライ: 
 四足のようであり六足のようであり八足であるかと思えば三足へと戻り、うねうねと揺れ動き伸びた十二対の触腕は拡散と膨張を繰り返し直後に蜘蛛の足のように硬まり、かと思えば絡まり首となり頭となって地面にぶつかりその3mとも25mともつかない総重量3kg以下の超重量の総体を拉げ潰れ出血しながら支えた。

GM -> ブライ
 無軌道にうねる様は有機的であるが直後に硬く無機的でもあり軟体動物のような複数の足が顔だった鼠径部を昆虫の翅に似た脇腹が節足動物と猛禽類と描写が脳の処理が追い付かない。

GM -> ブライ
 気が付けば距離も曖昧で港から電車まで距離は数百m以上はあるだろうに総体の駄目だ膨張する圧し潰される圧し潰される圧し潰される圧し潰される圧し潰した。
 
 それは海から這い出て這い上がり這い回り這い寄り、のたうち歩行し爬行して 周囲をへし砕き、とにかく車の傍らでカーゴを操作していた人間を潰した。
 距離感などない。それは戯画的に伸び、膨らみ、最後にその体で車の傍らで何某かを取り出そうとしたものを圧し潰したのだ。

GM -> ブライ
 ……LSDという薬物があるが、これはその幻覚症状に似ていた。ひたすら視覚的な景色は、途方もなく現実性を欠いている。

GM -> ブライ:※メタなこというと あれ ゲームのLSDみたいな景色が急に現実に混ざり始めたイメージで

ブライ -> GM:なるほど、アレか…

ブライ:「う、あ…は、うぁ……」
意味不明な幻覚染みた光景。頭がおかしくなったかのような認識を脳に直にぶつけられているようなソレは、現実感の無い悪夢のような生物とも言えない何かを、リアルな質感で見せられていた。
これは、一体何だっていうんだどうしてこんなものがあるのかどうして俺なのか。

GM -> ブライ
 あなたは竦んだ足を支えきれず尻もちをついた。
 そして、気付く。
 電車の窓を隔てて、距離を置いて……おいているとは思えぬ程に異様な景色が視界を覆っていたが……今度は違う。
 あなたは後ろから突然視線を感じた。いや……というより、今まで存在したことに初めて気が付いた、というべきだろうか。

GM -> ブライ
 まるであめんどうのような不気味な凹凸の頭を持ち、そこに無数の眼を隠し持った異形の眼差しが、電車に張り付いてあなたを見つめていた。
 絶えずジオメトリックに変容を続け、今なお進化し変化し物質の恒常性を無視した超変異を繰り返す、物質界を冒涜するが如き混沌を湛えた異形の創造物。
 それは瞬きのように増殖と減少を不規則に繰り返しながら数多ある目と口と鼻で『観察』していた。

GM -> ブライ
 表情は分からない。何を思索しているのか、全く以て分からない。そもそもこれはどこが顔なのかも判然としない。
 目と鼻と耳と口と、辛うじてブライの理解が及ぶのはそれがトポロジーの法則に基づいて変容変質変化していることと
               ・・・・・・・・・・・・・・
 それが、その実態が本質的にはオーヴァードと何ら変わらないということだった。

ブライ:「!!」
後ろから気配を感じて、悍ましい何かを想像して反射的に振り向く。酷い空想を反映するかのように新たな何かが張り付いていて、俺をあらゆるもので観察している。
             ・・・・・・・・・・・・・
そして気づく。これはきっと俺たちとそう変わらないモノなんだと。

メッセンジャー
「……お、来た」

 その時、電車の窓辺を覗き込んでいたメッセンジャーは突如として火柱が立つのを目撃した。
 あれこそがマスターイグニスの炎。その苛烈さたるやすさまじく、一撃で周囲を席巻し、取引現場にいた人々を焼き尽くした。

「うっわ、えげつねえ。まさかいきなりイグニスが出てくるなんてよ。写メでも取っとくか。なあ?
 ……おい、そんな驚くほどかよ?」

どどんとふ:[2020/03/29 00:23 JST] 「名もなきTRPG野郎」がログインしました。

GM -> ブライ
 メッセンジャーの言葉が届いていたかは定かではない。だが実のところ、イグニスがその手を下していたのは正確には異なっていた。
 ジオメトリックな異形の変容を繰り返す謎の生物と鉱物の混成体へ向けて。確かに、狙ってマスターイグニスは一撃を加えていたのである。

ブライ:「お前……!何を暢気に……!」

ブライ:現状を理解していない"メッセンジャー"に腹が立ったが、彼の注目するものは俺にとっても注目すべきものだった。
マスターイグニスが放つ炎はまるで俺が見ている別世界の景色に干渉するかのように立ち上っていたからだ。

GM -> ブライ
 凡そ生物とは思えないそれに加えられた一撃は強かに怪物を打ちのめす。が。車体一つを跡形もなく蒸発させる炎を受けて、その生命体は消滅した。
 いや……消滅したのだろうか……。
 この"物質の恒常性"という概念そのものを逸脱する物体に生命の在り様は意味をなさない。死ぬ、生きる、そういった三次元的即物的な物質界の存在の発想を、それは越えている。
 死んだのか、生きているのか。しかし、それ以上に、他の人間も一部はそれを認識しているという事で。
 逆に言うと認識していない存在は、なぜそれが見えていないのか。その違いが分からない。

どどんとふ:[2020/03/29 00:32 JST] 「華凛」がログアウトしました。

メッセンジャー
「お……すげー炎。ありゃ相当な使い手だが……
 こっからじゃ見えにくいな。災難だなァおまえ、これじゃY市支部も……。
 っぷ、っははは、おまえ、なんだよその面! あんなもん何度も見てきただろ、今までだってよ!」

ブライ:ブライは"メッセンジャー"とまともに話し合う気も起きず無視してそのまま周りを見渡すが、まだ見えるか?

GM -> ブライ:海の奥から現れたやべーやつは消えた。 しかし電車に張り付いている異形は、ぐちゃぐちゃに変形しながらジーッとこっちを見たまま動かない。

どどんとふ:[2020/03/29 00:37 JST] 「名もなきクエント人」がログインしました。

GM -> ブライ
 しかし隣で座りこみ、舞台を眺めているメッセンジャーは、全く気付いた様子がない。ただ風景を見下ろし、事態を観察し続けている。
 ……そもそも、認識が違うのだ。なきものと、あるものとでは、見えている世界が違う。あなたは得た『啓蒙』の故か、何となくその情報を理解し始めた。

GM -> ブライ
 現場にいた彼らは重力場の異変だなどと考えているやもしれないが、その実態は『怪物』の暴走であるし。
 炎が焼き払ったのは現場にいた取引の人間でなく、そこで暴れ始めた怪物本体であった。
 すべて。すべて、認識することを拒絶している。当たり前のように、我が物顔で、その異形が隣を歩いているのに。目で見え鼻で嗅ぎ、或いは手で触れていても。
 脳が、それを理解することを拒絶する。
 この発想そのものが、或いは狂人の発想である可能性は否定できない。ある種の精神攻撃を受けている可能性もまた。だが……少なくともそうした天啓を以て目の前の状況に納得することのみが、今あなたに許された唯一の精神鎮静法であった。

ブライ:再び炎が上がった方向とは逆のほうを向き、顔が歪む。
晴れることは無く、それはもはや悪夢ではなく現実の産物と言える。
「……ははは、OK…OK。分かったよ、俺が馬鹿だった」
だから呑み込む。少なくともこれが一部の生き物のみが認識出来ることなのだと。目の前の理不尽を既知のものとして納得する。

GM -> ブライ
 確実に言えることがある。
 これは、恐らく、この市に普遍的に蠢いているモノであり。彼らは、ずっとこの街に住み続け、観察してきたのだ。
 彼らがその気になればY市の壊滅など容易い。
 いや……既生人類すべてを滅ぼすことさえも容易いだろう。人間には、たとえ次世代の生命体というプライメイトオーヴァードであろうと、レネゲイドビーイングであろうと、例外なく彼らの前には等しく屑同然だ。
 なぜなら認識されないのだから。認識されず、あちらの干渉は届かず、一方的に怪物からの干渉が現実を侵食し、破壊する。そして幾ら滅ぼそうとも、それはしかつめらしい理由によって処理される。

メッセンジャー
「……何か、一人で納得してるみてえだケド。
 まあいいや。その面、おもしれえものを見つけちまった面だってのは、俺にも判るからよ」

ブライ:「……はっ、そうかよ。場所、変えるぞ」
と言って、立ちあがって別車両へ歩き出す。
この状況はどうしようもないものだが、今すぐヤバい事態になる訳ではないことは理解した。理解したが、だからと言って今の状況から少しでも離れたい。その一念で現実から目を背けて歩き続ける。

メッセンジャー
「え、ショバ変えんの? 都合よく人がいねえ場所があったってのに。
 別に構いやしねえが、取り合えずヒューマンズネイバ―解いたままってこと忘れんなよ。まあ、おまえの場合あんま目立たねえからいいか」

ブライ:こんなところでシーンアウトしますか?

GM -> ブライ
 ……この街で起きていることは、単なるFHとUGNの小競り合いで済む問題ではない。
 どういう理由があっても、人に危害を加えてきたモノが、そこにいる。そこには意思があり目的がある。
 あなたは情報を集めねばならないだろう。
 あたかも、FHとUGNの全面戦争……などという、ありきたりな紛争の中に隠された『月の裏側』を。
 
 それは、きっと、あなたという退屈に心を倦んだ人生に光を差す、やもしれないことだった。

GM:うん、もうちょっとだけ続けていいかの

ブライ:りょ

GM:このシーンで一番やっておかないといけないことがあるので

ブライ:既にもう色々ありすぎて辛いというのに、まだ何か……

GM:具体的には二つあって

ブライ:はい。

GM
そうして電車が街へ到着する。
到着した頃には、異変は消えていた。
しかしあの刹那垣間見た、奇妙な景色は到底忘れられそうにない。
異常な緊張状態が、あなたのレネゲイドウイルスを興奮状態に陥らせていた。
,

GM:というわけで意志でダイス判定お願いします 目標値は12 失敗した場合には侵食率1d10+されます

ブライ:げぇーーーー

ブライ:目標値たけーし!クリティカルしないと達成できねぇ…

GM:砂加護使うと増やせるけど 使ったら使ったで侵食率を食うのですな

ブライ:うーん、まあ砂の加護は侵蝕値3だから使おうかなぁ

GM:りょ ではダイスをどーぞ

ブライ:7DX+1
DoubleCross : (7R10+1[10]) → 9[1,4,4,4,5,6,9]+1 → 10

ブライ:NOOOOOOOOOOOOOO

GM:惜しい

GM:ではSAn……んもとい侵食率チェックどーぞ

ブライ:1d10
DoubleCross : (1D10) → 5

ブライ:まぁ、無難な数字かな

GM:結構上がってきたけど まあまあの塩梅そうじゃな

ブライ:おいおいおい、死ぬわ俺

GM:そしてもう一つの案件

ブライ:ほい。とりあえず8上げておきました

メッセンジャー
電車を出て、景色が戻った後。メッセンジャーはあなたに向けて話を切り出す。
「それじゃ、とりま手筈通り頼むわ。連絡は公園で。そこに俺のポケットディメンションが置いてある、そこで落ち合おうや。
 ……で、まあさっきのビビり具合もそうなんだが俺としちゃそいつが気になってしょうがねえんだが……
    ・・・
 ずっとソイツを握りしめてたよな。ほれ、今も手に持ってるソレ。なんだそりゃ」

ブライ:「あ?手……?」
掌の中のものを見る。

ブライ:というかバロールなんだな、この人

メッセンジャー:バロールで念動力じみたことするよ

ブライ:ほうほう、バロールは便利なものが多いから良い相方だな

GM

 気が付くと、あなたの手元には何かが握られていた。
 その正体を確かめてみようと手を広げると、そこには何か小さく手のひらサイズの小道具があった。
 
 三角錐の形状をしたプリズムだ。とくにこれといって奇妙な点は見当たらない。光を屈折させて反射する、素朴な道具だった。
 こんなものを持ち込んだ覚えは勿論ブライにはないのだが、いつの間にか手の中にあったようだ。

ブライ:「…………"メッセンジャー"、何時これに気が付いた?」
持っていたプリズム自体は変哲もないものだが、あの出来事の後に身に覚えのないものを手にしていたという奇妙な事実は何らかの関係性を疑ってしまう。

どどんとふ:[2020/03/29 01:25 JST] 「名もなきTRPG野郎」がログインしました。

メッセンジャー
「そりゃまた、妙なことを訊くんだな、手前の持ち物だろうに。あー……少なくともおまえが場所変えようっていって車両を換えたぐらいには、なんか手に持ってた気がするな」

ブライ:プリズムって何か不審な点がないか調べられます?

GM

調べることはできるぞ ただ目視や触れてみた限り何の変哲もないプリズムって感じ

ブライ:ふーむ……一応、光にかざしてみるけど。

GM
うむ。光に翳してみると……
虹っぽい色合いの光が、入射角と少し屈折して見えた。
一般的なプリズムの様子だ。別段異様さは見られない。

ブライ:なるほど。

ブライ:彼の返答を聞いて、プリズムを触ったり色んな角度から見てみるも特に何も起こらず首を振る。
「それじゃあ、妙なことを話してやる。俺がこいつを手に持った覚えなんぞ無い。持ってきたことも、ましてや"造る"ことすら考えたこともありゃしねぇ

ブライ:それと、さっきの醜態について気になっているようだが、俺からはお前が事前に調べた情報以上の何かが、この街には蠢いている。だから気をつけろ、って忠告することしか出来ない。

ブライ:俺はその何かをついでに調べる。ああ、別に当初の予定を変えるつもりはないから安心しろ」

メッセンジャー
「……へえ。そりゃ面白そうじゃねえの。
 俺も混ざりたいところだが、あんまり深入りしねえほうがよかねえか?
 俺もスリルは好きだが今は確実に前より状況がヤバくなってる。コネとツテとアポ取ってなかったら、俺らみたいなはみ出者受け容れちゃくれねえ。余計な事探ってる暇ねえかもしれねえぜ?」

ブライ:「そういうことを言うからお前に対しては忠告に留めてんだよ。だが、お前の言う通りでもある。調査は慎重にならざるを得ないな。ま、奇妙なことでもあれば知らせてくれ」

メッセンジャー
「ふーん……まあ、あの場に何かヤバそうなのが転がってる気配はしなかったんだがな。
 まあ滅多に見られん反応を見たお代だ、言いつけはきっちり守っておくよ」

ブライ:「ああ、それじゃ、お互い仕事を始めるか」
と言って、<オリジン:ヒューマン>で宮本和彦へと姿を変える。

宮本和彦:ああ、いや

ブライ:離れた後に、人目が付かないところで姿を変えるか

メッセンジャー:おk-

ブライ:「FHのほうは任せた。俺は生き残っているのかも怪しいUGNのほうに行ってくる」
と言って、その場を後にする。

メッセンジャー
「あいよ。ま、精々楽しめや……この街は中々のおもちゃ箱だぜ、突けば何が飛び出してくるやらだ」
 そう告げて、メッセンジャーもまたその場を後にした。

GM
 ――あなたはアイテム『三角錐の欠片』を手に入れた。
 それはあなたが知らず内に手にしていた道具だ。硝子のような材質で出来た三角錐は、光を当てるとプリズム反射のように奇妙な動きで光を屈折させる。
 アイテム欄に記入しておこう。

ブライ:このアイテム、呪われてて捨てられなさそう。いや捨てないけどさ

GM:【シーン4 <Devil Ports>】 End

GM:というところかな

ブライ:対戦ありがとうございました。

GM:おつかれさまですたー

ブライ:おつおっつお

ブライ:いやぁ、クトゥルフ神話TRPG楽しかったなぁ

GM:いやあ どう見ても姉妹の因縁の対決の熱血TRPGダブルクロスでしょ

ブライ:俺もそっちに行きたかったよおおおおおおおおおおおおおおおおお

GM:興味本位で深淵を覗き込むから……

ブライ:いやまさかPC4がこんなことになるとは…

ブライ:ダブルクロスって奥が深いなぁ!

GM:まあこれで 各キャラの身の上話も大方済み あとは明日合流して探索を始められそうですな

ブライ:ですな~。明日の時間はDMで話すか

GM:いえす、それでは今日はこの辺で

GM:おつかれさまーーー

ブライ:おやすみ!!!

どどんとふ:[2020/03/29 02:05 JST] 「GM」がログアウトしました。

どどんとふ:[2020/03/29 02:05 JST] 「ブライ」がログアウトしました。

どどんとふ:[2020/03/29 02:07 JST] 「名もなきTRPG野郎」がログインしました。

どどんとふ:[2020/03/29 02:12 JST] 「舘川」がログアウトしました。

どどんとふ:[2020/03/29 12:51 JST] 「卜部」がログインしました。

どどんとふ:[2020/03/29 12:55 JST] 「ブライ」がログインしました。

どどんとふ:[2020/03/29 12:58 JST] 「GM」がログインしました。

どどんとふ:[2020/03/29 13:01 JST] 「名もなき装甲騎兵」がログインしました。

どどんとふ:[2020/03/29 13:02 JST] 「舘川」がログインしました。

どどんとふ:[2020/03/29 13:25 JST] 「華凛」がログインしました。


オープニング後の合流

GM:点呼開始!

ブライ:準備完了!(1/4)

舘川:準備完了!(2/4)

卜部:準備完了!(3/4)

華凛:準備完了!(4/4)
全員準備完了しましたっ!

ブライ:ヨシ!

GM:長いトレーラーもそろそろ終わりだ 次は合流、そして探索パートが開始するぜ

ブライ:卜部さんを拾わなならんが

ブライ:そういや今更だけど、このセッションって結構長いのか?OPが長かっただけ?

卜部:引きこもってるので迎えに来てもらわねば

GM:一番いいのはビビりながら卜部君が出頭してくれることだがそもそも支部の場所わかんねぇんだったな

ブライ:卜部君さぁ

卜部:かりんさんに連れてこられて、かつブライさんもやってきて、館川さんが苦労しながら関係者に話をするみたいな感じで合流しませんか?

ブライ:場面を分けるとシーンを分けることになるから陸軍は賛成である。

GM:そうだな 一応ブライは支部長に話を通してあるので顔パスで通せるので

宮本和彦:僕だよ、僕僕

GM:では華凛ちゃんに連行してもらうか…… 

GM:陰の者のただでさえ低いHPゲージがガリガリ削られる

卜部:やってくるまでにHP半減してそう

宮本和彦:連れてこらえる場面は省略して、問答無用で華凛さんが連れてきたってことにする?説明がかぶったりすることもありそうだし

GM:そだな

華凛:なお華凛ちゃんもメンタル削れてるんでそこまで負荷はないはずだぜ

舘川:陽と陰が合わさり最強に見える

GM:押し問答描写とか絶対疲弊する

卜部:とりあえずまとめて説明っていう体であんまり説明もなく無理やり連れてこられた感じで

宮本和彦:卜部さんが「ヤメロー!ヤメロー!」ってなってるんだろうね

宮本和彦:ではUGN支部で全員登場ってことで、侵蝕率上げるかい?

卜部:いや、おどおどしてるけど内心キレてる

GM:うむ 合流シーンなので全員上げてもらうぜ

宮本和彦:おかしいな、俺の浸食率が50%超えてるんだけど、バグ?

宮本和彦:1d10
DoubleCross : (1D10) → 10

宮本和彦:60%超えたんだけど、バグ?

舘川:1d
DoubleCross : (1D6) → 6

GM:一人だけゲームが違う

舘川:1d10
DoubleCross : (1D10) → 6

卜部:1d10
DoubleCross : (1D10) → 9

華凛:ダイス合計:9 (1D10 = [9])

GM:皆各々の理由でテンションがmax侵食率がマッハでござる

宮本和彦:そりゃあんな出来事の後なんだから、レネゲイドウィルスが騒ぎ出すよなぁ!

GM:死ぬ 全滅してまう

舘川:色々あったしな

卜部:昨晩は各々感情が高ぶることがありましたからね

宮本和彦:こういうのって応接間になるんですかね?

GM:,

【シーン5 <それぞれの視座>】

 
.

GM:,
2/17 13:15
,

GM
 そうして、各々の事態が収束を迎えた後。華凛は支部長の判断で逃走した卜部のアパートに向かい、彼を連れて支部まで帰ってきた。
 館川はその間支部長と今後の話を続けながら、支部の要請で来る予定であった元UGNのエージェント、宮本和彦が来るのを待っていた。
 kokoni

GM:ここに、三者三様に同じ事態を見つめた四人の演者が一堂に会することとなる。

宮本和彦:ちなみにブライさんの立場ってどうしたらいいっすかね?こっちの想定としては、ゼノスとのパイプ役みたいな感じでUGNとつながりを持ってたイメージだけど。

GM:えーと ブライさんの立場はこっちの想定だと

GM:元UGNのエージェントが引退してゼノスに入ったけど、ゼノスの協力というていで一時的に捜査協力する という状態 まあパイプ役で間違いない

GM:両方に所属してることにしても特に影響はないとおもう

GM:OB?とか、そんなかんじの

宮本和彦:うーん、カズヒコさん自体が死んでいるところをUGN知らん感じなんですかね?
そうなるとこのチームにいる間、ずっとカズヒコさんとして過ごさなきゃならなくなるからちょいと辛い。

GM:マ? カズヒコさんが死んでいるってことを、まず本人以外知らないと思ってた

宮本和彦:まあ実際そこまで周知してないでしょうけどね、ただカズヒコさんとしてはUGNには伝えたいと思っている感じ。

宮本和彦:ならUGNの上層部は知っているけど、っていう形にしておくか?

GM:まあ支部長は知ってるということでいいか 秘め事として黙ってはいるけど

宮本和彦:後でこのメンバーにはばらすつもりですけど、いいっすか?

卜部:(そもそも元の人をしらないのでどっちでも)いいです

GM:良いですゾー

宮本和彦:了解。ではこちらから切り出そうか

卜部:では場面は応接室で、四人がそれぞれ座ってる感じですかね?

支部長:そうだね 集まったところで

卜部:卜部ブライ
テーブル
華凛館川

みたいな感じで

支部長:うむ、そんな感じで  館川産の報告もあらかた終わり、一旦皆を一室に集めて、支部長がやってくるところからだ

宮本和彦:支部長、座る椅子ある?

支部長:そりゃあホワイトボードの前とかに立つんやろ 学校かな?

卜部:「(いきなり連れてこられた上に、なんだよこの状況……やっぱ事情聴取とか、力のことについて色々聞かれたりすんのかな……とりあえずUGNはマシとは聞いたから結果オーライトはいえ)」

宮本和彦:なるほどね?

舘川:先生!

華凛:せんせー!

宮本和彦:「(なんでこんなオドオドした人が僕の隣に座っているんだろう?)」

卜部:「(俺を連れてきた陽キャの女子とか、ほんとやめてくんねーかなあ……いっちばん苦手なタイプなんだけど。道中無言で普通に気まずかったわ)」

華凛:「(早く本題に入って…)」

宮本和彦:こっちから切り出すつもりだったけど、支部長来るまで待ちますかね

GM
 そうして、役者は一室に集められた。Y市支部の会議室……元々事務所が大して立派な建物でなく、少年心に思いつく秘密会議めいた場所とは違うごく一般的な、簡素な机と椅子の前にプロジェクターとホワイトボードを備えた質素な場所だった。
 

宮本和彦:普通の会社っぽいですね

GM
 各自が静まり返った様子で部屋に座り込み待っていると、今回の会議の議長的な立ち位置を務めるY市の支部長が姿を現した。
 元々冴えない顔をした男性であり、努めて平静を保っているが、その表情からはどこか疲れが伺えた。

舘川:状況的に倒れててもおかしくないな

宮本和彦:支部長大変そう。

華凛:支部長しっかり

卜部:卜部くんは陰キャな上に学生なので当然促されるまで話そうとはしません

支部長
「さて……皆、揃っているね。待たせて済まない、そろそろ会議の方を始めよう。
 まず支部の外の人間もいるようだし、私のことをかいつまんで自己紹介させてもらうと……私がUGNのY市支部の支部長をさせてもらっている、天王寺賢介という者だ」
 そう言って、支部長は机の前のホワイトボードの傍らに歩み寄った

宮本和彦:「支部長の天王寺さんね、よろしくです。なら外部の人間である、僕の自己紹介は必要かな」

卜部:「(えっ、これこの中で俺も自己紹介しなきゃいけない流れ!?)」

支部長: 
「ああ。まずは君から頼む。先程この場に来た華凛君と、卜部君は君のことを知らないだろうからね」

宮本和彦:椅子の上に左足だけ乗せて胡坐をかいた状態のまま名乗ります。
「僕は元UGNエージェントの宮本和彦。今はゼノスの一員としてやらせてもらっていて、アーチボルト博士の研究の調査役としてきました。よろしくね」

宮本和彦:「それで、華凛さんと館川さんとやらは向かいに座っているあなた方かな?」

卜部:「(ゼノスってなんだ……?つっても聞ける雰囲気でもないしな……)」

華凛:「その通り、私はUGNチルドレンの天貝華凛よ。とりあえずよろしくね」

宮本和彦:「うん、よろしく」

舘川:「ああ、俺が舘川徹次だ。このメンバーのまとめ役になる。よろしく頼む」

宮本和彦:「どうも、よろしくお願いします」

支部長
「そして……卜部君、といったかな。君の自己紹介もお願いしたいところだが……
 彼は今回の事件現場に居合わせた一般人……組織に所属しないオーヴァードの一人だ。目覚めたてと聞いているが、君は思ったより、すんなりと我々の支部に出席してくれたね。ある程度は、知識を得ているように思えるが。
 その辺や、今に至る状況を含めての説明を、一緒にしてくれないか。
 それは今回の事件にも関係するかもしれないし、君の保護を務めるうえでも身元は再確認したい」

宮本和彦:「へぇ、一般人っぽいな、と思ってたけど、そういった事情なんだ」
と隣の卜部君に目を向けて注目する。

卜部:「あっ、え……っと、その、俺――僕もよくわかってなくて、あそこに迷い込んで気づいたら巻き込まれてたっていうか」
視線をせわしなく右往左往させながら、もつれがちな舌を必死に動かしてボソボソと続ける
「そもそも、この力だって数日前に突然使えるようになってよく分かってないというか……なんか、UGNが一番マシだって聞いたので……今回はその、僕みたいに力に目覚めた奴がしなきゃいけない手続きとかあるのかなって……」

宮本和彦:オタクくーん!

卜部:「あっ、親、とかは特に連絡とかはいらないです……父親も、母親も、まあ、僕になんて興味ないと思うので……」

華凛:「あなたも苦労してるのね…今回もなんか巻き込まれちゃったみたいだし。困ったことがあったら頼ってよね?」
力に目覚めた当初の苦労を思い出し、卜部に共感を覚えながら微笑みかける。

卜部:「アッハイ、ありがとうございます(早口)」

宮本和彦:「華凛さんは優しいね。ちなみに卜部何君?」

卜部:「あ、えっと、卜部、影路です。影の路って字を書きます」

宮本和彦:「うらべえいじ。うん、卜部影路君ね。よろしく」

支部長
「……成程。未だに整理が出来ていないのに訊ねて悪かったね。
 手続きに関しては、君の意志さえ確認できればこちらで用意するから心配はいらない。そもそもオーヴァードは皆この組織に入れと義務付けられているわけではないからね。こちらで覚醒者の名簿に載せて、一般人として生活する者もいる。
 勿論能力を悪用などすれば、我々も干渉せざるを得なくなるわけだが」

卜部:「あっ、はい、そんな感じでお願いします……」

支部長
「……ところで。誰かから聴いたということだが、それは我々からではなかった筈。その人物についても聞いておきたいところだが、それは今は棚に上げておこう。どうあれその力について説明は受けている……そう認識して、話を進めて問題ないかな? 」

宮本和彦:椅子を前後にぎこぎこ揺らしています。

卜部:「(主人公っぽいコミュ強と陽キャ女子……部屋に帰って引きこもりたい、この空間息がしにくい……)」

卜部:「あ、はい、お願いします」

華凛:「(椅子うるさいわね…)」

支部長
「では、昨日の件についての会議を始めよう。
 まず館川君の報告をまとめると、こんなところかな。
 それをたたき台に視点のすり合わせを行うこととする。何か引っかかる点があれば、指摘してほしい」
 と切り出して、支部長は持っていた水性ペンのキャップを外し、ホワイトボードに箇条書きで以下のポイントを書き入れていった。

宮本和彦:「昨日は色々あったみたいだね。<ワーディング>が張られたのは感じたよ」

支部長
・取引現場の差し押さえ現場には、既に何名かが潜んでいることが確認された(状況から推定してマスターイグニス、ロス・エンドスの両名)
・同時期に卜部君も迷い込む形で現場に居合わせる
・取引現場の調査中に卜部君と思われる能力の暴走が発生。現場が混乱し始める
・現場の混乱に乗じてマスターイグニスがギプノーザを奪取
・ギプノーザの正体は賢者の石の模造品
・イグニスはこれを使用してY市支部に宣戦布告、撤退する

「というところだろうか」

卜部:「(力の暴走……?一瞬フラッとシた気がしたけど、あの時か……?)」

宮本和彦:「賢者の石……!人工的に生成が出来たんだ……」

支部長
「それで、私の方からも先に謝っておかねばならない。華凛君。
 マスターイグニスの正体については、兼ねてより想像はついていた。だが、確証は持てなかった。
 そんな情報を渡すわけには行かなかったんだ」

華凛:「やはり支部長は知ってたんですね。なんとなく、あなたなら情報を掴めてるんじゃないかと思ってました」

華凛:「でも、姉が生きてたことを今は素直に喜べません。マスターイグニスの陰謀を止めるまでは」

「なので、これからも援助を頼みます。私一人では、とてもじゃないですが止めきれませんので」

舘川:「その人工賢者の石だが、マスターイグニスによればUGNが裏で行っていた実験産物らしい。支部長はそのことについてどこまでご存じで?」

支部長
「ああ。そのために、今ここに集まってもらっているのだから。
 ギプノーザに関する実験については、申し訳ない。はっきりいって寝耳に水だ。支部長を任せられた人間とはいえ、閲覧できる情報は限られている。
 アーチボルト博士は一般社会でもある程度は名が知れた身だ。ネームバリューが大きければ大きいだけ、危険な実験を行いにくくなる。
 そう踏んで、私個人としても彼の研究についてはノーマークだった。それがよりによって、賢者の石絡みの案件に手を出していたなどと……」

宮本和彦:「賢者の石についての情報は本部も知らないの?」

支部長
「日本支部には既に問い合わせたよ。だが、こちらも認知してはいなかったということだ。
 彼の実験内容がどの程度UGNの暗部と絡んでいるのか、それは少なくとも実働部隊では探れない位置にあるとみて良い。
 或いは、もっと別の組織の後ろ盾で動いていたか、だが」

舘川:「そこは調べないことには分からないか。……そして卜部くんがここにるわけだがマスターイグニスのとある発言が原因だ。あの少年を殺したほうがいいという忠告の」

卜部:「(……ん!?)」

支部長:もう少し言い方というか そういうのがあるんじゃないかなあ と言いたげな顔

華凛:「ちょっと館川さん!」

舘川:直接的すぎたな

宮本和彦:草

支部長
「……ごほん、とにかく。マスターイグニスはどうあれ『殺害するべき』と言及し、事実手を下そうとしていた。
 そうした点からも君は彼女に、ある程度狙われる立場にあると見做し……こうして保護するため、接触を図った。
 ということだよ。落ち着いてほしい」

宮本和彦:「それほどまでに重要な人物っぽく見えないけど、卜部君には心辺りはあるのかな?」

卜部:「ちょ、えっ、俺って命狙われてるんですか!?えっ、なんで?」

舘川:「すまん、ことを急ぎすぎた」

華凛:「ほんとですよ」

支部長: 
「それに君は能力の暴走を起こしたという話だ。RCが巧く行かないオーヴァードに力の使い方を教えることもUGNの役割でもある。
 君は保護すべき対象であると同時に、事件に関わりのある参考人の一人でもある。ということさ。
 君が命を狙われる理由について。確か君は兎も角回りが、とイグニスは言及していたそうだが、その様子だと本当に、何も心当たりがないそうだね」

卜部:「だって、俺なんてただの引きこもりですよ!?イジメられたことはあっても、誰かから恨まれたりするようなことなんか無いというか、そもそも他人と顔合わせるのだって今日が久しぶりなのに……」

宮本和彦:「落ち着いて。たとえ命が狙われていたとしてもUGNとしては君を守るだろう。とはいえ今の状況を把握するためには君の情報がほしい。
卜部君は既にオーヴァード関連の知識を持っていたらしいね。そこらへん知識を得た経緯とか詳しく教えて」

卜部:これ長くなりそうなので、起きたことをカクカクシカジカで話します

卜部:(コミュ障故)

卜部:「えっと、あれは、確か、力が使えるって気づいてからすぐのことで――(カクカク・シカジカ)」

支部長
「……成程。君も、アーチボルト博士絡みというわけだ。つまりはイグニスの奪取したギプノーザともかかわりのある可能性は捨てきれない……と。
 くそ、いよいよ頭が痛くなってきた。"電人"はそこまでの厄ダネを一体どれだけ抱え込んでいたというんだ……?」

宮本和彦:「ギプノーザ、か」
話を聞いた状況から考えて、それが"ブライ"が見た昨日見た光景に関わっている。とするならアーチボルト博士はあっちの世界に足を踏み入れていた、ということなのか……。

支部長
「まず、一つ。
 我々は、その人体実験らしきものについても認知していなかった。そもそも違法だ、その手の実験は表では当然禁止されているし、あったとしても相当暗部で秘匿されている筈。
 片鱗すらつかめないなど、めったにあることじゃないのだが……申し訳ない。想像以上に私たちは彼について知らなさ過ぎた」
 

支部長
「そしてもう一つ。
 その助手と名乗る人物は、確かに『アーチボルトは死んだ』と言った。そうだね?」

卜部:「あっ、はい」

宮本和彦:オタク君さぁ…

華凛:「ちょっと!そこはしっかりしなさいよね!」

支部長
「……だとすると、少しおかしい。
 アーチボルト博士が死亡したと判断されたのは、2/15のこと。何せあんな死に方をしたのだ、死んだという確証を得るまで調査する必要があった」

宮本和彦:ああ、そうなるのか。

支部長
             ・・・・・・・・・・・・
 だが2/14日の夜の時点では捜索願すら出ていなかった筈なんだ。
 何故……彼がそれについて知っていたのだろう。普通なら死んだ、でなく『失踪した』とか、そういう判断になる筈だ」
 

舘川:そういう時系列だったか

華凛:なるほどなぁ

宮本和彦:「その場で適当なウソをついたのか、死んでることを知りうる立場だったのか……」

支部長
「……ここについても調査する必要があるかもしれない。
 今回の件は、幾つも裏がありそうだ。
 FHとの対決の前に解決しておかねばならない案件が、いくつも。
 
 だが、状況が状況だ。捜査に時間をかけ続ければ、いつ彼らが準備を整え襲撃してくるか分からない。
 多少無理をして先手を打つか、調査を優先するか。まずは君たちの意見を聞きたい」

華凛:「私は…」
本当は先手を打ちたい。だがしかしーーー

「調査し、万全を期して取り掛かるべきかもしれません。相手もそれ相応に準備をしてくると思います」

卜部:「(順当に考えたら、俺があったあのひとが博士を殺した……とか、それに関わってたとかじゃねーのかなぁ)」

舘川:「俺は調査に一票入れる。準備

卜部:「えっと、僕は正直まだいろんな事が分かってないので……なにかした方がいいことがあるなら、多少は手伝いますけど」

舘川:準備を整えられる前に先手打つのもいいが、こちらは知らないことが多すぎる」

卜部:これは研究所を調べるのか、FHを探るのか

宮本和彦:「攻め込むなら適地の訳だし、そんな状態で情報無しは流石に不安だね。とはいえ調査をするにしてもそれほど時間がかけられないという意見もごもっとも。こちらの期限を決めておくべきじゃないかな?」

支部長
「判った。……一先ずはその方針で進めよう。
 調査案件については、今回の会議で挙がったものを中心に列挙して行こう」

どどんとふ:[2020/03/29 16:14 JST] 「名もなきTRPG野郎」がログインしました。

支部長
「そして期限については……賢者の石の調整に時間が掛かることを考えても、少なく見積もって一週間は確実にかかる筈。
 多めにとって調査のみで5日までを期限とし、残り2日で準備を整える。というのはどうだろうか」

宮本和彦:ふむ

卜部:「(調査と戦争か……俺には関係なさそうだし、口出ししないほうが良いな)」

華凛:「そうしましょう。私は異論ありません」

宮本和彦:「そうですね、妥当なんじゃないかと思います。……それと調査ですが、卜部君を貸して欲しい。完全に保護して表に出さないという選択肢もあるけれど、彼はこの事件に大きくかかわっている。おそらく情報解明に大きく役立つ」

舘川:「俺もその予定で問題ない」

支部長
「決まりだね。
 それから……私も卜部君には調査に関わって欲しいと思っている。
 勿論、一人で調べてくるようなどとは言わない。だが君が今回の事件に大きく関係していることは間違いない筈で、時間的猶予も限られている。
 万全を期してこちらで匿いたいところだが、これも君自身の身を護るためと理解してほしい」

卜部:「ええっ、いや、うーん……出来ることなんて、タカが知れてますけど、それでも良いなら……」

宮本和彦:「ほら、僕たちと行動すればオーヴァードの力をもっと上手く扱えるよ。そうすればきっと楽しい」

卜部:「(何言ってんだこいつ……)ま、まあ、僕も自分の力には、興味ありますし、練習はしたいですけど……」

華凛:「なら決まりね!私たちと一緒に行きましょう?」

卜部:「あっ、はい、ヨロシクおねがいします」

GM
さて。そうして大方情報共有が済んだ様子だが。
ここで支部長が告げたように、議題に挙がった内容といえば、箇条書きにすると、例えば

・アーチボルトの研究内容
・助手アンブローズ・デクスターについて
・FHの動向について
・マスターイグニスについて
・卜部影路の背景について

 などがある。

宮本和彦:ふむ

GM:,
 
 勿論これらの項目はあくまで議題に出た内容であり、ここにない視点があるかもしれない。
 
 また、例えば余人に知り得ない智慧を得た者はここにはない路線で調査を進めてもいいかもしれない。
 

宮本和彦:そんな人がいるんだ…

卜部:FHの動向とマスターイグニス以外は卜部くんが行った研究所を探ればなにか見つかりそう

GM:大まかに分けるとFH側 博士と研究 うらべくんの身の上話 その他 みたいな感じになるんかね

宮本和彦:ちなみにどれほど調査に時間がかかりそうとか分かります?

GM:それは進み具合によって変わると思うな 判定ミスしたら当然一日無駄になる訳だから

宮本和彦:そうだな。これは初動が大事だぞ

宮本和彦:と思ったが、待ちな!

宮本和彦:そろそろ、みんなのロイスを取ろうじゃないか!

GM:それだ!

GM:忘れていたぜ…… 

宮本和彦:うむ、では定番であるとしてPC番号順にロイスを取っていくか?

GM:まあ今の時点で、ロイス取りたい!ってなる人は限られるだろうし 関りあるPC1とPC3は既に持ってるしな

宮本和彦:こういった機会でないとかかわりない人とのロイスは取りにくいしなー

宮本和彦:PC番号順なら、華凛さん→卜部さん→館川さん→和彦→華凛さん、の順かな?

GM:そうなりますな それにダイス振って表で決めていく、と

宮本和彦:感情は、まあR&C。選んでもいいし、ダイスに任せてもいい。何なら表に無い感情でも良いそうだぞ

GM:まあ第一印象みたいなものだし、後でちょくちょく変えてもいいんやけどね

華凛:ではまぁ、せっかくなので卜部さんにダイス振ります

GM:おk振ってドーゾ

華凛:ダイス合計:4 (2D10 = [1 3])

華凛:憧憬

華凛:次はネガティブ

華凛:ダイス合計:14 (2D10 = [10 4])

華凛:食傷

華凛:ポジティブはは尊敬でした

宮本和彦:間違ってんねぇ!

GM:なんで10面ダイスで振ってるんだ?

GM:いや それでも行けるか

GM:1d100
DoubleCross : (1D100) → 7

GM:ああ、振れんじゃん

宮本和彦:一応、ダブクロは1d10を二つでやるのが正規だからな。まあ1d100でいいとは思うが

GM:まあどっちでも問題ないか 出目は出たし……

華凛:ポジティブのところだけ、卜部さんに同情にしますね!

GM:ちうわけで 今の時点でどっちに重きを置いているかって言うと……ネガティブになるんかなぁ

華凛:ネガティブですかねぇ

GM:あ、やべ 先に卜部君振って

GM:時間もう10分しかねえじゃん

卜部:PC1
1d100

卜部:1d100
DoubleCross : (1D100) → 28

卜部:1d100
DoubleCross : (1D100) → 80

卜部:ポジティブ感服
ネガティブ嫌気

GM:嫌気……

卜部:表はちょっとあとで決めていいですか

卜部:PC3

卜部:1d100
DoubleCross : (1D100) → 3

卜部:1d100
DoubleCross : (1D100) → 99

卜部:ポジティブ好奇心
ネガティブ敵愾心

卜部:あー、PC3

卜部:のやつでいきます

卜部:(全員に向けて取るのかと思っていた)

GM:分かった まあ後で書き込んどいてねキャラシに

卜部:了解です

GM:では次は館川さん→宮本/ブライ になるんかな

宮本和彦:俺に対して取るロイスは実質和彦だけど、まあ今回はPCに対してだからブライさんでいいんじゃないかな

宮本和彦:後で、ブライさんだとばれたらまあ感情を変える程度で。

宮本和彦:変わるのならね。

舘川:じゃ、宮本さんに

舘川:1d100
DoubleCross : (1D100) → 59

舘川:1d100
DoubleCross : (1D100) → 78

宮本和彦:庇護、
嫌気

GM:P;庇護 / N:嫌気 だな

GM:どっちになるんやろなこの場合

舘川:まあブライを知らないなら肥後か。まだ学生だし

舘川:庇護

宮本和彦:じゃあ、ブライとしての華凛さんへの感情は、
P:誠意 N:隔意
表はネガティヴで。誠意は姉が敵になっているというのにUGNとして立ち向かっているところ。
ネガティヴは合わねーな―って感じ

GM:了解了解 ではそれら内容をキャラシに書き加えて、一旦休憩という事で

宮本和彦:おつおつお

舘川:お疲れ

どどんとふ:[2020/03/29 17:03 JST] 「舘川」がログアウトしました。

どどんとふ:[2020/03/29 19:08 JST] 「名もなき装甲騎兵」がログインしました。

どどんとふ:[2020/03/29 19:11 JST] 「華凛」がログインしました。

GM:えー まだ一人来ていないが今のうちに先に誰がどのへん調査するか決めておかないか

宮本和彦:ちなみにこの調査してから準備するって流れって、支部長の想定としては7日目にFHを向かい打つ想定なんですかね?

宮本和彦:こっちから攻める感じ?

GM:どっちかというと、先手を取られる前に少なくとも受けの構えには転じておきたいっていう感じかな 人出が少ないので行動に入られると調査中の人間入れないと抑えきれないと判断してる

宮本和彦:なるほどな~

宮本和彦:うーん、どうしようかな。先手を打つ場合、こっちにも相応の準備が必要だろうし、大人しく調査一辺倒にするべきか

宮本和彦:とはいえどこから調べたものか。

GM:FHの動向を調べるというのも一応あるけども

宮本和彦:FHの動向、”メッセンジャー"が持ってこないかなぁ

GM:メッセンジャーにどのあたり探らせるかみたいなのを聴くのもありかもね

宮本和彦:確かに。公園行って聞いてみるか。個人的にはFHが賢者の石量産以外で何らか動きを見せていないか気になる。

舘川:持ってる情報関連生かしたいし、裏社会で探れそうな助手かUGN関連でおってみようかね

GM:問題は卜部君誰とくっつけて動くかだな

宮本和彦:探索できるのは、一応ブライさんと館川さんだからどちらかに付く感じにはなるな

GM:卜部君全く探索できない感じだっけ ステータス的に

華凛:同じく探索できない娘です

宮本和彦:卜部さんは全然だなぁ、エフェクトもないし

GM:ダイスはあるけど固定値がない、微妙なところやな

宮本和彦:まあ、財産ポイントあるから割と、卜部さんも華凛さんも場面によっては役立ったりするけど。

GM:ン、よく見ればこの財産店とダイスなら結構一人でもやっていけそうだな二人とも

舘川:舘川さんがつけば要所で妖精の手とかあるけど、全部のシーンには出れんしなあ

宮本和彦:下手すればこちらより役に立つ。切れたら終わりだが

GM:まあ財産点は探索で使い切るぐらいで丁度いいので多少はね

GM:そういえば宮本君と館川さんはきちんと探索支援用のアビがあるんやね 

宮本和彦:まあ、やろうと思えば他の人を手伝うことも出来る

舘川:汎用みたいなもんだが

GM:意味はあまりないけど

GM:となると効率とか考えると卜部と華凛をセットにした方が有効なのかもしらん 

華凛:UGNコンビと部外者ってわけね!

宮本和彦:卜部さんと華凛さんを一緒にする、のか?

宮本和彦:卜部さんと華凛さんをセット、館川さんと、ブライさんは一人ずつ動くってことが出来るのか。

GM:うむ 後者二人は一人で十分だし

GM:代償として卜部君の精神が摩耗するだけだ

宮本和彦:うーん、まあ初動はそれでいいかな。この時点で危険は多くはないと思うし

宮本和彦:危険がない段階で情報を多く集められるこの分け方がベストっぽい

宮本和彦:ブライはこの分け方に賛成である。

卜部:精神的に死ぬゥ!!

宮本和彦:うるせぇ!

華凛:仲良くやりましょ!

宮本和彦:ブライさんとしては卜部さんと色々話したかったが、また機会を作るか

GM:まあ調べる事ヤマほどあるしね

宮本和彦:仕事は山ほどあるぞ!

舘川:日にち変えてペア変えてもいいしな

宮本和彦:誰かマスターイグニスのこと調べて欲しいな~。

GM:頑張れ卜部君 初日だけだ初日だけ

GM:で どんな感じで分担していくかだが

宮本和彦:ブライ視点だと、あの女は結構気になる。

宮本和彦:ブライさんは卜部さんの裏事情が調べたくあるけど、実際何を調べるんだろう。身体?

卜部:初日だけって言われて最終日までずっと連れ回されるやつ

卜部:卜部くんはぶっちゃけ何すりゃええねんという感じなので華凛さん任せ

GM:身の上話を調べるとかもあるけど 或いは卜部の関わった実験とやらを調べるのかもね

宮本和彦:実験か。身の上に何かある可能性があるけど、実験のほうを調べてみようか

華凛:私はマスターイグニスについて調べてみようか、まぁ多分わからなさそうだけど技能的に

宮本和彦:さっき話したが財産ポイントがあってだな

GM:そう 財産点は消費することで固定値をプラスできるのだ しかも後付けでなあ!

舘川:アーチボルトか助手調べるか。とりあえずは

卜部:相手の反応を見てから金を握らせて吐かせることも出来るってわけね!

華凛:財産を投げうて

宮本和彦:華凛&卜部→マスターイグニス
館川→アーチボルトか助手
ブライ→実験(卜部さんの?)

GM:ということになるようじゃな(書いてた

宮本和彦:すまぬ…

宮本和彦:まあ助手、気になるな。立場的に

卜部:じゃあそんな感じでいきましょうか

GM:うむ 整ったようなので……さて誰から行くか

宮本和彦:あ、そういやずっと気になってるんですけど、ブライさんって<オリジン:ヒューマン>使って和彦さんに変身してるんですけど、侵蝕値って使わなきゃダメっすかね?

宮本和彦:それともヒューマンネイバーを解除している扱い?

宮本和彦:でいい?

GM:ヒューマンズネイバーって侵食値いるっけ

宮本和彦:オリジンのほうがいる

宮本和彦:自分の認識としては、オリジンで和彦になっているイメージだったけど、ヒューマンズネイバーを解除出来て、和彦になれるなら侵蝕値使わずに済むよなーと。

宮本和彦:あと、順番は華凛さんペアでいいんじゃないかな。PC番号的にも

GM:レネビのエフェクトデータどこ行ったか今探してる

宮本和彦:一応、ルルブ2巻の178にある

宮本和彦:説明だと、P25あたり。

GM:あー あったあった

GM:どういう仕様だったか忘れてたけど そういえばヒューマンズネイバーは常時エフェクトだったな

宮本和彦:そうだな

GM:まあ、解除できるようにしよう 今までそう思ってやってきたし

宮本和彦:了解~~。それを適用するとブライの浸食率が3+3上がるから大丈夫なら嬉しい

宮本和彦:ただでさえ、侵蝕率馬鹿高いしな…

GM:それにPC4は上がりやすいので 今回は

卜部:SANチェックありますからね

GM:なんのことかな

宮本和彦:…………。


シーン5 夢見る奇械

GM
 それで誰からやろう
 ダイスでも振って決めようか
 えー……

宮本和彦:運命のダイスロール!

宮本和彦:1d10を3ずつで決める?10出たら振り直しで。

GM:いや、普通に6面ダイスで2の倍数で決めるぜ

宮本和彦:それもそうか

GM
1,2:PC1,PC2
3,4:PC3
5,6:PC4
 行くぞ!先制判定、運命のダイスロール!
1d6

宮本和彦:ダイスだけ振るんだ!

GM:1d6
DoubleCross : (1D6) → 6

GM:俺のダイスはスーパークリティカルだぁ!!!!

宮本和彦:ただ6出しただけでいい気になりやがって!

宮本和彦:では実験を調べるとして、まず公園に向かって"メッセンジャー"と連絡取って良いかな?

GM
 というわけで今回の餌食となるのはブライだ!
 ヒャハハハハァーーーッ!!!

宮本和彦:ヤメロー!侵蝕率ヤメロー!

GM:うむ よいぞ まずはそこから

GM:ちなみに別シーン扱いなので浸蝕チェックがある

宮本和彦:うむ、ではシーンを切り替えというわけだな

宮本和彦:お前らは消えな!

GM:控えで出番を待ちな!

宮本和彦:さーて、侵蝕率チェックだぁ!

宮本和彦:1d10
DoubleCross : (1D10) → 3

GM:比較的落ち着いているようだな

宮本和彦:おっっっっっっっっっっっっっっし

GM:えー 社長のスーパークリティカル見たかったなー

宮本和彦:いや、それでも65か…。これを最低でも4回繰り返すんだな

GM:まあ、それまでに必要な情報が集まれば良いわけだし 別にシーンに出ず休むという手もあるのでね

宮本和彦:それは確かにそうか。

GM:というわけで まずは例の公園の秘密の隠し部屋に行くことになるわけです

宮本和彦:ああ、そうだな…。和彦さんのままで行っておくか

ブライ:いや、やめた。やっぱりブライさんで

ブライ:念のため秘密の隠れ家だし、調査中は和彦さんの場合も多いだろうしな

ブライ:で、秘密の隠れ家か。公園に着きますが、どんな感じで入れるんですかね

GM
 会議を終えて、丁度お昼時という時間帯。
 あなたは連絡のあった公園に向かった。早速、最初の連絡に向かう必要があるからだ。
 公園の隠し部屋は、便所の近辺に位置する街灯と木々の間にある。そこを、影を踏まないようにまたぐと、中に入ることが出来る……そうだ。

ブライ:(子供が考えたみてぇな手順だな)
と思いつつ、その手順を踏みます。

ブライ:と思ったが、まだ着いてない感じか。すまんな

GM:あ、もうついている扱いです

ブライ:りょ。なら思うことも無いしそのまんまで。

GM
 ずるり、とまたぐように足を踏み入れると……
 そこから先に、全く見も知らぬ空間が広がっていた。
 
 などということはなく。なんとまたいで踏み入れた底が抜けて、そのまま地面の下へ潜り込んでいった!
 ずるりと、まるで落とし穴に嵌ったように真っ逆さまに落ちていくと、そのままどさっとクッションのようなものに落下した。

ブライ:「……ふざけてんのか」
軽いアスレチック染みた仕掛けに対して独り言ちた後、秘密基地の中を見渡す。

メッセンジャー
 落ちてきた中には、年代物のレコードから古臭い70年代オールドロックのうだるようなリズムが延々とループする、小汚い小部屋があった。
 彼が普段持ち歩いているスペースのようだ。メッセンジャーは、そこに唯一置いてある所々革の敗れたソファで宅配ピザをかじりながら座っていた。
「たりめーじゃん、ふざけてるぜ。何事にも世の中遊びがねえとな。そうカリカリすんなや、ピザでも食うか?」

ブライ:「こんな状況で随分と贅沢な部屋を作ってんだな。ま、てめぇの趣味はどうでもいい。現時点で何か情報を得られたか?」

ブライ:と言って立ち上がってそう問う。

ブライ:うーん、編集したい。

メッセンジャー
「こいつは俺の所持物だ、空間ごと持ち歩いてンのさ。その点、その場で一々作らねえといかんモルフェウスっちゅうのは不便だねえ。
 で、首尾は巧く行ったのかよ。俺の方は、一応入り込むことは出来たってとこかね。多少なりバタバタしちゃあいたのが少し気になったが、そこそこ名のあるギルドからの差し金ってことで歓迎されたよ。
 可愛いもんだよなあ、あいつら自分たちが大人たちに認められてるとかそれで思ってるんだからさあ」

ブライ:「言ってろ、バロールの大雑把なもんとは違ってモルフェウスシンドロームは細かなことすら簡単に出来るんだよ
こっちは一先ずUGNとの協力関係は得られた。情報は、特大なものだと、アーチボルト博士が"賢者の石"を人工的に作る方法を確立した、ってところぐらいか」

メッセンジャー
「ははあ、賢者の石絡みか。うちで浮かれてた連中はその話してたってわけだな。
 うちの姫サンが遣わしたのも、その辺が関係してるのかもしれねえな。実際、賢者の石には御仁は煮え湯を飲まされてきた経験がある訳だし……
  あーチクショ、俺もそっちの方行きたかったぜ……こちとら拾えた情報なんてのは大したモンはねえぞ」

ブライ:「あの女が出した指令の『モルフェウス』も恐らくそういう意味なんだろうよ。
たまたまこっちは特大を手に入れたたが、こっからは細かい情報がモノを言うんだ。さっさと情報を寄越せ」

メッセンジャー
「ま、情報というか現状なんだがね。ざっくり言うと浮かれてたわ、連中。FHなんてもんはどこでもそうだろうが、承認欲が満たされると馬鹿も増える。
 まあ、一方で冷静な奴らもいるにはいたんだが。Y市と事を構えるには時期尚早だとか、あれこれ考察してる奴等もいたな。
 元々、一枚岩じゃねえもんだからな。あの炎神に随ってたとはいえ、あくまで各セルは各々の方針で動いてた。それが今回纏められることになるんだから、連中だって多少は反発するさ。
 組織の統制をとること、そして得たブツ……賢者の石を調整し、適合し得るFHのメンバーを選出し引き抜くこと、これをこなすために、今連中は急いでる」

メッセンジャー
「今なら付け入る隙もあるかもな。大型セル<イグニス>のメンバーと直接会って話を訊くことも、出来なくもないだろうぜ」

ブライ:「適合者が必要か、いや元から"賢者の石"はそういうものだったか。人工的に作れたといえど、レネゲイドウィルスが関わる以上はその条件を避けることは出来ないわけだ。
そりゃ、バタバタもするわな、あちらさんは」

ブライ:しかし、話か。何を聞こうかな

ブライ:「……そうだな、一先ずFH側の動向に関わる情報が欲しい。その中で歯抜けになっているものがあればそれを調べてほしい。
あちら側の戦力はどんなもんだ?いつぐらいに本格的に動きそうかも分かれば教えろ」

メッセンジャー
「そりゃそうだ。レネゲイドは結局、何処まで行こうと生物だ。魔法の力でねえんだから、必然ルールが存在する。
 対価なく利益だけを掠め取ろうとすると、必ず皺寄せが行くってもんだ。
 ……今てめーがしてる質問もそうだぜ。金さえ渡せば、コネさえあれば何でも手に入るって考えはナンセンスだ。
 よく考えろ、俺はまだ潜入して24時間も経ってねえんだぞ? 加えて言うなら、人手不足でいい役回りを貰ったおたくと違って俺は端役だ。
 めぼしいモノを掴むにはまだまだ時間が足りねえっつーの」

メッセンジャー:※メタいことをいうと FHに関する情報は1ターン消費します。

ブライ:メメタァ

ブライ:1ターン消費するっていうのはブライ単位でか?

メッセンジャー:うむ

ブライ:ふーむ、せっかくここにシーン登場したんだし、FHの情報へを取ってみようかな?

メッセンジャー:あーいや こっちはまだシーン登場にカウントしてねえぞ 次に研究について調べるって言ってたからまずはコンタクトとっただけ  今から変えてもいいんじゃけどね

GM:メッセンジャーとの定時連絡→研究の調査(ここが実質1シーン) という流れを想定していました

ブライ:あーー、なら当初の予定通り研究の調査をするか。

GM:りょりょ

ブライ:「はっ、そりゃ悪かったな。お偉いさんはどうして細かいところにまで意識が向かないのかと散々思っていたが、椅子が高すぎるとそうなっちまうってことを今実感したよ
なら引き続きFHのほうはお前に任せる。まだ基本的な情報すら集まってねぇしな」

メッセンジャー
「一言多いんだよテメーは。
 ……さて、それじゃあこの辺で失礼させてもらうぜ。また次の定時連絡で逢おうや。
 無事命があれば、の話だがよ」

メッセンジャー:そう告げて、メッセンジャーはディメンションゲートからすっと退場するよ

ブライ:「……一言多いのはどっちだてめぇ」
とぼやいてポケットディメンションから出て、当初の目的に戻る。

ブライ:研究の調査ってUGNに戻るんすかね?それとも研究所?

GM
 そうして最初の定時連絡は終了した。
 得られた情報は少ないが、FHが混乱していること、そして彼らと接触できるコネクションは、これで大方掴めるはずだ。

ブライ:”メッセンジャー”有能だなぁ

ブライ:正直"メッセンジャー"すぐ死ぬと思ってたました(小声)

GM
さて 研究に関する調査に入るが……
卜部影路に関する研究となると、如何なる方法で見つけるべきかは難しい所だろう。きっかけを見つけるために、先ずはどの近辺をどう調査するかで、判定を振ると良い

ブライ:ふむ、普通に考えるなら非人道的な研究が行われていた所だが、場所は分かるのか?

GM
切っ掛けとなるのは、恐らくアーチボルトの研究施設
或いは、影路の記憶が曖昧な日にちの出来事について調査する、という辺りになると思われるが、さて

ブライ:はい。

GM:場所については大方卜部君に共有されていたという事でいいよ

卜部:きっちり伝えておきました

ブライ:うーん

ブライ:ナイスゥ

GM:ナイスゥ!(ナイスゥ!)

ブライ:裏表がない。

ブライ:研究所ってUGNが抑えているんでしたっけ?何らか研究成果とかも押収されてるんですか?

GM:……想像以上に時間をかけてしまったな……今回は一応、判定の是非を見て終えておくか

GM:研究所についてはUGNが抑えようとしていたよ 今は一応抑えられているけど、多くの資料が墓荒らし同然に奪われ、散逸している状態だ。 少なくともFHに価値あるものとみなされた実験については、もうないとみて良いだろう

GM:FHに先手を打たれてから、急いで研究所に来たわけだからUGNは

ブライ:うぐぅ

GM:逆に言えば……そうFHにとって価値のないものと見做された実験試料については、まあ残っている可能性はあるね

ブライ:卜部さんって価値無いのかな?

ブライ:(誤解を生む表現)

卜部:(鬱だ、タヒのう)

GM:それは……判定次第だな!

ブライ:……まあ、何を重要視しているかを測れる訳だし、これが無難か。UGNで研究所の押収品だとかを調べます

GM:了解。では一旦ロールとしては一旦UGNの支部に戻るって感じになる訳だね

GM:では判定についてだが……

GM:まあ図書館技能みたいなものだから、知識辺りかな。或いは情報か

ブライ:そうですねー。和彦に戻るかな

宮本和彦:知識:レネゲイド? 情報:学問?

GM:いずれで判定しても良いとする 目標値は9ってところで

宮本和彦:うーーーn

宮本和彦:とりあえず知識:レネゲイド、だとして3D+1か

GM:砂加護があればさらに伸ばせるが、さて

宮本和彦:いや、待て。俺の侵蝕率は60%を超えている!

GM:気付いたようだな……

宮本和彦:いけるぜ、最悪1点だけ残っている財産ポイントを使えばよほどのことがない限り失敗しない!

GM:探索で使えるダイスバフは強力だが このゲームほんとあっという間に侵食値溜まっていくからな

宮本和彦:振りますぜ

宮本和彦:4D10+1
DoubleCross : (4D10+1) → 17[4,3,3,7]+1 → 18

宮本和彦:振りなおしまーす

GM:dxで判定してね

宮本和彦:4DX+1
DoubleCross : (4R10+1[10]) → 9[3,5,6,9]+1 → 10

宮本和彦:よっし

GM:ちっ成功したか……

宮本和彦:おお、怖い怖い

GM:という訳で判定は成功したようなので、次のシーン……  という辺りで、今回は切り上げておきますか

宮本和彦:了解!

GM:では本日はお疲れさまでしたー 次は来週になるんかな

宮本和彦:おつおつお

卜部:おつおおつ

GM:まあいつも通りDMで連絡いたします

華凛:おつなのですよ

舘川:お疲れ様

卜部:これ先にPC3すれば続行可能ではないでしょうか?GMも用事あったりシますか?

GM:明日に響くなと思って

GM:こっからどのシーン始めるにしても間違いなく2時ぐらいまでぶっこむだろうしね

宮本和彦:なるほど

卜部:なるほど

GM:そんな次第でここはお開きにしておこうと思いまふ でもって、出来る人がいるなら行ける人だけでシーン進めても問題ないだろうか

宮本和彦:了解~。一応俺も平日行けたり行けなかったりする。その日を迎えてみないと分かんない。

卜部:わしは基本的にいつでも大丈夫です

GM:まあ、そのへんの調整もDMでやったほうがいいな

宮本和彦:了解~。では本当のお疲れ様~

GM:乙乙―

GM:あ、それから多分おれは平日夜ならいつでも行けると思うので 先にやれる人に振っていければと 多分

宮本和彦:うむ

舘川:今週だと月曜と火曜の夜がいけるか

GM:了解でつ

GM:では こっからは落ちるか お疲れ様でしたー

卜部:おつかれさまんさ

どどんとふ:[2020/03/29 22:19 JST] 「GM」がログアウトしました。

どどんとふ:[2020/03/29 22:21 JST] 「宮本和彦」がログアウトしました。

どどんとふ:[2020/03/29 22:21 JST] 「舘川」がログアウトしました。

どどんとふ:[2020/03/29 22:34 JST] 「卜部」がログアウトしました。

どどんとふ:[2020/04/02 20:30 JST] 「宮本和彦」がログインしました。

どどんとふ:[2020/04/02 20:59 JST] 「GM」がログインしました。

宮本和彦:参ったか

GM:参ったで候

GM:今回は一人のシーンとはいえ一人しかおりゃんわけだな

宮本和彦:悲しいことよ…。ま、所詮はただの情報集めの雑用。おいらがちょっくら働くかね

GM:資料を除くだけだからな、RP的にも簡単で済むし、結構早く終わりそうですな

宮本和彦:あぁ、何ならはずれの可能性もあるがな

宮本和彦:さぁ、卜部君のマル秘情報を差し出せ

GM:ふふふ ではシーンをスタートする

GM:前に

GM:シークレットダイス

宮本和彦:ゑ?

GM:ふむ まあいいや

GM:ではシーンを始めようかのう

宮本和彦:ふむ、啓蒙が低いので分からなかった。始めよう。

GM:,


【シーン5 夢見る奇械】


,

GM:,

2/17 14:15

,

GM
 そしてメッセンジャーとの定時連絡を終えて、あなたはY市支部の別の事務所に来ていた。
 卜部影路に関する情報を探すために調査を開始したあなたは、一旦現場を辺り研究資料を探ることを考えていたものの、報告によるとFHの手によってほぼ資料は散逸しており、残っている者は僅かという

GM
 あなたはそのわずかに残った資料に希望を見いだして、ダメ元という体で資料が保管されている支部の別拠点へ向かった訳だが。
 あなたが到着した現場では、辛うじて残った資料について検分されている所のようだった。とはいえ、ここに在るのは臨床試験の記録を保存したデータなどはなく、あくまで説明資料と各人の手稿が殆どだ。
 それら臨床データに関しては研究所のメンバーが提供を拒否し、UGNの上層部の条例を持ってこい、と頑なに拒んでいたからだ。

GM
 研究成果を奪われることは研究者にとって腸を抜かれるも同じ苦痛であるが、それはそれとしても違法実験を続けていたことが露見するのを避けたいのだろう。
 よって、ここには現状踏み込んだ内容は確認できない。
 少なくとも、現地入りした時点であなたが職員が聞いた話ではそういうことらしい。尤も臨床データなど渡されても困惑しただけであろうことを考えると、別段問題がないともいえるが

GM
 支部のイリーガルであることは既に話が通っているようで、詰まれている資料は自由に観察しても良いということだ。
 得られる情報に期待は持てないが……捜査は足からとも言う。地道に確認していくほかないだろう。

宮本和彦:「面倒くさいなぁ。こういうの、本来ブライの仕事なのに」

GM
 あなたはそれから数時間にわたり、資料を漁った。漁ったものの、はっきり言って目ぼしい情報はさっぱりというところだ。
 レネゲイドウイルスの干渉による生物の恒常性……ホメオスタシスへの影響が主な研究テーマだったというが、門外漢の人間からすれば「こいつらはよくこんな退屈なことばかり思いつくな」と逆に感心してしまう事請け合いである。

宮本和彦:「死んでしまう…こんな恐ろしいほどつまらないものを見続けると死んでしまうよ……」

GM
 尤も、これらがあの卜部影路の研究に通じている可能性がないわけでもなく、時間も少ないということで仕方なく読み進めていたあなただが。
 説明資料として積まれている中で、資料……というよりかは、手稿に近い記述を確認した。

GM
 紙は印刷したてのA4用紙という具合の他の資料と比べて経年劣化していたことが、余計に存在感を出していた。おそらくは10年は前のものだ。
 研究テーマは「胎児の夢と、その先の可能性」についてだ。

宮本和彦:「これは……」
これまでのとは全く関係ないようなものがいきなり出てきて、目が奪われてしまう。

GM:資料は冗長ながらも、以下のように書かれていた。

GM
「胎児の夢と、その先の可能性」

 まず大前提として生物の進化に目標はない。進化とは変化であり、概して環境に応じて適応する行為を指す。
 かつての生物にとって、酸素とは触れてしまうだけで死に至る毒であった。だがミトコンドリアを自らの身に宿すことで、逆にその酸素をエネルギーとして、格段に高いエネルギー効率で稼働できるようになった。
 オーヴァードという存在もそれに近い。レネゲイドウイルスという、人間にとって毒たりうる細菌を取り込み、エネルギーとして様々に変容してみせるそれは、進化の途中段階と考えても良いだろう。
 多くのオーヴァード研究者は、別段超越者を作ろうとしているのではない。"超越者しか生きることのできない世界"を前にして、適応する種を創造しようとしているだけなのだ。

GM
 その前提の上で話をするが、これは一種の仮説である。啓蒙と言ってもいい。
 生物進化の歴史の多くは遺伝子によって記録されている。無論、進化の足場となる突然変異によって都度書き換わることがあるものの、原始的なものほど生物の根幹に残るもの。生物の三大欲求などは、この原始の記録が元となっている。
 故にこそ、うち一つ『睡眠欲』によって齎される経験……レム睡眠、いわゆる夢は、様々な生命が共有する一つの規格(スケール)なのだ。
 即ち胎児の夢とは、人が胎児のうちに経験する生命の進化の歴史を指す。人は胎内で、セントラルドグマの導きによって自己を形成する中で、絶えずその生物進化の歴史を夢として追体験する。
 人は生まれる以前からすべて、生物進化の歴史を識って生まれるのだ。

GM
 人は夢によって生物進化の歴史を識り、生まれ落ちる。
 だが、だがもしそれが逆だったとしたらどうだろう。
 即ち――人は胎児の夢を経て現在に辿り着くのではなく。
 胎児の夢に導かれて、生命は進化してきたのだと。
 胎児の夢が生物の進化の歴史を紡ぐものならば――その先を知ることは、ひいては生命の歴史を予言する行為につながるのではないだろうか。
 通説にはない、本来ならば存在するはずのない『進化の到達点』とは、実はそこに記録されているのではないだろうか。

GM
 その天啓は研究を続けるにつれて確信に至ろうとしていた。
 私が啓蒙を授かったあの朔の夜、私はその夢の先をほんの僅か垣間見たのだ。
 そのわずかな手掛かりを基として研究を続行するにつれ、人類がその夢の先に触れうることを知った。
 そして同様に……そこに辿り着くための手段もまた、未だ机上の空論ながらも概形が掴めてきた。
 そう、私は理解したのだ。あの研究者たちよりも先に、生命の進化の最前線に立つ方法を。その実践方法を。

GM
 胎児の夢の先。人の辿り着くべき到達点。そこに至るため、時間が、資材が、人材が必要だった。
 到達点と道順は理解した。後はそこを辿り、それを現実のものとするだけだ。
 荒唐無稽であるが……そのためにはまず、夢を現実とするための手段が必要だろう。
 夢を辿り、やがて現実に顕現させる装置。これを仮に……『夢見る奇械』と呼ぼう。

GM
 <奇械>はその設計上、覚醒済みのレネゲイドウイルスの特性を利用する。被験者にはオーヴァードが必要だった。
 幸いレネゲイドウイルスに関して言えば、十年程前から爆発的に増加しており、己は設立されて間もないUGNの深部とコネクションがある。
 実験材料の確保に関して不足はないだろう。だが、初期段階で適合者を見つけるのは相応に難しい。まずはそう、奇械の作成と同時に、奇械と接続するための調整具を作成する必要があるだろう

GM
 夢の旅路の策定、<奇械>の作成、適合させるための機材の生成。
 先行研究もない現状、これだけの成果物を十年以内に作り出すことが出来るだろうか?
 ……いや、出来ぬという事はない。それは既に、経験した事柄だ。
 あの瞬きにも近い一瞬に授かった天啓を基にすれば、必ずや次の周期までに用意できる筈だ。

GM:……記述は以上で途絶えている様子だ。何かの覚え書きだろうか。

宮本和彦:「…………あ」
読み入ってしまった。彼とも彼女とも分からないが、10年以上前の妄念とも狂気とも取れる何かはどこか意識を奪われるすごみがあった。
朔の日、ギプノーザ、胎児の見る夢、夢見る奇戒、そして電車の中から見た怪物。
きっと、全ては繋がっている。この手稿に込められた言い表せぬ何かが残っている。

GM: 
 大小成り難解な表現が含まれてはいたものの、少なくとも、この筆者は
 ・人が見る夢は進化の歴史であり、そこを辿れば進化の先……つまり「到達点」とやらを確認できる
 ・<夢見る奇械>という機材を作り、その進化の到達点とやらを夢でなく現実の存在としたい。
 ・そのための用意に、覚醒したオーヴァードの被検体が必要となる。
 と、記しているのだろう。あくまで額面通りに読み取るなら、そう纏めることが出来る。

宮本和彦:「普段ならこんなもの、ただの世迷言だと切り捨てたはずなのに」
ゆっくりと息を吐く。
「一体、何が起こっているんだ……」
そう呟いたのはカズヒコだったのか、果たして自分だったのか、分からなかった。

宮本和彦:他の誰かにこの件任せてぇーーー

GM:ノイマンちからの圧倒的理解の良さでかみ砕いでいけ

宮本和彦:頭の良さって知らなくていいことまで知ってしまうんだなって

どどんとふ:[2020/04/02 22:47 JST] 「卜部」がログインしました。

宮本和彦:卜部君は胎児。はっきりわかんだね

GM:何か執念や妄念が文字となって顕れたかのような、奇怪な手稿を読み終えたあなただったが、それ以降残った資料を漁っても関連する資料は見つけられないでいた

GM:既に陽も沈みかけている。ここではあまり情報を掴めなさそうだが、何某か短時間で済ませられることがあるなら試してみるのもいいだろう。

宮本和彦:うーーーん

宮本和彦:特に思いつかないや

GM:とくになければ、このシーンは終了という事になるね

宮本和彦:朔の日って調べられます?10年前に起こったとか

GM:まあ、すぐに調べられると思う スマヒョとかで

宮本和彦:いつでも調べられる気がするけど、まあ裏取り大事だしな…

宮本和彦:まあ何の役に立つかも分からんが…

GM:で、結論からいうと朔の起きた日は察しの通りだいたい十年程前になる。部分日蝕でなくすっぽりと太陽を覆う皆既日食がその夜に観測されたそうで、これは丁度14日の日蝕と同じタイプだ

宮本和彦:ふむ、ちなみに十年間で他に起きたことは?

GM:んー 特に目立つ事件が起きた様子はないね

GM:調べるにしても、そこそこ時間を要するだろう

宮本和彦:なるほどね。ま、こんなもんかな。手に入れたものは根幹ではあるんだろうけど、直接に繋がらない。今後に期待。

GM:という感じで今回はここまでになるかしら 他の人も出来ない様子だし

宮本和彦:「研究内容はあまり期待してなかったけど、ここまで何もないとへこむなぁ。珍しく頑張ったのに」
肩を落とした後、気を取り直してその部屋を後にする。

宮本和彦:ということでシーンアウトで。

GM:イエッサ お疲れ様でしたー

宮本和彦:おつおつお

GM:さて ここでブライ君の探索パートも終えて 次は多分土日にやることになりそーだな

宮本和彦:ですな。もしかしたら日曜とかは俺やライライは遊べないやも。

GM:む、わかった 取り合えずこの後の予定はDMですり合わせるとして、ここからは一旦落ちるべ

GM:乙でつ乙乙ー

宮本和彦:りょりょ。ではな

どどんとふ:[2020/04/02 23:11 JST] 「GM」がログアウトしました。

どどんとふ:[2020/04/02 23:12 JST] 「宮本和彦」がログアウトしました。

どどんとふ:[2020/04/02 23:14 JST] 「卜部」がログアウトしました。

どどんとふ:[2020/04/03 03:41 JST] 「舘川」がログインしました。

どどんとふ:[2020/04/03 03:42 JST] 「舘川」がログインしました。

どどんとふ:[2020/04/04 18:14 JST] 「卜部」がログインしました。

どどんとふ:[2020/04/04 19:51 JST] 「GM」がログインしました。

どどんとふ:[2020/04/04 19:52 JST] 「舘川」がログインしました。

どどんとふ:[2020/04/04 20:08 JST] 「華凛」がログインしました。


シーン6 秘匿

GM:そんなわけで探索パートに入りたいところだが、実際、どういう風に調べるかってのはまだ何も決めて貰っていないと思うんだよね

華凛:そうですね、何か手掛かりになるようなことがあればいいのだけれど

GM:コネ系を何も持っていないのが痛い

卜部:これ二人は顔バレしてますよね?

GM:しているね

卜部:うーーーーーーーん

舘川:UGN時代の住んでた場所とか情報:噂話くらいかねえ

GM:しかしセルのメンバー全員が知ってる訳ではないと思うし、指名手配的にばばーんって周知されてるわけではないね

卜部:相手と接触せずに相手方を探る方法ってスニーキングしかないような

GM:そもそもイグニスの顔を知っているという時点で逆に接触を取ろうとする人間もいるかもしれない

卜部:あーーーー、なるほど

GM:周知されてないうえ、今は一枚岩ではないので結構寝首を欠こうとする人間もいる、かもだ

GM:スリップノットの件でふれたように、イグニスは顔も明かさず急に出てきて大将気取ってる目の上のたん瘤なところもあるから

卜部:ちなみにどいつらがイグニス派閥じゃないかとかは……分かったりはしませんよね?

どどんとふ:[2020/04/04 20:19 JST] 「宮本和彦」がログインしました。

GM:うーん 判別は極めて難しい コネがあるならともかく

卜部:うーーーーん

GM:まあこの場合……他の人間のコネを拝借することも出来なくもないかもだけど 具体的には向こうのセルにはブライの息のかかった同僚が潜んでたりするので

卜部:まあそこしかないわけですけど

卜部:まだメッセンジャーも全然内部情報持ってないらしいので

卜部:たしか手番一回(一日)かかるとか言ってませんでしたっけ

GM:メッセンジャーは一応、既にそういう、イグニスを良く思っていない人間については当たりがついているぞ 

卜部:これ別行動中ですけど宮本さんに連絡とって渡りつけたり出来るんです?

GM:この場で共有できる情報がなく、そいつとアポを取って話すのにまた1ターン使うので、ブライはそっちより本来の探索に向かっただけで

宮本和彦:うむ、上層部と話が出来るとのことだったが、それは後回しにした。

卜部:それならメッセンジャーのとこまで付いていくようなロルすればよかったな……

GM:連絡手段についてだけども どうなるかな……

GM:ゼノスとしてはUGNとFHの双方に絡んでいて、連携しているという事実は他に悟られてはいけないんだ

宮本和彦:だよなぁ

華凛:そうなるとやはり反感者との接触を図るしかないか

卜部:・スニーキング、ぶっちゃけリスクの割にリターン低そう
・反イグニスに取引、誰が反イグニスかは現状わかりゃん
・運試しで新しく能力覚醒したふりして下っ端に話を聞いてみる、めちゃくちゃどうでもいい話しか引き出せなさそう

卜部:なにはともあれコネが無いと厳しい

GM:この際探索項目入れ替える? 舘川さんと

GM:舘川さんの方ならコネが豊富なのでどうとでも探れると思う

GM:あと無敵の援護ブレス

舘川:こっちだとFH絡んでる裏社会かオーヴァードが書き込んでる掲示板でイグニスに反感持ってる人物探すウェブとかあるな

卜部:こっちで調べるとしたら、アーチボルト博士の研究とかかな?

GM:探索の主力キャラなところある舘川さん

GM:うん 卜部君のことにも関わるかもしれないし

GM:動機というか関係性敵にもそう外してはいないと思うで

卜部:やっぱそこらへんですよね

GM:華凛ちゃんはもどかしい思いをするだろうが忍耐ゾ忍耐

舘川:卜部くんと関わりのある助手のこともあるしな

卜部:卜部くん的には研究のことが気になって入る

卜部:はいる

宮本和彦:研究、というならこっちも調べようとしたがあんまり手段がないんだよねぇ

宮本和彦:残っていたのは、卜部君が消えた日周辺を調べるとかぐらいか。

卜部:ディメンションゲートでもう一回あそこに乗り込んだりとかは出来ないんですかね?

卜部:あの卜部くんが迷い込んだ研究所

GM:研究員とかに直接聞く、というのも出来なくもない。宮本君は書類だけを調べたが、まだ研究員とかと直接会って話したことはなかったし

宮本和彦:研究員か。そういえば博士が消えただけで研究員は無事なんだな?

GM:出来るね。特に問題なく転移可能だ まあ今は封鎖されてるものの、その手段ならこう、研究所と現場の諍いとか関係なく探りに行ける

卜部:あそこは宮本さんが調査したのとはまた別の施設ですよね?

GM:研究員は皆無事だ 死んだのは博士だけで、助手も健在という感じ

GM:せやね

卜部:じゃあちょっと話詳しく聞いたろ!ということであの研究施設に行くことを提案してみよう

GM:オッケイ それならば判定は……どうするかな

GM:交渉辺りかな 話するなら。現場を荒らすなら別技能でってなるけど

卜部:誰かいるなら交渉ですかね?

卜部:封鎖されてるけど誰か研究員残ってたりするんです?

GM:うん まあ、『話せる相手がいるか』という者も含めて交渉で纏めて判定してしまおうと思う

卜部:ではそこらへんまでロ―ルします

GM:うん 宮本君の時にさらっと流したけど、今は施設の一部が研究所の反対で差し押さえとかその辺が出来なくなっていて調査の手が行かないんだべ

宮本和彦:へー

舘川:そこは調べておきたいな

GM:中にはもれなく見つかったらヤバい研究の証拠が山のようにあったりするし まあそれも大部分がパクられた後なのだけど

卜部:非合法なことしまくってたんやろなぁ

華凛:燃やすべきじゃない?

GM:あ、シーンに入るのは、判定に成功してからということにする 失敗しても侵食ダイスは振ってもらうんだけど、タイトルコールで思わせぶりなことを言っておいて何の成果も得られませんでした!!!ってなるのもなんかアレなのて……

卜部:あ、じゃあ振りますね

卜部:ちなみに卜部くんの交渉は初期値です

GM:行くまでのロールなら先にお願いしたい

舘川:全員初期値なのである!

GM:了解 ちなみに判定値は10です

華凛:初期値10ぅぅぅぅ

GM:へっへっへっへ 銭があるじゃあねえですか銭が

卜部:和をもって尊しとなす精神で場を荒立てることなく切り抜ける世渡り術(コミュ障)を発動し、無事に渦中に巻き込まれてしまったわけだが……よりにもよって、この陽キャの塊みたいな女子と組まされるなんて――

「あー……マジ、覚醒するならコミュ力も付いてこいよ」

誰にも聞こえないようにボソボソと毒づいて、何度目か分からないため息を吐く。とりあえず、当たり障りのない範囲で調査しているフリでもしなければならないだろう――

卜部:あー、えー、これ声かけなきゃ始まらない?マジ?なんて話しかければいいの?という思考を五回ほど行い、完璧な話題構築と会話シミュレートを行った末に、毅然とした態度でハキハキと話しかける。

「え、っと、その実は俺ちょっと心当たりがあるっていうか。天貝さんもさっき聞いてたと思うんスけど、あっ、天貝さんって呼んでも大丈夫でした、よね?えーっと、話を戻しますけど、俺が迷い込んだ研究所、あそこってたぶんまだ行けるんですよ。あっ、行くって言っても俺の能力?を使えばどこでもドアみたいなの作れるんで、一瞬なんで、そんなに手間取らないというか、行くだけ行ってみて調べてみるのはどうかななんて、その、どうでしょう?」

華凛:当てがない中で情報収集となり、その手が苦手な華凛は密かに頭を悩ませていた。
ツテというものがない。さらに、この手の裏方に向いた能力は授かっていないため正に暗闇の中で一粒の砂を探す状態。
だがそこで思わぬ形で助け舟という名の光が差し込む。

「あ、えっと…落ち着いて、ね?言いたいことはわかったから」

唐突な早口、距離感を掴めないままで多く語ってくる卜部に一瞬驚かされるも、その中に一つ重要な手掛かりがあった。

「あなたの能力でその研究所に移動して情報を集めようってことね?いいじゃない、私にはそういったこと出来る力はないから頼りになるわ!
 あと、天貝さんでも華凛でもいいわ、お互い堅苦しくないようにいきましょ?」

卜部:とりあえずこれで判定ですかね

GM:オッケイ では振ってどーぞ

卜部:2DX
DoubleCross : (2R10[10]) → 9[2,9] → 9

華凛:2DX
DoubleCross : (2R10[10]) → 7[4,7] → 7

GM:くおーぶつかる ここでハンドル財産点を右に!

卜部:あ、そういえば侵食判定先にします?

卜部:まあ、切るなら卜部くんでしょうね

GM:侵食判定は取り合えずこっちの判定を終えてからね

卜部:では財産点消費して10まで上げます

GM:これで卜部君は成功ということで 了解

GM:華凛ちゃんは別に使わなくてもよさげなので 取り合えず次に二人とも侵食率振ってくだされ

卜部:1D10
DoubleCross : (1D10) → 10

卜部:クソまぁ!!

卜部:女子と喋って緊張したんスね

GM:外に出るだけで卜部君はしんでしまうの

GM:交渉に成功したの卜部君だから、これからまた人と話さなくっちゃあいけなくなるしな

華凛:侵食振っときますね

華凛:ダイス合計:2 (1D10 = [2])

GM:冷静 存外に冷静

華凛:コミュ強

卜部:じゃあディメンションゲート使用して乗り込む感じで?

GM:いえす ではタイトルコールからシーン始めまっす

GM:,


【シーン6 秘匿】


,

GM
そうして、あなたたちは卜部の能力によって開かれた扉をくぐり、そこへ再びやってきた。
卜部しか知らぬところだが、そこは彼が『実験』とやらを受けた施設と記憶している場所であった。
具体的な位置関係などは両者ともに知るところではない。だが確かなのは、この近辺はアーチボルト博士の実験に関係する施設でありながら、少なくとも一見してUGNの介入を受けた形跡があまり見られないということだ。

卜部:とりあえずゲート分の侵食値上げておきますね

GM:りょりょ

GM
それはこの近辺がUGNからの介入を受けていない、研究施設の深部であるという事を意味していた。
前回は、この場でデクスター博士を名乗る、アーチボルトの助手という男性と出逢い、能力の薫陶を受けたものだが。
少なくとも今回も同様に人気は見られず、まだ昼間だというのに締め切られている

卜部:「え……っと、ここが、その、さっき説明した研究所なんすけど、助手って人はまだいるかな……?」
扉から顔を出してキョロキョロと廊下を見回してみる

華凛:「やっぱり便利よね、この能力」
暴走した際の事故は酷いが、やはり空間移動の力は自身の攻撃的な能力と比べて利便性が際立つと再認識。

「まぁ研究所っていうくらいだし誰かしらいるでしょうね」
あまり周囲を気にせず歩き出す。

「ほら、卜部くん。案内して、ね?」

卜部:これどっち方面に案内すれば良いんでしょう

GM
そうして卜部が周囲を見渡してみると、そこには丁度何かを聞きつけてやってきたのか、面食らったように目を点にして其方を眺める女性がいた。
前回出逢ったデクスター氏とは別人のようだ。

卜部:第一研究員発見

女性研究員
「……こりゃ驚いた。こんな場所にまさか子供がね。うちのメンバーじゃないってことは、UGNの人?
 正確にこの施設の中へ飛ぶためには、予め座標を完全に把握してないと到底ジャンプできないと思うんだけど……」

卜部:「あっ、えっと、その、デクスターさん、は居ますか……?ちょっと話をしたいんすけど……」

とりあえずあやしい者ではないアピールのために両手をぷらぷら挙げて視線をせわしなく右往左往させながら尋ねる

女性研究員
「んー、如何にも怪しいものではって言いたげな態度だけど、封鎖してる施設に突然出てきた子を怪しむなというのはちょっと無茶があると思うよ、うん。
 それにしても、デクスターさん……?
 んん、うちのメンバーにそんなのいたっけな……」

卜部:これ身分明かして大丈夫ですかね?

GM:というと

卜部:UGNが介入してて、それを研究所側としては嫌がっているのでは?

GM:ああ、UGNかどうかって部分は分からんね でもたとえわかろうとわかるまいと、一度侵入されたら抵抗できないんじゃないかな

卜部:あー、じゃあ、身分明かして抵抗したら多少強引に押し通したりも出来たりシますかね?

卜部:お金(財産点)もちらつかせるわけだし

GM:出来ると思う

GM:一応目の前のセンセーは無能力者です

卜部:じゃあ能力なしの力づくでも勝てるな、風呂入ってくる

GM:引きこもりの拳が唸る

卜部:真っ赤に燃えそう

華凛:「そう、UGNよ。怪しませてごめんなさいね。ちょっとお話を伺いたくて足を運ばせてもらったわ」
なので隠し事はできればしないでね、と内心では面倒ごとにならないように祈る。

「卜部くんがここに来れるってことは一度ここに来てたことに間違いはないはずよ。居ないなんてことはないはずよね?」

女性研究員
「んー、そうは言われてもね。私もチームのメンバーならともかく、施設の人間全員の名前を把握しているわけではないし。
 でも少なくとも助手とか主任みたいな大きい立場の人間なら覚えてるよ。その人はなんて名乗ったのかね、少年」

卜部:「アーチボルト博士の、助手って名乗ってましたけど……」

女性研究員
「アーチボルド博士の助手といえば宮部君で、この数年変わってない筈だけど……
 ……あの陰険眼鏡のことを言ってる様子じゃなさそうだ。あいつは結構な人間嫌いの子供嫌いだしね」

卜部:うーん、どうしましょ

卜部:アーチボルト博士の研究に関連する場所について聞いてみますか

華凛:ですね

女性研究員
「でもUGNの人というなら話が早い。
 調査、しにきてくれたんだろう? 
 自分だけは綺麗でいたい、なんてつもりじゃないけど、色々と吐き出したいことが山ほどあるんだ」

華凛:「ありがと、正直藁にも縋るつもり出来てたからどんな情報でも助かるわ」

女性研究員
「私らも生活が懸かってたから、というのは詭弁だけど、どっちにしても研究に参画した時点で逃げ場はなかった。
多少なりとも興味を見せ、自分の意志で入った仕事場だ。落陽が近づいてる手前、けじめはつけたい。……まあ……ここで口を割って精算できるような、甘い考えではいないけれど」

卜部:「(ここらへんは……どういう扱いになるのか分かんねぇし、天貝さんに丸投げしてもいいかな……しょうじきこんないきなり懺悔みたいなことされてもどんなコト言えばいいか分かんねぇし)」

女性研究員
「……ああそうだ。一つ確認しておくけれど、君らはFHじゃないんだな?
 今更連中が漁りに戻るなんてことはしないと思うけど、念のため」

卜部:「漁りに、戻る……?」
その言いざまでは、まるで一度ここにFHが訪れたか、そもそもここがFHと手を組んでいたような――

華凛:「安心して頂戴、UGNよ。それに、もし今あいつらが戻ってきたら丸焼きにしてやるから」

女性研究員
「そう。こっち側に転移できる人間なんていうと、後はFHぐらいしか思いつかなかったものでね。
 何せこの施設の、この場所を知っているのはこの辺だとスリップノットとか、その辺のFHセルぐらいしかいなかっただろうから」

華凛:「…待って、あなた今ここにFHが転移してきたって言った?」
つまり研究所はFHと手を組んで研究をしていたことになるのではなかろうか?
これはもっと深く情報を知る必要がある。

「詳しく教えてもらおうかしら?そいつらの情報、知ってること全部」

女性研究員
 そういう反応になるだろうな、と達観した様子で、女性は続ける。
「この研究はね、何人もの協力者の下に成立したものなんだ。まあその協力者の大多数は、自分の扱いなんてまるで理解していなかっただろうけど。
 UGNも、ギルドも、FHも。博士はあらゆる手段と組織を用いて、実験に着手していた。一方で利益を出しつつ、一方で不利益を振りまいて。
 三枚舌外交って分かる? 高校の世界史で習うんだけど、要するにアレをやっていたのよ」

卜部:「(うわぁ……マジかよ……胃が痛そうだな)」

華凛:「そんなことしてたのね。まぁろくでもないことしてたのはわかってたけど、それが結局博士の殺害にまで及ぶなんて、自業自得っていうのかしら?」

女性研究員
「私自身正確に把握はしていないけれど、概して役割は三種類。
 UGNは表面上の地位を維持するため。なんだかんだ言って必要なデータや資金面で、向こうの支持は必要だった。
 FHは裏の研究資材を蒐集するための足として。UGNの情報を餌に釣っていたというわけ。
 そして、ギルドは資材の提供のため。
 この三方向からアプローチを仕掛けて、効率的に人、物、金を蒐集し、コントロールしてたんだ。
 尤も、どの程度制御出来てたかは分からないけどね」

卜部:「(で、トチってさよならバイバイか……まあ、可哀想とは思わねぇけど、この人もそんなとこに巻き込まれるなんて運が悪いな)」

華凛:「随分と手の込んだことしてたのね。でも、パイプ役としても多岐にわたる情報を扱ってたのなら欲しい除法があるかも。
 FHとギルドが取り扱ってたものって、あなたはわかるかしら?」

女性研究員:ものって言うと 裏で動かしてた時に蒐集してたモノって意味?

女性研究員:プロローグでFHとギルドが取引してたのはギプノーザだけど

華凛:ギプノーザ含めて、他にも取り扱ってるものがあるなら情報が欲しい

女性研究員
「FHセル<スリップノット>が、UGNより先んじて研究資材の奪取に成功していたのは、そういう背景があるからなの。
 そうでもしないと続けられない、秘密の研究だった、ということ。
 質問の内容に答えるとするなら……恐らくギプノーザと、<奇械>と繋ぐための人間を探していたんだと思う。あれを狙う理由までは分からないけど」

卜部:「(人間、って……生体部品とかそういう……そういうのはSTGだけで十分だっての)」
うえー……と、露骨に嫌そうな顔をしている

華凛:「繋ぐための人間…」
ギプノーザだけならばここにいる卜部が暴走していたはず。
だが<奇械>となるとまた話が違ってくるのだろうか?

女性研究員
「ギプノーザ自体が持つ役割は、睡眠時のホメオスタシスをより適した形に操作すること。より正確に言うと、取り入れた人間の睡眠時の運動に、或る指向性を加えること。
 それによって、ナノマシン・ギプノーザを取り込んだ人間と、<奇械>の同調を図るというのが、博士の研究の一つだった」

卜部:「(そもそも奇械ってなんだ……?なんかロクでもない響きなのは分かるけど)」

華凛:「<奇械>ってのは初耳ね。それについても、所在を含めて教えてもらえるかしら?できれば、それについて記された資料もある研究室とかで、ね?」

女性研究員
「けどその研究も中々巧くいかなくて、同時並行で"最初から同調する脳波パターンを持つ人間"を探ることにもなっていた。
 最初からその素養がある場合は、想定とどの程度誤差があるかパターンを確認し、ない場合はギプノーザによって同調できるか否かを調整した。
 結局今に至るまで成功例は一つもないのだけれどね。
 
 ……それは、うん。構わないんだが、資料に関して言えば説明資料みたいなものはすべて別の棟に置いてきたから此処にはないんだ。
 あるのは私ら他の研究員ですら想像の付かない未知の数式の羅列だよ。私には、子供が滅茶苦茶に数式を書き殴っているようにしか見えなかった、そのぐらい異様な代物だ」

卜部:「(キチガイと天才は紙一重……というか、キチガイ寄りじゃね?聞いてる話だと、頭にMADがつくような研究者だったみたいだし)」

女性研究員
「そして<奇械>の場所については案内してもいいけれど
 こちらも多くの部品を失っている。調査の役に立てばいいけど、正直微妙なところだ。それでもいいなら案内しよう。……だが、出来るだけ手短に頼むよ」

卜部:えっ、あるんだ

女性研究員
「今、この場には私以外の人間も潜伏している。皆火消しのために必死なんだ。本当ならこんなところで立ち話をしている時間も余裕もない。
 ほんの少しの間だけ。それが済んだら、戻った方がいい。一応、UGNの暗部も絡んでいる案件だし、君らの立場も危うくなるかもだ」

卜部:「(えっ、もしかしてここって想像以上に危ない……?話聞きにきただけのつもりだったんだけど……)」

華凛:「(成功例がないまま…でも、もし成功例を確保されてるとしたら…)」

「わかったわ、昔に事を荒げたこともあるしこれ以上迷惑かけられない立場にいるしね。じゃあ案内していただけるかしら?」

卜部:「(事を荒げたことあるのか……)」

女性研究員
「うん。私が先導するから、ついてきて。
 あ、やばいって合図したらすぐ適当な異次元作って隠れてね」
 そう言って、彼女は周囲を見渡し人気がないことを確認した後、自然を装って歩き始める

卜部:「え、あっ、はい、任せて下さい」

卜部:突然話を振られてどもりながらも返事して追従する

華凛:「ありがとう。いざとなったらあなたも、卜部君も私にも頼ってね?腕っぷしだけは自信あるから、ちょっとくらいなら守って挙げれるから」
そういって後を追う

女性研究員

そうして……
暫く施設の中を歩き、様々な認証システムの自動扉を潜って進んでいく。
目的とする場所は卜部がゲートでやってきた場所とそう遠くない場所にあった。それも、卜部が拉致された部屋が何らかのギプノーザに関する実験に使われた場所だったからだろうか。

最後の自動扉を開けた先に辿り着いたのは研究のコントロールルーム近辺であった。そこから先の制御室ではまだ何名かの職員が作業に没頭している。恐らく、研究でなくその後処理に関することだろう

女性研究員:「此処から先は、まだ実験のデータの隠蔽工作で躍起になってる人間が多い。
 あの中に移動できれば、まだ見れるものは多いかも知れないが」
 
「とにかく、あちらに見えるのが<奇械>……夢見る奇械だ。何かの冗談かと見まがうかもしれないが……本当に騙しているつもりはない。あれを博士は動かそうと躍起になっていたんだ」
 

女性研究員
 そんな物々しい言葉と共に、両者の眼に飛び込んできたのは、想像の斜め上を行く者であったに違いない。
 なぜならそれは外目から見れば、眉唾物の胡乱な道具にしか見えなかったからだ。
 まず最初に見えたのは、大型の柱に支えられた鉄球だった。いわゆるヴァンデグラフの一種であるが、その大型の鉄球の柱がまるで何かを覆うように半円状にずらりと配置されている。
 実験の部屋の四隅には、何かと交信をする為のトーテムポールよろしく大きなテスラコイルの電柱が立っている。
 実験というからにはある程度、外目で見て用途が分かる筈だが、これに関しては本当に分からない。
 どう見ても……ただの発電の実験のようにしか見えない。それも前時代的な、よくて5,60年代のアナクロな代物だ

卜部:「えー……っと、俺、素人だからよくわからないんですけど、これって実はすっごい最先端の機械だったりします……?」

華凛:「これが、奇械…」

「卜部君と一緒で私じゃすごい機械ってことしかわからないわ。これは詳しい人の知見が必要ね…」

卜部:とりあえず写真だけ撮って行きますね

宮本和彦:嫌な予感するなぁ

卜部:あと資料、もとい数字の羅列ももらえますかね

女性研究員

「まあ、見ての通りの代物さ。
 はっきり言ってしまうとマシンスペック自体はこいつが叩き出す数値を観測するマシンの方がよほど高い。
 近くで研究をしてきた私でも、これの持つ意味……機能は分かったとしても、その意味がまるで理解できないでいる程だ。
 他の学者に見せてもあまり多くは掴めないと思う。無駄だとは思うけれど……うん、もしかしたら、という考えは大事だ」

卜部:「はぁ……なんというか、大変っすね」
一気に胡散臭いものを見る目で奇械を見ながら、スマホで写真をパシャパシャ

華凛:「ですね…資料とともにこの機械についてもUGNのメンバーに報告してみます」

華凛:「ほら卜部くん、写真も大事だけど資料の確認が出来たら報告に戻るわよ。また転移しなきゃならないんだから頼んだわよ?」

卜部:「あ、はい……とりあえずは、俺達はもうすぐしたら帰りますけど、お姉さんはなんか俺達に頼み事とかはないっすか?」

女性研究員: 
「うん。
 頼みと言うなら、今度転移してくる時は私を通して欲しいってところかな。
 私以外の人間に見つかっていたら、大事だったのだしね。こちらから調査のため融通が出来ると思う。
 まあ、私を信用してくれるなら、だけど」
 

卜部:「あ、あー……じゃあ、連絡先、とか、交換しておきますか?」
あれ、もしかして初めて女性と連絡先を交換することになるんじゃね?ということに思い至った顔

女性研究員
「そうだね、それが一番いい。
 えーっと……私用のスマホはどこにいったかな、っと……よし。
 一応ここ電波通らないし、メールアドレスの方を教えておくね。はい」

華凛:「お、卜部君も隅におけないじゃない。私のメアドも交換しとこっかー?」

女性研究員:と言ってスマヒョのメアド情報を見せるよ

卜部:「あっ、はい、お願いします……(は?そのノリまじでやめてくれませんか?)」

女性研究員
「これでよし、と。卜部君っていうんだね。覚えとく。
ちなみに研究所にいる間はこの通り圏外で通信できないから、確認できる時間帯は限られるけど、まあ早朝と昼間には何とか外に出て連絡待っておくね。……そろそろ誰か出てくるかもだ。
 あまりここには長居できないね。早く出たほうがいい」

卜部:「そう、っすね……それじゃあ、俺達はここらへんで」
促されるままにとりあえず着た場所に開けっ放しにしていたゲートへ向かう

華凛:「ありがとうございました。またお伺いしますね」

女性研究員: そして。
 ゲートに向かう間際……

「卜部…………卜部かあ。どっかで聞いたことあるような……」

 などと、小さな声で呟きをこぼすが。
 次の瞬間には、隣の部屋から別の研究員が部屋から出てきていた。今もう彼女と接触することは出来まい。
 言われた通りにゲートをくぐり元の場所に戻るほかないだろう。

卜部:その呟きもうちょっと早く言ってくれてれば問い詰めたのに……!!

卜部:これ次まで生きててくださいねマジで

卜部:「……………!?」
後ろ髪引かれる思いを振り切ってゲートをくぐって元の場所へもどります

GM
そして二人とも、再び元の場所に転移を済ませ
元の場所に戻ってきた。
実験の意図とは何なのか。夢見る奇械とは何なのか。
そして女性研究員が最後に漏らした言葉は、何の意図で出てきた言葉なのか。
未だ以て調査すべき事柄は多いが、一同は少なくとも、以前より一歩真相へ近づいていた

卜部:とりあえずこの写真と資料……はもらったっけ?数字の羅列

卜部:それを皆に共有……しようとしたけど、メアドしらねぇ

GM:資料はもらえてないですな 写真だけだ

華凛:そこで私のメアドが活きてくるのよね

華凛:写真だけ

卜部:じゃあ写真を華凛さんに送ってもらおうかな

卜部:他の人には

卜部:まあ、皆で集まったときに情報共有でも良いと思いますけど

宮本和彦:いらないです。

卜部:は?

卜部:遠慮しなくてもいいですよ

GM:まあ結局情報共有するのは再合流してからになるんだが

GM:とにもかくにも、今回の調査シーンはこれで終了ってところかな

卜部:では二人はこれで終わりですかね

GM:次は館川さんだけど、館川さんは何時やろう

舘川:日曜は何時でも。来週は平日も行けるな

GM:日曜はこっちも用事あるが、確か他のメンバー一部来れないんだっけ

GM:できるなら舘川さん→情報共有→次の1サイクル までやってしまいたいところだけど

GM:明日の打ちに

舘川:遊ぶなら夜空いてるかもくらいかな、あっちは

卜部:わしは来週は平日はいつでもいけます

GM:んー では来週月曜で問題ありませぬか

卜部:わしはいけます

舘川:じゃあその予定で

華凛:了解

宮本和彦:あー、一応明日行けると思う

GM:了解、ではその予定でいきまひょう

宮本和彦:そっちにも予定あるらしいですが何時からやります?

GM:再度DMに通知するけど、月曜9時からってことで それではお疲れ様でしたー

宮本和彦:ああ、月曜やるのか。了解

GM:ではこっちからは落ちます

宮本和彦:おつおつお

どどんとふ:[2020/04/05 00:32 JST] 「GM」がログアウトしました。

どどんとふ:[2020/04/05 00:32 JST] 「華凛」がログアウトしました。

どどんとふ:[2020/04/05 00:33 JST] 「舘川」がログアウトしました。

どどんとふ:[2020/04/05 00:34 JST] 「卜部」がログアウトしました。

どどんとふ:[2020/04/05 00:35 JST] 「宮本和彦」がログアウトしました。

どどんとふ:[2020/04/06 20:42 JST] 「舘川」がログインしました。

どどんとふ:[2020/04/06 20:52 JST] 「華凛」がログインしました。

どどんとふ:[2020/04/06 20:59 JST] 「GM」がログインしました。


シーン7 仮面の女

GM:来ます……これ

舘川:あと二人は仕事かね

GM:キオは普通にTLにおるようじゃけども

華凛:いますわよ

華凛:社長はどうなんでしょうね

GM:社長は気配も感じられぬなあ

舘川:あの人は遅いとき遅いしな

GM:まあ、どっちみち館川さんの話を進めて、余裕があれば集合までやるということだったし 先に舘川さんのシーンを始めるのもアリかしら

舘川:せやな

GM:よし じゃやってしまいますか今回の話を

舘川:マスターイグニス関連の調査だな

舘川:それと調達判定をしても?UGN戦闘服が欲しい

GM:うーん 調達判定は1ターン使うんすよね

舘川:ああ、使うんだな、あれ

GM:なのでまあ準備は突撃前とかその辺が推奨ですな 今やってもまあ問題ないけど

舘川:さすがになんも分かってないから先に調査しようか

GM:了解ー ではコネめっちゃたくさんあるけど、どの筋から調べます?

舘川:過去のイグニスを調べるならUGN、現在ならFHを調べる必要がありそうだが

どどんとふ:[2020/04/06 21:12 JST] 「宮本和彦」がログインしました。

GM:まあ、どっち路線で調べるかで得られる情報も変わるとおもう 

GM:しかし本当にコネが広いな

舘川:まあUGNは誰でも調べられるし、FH周りを行こう

GM:おk ではどれ遣う? コネは

舘川:情報:ウェブ使うか。できればアッシュクロウがいたセルが残ってて接触できれば、マスターイグニスに反感持ってるだろうしイグニスセルの話が聞けそう

GM:あー、ウェブの方か。オッケー、それじゃあ情報で目標値は10ってとこでええやろ

どどんとふ:[2020/04/06 21:19 JST] 「卜部」がログインしました。

舘川:導きの風だけ使ってダイスを増やしますね

GM:もう何されても成功する未来しか見えない

舘川:10dx10+1
DoubleCross : (10R10+1[10]) → 7[1,2,3,4,4,4,4,6,6,7]+1 → 8

GM:ば……馬鹿な……

卜部:草

舘川:出目悪いな!

舘川:財産ポイント使わざる得ない

GM:なんで俺が驚いてるんじゃろうか 此処は嗤う所だそうだった

卜部:やっぱ社長とセイリュウさんはこの不運でこそって感じする

宮本和彦:今回俺は運が良いけどな

GM:財産点をいただくぜ……へへへ 2ポイント消費する必要ありだ

舘川:2P使って残り2Pか……

宮本和彦:きついなぁ。

舘川:やはり固定値上げが正義だったか……

GM:別にブレス使ってたらさっきのとかファンブっても成功してたからな

宮本和彦:流石に仕方がない。このダイス数で失敗するとはだれも思わんだろう

舘川:10個振っても9以上でないとは

卜部:85%外したり90%外したりって割とありますしね

宮本和彦:けっこう目標値高いのきついね。後半外しまくりそうだ

華凛:キツキツですねぇ

宮本和彦:そうか、これが金の切れ目が縁の切れ目……

GM:まあ侵食値上がればそれだけダイスも増えるので

GM:結局固定値が探索パートでは最強なんじゃけどね

GM:ではシーン7描写していきまふ

GM:,


【シーン7 仮面の女】


,

GM:あ、侵食値チェックお願いします

舘川:1d10
DoubleCross : (1D10) → 2

GM:クールな男だぜ

舘川:省エネの男

GM:そういえば確認し忘れてたけどさっきの援護の風のぶん2ポイント侵食値もう増やしてあります?

宮本和彦:アゲていきな

舘川:増やしてる

卜部:アゲぽよ~

宮本和彦:ここ反映遅いから更新する必要あるかもね

どどんとふ:[2020/04/06 21:37 JST] 「卜部」がログインしました。

GM
 あなたは、その豊富な情報網のうちまずはウェブから手を付ける事とした。
 現代はインターネットが普及し、誰もが発信者たりうる時代となっているが、UGNの情報管理の手はそうした界隈にも及ぶ。
 あなたのようなごく一部の人間しか、こうした手段でオーヴァードの情報を集めることはできないものだ。

GM
 現在のFHはいざこざが続いている。それは先のスリップノットの件からも明らかであり、あなたは現在知らぬとはいえメッセンジャーの言動からその裏も取れていた。
 故にUGNに情報を売ろうとする人間は決して少なくない筈だ。
 例えばあなたがじっと張っている網に、そうした連中が捕まることは、別段不思議ではないことだった。

舘川:「UGNが忙しかったことだし、副業に手を付けるのは久々だが……さて」

GM
 UGNの関係者が設立したOMSの、自身のプロフィールの中には、あなた宛てに何通もメッセージが届いていた。
 多くは大した情報にならないが、自身の存在が何者であるかを知ったうえでこちらにパスワードを送信して"情報屋"としてコンタクトを取ろうとする人間もいる。
 その中でもあなたはごく最近の、今朝に届いたメッセージに、その割符たるパスワード付きのメッセージが届いていた。メッセージ自体には深く踏み込んだ内容は記載されておらず、別所で探知されぬよう独自の回線でチャットでの会話を要求していた。

舘川:そのチャットに応じよう

GM
 あなたはその要求に応じるよう返答し、回線を切り替える。
 指定したローカル回線では逆探知が出来ないようにセキュリティが張り巡らされていた。
 独自のプロトコルはブラックドッグの能力を応用して生成したものだろう、パターンを解析して相手を割り出すことは難しい。
 だが……このタイミングで現場にいた人間に、真っ先にコンタクトを取る調査に秀でたオーヴァードといえば、おおよそどこの所属かは想像がつくというものだ。

舘川:例の調査セルっぽいな

宮本和彦:セルか、ギルド?

舘川:オーヴァードならセルかなあ

情報提供者
『まずは応答していただき感謝致します。我々が何者であるかは其方のご想像に任せるとして、此度のFH大型セル<イグニス>の宣戦布告に関して幾つか提供できる情報がございます。
 ついては、こちらのFH内部の情報と、其方の持つマスターイグニスに関する情報を取引させていただきたい』

舘川:『連絡を送ってくれて感謝する。こちらも昨夜の出来事などをそちらに提供できる。その情報取引に応じたい』

情報提供者
『我々から提供できるのは、組織内部でのマスターイグニスの動向、およびに宣戦布告後の動向についてです
 我々を信用し、取引に応じるという場合には、先ずこちらから件の情報を提供させていただきましょう。よろしいか?』

舘川:『もちろん信用する。情報提供を頼む』

情報提供者
『ご協力感謝します。
 <マスターイグニス>に関する情報ですが、宣戦布告より前の動向については語れることは然程多くはありません。
 FH組織内でも素性を明かされていないことはご存じのはず。それはコードウェル博士やリエゾンエージェントといった幹部格を除いて、直属の部下にすら顔を見せたことのない徹底ぶりです。
 唯一知るのは、氏の側近にして実質的な指導者である<ロス・エンドス>のみ。その体制は、宣戦布告以降も変化はありません。
 そうした不安定な体制の中で、何故氏がリーダーとして認められたのかというのは、それだけ氏が強力であり、同時に指導者としても有能であった故です』

舘川:そういえばロス・エンドスはもともとFHの人なんかね

宮本和彦:あの人はイグニスの前身セルのリーダーやぞ

舘川:なるほどな

GM:サシでやりあってボコボコにされて忠誠を誓うようになった

宮本和彦:従順になっちゃっちゃ

舘川:強いものが尊重される世界だ……

情報提供者
『氏がセルの指導者として支持を集めていたのは、その優秀さと厳しい規律あってのこと。FHとは完全実力主義の世界でもありますので。
 そして、今回FH内部が内輪もめを起こしているのには、氏の指導に疑念を抱く人間が増えたからなのです。
 とくに今回のY市支部への宣戦布告は、内部にとっても寝耳に水。性急と言わざるを得ず、それと匂わせる予兆は一切ありませんでした』
 

舘川:『元々、知らされていなかったと。ちなみに〈マスターイグニス〉は周囲のFHに元々どのような指導を行っていたので?』

情報提供者
『氏はUGNの動きを把握し、Y市支部倒壊後にあった複数セルを"マスターエージェント"の名と実力によって高度に統率していきました。
 従う者に繁栄を、逆らう者に重い罰を与えることで。氏の行動は結果的に、あなた方の治安維持に貢献していたとも言えましょう。
 彼女の存在によってこの地に乱立するセルは統率を持ち、ただのオーヴァードの愚連隊から一個の組織として体系化された
 その組織内が安定しようとしているこの時期に、唐突に開戦を宣言し、あまつさえ姿を見せない氏の動向は端的に言って異常だ。
 そう、まるで別の目的のため動いているというかのような』

舘川:『なるほど、それでこちらに〈マスターイグニス〉の情報を求めていると』

情報提供者
『理解が早くて助かります。宣戦布告はあくまでブラフであり、当人にとっても計画外の事態に面して発されたものと我々は認識しています。
 その目的は何かまで正確には把握できていませんが、契機となった事柄については覚えがあります。
 それこそ、氏がコードウェル博士らFH幹部より直々に賜ったというアーチボルト博士の有する『賢者の石』の奪取の任務についてです』

情報提供者
『これは我々の独自の情報網が確認したものですが
 ギプノーザには原石があるということをご存じでしょうか。元々人工の賢者の石は大元となる大型レネゲイドクリスタルを基に複製された産物なのです。
 氏が上層部に命じられていたのは、研究資材として使用していたその原石たるレネゲイドクリスタルを博士より奪うこと。
 そのために氏は研究所に潜伏していたというようです」

情報提供者
『ですが賢者の石の原石は今になるまで発見されていません。
 組織の人間が博士の研究所を訪ねた際にもその片鱗すら確認できませんでした。
 考えられるのは氏が賢者の石の原石を盗み出し、コードウェル博士の意向を無視して暴走を始めたということ。今回の宣戦布告はあくまで双方の陣営の注意を逸らし、自分の計画を進めるためではないか、と我々は推測しています』
 

情報提供者
『通常、賢者の石は適合者にしか使用できません。氏がそれに適応したかどうかは定かではありませんが
 純粋に能力を高める道具として利用しているとは少し考えにくいでしょう。
 となると、アーチボルト博士の研究を知ったことが引き金になったのやもしれません。
 博士の研究はよほど氏に魅力的なものに見えたのでしょう。それこそ、これまで築いてきた地位を放り捨てる程に。支部を裏切り、自らの力を過信する氏のこととなれば、そう外した予想ではないかと』
 

情報提供者
『我々の提供する情報は以上です。
 が、これでは取引材料としては少々弱い。他に質問事項があるのであれば、それにこたえる形で埋め合わせをさせていただきたいが、如何でしょうか』

舘川:結構いろいろと教えてくれたが、何を聞こうか

ブライ:はなしがむずい。

舘川:マスターイグニスがアーチボルトの研究所に潜入してから行動が怪しくなったらしい、

舘川:って感じか

舘川:流石にイグニスセルの場所を聞くのはやばいよな

情報提供者:要点
・イグニスの様子は相変わらず掴めない。指示は殆どロス・エンドスが取っている。
・今回の突撃は十中八九、双方の陣営へのブラフ
・イグニスは別の任務でアーチボルトの研究に潜り込んでいたので、そこで見つけた賢者の石をパクって何かやらかそうとしてる??

GM:セルの場所は流石にキツいけど ブライならメッセンジャーに訊けば教えてくれるな

ブライ:うーん

ブライ:結構面白い情報が聞けたけど、こうなると何を聞くべきか

舘川:助手を名乗ってたアンブローズ・デクスターを聞いたことあるが質問するか

ブライ:いやー、はずれっぽくないか?

舘川:まあ研究所でははずれだったな

GM:既に研究員が「そんなやつしらねえ」って言ってたしね

卜部:あれ偽名だしなぁ

ブライ:補填程度で質問権があるから、無駄な質問するとカウントされそうじゃない?

卜部:むしろ今質問しなくていいから、また動きあったときに教えてくれとかはいけないのかな

ブライ:後で聞きたいこと増えそうだからこっちはありがたいけど

GM:向こうは告発しに来てるだけで協力者ではないからちょっと厳しいな

GM:交渉次第じゃないかとは思うけど

ブライ:援護の風……!?

ブライ:普通に無理そう

GM:援護ブレスのごり押しで判定はどうにかなるかもしれんけど ここでそれをやる必要性は微妙だと思うな。元々向こうの調査にはメッセンジャーも行ってるし

ブライ:メッセンジャーとかいたな……(忘れてた顔)

ブライ:うーん、アンカーとしては研究所の資料がある場所とか?分からん確率1000%だが

舘川:あとあっちのセルが知ってそうなことと言ったらアーチボルト博士の研究所でFHが奪ったものとかか

卜部:知ってる範囲で戦争に乗り気なセルの数とか教えてもらいます?

卜部:ああ、でもメッセンジャーでいいか

ブライ:戦力系も聞くのアリだよねぇ

舘川:ギプノーザ以外にもあったはずだし

卜部:メッセンジャーじゃぱっと分かりにくそうなとこでいくと……なんだろう

GM:知ってる範囲でのセルの数とかはまあ教えられると思うが ブラフである以上あまり意味はない気もする

卜部:ロスの所在とかわからないかな

GM:ロス・エンドスの所在については、まけて口を割ってくれそう

ブライ:よさげ?俺としては現状のセルの内情、どういった動きがあるのかは知りたいんだが、前にメッセンジャーに聞いたもんと変わらなさそうだからな

華凛:これは重要かもしれんね

舘川:ロス・エンドスから話を聞くなら戦闘になりそうだな

卜部:ロスを見張るだけでもイグニスと接触あるかもしれないし、まあ、最悪殴れば……

GM:選択によっては戦闘になるかもだね実際

ブライ:マスターイグニスもいるだろうし、戦うのはせめてクライマックスフェイズにしたい……

舘川:でもまあロス・エンドスの所在が選択肢広がるし良さげか

華凛:まぁ様子探るのは悪くないと思う

ブライ:ロス・エンドスの所在を掴むとどういった選択肢が増えそうだ?戦闘しか頭にないので有効活用が分からぬ

舘川:行き詰ったときに最悪殴り込む

ブライ:草

GM:うーん

GM:特定の人物となら会話の余地は十分ある

卜部:クライマックスのときに二人で出てこなく成るから最悪殴っても良いのでは?(脳筋)

卜部:ロスさん、普通に戦争がブラフならそこをせめて真の目的次第では情報を引き出せるかも知れない

舘川:特定の人物……舘川さん以外だと思うが誰だ

卜部:向こうも戦争してぇ!!というわけではないから、積極的な敵対ではないかもしれない

卜部:まあなんか見えている人か妹か

卜部:卜部くん行ったら殺されそう

華凛:ただでさえ受け身だしこちらからアクティブに行くのは悪くなさそう

舘川:研究所潜入時に卜部くんのことを知ってるなら卜部くん説もある

ブライ:UGNの支部長かもしれねぇだろうが!

卜部:イグニスが殺そうとしてたし、それはないのでは……?いやまあ、ここらへんはもうちょい情報出たあとで考えてもいいけど

GM:まあ一応知っておいて損はないコネだということだけども どうします

舘川:ともあれロス・エンドスの所在を聞こうか

GM:了解でつ

卜部:実質相手の大将の場所を押さえておくのは戦争方面にころんだとしてもまあ悪いことではないし

卜部:まあ戦争はなさそうだけど

ブライ:実際愛に行きたくなるかもしれない

ブライ:愛ゆえに。

情報提供者
『ロス・エンドスの所在とは、また思い切ったことを。
 少々値が張りますが、良いでしょう。我々は彼らの失墜を望んでいる。
 以下に地図情報のURLを添付します。ご確認ください』

舘川:財産P払ったかいがある

舘川:『情報提供に感謝する。そしてこちらが提供できる情報だが……』

舘川:昨夜のことをかくかくしかじかで話すか

GM:あ、ちな妹さんのことも話に出てきたりするのね

華凛:姉の自慢の妹です(最大限のディス)

舘川:出すか、名前は伏せるが。いろいろと提供してくれたし。

ブライ:やさしい

舘川:正直昨夜のイグニスの言動だけだと大したこと言ってないんだよな

GM
『成程。Y市支部の人間だという説は兼ねてより確認していましたが、血を分けた姉妹を置いて行かれるとは。
 それが判れば十分です。マスターイグニスの過去についての情報は、我々としては得難いものだ。
 情報提供感謝します。お互い良い取引になりました』

情報提供者:『成程。Y市支部の人間だという説は兼ねてより確認していましたが、血を分けた姉妹を置いて行かれるとは。 それが判れば十分です。マスターイグニスの過去についての情報は、我々としては得難いものだ。 情報提供感謝します。お互い良い取引になりました』

卜部:これ下手したら華凛さん狙われたりしない?

GM:それを最後に、回線は切断されたようだ。

舘川:どうやろな

ブライ:へ

ブライ:一応得たものはでかかった気がするな。有能。

舘川:これで1サイクル終わったか

ブライ:全ては長い1サイクルだったよ……

卜部:次は合流………だけど、今日はここまでですかね

ブライ:これ以上やるのは社会人にはきつい

GM:今なんか親の電話受けてる ちょっとまって

華凛:みんなのアイドル華凛さん、スキャンダルの巻

ブライ:招致

ブライ:承知

ブライ:どうでもいいし今更だが、華凛さん思ったより姉御肌で意外だった。

華凛:甘えた=妹属性ではないんだぜ!

GM:戻ってきたけど とりま今日はここまでですな

ブライ:うむ、お疲れ

華凛:お疲れ様

舘川:お疲れ

GM:おつかれさまでつ 次は多分普通に土日になるかもだけど それまでに行けそうな日が合ったらそっち優先してとりあえず合流だけしよう

卜部:おつおつおつ

華凛:了解したわ

ブライ:俺は…平日いけると思うけど遅れるかも

GM:一度DMで行ける日を教えてくれるとありがたい 揃う日なさげなら土日に回しまふ

GM:では、此処からは一旦おちませう お疲れ様でしたー

ブライ:ではな~

どどんとふ:[2020/04/07 00:15 JST] 「GM」がログアウトしました。

どどんとふ:[2020/04/07 00:15 JST] 「卜部」がログアウトしました。

どどんとふ:[2020/04/07 00:15 JST] 「舘川」がログアウトしました。

どどんとふ:[2020/04/07 00:15 JST] 「華凛」がログアウトしました。

どどんとふ:[2020/04/07 00:15 JST] 「ブライ」がログアウトしました。

どどんとふ:[2020/04/11 17:46 JST] 「名もなきTRPG野郎」がログインしました。

どどんとふ:[2020/04/11 17:47 JST] 「卜部」がログインしました。

どどんとふ:[2020/04/11 17:51 JST] 「舘川」がログインしました。

どどんとふ:[2020/04/11 19:39 JST] 「華凛」がログインしました。

どどんとふ:[2020/04/11 19:54 JST] 「GM」がログインしました。


シーン7後の合流

宮本和彦:そろそろ明かすつもりではあるけど、支部に入る前は一先ずこの姿になっておくかな

GM:【bgm:カフェ雨模様】

GM
 そうして……
 各々は集めた情報を共有するために、再度支部へと集まっていた。
 再度机を囲み、ホワイトボード上で支部長がペンを握り、得られた情報の要点を書き綴っていく。

支部長
「……それでは認識のズレがないように、もう一度今日の調査で得られた情報について纏めようか。
 情報の出所は割愛していい。添えておきたいなら構わないが、中には隠したいソースもあるかもしれないしね」

卜部:卜部くんは得た情報と写真全部喋りますが、しゃべれないので華凛さんお願いします

宮本和彦:一応、こちらで自分と卜部華凛さんとの要点をまとめたよ

宮本和彦:館川さんはまだだけど

卜部:仕事が出来る社長

宮本和彦:卜部、華凛
・卜部がOPで迷い込んだ研究時に向かい、そこで研究者と思わしき女性と遭遇
・OPで出会ったアーチボルトの助手を自称していた男は助手では無いと告げられる
・研究ではUGN、FH、ギルドからそれぞれ資材や資金などを得ていた
・「FHセル<スリップノット>が研究の資料を先んじて奪取した
・FHとギルドは恐らく、<奇械>と繋ぐための人間を探していた
・最初から同調する脳波パターンの者にギプノーザを取り込ませて、同調出来るかどうかを試していたが成功例は無し
・<奇械>の外見は鉄球や電柱などが添えられたアナログな発電実験の機材のようにしか見えなかった
・女性研究者との連絡先を交換した
・女性は卜部の名前を聞いたことがあるようだった

宮本和彦: 

華凛:やるじゃない!

舘川:圧倒的有能

宮本和彦:情報の粒度が高い気がするな。まあ現時点だと何が鍵に繋がるか分からんので許してくれ。

支部長:やりますねえ!

支部長:さらにメモまで添付とは きみ支部長やる?

宮本和彦:共有メモを置いておいた。多分、華凛が喋って卜部がヒイヒイ言いながら書いたんだろう

宮本和彦:一旦、宮本の分まで出しておこう

宮本和彦:ブライ
・ある者の協力によってFH幹部とのツテが出来た
・FHは現在内部の者から賢者の石の適合者を探している
・UGNの研究に関する資料の中から10年前と思わしき手稿を見つける
・曰く人の見る夢こそ生命進化の歴史であり、その先に『進化の到達点』がある
・<夢見る奇械>という装置を作り、夢を現実へと変えたい
・そのためには覚醒したオーヴァードが必要となる

宮本和彦: 

宮本和彦:僕のしょぼくないか?

舘川:まあ博士の研究内容が重要そうだし

宮本和彦:そうだなぁ…

宮本和彦:宮本さんもホワイトボードに書きつつ、疲れたら休んで雑談して、また書いたりするよ

宮本和彦:館川さんは…まあマテ

宮本和彦:出来るならこれまでの情報から色々話し合っててくれ

支部長:ブライと華凛チームの話は繋がる部分があるからな

卜部:奇械関係はかなり共通項がありまあすね

卜部:情報的信用度も高そう

宮本和彦:そういや、"最初から同調する脳波パターン"の人間を探していたとか言ってたけど、どうやってそんな脳波パターンを割り出したんだろ。

卜部:賢者の石関係のあれこれなのかな?

宮本和彦:普通に実験をしていく中で同調率が高い人を割り出せてただけかな

卜部:奇械、人間、賢者の石が揃わないとダメ?っぽい?賢者の石は特に関係なかったっけ

宮本和彦:賢者の石=ギプノーザだろ?ギプノーザを取り込んだ人間が奇械と同調出来るって話だったと思う

支部長:まあ、実験は結構前から実施されていたので法則の割り出しも出来たのだろうね

卜部:賢者の石は過程(同調させるため)に必要なだけで(成功はしてないけど)、同調さえ出来るなら賢者の石いらないみたいな

宮本和彦:まあ10年だもんな……。それほど前から実験をを繰り返していたとは恐れ入る

卜部:どれくらい試行してどれくらい犠牲を出したんだろうな……

支部長:こんだけ時間を掛けていたので、多少回りくどいやり方でも市の勢力図を絶えずコントロールし続けねばならなかったのであるな

宮本和彦:さて、館川さんだが

宮本和彦:館川
・FHセルの者と思わしき人よりコンタクトがあった
・セキュリティが高い回線でFH内部の情報とこちらのマスターイグニスに関する情報を取引
・マスターイグニスは直属の部下にすら顔を見せず、知っているのは<ロス・エンドス>のみ。宣戦布告以降も変わらず
・彼女は実力主義の世界、なおかつ有能であったため認められていたが、UGNへの宣戦布告は内部にとっても突然で予兆など無かった
・"マスターエージェント"としてFH内部の統制を取って安定し始めていたのに、宣戦布告することからただのブラフと思われる
・『賢者の石』の奪取はFHの幹部より与えられた任務だった
・ギプノーザには原石があり、大型のレネゲイドクリスタルを元に複製されたものらしい
・だが原石は見つかっておらず、推測ではマスターイグニスが任務を無視して原石を盗み出したのでは
・宣戦布告はこれも含めた双方の陣営の注意を逸らすためのものではないか
・賢者の石は能力を高める道具として利用している訳ではなく、アーチボルト博士の研究に関連しているのではないか。それこそ色んな立場を犠牲にするほどに重要な何かが

宮本和彦: 

宮本和彦:こんなところか

卜部:ロスの所在も一応掴んで入る

宮本和彦:こうしてみると館川さんはFHのスタンスを推測できるかなり重要な情報を得ているな

宮本和彦:あ、そうだったな。忘れてた

舘川:ただネットを介した情報だからソースとしては弱い

宮本和彦:・<ロス・エンドス>の所在を取引相手より得た

卜部:そこらへんは次メッセンジャーに会ったときに裏取りしてもらいましょう

支部長:裏が取れてないというのは確かというか どっちかというと多分に当人の見方が入っているノイズ混じりの情報ですな

宮本和彦:書きながら推測が多いのは確かだなぁ。

支部長:追加で情報を渡そうとしたのも、その辺の私見混じりで確度が低いと当人も分かっていたのだろう

卜部:今の所奇械関連のことを明確に分かってるのは
。アーチボルト博士
・マスター・イグニス
・ロス・エンドス(不確定)
の3人?

卜部:分かってると言うかこの事件の裏面について色々を知っていそうなのは

宮本和彦:ギルド側も知っていそうだけど、どこまで知ってるんだろうね。

宮本和彦:ギルドは賢者の石ではなく、<夢見る奇械>として欲しがっていたみたいだけど、何を望んでいたのやら

舘川:ギルドというか神城の反対派も力としてな気がするな。派閥争いで使いそう

支部長:うん 多分ギルドも賢者の石として欲している

宮本和彦:そうか。確かにどちらとも取れる会話だったな

支部長:<奇械>をそれと理解して欲している人間はほぼ例外なく、あの頭おかしい用途に理解を示せる『個人』単位の人間でしかありえないのよ

舘川:博士の研究メモでこの研究を次の周期に間に合わせる必要がある、みたいなことも気になるな

宮本和彦:ああ、朔の日か。一応書いておくべきだったかな

舘川:〈夢見る奇械〉には使用するタイミングみたいなものがありそうだ

支部長:という訳で全キャラの探索パートの情報の概要は、社長の提出した通りの感じか

宮本和彦:・策の日、即ち皆既日食が起きた日に手稿の主は発想を得たという
・10年という期間で間に合わせる必要があるような言い方だった
・10年前に朔の日が起こっていた

宮本和彦:入れて置いたほうがいい話があるなら言ってくれメンス

宮本和彦:今後の調査課題としては、
・マスターイグニスの真の目的
とかかな。他は、どうしようか

宮本和彦:その前に疑問点とか問題点とか話し合ったほうがいいかな?

支部長
「……調査内容のまとめは、こんなところだろう。すべてはアーチボルト博士の研究に集約しつつあるということか。
 FH側の行動がブラフである可能性が高い……というのは、私にとっても驚きだったがね。こうして情報を並べられれば、確かにその線はあるかもしれない。
 とはいえ、確度の低い情報だ。未だ警戒を怠るわけには行かない。今回FHの動向が無関係という訳でもない」

支部長
「それに先の話を訊く限り、研究資料を握っているのもFH……ということになる。
 既に処分されている可能性もあるが、研究所から押収された『実験の具体的な資料』などが見れるかもしれない」

舘川:「研究所を漁ったのはFHセルのスリップノットが怪しんだったか」

宮本和彦:「研究がカギを握っているなら、それが殊更欲しくなってくるね」

支部長
「ああ。尤も供述通りなら大型セル<イグニス>とかかわっていたのだろう。マスターイグニスが干渉していたことは既に分かっている、恐らく彼女にとって厄介な情報ないし抑えておきたい情報は彼女に近しい存在、あるいはセルが握っているだろう。
 ……確か館川君には先の<スリップノット>構成員が連絡を取ってきたということだが、こちらから連絡を取る手段はないのだったね」
 

宮本和彦:そうなんだ、と思ったがあそこまで情報持ってるのはそこぐらいしか思いつかないか

舘川:「ああ、匿名だったから推定かつ足取りも掴めんな。資料を見るならセルの場所を知りたいところだが……」

舘川:そういう意味では前回FHが研究所で奪ったものを聞くのは選択肢だったな

支部長
                    ロス・エンドス
「……大型セル<イグニス>サブリーダー、<砂の天使>こと相馬宗雪。
 君が代わりに得た情報で、場所は掴めている。彼ならばその情報についても知りうるだろうが……如何せんリスクが高すぎる」

宮本和彦:「適地だから罠なんかも当然考えられるし、リーダーともなるほどの力を持った人物に対して迂闊には攻め込めないよ」

舘川:「調査に進展がなければの最終手段になるな。できれば順調に調査を進めたいが」

卜部:「(流石にそんなやばいところにはついて行かなくてもいいよな……?言っても足手まといだろうし……)」

支部長
「どう考えても無謀だ。せめてもう少し外堀を埋められる情報が欲しい所だが……
 行き詰った場合の駆け込み寺として、当たってみる他ないようだ。それも、当たる人員をよく選別せねばならない。
 その点でいえば卜部君はまず除外されるだろう。イグニスは明確に彼を殺害対象に加えている。ロス・エンドスは同様の理由で彼を殺しに来るに違いない」

宮本和彦:えー

華凛:「まぁ仕方ないわよね、足としては便利なんだけど」

卜部:「(マジでなんで狙われてんだろ、俺……)」

舘川:「ロス・エンドスが敵対心を持たない人物……UGNとして知られていない宮本君。マスターイグニスの妹である華凛。ロス・エンドス本人にUGNに対する敵意がなければ俺もありえるか」

支部長
「卜部君といえば……君の近辺の話は謎が多い。君が研究所の内部に転移できたこと、その研究者が知っていたこと、君の関わっている実験内容について。
 そして君と接触を取ってきた『アンブローズ・デクスター』なる人物。博士を殺害した実行犯、あるいは共犯者という可能性も示唆されていたが、わざわざそれを君に語る理由も不明瞭だ。
 それに直接手を下したのはマスターイグニスと、殺害手段や当人の自白が取れていることもある」

宮本和彦:オタク君さぁ、謎を君だけで増やさないでくれる?

支部長
「判っているのは、君がギプノーザに関する実験によってオーヴァードとして覚醒したということか。
 ……………その"目覚めた"という時期にも、実験の前提条件と矛盾が発生しているように見えるが、今は棚上げしておこう。
 今回の事件と直接関わりがある訳でもなさそうだ」

卜部:「えっと、その、なんかすみません……俺も全然事情分かってなくて……」

支部長
「謝るのはこちらの方さ、素性を探るような真似をするのは本意ではないんだがね。
 ……一応、意志を確認させてもらって構わないかな。
 君にはもう少しばかり協力して貰いたいのだが、君自身がそれを知ってしまうことが必ずしも君に良い影響を及ぼすとは限らない。
 理由は、何となくわかるだろう?」

卜部:「は、はい、まあ……なんか、物騒なことに巻き込まれてるみたいだし、知ったら色々後戻り出来なくはなりそうですけど……」

支部長
「君はあくまで巻き込まれた存在。真実を知る権利、探る権利はある。だがそれは義務ではない。耳を塞ぎ、我関せずという態度を取る権利がある。
 別にそう珍しいことでもない。他の者もそうしている。中には記憶処理を施して、一般人に紛れて生活しているオーヴァードも存在するんだ。
 だが我々は、あくまで此度の事件の解決を主軸に動いている。その為に君の力を借りようとしている。だから、君が拒否権を自らの意志で発動しない限りは、積極的に真実に直面してもらうことになるだろう。 
 ……大人の小賢しい言い分、ではあるのだけどね」

卜部:「……まあ、俺もこのままじゃ寝覚めが悪いと言うか、気になること、もありますし……協力は、したいと思ってます」
小声で暴力とかは正直ゴメンだけど、と付け足して、軽くため息を吐く。目を瞑って耳をふさいで、全部忘れて引きこもるというのも一つの選択肢ではあるけれど――こうした非日常を垣間見て、どうしようもなく心が踊っている自分がいるのも認めなければならない真実なのだ。
ましてや、自分がこの事件の渦中、それもなにかに深く関わっているともなれば全てを忘れるなんて出来るはずもない。あの取引現場での感覚、自分が一体何者なのかという謎、せめてそれを明らかにするまではこの件から降りるつもりはない・

宮本和彦:そういえば博士に対しての好奇心とかも持っていたなぁ、卜部君

卜部:基本世の中って糞だわって言いながらも夢見てるタイプ

宮本和彦:良いね、思春期らしい

支部長
「…………」
 支部長は穏やかな眼差しでじっと卜部の宣誓に耳を傾けていた。
 未だ曖昧な口振りであり、恐らくは彼の待っている事態の重さを理解していないような、気の抜けた返事であったが。
 大人とは、概して卑怯な生き物だ。言葉一つでもって言質を取ったというように、相手への配慮なく話を進めてしまう。
「そうか。意志は確認した……では、今後の調査方針も同じように進ませてもらおう。
 引き続きよろしく頼むよ」

支部長
「では華凛君、君からも彼のことを引き続きよろしく頼む。
 君の姉が君に『手』を差し伸べ、力を教えたように
 君もまた彼にその手を伸べ、無辜の人間を護る戦士として戦ってほしい」

宮本和彦:姉の名を、出すんだな

卜部:「あっ、はい(これからもよろしくおねがいします)」

華凛:「それが私にできることなら、なんだってやってみせます

華凛:「卜部くん。私はこの力を手に入れたとき、上手に使えなかった。あなたも先の事や身の上のことがあって不安かもしれない。
けど、私は姉さんに助けられてきたわ。だから、あなたも遠慮なく私に頼ってね」

卜部:「あっはい、お願いします(どっちかっていうと館川さんのほうが頼りになりそうだけどなぁ……教育係とかにつかれたらやだなぁ)」

宮本和彦:(うーん、この人と接するのに慣れてない感じ)

華凛:(あ、はいだけで返事してるけど、そんなにショックなのね…もっと親しくしてあげなきゃ)

卜部:コミュ障なんだよなぁ

支部長
「さて、今日はこの辺にしておこうか。
 明日までに各自得た情報を整理し、明朝方針を決めて二日目の調査に取り掛かることにする。
 今は休んで、次の調査に備えてくれ」

GM:【非表示BGM停止】


シーン7後 間話 卜部

GM:というところで、日付を変更して二巡目に突入しまふ

宮本和彦:うむ

華凛:はい

GM:二巡目前に、一部キャラでイベントが発生します それを処理した後、その情報込みで二巡目を開始することにしましょう

宮本和彦:誰じゃ?

卜部:そらもう宮本さんじゃろ

GM:一人はブライで、定時連絡だな

宮本和彦:ああ、メッセンジャーか

GM:後は卜部君かなあ

卜部:??????

GM:ほら、朝か昼にはッてメアド交換したので

卜部:ああ、なるほどなるほど

宮本和彦:イベントというのは何故これほど怖いのか…

GM:では誰から処理していこうか……

宮本和彦:別にどっちでもいいですけどね

宮本和彦:気にあるのは卜部君のほう。研究関連だし

GM:じゃー卜部君からやっていくかー

卜部:りょりょりょ

GM:――2/18 8:30

GM
 一応朝集合という事で、少なくとも体裁を護ろうという辛うじての誠意によって奇跡的に8時以内に目を醒ますという学生が為して当然の偉業をこなしたあなたは、
 ふと目が醒めた後、自分宛てに携帯端末にメールが届いていることを確認する。

卜部:「……あ゛~、早起きしちまった」

GM
 相手は先の女性研究員、件名は調査の件についてのことだった。
 多くのことは書かれておらず、電話してくるよう短く書かれていた。
 文面で残すのは拙いのか、単に話した方が早いからか

GM
 かけ直すか無視するか、どう応じるかはあなた次第であるが、さて

卜部:んーーーーー

卜部:まあ掛け直しますよ

卜部:ね

GM:寧ろうっちゃって寝直したらどうしようかと

卜部:ちょっと迷いましたね

宮本和彦:卜部君、女性とタイマンで話せる?大丈夫?

卜部:正直キツイ

GM
 あなたは、他人と電話すること自体を厭い渋々といった様子で、或いは眠い中他人の相手などしたくないのを、体を引きずってなんとか、電話に応じることにした。

女性研究員
『……もしもし? 電話、こんな早くかけ直してくれたんだ。
 偉いね君、私なら普通に無視して出勤してたのに』

卜部:「あ゛、あー……コホン、いえ、ちょうど起きたんで……それで、何か分かったんですか?」
寝起きのカッスカスの声である

女性研究員: 
『学生ならもっと早く起きないと駄目だよ、私もあんまり人のこと言えないけれど。
 分かったこと、というより気になることが少しだけ。順を追って確認するね。
 まず君の言ってた助手について。一応確認してみたけれど、アンブローズ・デクスターなんて人は何処にもいなかった。この研究所に入ってくるFHの中にも。
 もし隠れてスポンサーみたいなのがいたのかもしれないけど……その人の特徴とか、言えるだけ言ってみて』

卜部:「えっ、じゃああの人ってマジでナニモンだったんだ……?えーっと、特徴、ですよね……」
カクカク・シカジカ発動

女性研究員
『……ごめん、やっぱりそんな人は私たちのチームにもFHにもいなかったよ。勿論、アーチボルト博士の特徴とも全然違う。
 私を信用してくれるなら、だけど、いたとするなら全く外部の人間じゃないとありえない。
 研究施設には内部に入るため、色々なチェックが必要なことは君も見たよね』

女性研究員
『君みたいに転移する場合でも、あんな地下何メートルも下の領域に、安定して跳ぶには一度来てもらわないと駄目なはずなんだ。
 だから検問を能力で感知されず潜るなんてこと、普通は在り得ない。システムダウンした隙をついた可能性も、少なくともここ数日の間の記録にはない。
 その人がアーチボルト博士を殺したか、或いは……」

卜部:あの研究所って地下だったんだ……

宮本和彦:あいつの立ち位置がよく分からんな

卜部:どこに属してるんだろう

舘川:研究所関連じゃないならギルドか大穴UGN辺りか

卜部:「じゃあ、俺が会ったあいつは、一体……」
あの言いぶりではアーチボルト博士の研究にも関わっている様子だった……これは、報告しておいたほうが良いだろう

卜部:(リアルINTが低くて察しが悪い)

女性研究員
     ・・・・・・・・・・・・
『或いは、君自身が勘違いしているかのどっちかだと私は思うんだ』
 と思わせぶりなセリフを口にして、彼女は続ける。
『で、ここから確認したいことの二点目の話になるんだけど……
 卜部君のこと、ちょっとだけ調べさせてもらったんだ。なんか聞いたことあるなって思ってつい。
 一応なんだけど、漢字でなんて書くかフルネームで送ってくれる? できれば読みも』

宮本和彦:???

卜部:「かん、違い……?えっと、カタカナのトで卜、部活の部、影の路でえいじです」

卜部:幻覚を見ていた……?(もしくは記憶の捏造)

舘川:あの助手が見せられてた幻覚か、もしくは卜部くんにその記憶が埋め込まれてただけ説?

女性研究員
『……うん、やっぱり。君の名前、どこかで聞いたことがあると思ったんだ。
 卜部って珍しい苗字だから、一度聴いたら忘れない。最初に見た時ピンときたの。
 君、あの研究の検体だったんだね』

卜部:「そういや、そんなこと言われてたような……あの、研究って一体どんな研究ですか……?」

宮本和彦:知ってるんだね~

女性研究員
『まずはその、ごめん。どんな風にして償うか……まずはあなたの求める情報に答える、ということで誠意を示したい。
 うん、昨日あなたが調査した『ギプノーザ』の臨床実験だよ。
 <奇械>との接続、同調のためにナノマシンを埋め調律する。まさか生存して脱走できた人がいるなんて思わなかった』

宮本和彦:軒並み死んでるんだ……

卜部:「ちょ、ちょっと待ってください、その言い方じゃあ、俺以外の実験体って、もしかして……」

女性研究員
    ・・・・・
『うん。皆死んでる。
 ……ギプノーザの調律自体は巧く行っても、それで奇械との接続が巧く行くわけじゃない。失敗した場合には肉体が維持できず、レネゲイドウイルスを暴走させて死に至る。
 何度も失敗を続けて調整してきたって言うのは、そういうこと。少なくとも私の知る記録の上では全滅してる』
 

卜部:「……っ」
思わず言葉が詰まる、自分が辿るはずだったかもしれない結末を感じて背筋に嫌な感覚が走って声が震える。

女性研究員
『実験体を集めてたって言ったよね。あれ具体的にどうやって集めてたかって言うと、死亡者扱いされてる人間を拉致監禁して実験材料に使ってたんだ。
 例えば交通事故とかで、死んだと見せかけて裏でひっそり身柄を確保したり。そんな風に表で死を装った生存者を、怪しまれぬよう間隔をあけて徴収して実験体に使ってた。
 その上で訊きたいことがあるのだけれど、君は今までどうやって追手を撒いてきたのかな』

卜部:「えっ……と、追手、とかは、そんなの、俺は全然……」
頭の中がグルグルして気分が悪くなる。なんとなく想像してはいたけれど、今になってようやく実感が追いついてきた。

女性研究員
『……?』
 相手の応えに対して、いまいち噛み合わなさを感じたのか。彼女は困惑気味に声を漏らし、やや間を置いて言葉を紡いだ。
『うん……じゃあ、一応、私が見たことを説明するね』

女性研究員
『えっと、ね……

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 私がプロジェクトに参画したのは二年前。
 ・・・・・・・・・・・・・・・・
 その時あなたの名前を確認したんだ』

卜部:「――――」

卜部:「二年、まえ……?」

女性研究員
『うん。二年前、私が研究の実態を初めて知った時に、私は検体の名簿を確認した。
 そこには君と同じ名前が記録されていた。消去される前の記録だから、私が来て間もない頃に徴収された筈。
 そして今、再び脱走した検体を確保して、また取り逃がした。私はそう思ってたんだ。検体を逃がしてそのままなんてこと、絶対ありえないから。それで二年間も生きてこれるなんて、相当運が良かった、と思ってたんだ』

女性研究員
『勘違いしている、というのも、それに関してのことで。
 君はオーヴァードとして検体にされたはず。目覚めてもいないオーヴァードを遣う訳がない。
 だからあなたは、少なくとも検体にされている時点でオーヴァードとして目覚めていないとつじつまが合わないんだ』

卜部:「そ、んな、そんな、こと……だって、俺は、この力だって、ついこの間……」

女性研究員
『……、まさか、覚えてないの?
 自分が既にオーヴァードであったことも、二年前には一度施設で検体として使われていたことも』

卜部:「俺は……俺に、そんな、記憶は……そんなこと、あるわけ……」
電話の向こう側のことも忘れて力なく首を振る。

女性研究員
 相手の様子を悟ったのか、いつになく真剣な声音が受話器から響く。
『落ち着いて。……これは私の記憶が頼りの、確度の低い情報なんだ。何かの間違いかも知れない、もう一度調べてみる。
 …………っ、とにかく、切るね』
と。まるで逃げるように受話器の先の女性は電話を切った。

卜部:「あっ…………切れちまった」
呆然と切れてしまった携帯を見つめながら、今しがた告げられた事実を脳裏で反芻する。

GM
切れた電話をじっと見つめるあなたは、そろそろ出立する時間であることに気が付くだろう。
時間は待ってくれはしない。人気のなく、口やかましい親も一向に帰ってこない、住み慣れた筈の自身の部屋は、ひたすら沈黙を守り続けている。

GM
それはまるで、あらゆる方向から無言の圧力を掛けられているかのようであった。
孤独で、邪魔者など何もいない筈の快適な世界……その実態が純粋に孤独を浮き彫りにするだけの無でしかないことを、思い知らせるようであった。

GM:という所で、ブライのシーンに切り替わります

卜部:えぇ……

ブライ:卜部、強く生きるんだな

舘川:一番メンタル弱そうなのに

GM:卜部君はあらがわないといけないので(理不尽)

卜部:つらそう

華凛:どうしてこんなことに


シーン7後 間話 ブライ

GM
――同刻。

GM
 定時連絡の時間からは少し早いが、再度あなたはメッセンジャーのあなぐらが設置してある公園に来ていた。
 例の厄介な手順はさらに煩雑さを増しており、今度の要求は『公園の木影を踏まずに一番細い枝に手を伸ばすと、空間に指が掛かるので、そこからよじ登るように上の空間に這い上がれ』とのことだ。

ブライ:「(…………いや、奴の気まぐれがそのまま鍵になってんだ。これはこれでセキュリティは高いんだろ、違いない)」
苛立ちを強引な理屈でねじ伏せて、長い手順を踏んでいく。

メッセンジャー
 そうやって手順を踏んでよじ登ると、上がってきたのを覗き込むように少年の顔が見下ろしていた。
「お、来た来た。朝早くでよかったろ、流石に高房の体で平日から公園で木登りとか人が多いと補導モノだからなァ。
 俺はこの通りガワはガキだから特に不便ねェんだけど」

ブライ:「ふざけろ。何故お前の気まぐれが招いた心配事を杞憂しなければならん。こっちは良い迷惑だ」

メッセンジャー
「いや、実際同じ手順だと飽き……バレて他の奴等が入ってくるかもしれんだろ。
 あとこないだの手順だと間違って餓鬼が入ってくるかもしれねえし? 帰る時出口が上だと苦労したろ?」
などと軽口を叩きながらメッセンジャーは席に着き、食べかけの朝食のフレークに手を付け始めた。

ブライ:「驚いたよ、自分がガキ並みの知能だということに気づけるようになったんだな。そりゃ成長だ」
復活した苛立ちを毒にして吐き出す。
「それで、そっちはどうだ?」

メッセンジャー
「餓鬼向けのトレカも触れねえ実年齢してる奴がなんか言ってるぜオイ。
 ……ああ。まずはFHの連中とコネは取り付けた。まあどの程度知ってるかは知らねえけど、UGNの連中に恩を売りたいってことだそうだ。ま、こっちはどうでもいいんだが……
 そうそう、FH側が握ってるアーチボルト博士の研究資料な、都合よく手に入ったんでそっちに渡しとくわ」

ブライ:「何?研究資料が手に入ったのか?随分と簡単かつ早くに手に入れられたな。こりゃどういう経緯だ?」

メッセンジャー
「俺もマジで残ってるとは思わなかったんだよな。しかしまあ、先手を取られたのか知らんがあの女王様をよく思わない奴がコピー取ってたみたいでよ。ソイツから手に入れた。
 もう死んでるからソイツの墓前に感謝しとけよ。まあ俺がイグニスに売ったんで実質俺がぶっ殺したわけだが」
 

メッセンジャー
「えーと、なんつったっけ。"引き結び(Slipknot)"とかいう、ナメた名前したセルの野郎だったな、確か。
 名前通り絞首刑になってもらったよ。いや、見事な死にざまだった」

ブライ:「そうかそうか。お前に巻き込まれたソイツへの同情の念が絶えないよ、どーでもいいが。
それなら早速研究の内容を見せてもらおうじゃないか」

メッセンジャー
「あいよ。取り合えず、ほれ」
 そう言って少年はフレークを貪りながら、ひょいっと手元にあったUSBメモリを放り投げた。
 そのメモリの中に文書データとして入っている様子だ。
「圧縮したPDFで数十ギガしたぜソレ。俺はとても読む気にならん。
 なんかむずいこと書いてあるからおまえ読んで理解しろ、ノイマンだろ」

ブライ:USBを衝撃を和らげつつ受け取り、眺める。
「マジかよ。いやこっちで調べた限り10年前からの研究だからそりゃ膨大なデータ量になるわな。必要そうなデータを分けるのにすら時間がかかるな、こりゃ」
そう言って懐にしまっておく。

メッセンジャー
「その中に、今回の任務に関わるモルフェウスの手掛かりがありゃいいんだけどな。調査するなら丸一日は余裕で掛かるだろうから覚悟しとけよ。
 しかし……イマイチ検討がつかん。夢だの進化だの、なんかそういうニュアンスの話なんだろこれ。一体モルフェウスのオーヴァードと何の関係があるんだ?」

ブライ:「……確かに、そもそもあの都築京香はどこまでこの事件を把握している?『博士の残したモルフェウス』ってのは何を指している?」

メッセンジャー
「俺にもさっぱりだが、進化とか進歩とか、そういうのはFHの♰反逆の聖人♰殿もプランナーの御仁も大好きな分野だからな。
 そういうダーウィンオタクの連中と色々一致するところがあったのかもな」

メッセンジャー
「しかしまあ、相当裏の裏まで知ってねえとこんな任務寄越すわけがねえが、逆に知ってたらこんな回りくどい形で任務渡したりしねえ。
 我々凡人の頭では想像もつかねえ啓蒙を、深淵を覗いちまってるんだろうぜ」

ブライ:「……はっ、啓蒙ね」
この町に来たときに見たあの光景を思い出してしまい、頭を振って振り払う。
「ともあれ、この研究資料を探せば分かってくるかもしれん。有難く頂戴するぞ。
じゃあ、今度は俺の番だ。UGNから得た情報を報告する」
自分が得た情報とメンバーが得た情報を伝える。

GM:気前よく全部教えてくれるのか

ブライ:まあ研究資料全部渡してくれたしなぁ。とくにメッセンジャーに隠す必要もあるまいし

ブライ:と言っても推測交じりなのも多いし、あんまり繋がらない情報も多い訳だが…

メッセンジャー
「ほうほう、なるへそねえ。しかし、夢を現実にする奇械ね。オーヴァード絡みのことに、在り得ねえなんてことは在り得ねえ。そういうモノもあるんだろうが」

ブライ:「例えあり得たとして、こんな発想をする奴はオーヴァード以上に頭がイカれた奴だろうよ」

メッセンジャー
「違いねえ。情報を秘匿したくもなる訳だぜ、誰もついて来やしねえ。
 ……けどまあ、先例がない訳じゃねえんだよな。話を聞く限り」

ブライ:「……先例?」
予想だにしない言葉に思わず顔がしかめ面になる。

メッセンジャー
「忘れたのか? 俺らレネゲイドビーイングが、そりゃあ閉店セールみてえにそこら中にばらまかれたきっかけになった事件のことをよ。
 『面影島事件』……あの時何が起きたか、よーく思い出してみな」

ブライ:あー、あんまり詳しくなんだよねぇ、それ。どっかに書いてあるか?

メッセンジャー:上級ルルブに事件について書いてあるで

メッセンジャー:簡単に言うと死者が蘇る オモイデ様っていうレネビがオーヴァードの記録を記憶して現実に再現する現象が起きたのだ

ブライ:ふーん、なるほど。詳細が載ってないからよく分らんが、確かにこれは構図が似ているな

ブライ:「……オモイデ様が記憶を取り込み、死者を具現化する。そしてこの力を用いて俺たちレネゲイドビーイングを進化させた……」

メッセンジャー
「そうよ。人間一人、出力するぐらいレネゲイドの力を使えばワケはねえ。結局、情報元(ソースコード)が違うってだけで『進化する存在を現実にする』なんてのぁワケはねえんだ。
 そいつによってレネゲイドそのものの次元(レヴェル)が1ステージ上がった……ってことだが。
 今回の奇械とやらも、そいつから着想を得たのかもしれねえな」

どどんとふ:[2020/04/12 02:03 JST] 「卜部」がログインしました。

ブライ:「なるほどな。思ったよりも現実味を帯びた話になってきたな。……今回齎す進化はあまりにも現実からかけ離れたものかもしれないがな」
最後は独り言のように呟いておく。

メッセンジャー
「LSDで見る幻覚を基にサイケデリックっつう文化が出てきたが。夢の現実化っつうと、譬えるならあんな感じの景色がリアルになっちまうのかもな。
 こりゃ面白ぇや。イエローサブマリンで空を飛ぶとかそういうノリも悪くねえ」

ブライ:「冗談じゃない、夢は夢だから成り立っていいんだ。現実であんなものがまかり通ってたら頭がおかしくなる。
……話は以上か?俺はさっさとこいつを解析しなけりゃならん。何もないなら帰るぞ」
USBを入れているポケットを触りつつ、そう聞く。

メッセンジャー
「おまえってなんつーか……暇人の癖に意外と遊びの足りねえ奴だな……
 まあいいや。実際、もう話すことねえし、怪しまれる前に出勤してこいよ。俺はとりま、女王様にコナかけてみるわ。
 じゃ、次の定例で会おうぜ」

ブライ:では去りますかな。このシーン、と言う訳ではないが場面は終わりということで?

GM:うむ お疲れ様でつ

GM:取り合えず今日はこの辺になるか

ブライ:おつおつお

舘川:お疲れ

GM:次回はまた探索方針を決めて、そのまま各人探索パート二巡目開始というわけだな

卜部:おつおつ

どどんとふ:[2020/04/12 02:21 JST] 「卜部」がログアウトしました。

GM:ほんで明日いけそうかしら 

ブライ:いけるぜ

華凛:おつおつ

ブライ:まあDMで話すか

舘川:なんの予定もないぞ

GM:せやな DMですぐ告知するゾ

華凛:未定、ちょち仕事関係とかで時間ずれるかも

GM:では乙カレー様でしたあ

どどんとふ:[2020/04/12 02:23 JST] 「華凛」がログアウトしました。

どどんとふ:[2020/04/12 02:23 JST] 「GM」がログアウトしました。

どどんとふ:[2020/04/12 02:23 JST] 「舘川」がログアウトしました。

どどんとふ:[2020/04/12 02:23 JST] 「ブライ」がログアウトしました。

どどんとふ:[2020/04/12 12:17 JST] 「ブライ」がログインしました。

どどんとふ:[2020/04/12 12:47 JST] 「舘川」がログインしました。

どどんとふ:[2020/04/12 12:56 JST] 「GM」がログインしました。

どどんとふ:[2020/04/12 13:01 JST] 「卜部」がログインしました。

どどんとふ:[2020/04/12 13:07 JST] 「ブライ」がログインしました。

どどんとふ:[2020/04/12 13:08 JST] 「華凛」がログインしました。

ブライ:んじゃあ、探る内容を考えていくか?

宮本和彦:おっと、こちらに戻しておこう。結局ブライだと明かす機会が無かった

GM:揃ったか 揃ったな?

宮本和彦:揃ったか

卜部:揃いました

GM:では始めますか 始めるといっても、探索方針を決める所からになるけど

宮本和彦:とりあえずこちらが手に入れたUSBを他の人、館川さんとかに頼みたいんだが、そっちは調べたいことがあるか?

卜部:研究所で得た奇械の写真とか提出したらもう心当たりはないですね

舘川:調べたいことはないな

卜部:あ、朝の電話についてはお話します

宮本和彦:一応、無駄な時間になると思うんだけど、ブライとして卜部さんと話したくあるんだよね。それも港とか郊外とか人がいない場所で

卜部:それなら今回の探索は宮本さんと組んでそのついでにという感じにすればよいのでは?

GM:合流パートのロール中に明かすという手もあるぞ

GM:探索中に明かすのもありだけど その場合は二人で探索することになる

宮本和彦:だろうな。まあ今回は卜部とブライ、館川と華凛とかでもいいんじゃないか?

GM:そだね 丁度調べることが二分されとるし

卜部:UGNはUGNで暗部というか、研究についてUGN側のこと調べたり出来ませんかね?

GM:出来なくもないって感じかな

宮本和彦:つってもUGNは資金提供とかデータ提供ぐらいじゃないか?あまり期待は出来なさそうだが

卜部:研究成果くらいは上がってないと資金提供も出来ないのでは?

舘川:それだとUSBで研究資料探るのも手だな

GM:うーん 研究成果は表層上のものだけしか挙げてないと思うな

卜部:じゃあUSB調べてもらいますか

GM:本質の『奇械』については、絶対に明かさないし、明かした時点で『あっこいつ頭おかしいわ』って即刻援助切られるので

宮本和彦:妥当

宮本和彦:と言ってもUSBをどちらかが調べるとなった場合、二人で調べるのは無駄ですよねぇ

卜部:まあせやろな問感じ

GM:なので表の、ホメオスタシスへの影響、っていう欠伸の出るような資料ばかりが出てくる

GM:失敗した場合の保険と考えるのもありといえばありだけども

宮本和彦:まあそう考えることも出来るな。館川さんは知識の技能があるから援護の風だけでいけるかもしれんし、無理だったら華凛さんへさらにバフ乗せるのもありだし

卜部:アンブローズ・デクスターについてはも調べては見たいけど調べ方が分からない

宮本和彦:USBを館川さんに任せたとしてだ、こちらはツテを辿ってFHの幹部と話したい訳だが、卜部さんを連れて行って良いものか

GM:デクスター博士は現状、全く素性が不明だしね 多分直接探しても出てこない

宮本和彦:まあメッセンジャーの存在を明かしてしまうことになるし無理か。

宮本和彦:だからと言ってこれ以上FHとの会話を先延ばしするのもなぁ。うーんうーん

GM:その辺は卜部君一般人だし黙っておけば誤魔化せると思う UGN所属の二人ならそうはいかんが

卜部:情報屋的な感じでごまかされたら騙されそう

GM:卜部君 たぶんそれどころじゃないし

宮本和彦:なるへそ。じゃあ適地に連れて行っちゃおう

卜部:じゃあ卜部くんと宮本さんはそれで行きましょう

GM:ただFHの人間に会いに行けるって話だけども ここで掴める情報は多分微妙ぞ

宮本和彦:そうなのか?

GM:研究の資料パクってたスリップノットは全員死んだし、イグニスの話するならロス・エンドス以上に知ってる人間がいない なので何を訊くかによるけど、中途半端になるかも

GM:何について訊くか確たる目的があるならば変わってくるかもしれないけど

宮本和彦:なるほど、何か新たな情報を聞ければと思っていたが、色んな筋から話は聞けているし、何とも言えないわな

宮本和彦:強いて言うなら、適合者を探して何をやっているか?ぐらいか

GM:一応、館川さんが貰ったタレコミの裏取りということで行くのもアリではあるけども

宮本和彦:裏取りは大事ですからねぇ。やらないとしても、他にやること思いつかないわけなんだが…

舘川:あとは実験に使っていた人間をFHかギルドを使って集めてただろうから、それを探るのもありか

宮本和彦:そういうのは研究資料とか載ってないのかね?

舘川:それは見ないと分からんか

宮本和彦:使われた人間とか、研究中か後の情報でないと重要度が低い気もしてるんだよねぇ

GM
・館川華凛ペア
 研究資料 
・卜部宮本ペア
 FH内 
アテはこの二つとなる訳だけど 肝心なのは何を目的とするかやね。前者は実験内容でいいと思うけど

卜部:アンブローズ・デクスターについてFHで調べてみます?

舘川:多分名前が違うから見つけづらそう。FHにいそうではあるが

卜部:割と外見目立つだろうし、見たことある人くらいは……いるのかいないのか

GM:ンー まあ当たれるかどうか正直微妙だ FH内にいるという確証は殆どない状態だし

宮本和彦:FHの内部事情は大体知れているし、そこから先にとなるとマスターイグニスとなるんですが……とてもではないが情報何て得られませんねぇ

GM:他は使われた人間についてとかか 少なくとも卜部君は気になるところだと思うし

卜部:そこらへんってUSBに入ってたりしませんかね?

GM:処理されてる可能性があるからなあ

GM:今朝の女性研究員の話では、直近に捕らえた人間の名前以外は処分されているという話でもあるから

舘川:あとは調べてないのはギルドがあるが、そっちも研究に関しては詳しいことはなさそうではある

宮本和彦:だよねぇ。やっぱりFHを調べるのが足掛かりを得る道になりそうだが、何を調べたもんかなぁ

舘川:いっそロス・エンドスについて調べるか、接触する人間に対するヒントがつかめるかもしれん

卜部:・ギプノーザ適合者について(経過、結果、その他)
・アンブローズ・デクスターについて(目撃情報とか)
・ギプノーザの原石

卜部:FHで調べるとしたらここらへんですかね?

GM:それと加えて、さっき言ってたようなロス・エンドスに対しての調査かだな

宮本和彦:まー、ロス・エンドスがマスターイグニスに繋がる訳だし、手掛かりは得られるかもしれないか

GM:だいたいまとまったかな

宮本和彦:そう、だな。これ以上は無さそうだし

GM
・館川華凛ペア
 研究資料 実験内容
・卜部宮本ペア
 FH内 適合者、デクスターの目撃情報 原石について ロス・エンドスについて
こんなかんじ?

卜部:ではそんな感じで行きましょう

GM:よし では行くか

華凛:了解です

GM:じゃあ先に、研究資料あたるペアから進めていきますか

宮本和彦:さぁて、何か出てくるかな

舘川:調べるだけだからスムーズにいくやろ

華凛:そうよね

宮本和彦:というか宮本さんからFHが奪った研究資料が入ったUSB手に入れてきたよ!って言われるのか。出所を問わないとはいえ、混乱必須だろ

卜部:これは有能!

GM:そっちのツテで……という苦し紛れのアレ

GM:調査が行き詰りつつあるのでUGNとしてはもう藁に縋る思いで読むしかないのだけどね

宮本和彦:くくく

宮本和彦:メッセンジャー君有能すぎて何も言えん。

GM:ではまあ 合流して情報共有するロールを一度挟むかどうか 時間的にいけるか?

宮本和彦:うーーーん

GM:相談に時間かかると思って早めに始めたかったが、伸ばしたので余裕ないと思うんだよね

卜部:したいはしたいですけど、これこの後のこと考えると時間がなぁ

卜部:カットで良いと思います(ます)

GM:まあカットしてしまうか ではシーン8からUGN組の探索パートを開始します

宮本和彦:どーぞ。

華凛:はーい


シーン8 サイエンスの幽霊

GM:,


【シーン8 サイエンスの幽霊】


,

GM
――2/18 11:20
 あなたたちは、一度合流した後に再度情報をすり合わせ、それぞれのチームに分かれて調査を開始した。
 とくに卜部や宮本の様子に違和感を感じたが、一先ず彼らの得た情報を基に行動することに決まった。
 この、手に入れた資料について。情報の出所を教えられないというのも若干怪しい話だが、確かめてみないことには分からないだろう。現にこの事件はそうした電波的な何かが絡んでいることは、既に今までの報告で明らかなのだ。

GM:あっせや 登場時の侵食値ダイス振ってくだされ

舘川:ダイス合計:8 (1D10 = [8])

GM:上がるねえ

華凛:ダイス合計:5 (1D10 = [5])

舘川:この出目を調査で出してほしいねえ

宮本和彦:やったね、館川さん!ダイスが一つ増えるよ!

GM:これで侵食値も処理できたので 次は判定ダイスですな。どの辺にアテを絞って調べるかで目標値が変わります

舘川:卜部君関連、奇械関連、賢者の石関連以外だと何があったか

宮本和彦:おおざっぱに分ければそれぐらいかねぇ

GM:まあその辺になると思うな

舘川:オリジナルレネゲイドが気になるといえば気になる。現在見つかってないことも含めて

宮本和彦:レネゲイドクリスタル?

舘川:まあそう。複製賢者の石を作るための元だったが、イグニスが持ち去ってるなら他に役割があったりそうするかもしれん

GM:では二人で判定するとして 誰がどれ担当するか

舘川:賢者の石に行こうと思うが、華凛はどうするか

華凛:じゃあせっかくなので奇械調べようかしら。乗り掛かった舟だし

GM
では知識で判定して
・館川 目標値:10
・華凛 目標値:10
でいいか

GM:実は、通ずるところを調べようとしているので目標値に差はありませぬ。

宮本和彦:奇械を賢者の石を使って同調させているからか。

GM:ではダイス振ってくだされ

舘川:援護の風使おう。舘川に

GM:ウィンドブレスは温存かな

舘川:浸食率がなあ

宮本和彦:10なら援護の風で十分だろう。

宮本和彦:侵蝕率で1個ダイス増えてるからその分もだぞ

GM:よろしい 失敗して財産点をすり減らすが良いぞ、くくく……

GM:華凛の方は何も宣言ないな

GM:?

華凛:ないっす

舘川:知識:レネゲイドは使えるんで

GM:ではダイス振ってくだしい

華凛:ダイス合計:2 (1D10 = [2])

舘川:9dx10+2
DoubleCross : (9R10+2[10]) → 10[1,1,1,3,4,4,4,5,10]+3[3]+2 → 15

宮本和彦:ミスってるぞ

宮本和彦:10はいらん

舘川:華凛は5dだな

華凛:そうだった

GM:ダイスもdxで振ってね

華凛:5DX
DoubleCross : (5R10[10]) → 8[1,4,6,8,8] → 8

GM:財産点使えばカバーできそうじゃな

GM:まだ未消費そうだし

華凛:じゃあ2点使いますね

宮本和彦:言い忘れてたが館川さんミスってなかった

GM:舘川さんは余裕で成功で、華凛ちゃんもちょっと他の人を買収して手伝ってもらったということでお金を消費して成功だ

GM:ちゃんとキャラシに書いといてね 俺も把握しきれん

GM:……いやややこしいので画面に追加しとく

宮本和彦:よく見ると俺の財産点というか、技能間違ってる気がする。

宮本和彦:調達2にしてたはずなんだが、1になってるせいでレザージャケット買えないや

GM:誰かに頭下げて買ってもらうしかありませんな……

宮本和彦:知識:レネゲイドを減らして調達2にしていいすか?レザージャケットがないとかなると財産ポイント使いまくることにもなるんで。

GM:うーん

GM:前に知識使って調査したことあったしなあ

宮本和彦:ああ……そういえばそうだったな。じゃあ情報:UGNか

宮本和彦:違ったわ、これも無理だ

宮本和彦:増やしたのが知識:UGNのほうになるのか。こっちなら使ってないはずだが、RP的に何もUGNのこと知らないことになってしまうジレンマ

GM:というか消費した財産点じゃなくて 残りの財産点で表には書いていってくださらぬか

舘川:こっちは残り2だが

GM:華凛はまだ4点残ってる筈

舘川:いや華凛も元は4だから2使って2

華凛:2ですね

GM:うぇ 初期財産点6って書いてあるんじゃが

宮本和彦:キャラシか。デフォルトで6点のようだな。何故か

卜部:4店じゃないんですか?

舘川:社会2で調達ないから4が正しいか

GM:前の探索で財産点使ってないし 財産点は調達技能のレベルと社会の値×2で決まるので

GM:調達に1点振ってる華凛は6点が正しい

宮本和彦:うん?調達×2+社会×2=4じゃないか?

舘川:古い方のキャラシかな

GM:俺はタグに紐付いてる奴を見てます

舘川:いや逆か

舘川:古い方のキャラシが調達ないのか

GM:やっぱややこしいので古い方のキャラシは消しといてくだちい

華凛:逝ってきます(削除

宮本和彦:なるほど、そういう。

GM:取り合えず点はこっちで修正したので描写していきます

宮本和彦:どーぞ。

GM
では華凛から順に描写していくぞ

GM
 10余年に及ぶ狂気の実験、人生の大部分を使った研究は、それだけ浩瀚で膨大な成果を作り上げていた。
 現在残っていると言われたこの資料の中、全部律義に読むとなると、それこそ哲学書の名著を片端から読み進めるぐらいの途方もない時間と労力を要するだろう。
 その筋の人間ならいざ知らず、興味もなく仕事で読む資料としては最早拷問や懲罰にも等しい苦行である。なので、まずあなたは<奇械>について目星をつけて斜め読みで洗うことにした。

華凛:「うっ…私こういう活字だめなのよね」
パラパラと研究資料を読みながら

GM
 何時間にもわたり調べて、一部組織内の友人にも手伝ってもらったりなどして、何とか調べることができたのは、以下のことだ。
 まず夢みる奇械の、原理に関すること。
                                 ・・・・
 結論から言うと、夢みる奇械の動力にして、その中核に存在するのは『賢者の石』なのだ。
 原石となるレネゲイドクリスタル。夢みる奇械とは、あくまでそのオリジナルの石の機能に指向性を持たせるために開発された、外付けのハードウェアなのである。
 

GM
 奇械はシステムこそ複雑だが、大まかな機能や仕組みとしては一般的に知られる賢者の石と大差ない。
 即ち、適合し得る存在に宿ることで効果を発揮する。それ以外の存在との同調を拒絶し、死に至らしめるか暴走させる。
 卜部が言っていたように、適合しない検体が例外なく死んでいたのはそうした背景があったからだろう。

GM
 賢者の石の模造品であるギプノーザは、他の模造品の例にもれずレネゲイドウイルスを活性化させるという石本来の機能を持っていない『愚者の黄金(デミクリスタル)』だ。
 しかし、それはあくまで石の代替物として使用しようとした場合に限る。
 あくまで原石となる石と同調させるために使用したならば、その限りではない。賢者の石を二つも見に宿すとなれば、相当の負担を強いられる、生命活動など維持できる筈もないが、実験内容からして検体には元々『人』としての運用を求めていない。何ら問題はないのだろう。

GM
 そして、もう一つは。そうまでして奇械を用いて何を為そうとしていたのかということ。
 奇械に接続されたオーヴァードは、その時点で『門』となる。
 門という言い方は抽象的だが……要は、夢と現実世界を繋ぐ架け橋となるという意味だ。

GM
 従来、賢者の石は宿った人間の意志に応じて力を用いるが、この奇械ではそうした運用はしない。
 敢えて石を暴走させ、宿主の意識を封じ、永遠の昏睡状態とすることで……その人物の夢から集合無意識へとアクセスし、石の力を通じて現実に干渉するのだ。

GM
 資料ではこの抽象的な概念について、コンピュータの仕組みに譬えて表現されていた。
 夢見る奇械という一個のPCがあるとする。
 そのうちCPUと記憶装置を司るのが、内部に鎮座しているオリジナルのレネゲイドクリスタルであり
 外部からの入力装置となるのがギプノーザ含む適合者である。
 そして記憶装置は適合者の夢であり、
 その能力を以て出力する。

GM
 そして三つ目に、運用の条件だ。奇械の接続には時期が要るという。
 この機構の初期起動は、或る周期に則って行われる必要があった。その手順を踏むことが出来ねば、奇械は発動できないのだ。
 その時期こそ、朔……太陽と月が重なる日蝕の夜であるという。
 一度起動に成功し、『門』を作り出すことが出来たのならば。あとは、門となった人間を酷使することで夢と現実の境を破壊することができるのだ。
 こうなれば最早門となった人間の生死は問わない。あくまで機能の中心は賢者の石なのだから。コンピュータのキーボードやマウスがどれだけ壊れようとPCの稼働には一切影響がないのと同じだ。

GM: 
 以上が、あなたが今日一日の調査で得た情報のすべてである。
 

どどんとふ:[2020/04/12 16:23 JST] 「卜部」がログインしました。

華凛:「酷い…!」
明らかになった研究内容、人を道具としてしか認識しないで行われる凶行。
夢を繋ぐ架け橋といえば見栄えは良いが、やっていることは人殺しのそれに他ならない。

「日蝕…次の日蝕の日っていつ?」

今回の内容で明らかになったのはこの実験の運用を防ぐためのキーワード。
この日蝕の日を把握し、相手の手順を潰すことができれば非人道の行いを止められるはず。

「館川さん!大体わかってきましたよ!こっちみてください!」

舘川:「こっちもレネゲイドクリスタルを中心に見てたから、実験の概要は見た。……正気とは思えんが、本気だったんだろうな」
夢を現実にする。そのために十数年犠牲を重ねてきた。しかしその結果、
「アーチボルトは死んでいる。研究所も研究を続けていないなら、この研究は終わったもの……とは思えんな。この研究の核たるオリジナルレネゲイドの行方が分からないとなると」

華凛:「なんとかしてその情報を集めないといけませんね…」
実験に必要なオリジナルレネゲイド、これの行方がわかればいいのだが、この場所では限界がありそうだ。

「とりあえず今回の調査でわかったことは早急に連絡すべきですよね…下手したら一刻を争うかも」

GM:あとこれは既に何度か触れたことなので気付いてていいんですけども

GM:日蝕の起きた日はまさに四日前で 次の日蝕まではまた十何年も先になります

舘川:ん?

宮本和彦:なるほど、何も起きてないってことは失敗したんだな!

華凛:やった!防いでた!

舘川:2月14日となるとアーチボルトの殺害前日だったか

舘川:いや殺害の一日後か

GM:殺害された当日ですな

舘川:これはもう門自体は開いてる可能性が……?

宮本和彦:だと思うがな。出なければ俺が見たものに説明がつかない

宮本和彦:おっと、失礼。知らないんだったな

舘川:1人クトゥルフしてるし

華凛:正気を疑う

宮本和彦:まあよく分らん。門が現状見当たらないのもそうだし、あまりにも何も起きて無いし

舘川:いや初期起動に、周期が必要ってあるから時間が掛かるものかもしれんな

宮本和彦:周期が朔の日、つまり日食じゃないのか?

宮本和彦:まあそれとは別に時間がかかるのはそうかもしれんが

舘川:オーヴァード自身が門になるっぽいし、すでに登場しているあPC、NPC内のだれかが門かもしれないな

宮本和彦:夢を見るんだろう?少なくとも起きている人ではないと思う。

宮本和彦:まあ、同一人物が複数いる可能性もありますけど

舘川:そこらへんどうなんだろ。接続して門にした後に暴走させて昏睡させる手順だと、まだ何も起きていないことに説明はつくが

GM:RPに割って入るよう注釈を入れたが RPが落ち着き次第舘川さんの情報を描写するがどうじゃ

華凛:問題ないかと

GM
 では、館川は華凛と情報共有する形で、今度は自分の得た知識を口にする。
 以下は、その内容をざっくりと説明したものだ。

舘川:「……奇械の起動に必要な周期である朔の日はもう過ぎているはずだ。起動したにしろ、していないにしろまだ表向きには何も起きていない。いまは冷静に情報を集めるぞ」

GM
 あなたはレネゲイドクリスタルの原石に関して調査を進めていた。そこで概ね華凛と同じ知見を得たのだが。
 しかしあなたはその最中、若干内容と異なるものの気になる記述が目に留まった。
 直感と言うべきか。或いは偶然と言うべきか。
 何故目が留まったのかというと、斜め読みでざっくり読み進めていた中でその文書は文字化けがとりわけ酷かったからだ。

GM
 それは何年も前の資料であるが、最初期の段階に『胎児の夢』の機構に関して綴った文書であった。
 先行研究の一種なのか、筆者の名はただ『東京N市立精神医療センター Dr.ブライアン』と記述されていた。
 
 Dr.ブライアン。どういった人物なのかは、検索を掛ければすぐに割り出すことが出来た。
 かつては精神医療センターで従事していた、心理学と天文学の博士号を獲得する権威の一人だったが、今は宇宙友愛協会Y市支部で趣味に打ち込む隠居生活を続けているという。

GM
 胎児の夢を現実にするという発想に至ったのはアーチボルト独自のものだが、胎児の夢という概念の先行研究は行われていた。彼はそうした夢分析の文書を残しており、それがアーチボルト博士の野心に火をつけたのだろう。
 文字化けが多く、かなり読みづらいが、胎児の夢を明晰夢で分析した場合に、その中で独自の法則が存在するということを突き止めたそうだ。

GM: ――以下は、その夢の法則に関する記述だ。

GM
・生命の歴史を遡行するこの夢は、その性質から時間の進行は現実と比べて極めて速い。
 現実での数秒で数日単位の時間が経過する。この夢を明晰夢で一夜丸丸経験したならば、まさに胎児の夢の先を垣間見るだろう。
・進化の先に存在するもの。彼らは進化の只中にあるが、同時に行き詰まりに辿り着いたものだ。絶えず変化を続け、それ故にそれ以上の適応することを見失ったもの。人間が想像する進化の限界ともいえる。
 仮にこの存在を『Sapiens』或いは、クラーク氏の小説に登場する進化の行き詰まりに辿り着いた存在から取って『上位者(オーバーロード)』と呼ぶことにする。
・しかし進化の先を垣間見たとて、胎児の夢の先に存在する進化生物は、原則認識することが出来ない。
 資格を持つもの以外は、脳が認識を拒むため、それを観測することさえできないのである。

GM
・それは目に見えないというだけではない。Sapiensが起こした現象はすべて、その人物の知りうる知識の範疇で強引に処理される。
 観測する準備を経ずに、この段階まで夢を進めることは大変危険であるため、注意を要する。
・観測するための条件とは何か。即ちそれは観測するための知識である。これを仮に『啓蒙』と呼ぶこととする。
 夢分析を行う際、その啓蒙を持ち合わせているか否かを確認せねばならない。もし確認できなかった場合には、大人しく目覚めることを推奨する。

GM
・啓蒙を持つものは、その鍵となる道具を見出すことだろう。今回の場合は三角錐の形で出現する筈だ。
・これは他者に分配できる。しかし啓蒙を得ることが出来るのは。~ 文字化けしていて読めない ~
・これらを~~~ 文字化けしていて読めない ~

・観測に成功した場合にも、彼らを刺激するような行為はしてはいけない。
 彼らは温厚だが元は人である。欲も持ち、恨みも持つ。当たり前に、あちらからも観察されているということを常に忘れないこと。

GM:……読むことのできる範囲はこれで全部だ。

舘川:「Dr.ブライアン、胎児の夢、進化の先Sapiens、ここまではアーチボルト博士の記述と似通ってる。が啓蒙やらそのSapiensが観測できないやらある。よく分からんが何か今回の事態にも関係があるかもな」

華凛:「上位者っていうのも気になりますね…啓蒙、それを分配…三角錐…なにをしようとしてるのか私にはちょっと理解できません」

舘川:「場合によってはこのDr.ブライアンに話を聞きに行くのも手だな。アーチボルト博士のことも知ってる可能性もある」

華凛:「東京N市立精神医療センター、ですね。情報をまとめ次第、すぐ向かいましょう」

舘川:「いや、今は宇宙友愛協会Y市支部で隠居してるそうだ。とりあえずそれはこれらの情報を共有してからだな

GM:――明らかになった博士の実験だが、未だに分かっていない部分も多い。恐らくはこの資料、まだ漁るべき場所は幾つかあるのだろう。

GM:ともあれ、既に陽は暮れている。尋ねるのは明日以降になるだろうが、

GM:UGNは確実に、真実に近づきつつあったのだ。

GM:というところで、このシーンは占めるか

舘川:一度休憩か

卜部:お疲れさまです

GM:そうですな 九時再会でどうだろう

宮本和彦:うむ

卜部:わしは八時以降ならいつでも

宮本和彦:八時でもいいぞ

華凛:おk

GM:こせんばのための準備したいので九時にさせてくだちい

宮本和彦:了解~

どどんとふ:[2020/04/12 18:28 JST] 「華凛」がログアウトしました。

GM:琴一本しか出来ねえ!!

卜部:ではお疲れさまです

GM:乙乙

宮本和彦:哀しみ

どどんとふ:[2020/04/12 18:29 JST] 「卜部」がログアウトしました。

舘川:お疲れ様

どどんとふ:[2020/04/12 18:29 JST] 「舘川」がログアウトしました。

どどんとふ:[2020/04/12 18:29 JST] 「GM」がログアウトしました。

どどんとふ:[2020/04/12 18:29 JST] 「宮本和彦」がログアウトしました。

どどんとふ:[2020/04/12 20:47 JST] 「舘川」がログインしました。

どどんとふ:[2020/04/12 20:53 JST] 「GM」がログインしました。

どどんとふ:[2020/04/12 20:53 JST] 「卜部」がログインしました。

どどんとふ:[2020/04/12 20:58 JST] 「宮本和彦」がログインしました。

どどんとふ:[2020/04/12 21:06 JST] 「華凛」がログインしました。

どどんとふ:[2020/04/12 21:06 JST] 「華凛」がログインしました。


シーン9 Fragile

宮本和彦:こっちで話すか。

卜部:とりあえず最初は宮本さんとのお話ですかね

宮本和彦:UGNが管理している敷地とかないか……いや街の中指定されてもやだな。港とかいけないかな?

GM:港って言うとこの間のコンビナートとかか

宮本和彦:そうそう。一応、アレが居るかもしれんし、話の都合はいいかもしれん

宮本和彦:最悪彼が見えたとして、精神の都合は知らんが…

GM:なるほど ではそこに行ってみるか

卜部:は?(は?)

GM:じゃあシーン9はコンビナートからか 知らんぞどうなっても

卜部:止めて

卜部:とりあえず侵食ダイス降りますか

GM:さいでんな まずは振ってから決めようぜ

宮本和彦:1d10
DoubleCross : (1D10) → 5

卜部:1d10
DoubleCross : (1D10) → 10

GM:草

卜部:あっ(察し)

宮本和彦:ビビってるじゃん

卜部:これでダイスいっこボーナスだヤッタァ

宮本和彦:段々とこっち側の領域に踏み込む奴らが現れ始めたようだな

GM:というわけだけど結局マジで連れて行くの マジか というところだ

宮本和彦:連れて行くだけでキレるかな、あの人ら

卜部:何が見えてるんだふたりとも……

宮本和彦:てっきり賢者の石も合わせてダメなのかと思っていた。まあ三角錐を触らせず、今回は見せるだけで様子を見ようかと思ってたけど

卜部:うるせぇ!行こう!!(ドン!!)

GM:まあその 卜部君の場合どうなるか考えてなかったけど 多分ああなるよなあ

宮本和彦:とはいえ、もう一方の情報を知らないからブライさんは止まらないんだよなぁ。

宮本和彦:ごめんね、ここで俺たち二人とも死んじゃうかも

卜部:ゲームオーバーとはたまげたなぁ

GM:それじゃあまあ FHの相手と待ち合わせがてらちょっと肝試しするという方針で?

宮本和彦:うーん、FHのほうは別の場所にしたい。港での結果がどうなるか分からないけど、あまりブライもいたい訳ではないし

GM:なる 分かった、肝試しして終わったら探索か

宮本和彦:よろ

GM:,


【シーン9 Fragile】


,

GM:2/18 10:20

――そうしてあなたたちは,■■■■■■■■をみたコンビナートにまで辿り着いた。
 人気は相変わらずない様子で,静かに遠方から幾本もの高い煙突が煙を上げている。
  ……あなたたちは,ここで何をしても恐らく外に割れることはないだろう。
  尤も……彼方側の存在とは,そんな常識など全く関係のない息で闊歩している存在ではあるのだが。

GM -> 宮本和彦
 あなたは、周囲を観察するものの、少なくとも何も見えない様子だ。
 どうやら一か所にとどまっているようなものではないのかもしれない。
 きっと、あの時は何か引き金を引いてしまったのだろう。

GM -> 宮本和彦
 尤も、既にどこかで見ているのかもしれない。
 万が一、一度視界に入れてしまえば、それは再度あなたへの監視を再開するだろう。
 ……
 さらに目を凝らしてみてみると、どこかにいるかもわからない。あなたは……それを覗き込むか否か、選ぶ自由が与えられた

どどんとふ:[2020/04/12 21:53 JST] 「卜部」がログインしました。

宮本和彦:「……一先ずこの辺りでいいかな」
周りを見渡して、それ以上は必要ない問題ない、というように卜部のほうを向いてそう告げる。
「こんなところに連れてきて悪かったね。色々話をしたくって」

GM -> 宮本和彦:※よく見たら疲れからか訳の分からん文章になっていたが 要するに『まだいないみたいだけど 探したらぬいっと出てくるかもだよ』ということだ

宮本和彦 -> GM:ああ、最初よく分かっていなかったが理解した。

卜部:「……ああ、うん、話、ね…話か……」
連れてこられる間もどこか上の空で思い悩む様子だったが、声を書けられてようやく顔を上げた――もっとも、その視線は頼りなく迷うように揺れて、きっちりと目の前を捉えられているかどうかは分からない弱々しいものだったが。

宮本和彦:「これはまた、頼りないね。無理もないか、2年間も空白があった訳だからね。
話というのも実は僕からじゃないんだ。いい加減に彼を紹介しようと思ってね」

卜部:「……っ、く、はぁ……紹介って、誰にですかねぇ」
事も無げにかけられた言葉に一瞬噛み付きそうになるものの、持ち前の陰気さと奥手さで踏みとどまる、飲み下した暴言を胸の中でぶちまけながらも、表面上は取り繕う。

宮本和彦:「僕の所属先のことは一度話したと思うけど、"ゼノス"なんだ。レネゲイドビーイングと呼ばれるレネゲイドウィルスが意思を持った存在が集う組織。その場所に何故僕がいるのかというと」
言葉を区切ると、宮本の服や体が見る見る別の形に変化していく。

ブライ:「初めましてだな。コードネーム"純然たる白金"(ダブルフェイカー)、レネゲイドビーイングのブライだ」
20代後半の男の姿へと変化する。

卜部:「…………厨二感溢れる自己紹介ドーモ、なに?もしかしてこれまでのって演技なんすか?」
みるみる姿を変えていくその様を驚愕して目をまんまるにして見守る――が、名乗りを聞き終わった時点でその視線は痛々しいものを見るような、どこか理解のある道場めいた視線を向けていた。

メッセンジャー:遠方でメッセンジャーが指差してゲラゲラ笑っている

ブライ:うーん、気のせいかうざい気配がする

ブライ:「はっ、理解が早いじゃねぇか。そうだ、さっきの宮本和彦は別の顔で、俺が演技しているもんだと思っていい。簡単に理解出来たのは流石は引き籠りだな。中二病妄想は通り過ぎた後か?」

卜部:「黒歴史掘り起こそうとするなら戦争っすよマジで……それ、あのUGNって人たちは知ってるんすか?バレたら結構まずいかもしんないのに、よく俺に明かす気になりしたね」

ブライ:「アホか、もしUGNが知らないんだったらお前程度の奴に明かすわけねーだろ。自意識過剰か?
上層部は勿論知ってる。恐らく館川って奴も知ってるかもしれねぇな。
ま、この姿を明かす理由、というか俺としてお前の前に現れた理由は、そうだな。自身の境遇に不幸を見て悲劇の主人公気取ってる奴がいたからってとこだな」

卜部:「……へぇ、なんすか、喧嘩売るためにワザワザこんなところまで連れ出したんすか?アンタらゼノスってのも随分暇人らしい、ああいや、暇ウイルスでしたっけか」
すっと血の気が引いていくような感覚と共に、瞳に剣呑に細められる。

卜部:「悲劇だなんて思っちゃいないんですよ、こんなもんはね、これまでクソみたいな人生だった俺にまた一つクソみたいな出来事が増えただけだって話でしょうが」
あるいは、そう自分自身に言い聞かせるように、言葉を絞り出して続ける。
「俺は、そんなことで泣き寝入りしたり、自暴自棄になって全部投げ出したりするような奴らとは違う――俺のことをそんな被害者意識丸出しのクソ野郎だって言うなら、アンタ、ぶっ飛ばすぞ」

とは言うものの足は震えているし、舌はもつれているし、噛みっ噛みでどもっている

ブライ:引きこもりという人種はどうも傷つけられやすい奴らで、また逃げようとするのかと危惧していたが、
「――へぇ、なるほどね。これだから――」
人間は面白い。
「じゃあなんだ?自分が自分じゃないかもしれないってのに進むのか?もしかすると化け物かもしれないってのに?」

卜部:「化け物?上等じゃねぇか、これでこのクソッタレな世の中で少しは美味しい思いが出来るってもんだよ」
吐き捨てるようにそう言って、足の震えを誤魔化すように足を踏みしめる。そうだ、どんな力を持とうと、それは振るう者に委ねられる――きちんとコントロールすれば、化け物になんかならない、はずだ。

ブライ:「レネゲイドの力は使いすぎれば大きく侵蝕され、やがて人間と呼べないような理性も感情もない、ただの獣同然になっちまう。
精々バランスを取って見せろよ?もし、そうなっちまったら笑いながらバラしてやるよ」

卜部:「アンタはもともとウイルスだし、もうちょっと人間から色々学んだほうが良いと思うけどな……もしアンタが化け物になったら、俺がきっちりぶっ飛ばしてやる」
その時が楽しみだ、と呟いて視線を逸らす。
「で、ほんとにそんなくだらない事言うためだけにこんなとこまで連れてきたわけじゃないでしょう。さっさと本題に入ってくださいよ」

ブライ:その前にロイス取って良い?

GM:いえす 良いですぞ

卜部:あ、わしもロイス取りたいですね

GM:その言葉を待ってたぜ海馬!

ブライ:ポジティヴ:懐旧
ネガティヴ:憐憫
ネガティヴは表で。

GM:卜部君からはどんな感情を

卜部:えーーーー
ポジティブ:執着
ネガティブ:憤懣
でネガティブ表

GM:お互いに忌み嫌う関係……

ブライ:ネガティヴはまだ踏み入れたばかりで足掻いている様を見て。
ポジティヴはカズヒコの生き様を思い出して。奴は自らの信念に殉じたし、こいつもこんな風に意地を張るのかという。

卜部:逆にこの言い合いでお互いにポジティブだったらびっくりする

GM:お互い色んな意味で幼い 実質餓鬼の喧嘩状態

ブライ:ノイマン故、大人びている風にはしているが実際それほど人生経験はないからなぁ。

GM:しかし現状 中々ロイスが取れない状態が続いてたから実はそろそろ言おうか迷ってたとこなんだ。うまいこと取ってくれてよかったよかった

ブライ:どうしようかと思ったが、耐えきれず言い合ってしまった

卜部:あえてね、あえてぶつかりあったというわけですね

ブライ:?

GM:不器用な砂利が判り合うには必要だったのだ

卜部:???

卜部:とりあえずこれで三角錐を見せてもらうんでしたっけ

GM:という訳で絆が高まって勝利フラグが立ったところでSan値……もとい 例のアレについて触れるんですな

ブライ:そうだよ、このまま死ぬかもしれないけど、いい思い出が出来ただろ?

卜部:俺はまだ死にたくないィィィィィィ!!(ヘル卜部くんになる)

ブライ:「そりゃそうだ。いちいち突っかかってくるガキのせいで無駄に時間食っちまっただけだ。要ってのは、こいつだ」
懐より三角錐のプリズムを取り出す。触らせるつもりはなく、相手に見えるようにしただけ。
「まずは、これが何に見える?何らか異常は見えるか?」

ブライ:ってすると、どうなるんですかね?

卜部:これ見えても良いんです?

GM:えーと。

GM
 ・・・・・
 見えません

ブライ:あら

卜部:「……一言多いんだよ、ったく……えーっと」
ピキったが、ここで言い返していてはまた言い合いになってしまう。無限ループって怖くね?深呼吸を一つ、怒りをやりすごしてから
「で、どれなんすか、あんたの指の感想でも言えば良いんですか?」

ブライ:「は?何言ってやがる。掴んであるプリズムみたいなもんだよ。もしかして視力悪かったか?眼鏡アピールでもしておくべきだぞ?」

卜部:「……アンタこそマジで言ってんすか?なに、邪気眼でも疼き出したんすか?」
こめかみをとんとんと人差し指で叩きながら、ため息を吐く。まさか『真性』だとは思わなかった、頭痛が痛い

ブライ:真偽判定って知覚だっけ?????

GM:ど、どうだったっけ 俺も使ったことねえ

ブライ:いや冗談だ。使うまでもなく分かったってことでいいかな

GM:まあ流石に様子がおかしいことぐらい気付くもんだ

ブライ:「…………なんだと。じゃあ何故あいつは見えている?奴も同じものを見えていたのか……いや、まさか、賢者の石が……?」

卜部:「おーい……戻ってきてくれませんかねぇ……一体どうしたってんだ……?」

ブライ:「……あぁ、悪かったな。お前は俺の言っていることが分からねぇってことが分かったな。収穫は合ったってことにしておくか。なら、さっさとこの事件を調べるために次ぎに行くぞ」
とだけ言って卜部のことを気にせず振り返って港を離れていく。

卜部:「はぁ?アンタ俺のことバカにしてません???なぁ、ちょっと!!」
と言いながら追いかけます

ブライ:ということでFHとのお話する場に向かいましょうか。

GM:りょりょりょ

卜部:りょ

ブライ:けどお話合いどうしよっかな。時間かかりそうだよなぁ

GM:まあそうなるな そこそこ時間を要すると思う。何せ訊くことが多い

ブライ:項目が多すぎるからねぇ

卜部:どーーーしますっか

ブライ:うーん、平日にしてもらっていいですかね?今週は平日入れそうなんで

GM:時間的に中途半端で、明日は仕事だしな。平日に回すとして何時がいいか……

卜部:わしはいつでも

ブライ:最近時流により自宅仕事になりまして、ある程度早くても行けると思います。

ブライ:といっても飯たべるから最短でも八時かな

GM:あー、うちもだわ。やっぱどこでもやれるとこは実施してんのな。 となると八時開始でいけそうかしら

卜部:りょりょりょりょ

ブライ:おっけい!

GM:ではそれでいこう 多分この探索パートぐらいで話が展開するかもだからな。古戦場前にやっておきたい(素直

ブライ:……と思ったが明日から古戦場だっけ

卜部:そうなんですよね

GM:予選始まるの明後日じゃなかったっけ

ブライ:明日の、夜七時ですな

GM:なん、だと そマ? テレワーク中にロペ回らないと(屑

ブライ:まあそれならインターバル期間となる水曜とかにする?

ブライ:これまで通りなら、水曜だよな?

GM:だな。今確認した

GM:じゃ水曜日にしとく?

卜部:では水曜で

GM:おk 久々のこせんば頑張るゾー クソ編成しか出来なかったしマグナに逃げたけど

舘川:ついに始まるのか……

ブライ:さて、今回の古戦場は結構準備したが、どうなるかな

卜部:楽しみですねぇ!!

GM:ちうわけでとりあえず今日はお開きですな。次回水曜日、お疲れ様でしたー

ブライ:おつかれさまんさー

舘川:お疲れ様ー

卜部:おつさままま

どどんとふ:[2020/04/13 00:00 JST] 「GM」がログアウトしました。

どどんとふ:[2020/04/13 00:01 JST] 「GM」がログインしました。

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GM:ログ取り忘れてた……

どどんとふ:[2020/04/13 00:02 JST] 「舘川」がログアウトしました。

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どどんとふ:[2020/04/15 19:33 JST] 「卜部」がログインしました。

どどんとふ:[2020/04/15 19:55 JST] 「ブライ」がログインしました。

どどんとふ:[2020/04/15 19:59 JST] 「GM」がログインしました。

GM
――そうして、ブライと卜部は憎まれ口をたたき合う関係を築き。
 迂回してやってきた港を離れ、本来の待ち合わせ場所へと向かう。

GM
 仮にも、イリーガルとして協力する関係にある二人が、FHの人間と接触するということは外野にも知られたくはないこと。
 そのため極力監視の目が薄い場所で会合することになる訳だが、彼らの指定した場所が今まさに目の前の建物である。
 駅近くにごく狭い場所に築かれた、何やらファンシーな文字が躍る看板のカラオケだ。その指定された番号の個室に、既に彼らはいるという。
 

どどんとふ:[2020/04/15 20:45 JST] 「華凛」がログインしました。

ブライ:これって卜部君にある程度話したって体にするんだっけ

GM:うん そうでないと連れてこられないとおもう

卜部:まあ流石にある程度は話されてるでしょうたぶん

ブライ:だよねー

GM:流石に誰誰がそうだと名指しでないなら問題ないはず

ブライ:「さて、覚悟は良いか?小便ぐらいはすましておかねぇと知らねぇぞ」

卜部:「ションベン臭いガキと一緒にしないでほしいんスけど?それより、なんかあったら俺は勝手に逃げるんでヨロシクお願いしますよ」

ブライ:「てめぇ、立ち向かうって決めたなら戦いやがれ。ま、俺はヤバくなったら撤退するがな」
卜部の意思は一応確認したと判断して、店の扉を開いて指定された個室に向かう。

卜部:「はぁ?逃げるが勝ちなんスけど?っていうかアンタも逃げるのかよ……」
追従します、心持ちブライさんの後ろに隠れるように

GM:うーーーーーん

ブライ:うん?

GM:アイコンは……こいつでいっか

ブライ:誰だろう。

GM:なんでNPCアイコンは雌しかいねえのか それもこう 色んなパターンの年上キャラ

ブライ:立ち絵(デフォルト)は割といる、いない?

ブライ:嘘かも

人相の悪いFH構成員
 個室の戸を開け、中を見てみると、そこには怪しい色の煙をぷかぷかと口から吹いて、
 くつろいだ様子でカラオケのソファに座り込む人相の悪い男がいた。
「んあ~~……てめーがあのクソガキの言ってたゼノスの野郎か。
 時間あったもんで、ちっとばかり向こう側に遊びに行ってたんだワ。おまえも一発キメてくか? こいつぁ自家製だ、他じゃ味わえねえ代物だが……今日はそういう話で来たんじゃなかったっけかぁ?」

ブライ:これ対面にソファーがあるってことでいいよな

人相の悪いFH構成員:うん

ブライ:座るべきソファーのほうに歩きつつ、
「生憎と違うな。楽しむのは構わねぇが関係ない奴の前では控えてほしい」
FHの構成員の真正面に座る。
「それで?もう少し待ってやったほうがいいか?」

ブライ:微妙に言い方悪いな。楽しみたくないってことで。

卜部:「(うわぁ……見るからにって感じの奴がきた……)
と思いながらも顔には出さず、浅く腰掛ける」

人相の悪いFH構成員
「そりゃねェぜ、関係ねェ奴連れてきたンはおたくの事情だろうに。俺からすりゃ頼んでも居ねェのにから揚げにレモン掛けられた気分だ! ケヒャヒャヒャヒャヒャヒャ!!
 まあ面見りゃカタギっつーか、スジモンじゃねえのははっきり分かンだがよ。
 ……い-や、今回はオレ一人だ。わかったらそのコイツ大丈夫なのか? 話せンのか? って言いたげな面引っ込めろや、帰るぞ」

ブライ:これはブライに言ってるんですかね?

卜部:そりゃそうですよ、卜部くんはそんなに失礼なことする勇気がない

人相の悪いFH構成員:そだね 卜部君はこうイタリアンについてくるハーブぐらいの眼で見ている

卜部:超重要じゃないですかやだー!!

ブライ:「あーそいつは悪かったな。俺だって困るし、"メッセンジャー"に何言われる事か分からねぇ」
身を前に乗り出す。
「本題に入ろうじゃねぇか。まずはこっちから聞いていいか?」

人相の悪いFH構成員
「ハン、そもそも話を聞けるだけ、ありがたいと思ってほしいもんだぜ。昨日<スリップノット>の連中が纏めて粛清されちまって、周りのセルはどいつもブルっちまって話ンならねえ。
 見せしめは効果覿面ってわけだ、あー気に入らねェ。オレサマぐらいしかこんなスレスレの内通してくれる奴ぁいねェぞ?」
「んで……そうそう欲しい情報があるんだったナ。
 安くしとくぜ、情報屋に鞍替えした覚えはねーが商売柄そういうトークは御手の物だ。なんならこの魔法の葉っぱをサービスで分けてもいい」
 とか言いながら差し出したものと同じ葉っぱをバリバリ食べる

卜部:「(えっ、それ食べ物なのか……?)」

ブライ:確かUGNに恩を売りたいとかっていう話でしたっけ、この人が話す理由は。

人相の悪いFH構成員:基本はね ついでに言うと別の私情もありそう

卜部:反イグニスだったりするのだろうか

ブライ:ふぅん、まあ確かに微妙な口ぶりだな

GM:ちなみになんだけど今回何をいくつ聴く予定なんだっけ

GM:結構ばらばらと聞く予定そうだったから判定分けよう考えてたが どれとどれについてだったか忘れちまったな

卜部:ギプノーザの適合者(がどうなったか、どんな状態なのか)
デクスターの目撃情報
ロスエンドスの情報(なんでもいい)
賢者の石の原石について(所在とか噂とか)

卜部:くらいですかね?

GM:メモに書いてる内容から追加はないとみておっけー?

卜部:あとはFHの内情ですかね

ブライ:そうだな。同時進行している館川さん側の情報を踏まえて考えると何かありそうだが、まだ知らんからなぁ

ブライ:まずはFHの内情を聞こうかしら。

ブライ:判定値とかってどうなるんだ?

GM:んー FH内情は別に判定なくていいな

GM:だいたいはさっき喋っちゃった通りだし

ブライ:まあ宣戦布告の件とかも内部では寝耳に水って話だったし一応聞きたい感じではあった。

卜部:いきなりの宣戦布告と粛清で反イグニスの機運高まってたりシないのかな

GM:高まってるからこいつみたいなのがUGNに恩を売ろうとしてる様子なのじゃ

GM:でもまあ数日でこれまで頭やってた奴をひっくり返そうって話にまではならない 個人規模でどっちが勝ってもいいように手を打っておく小賢しい奴はこういう手を取る

ブライ:なるほどねぇ。実際に行動している奴がいるならわざわざ聞く必要もないかなぁ。適合者について聞こうかしら

GM:適合者については ウーン関連情報なら

GM:判定は交渉とかかな。 で、目標値は8ってとこ

ブライ:交渉になりますよねぇ。ブライの場合2D+1Dで3Dだから微妙なんですよねぇ

卜部:これってわしも振って良いのかな?

GM:良いですわゾ

卜部:3dx
DoubleCross : (3R10[10]) → 10[1,1,10]+4[4] → 14

ブライ:えぇ…

卜部:運の乱高下がすごい

GM:これはコミュ障(自称)

GM:卜部君は咄嗟に滅茶苦茶鋭い質問をぶつけにくる!

卜部:BGM:蘇る逆転

ブライ:さっさと喋れ、コミュ障

人相の悪いFH構成員:<事件の影にやっぱり矢張

ブライ:「あぁ、らしいな。感謝の代わりにUGNの奴らにはそのこと含めて伝えるよ
で、欲しい情報だが……お前が言え」
と言って卜部のほうを向く。

卜部:「……!?ちょ、く……ええと、あんたらのとこで確保したらしい『魔法の石』について聞きたいんだけど」
どの程度こちらが情報を出して良いのか分からない、こちらが知っているということも切れるカードになるのだから簡単に明かすことも躊躇われる。いきなり無茶ぶりをしやがって、と胸中で毒づきながらも、声音を平坦に抑え込んで無表情で尋ねる。

卜部:「なんでも『魔法の石』を使える『魔法使い』を探してるらしいけど、どんくらい見つかったんです?やっぱり石って簡単に使いこなせるもんなんですかね?」

人相の悪いFH構成員:あ、適合者ってギプノーザの適合者ってことね

卜部:はい

人相の悪いFH構成員
「……巻き込まれただけの陰キャと思ったら、割と舌が回るじゃねェの。
 量産した石の適合者は今の所見つかっちゃいねェんだなこれが。そうサクサク見つかるモンでもねえが、そろそろ一人ぐらい見つかっていい頃合いだってのに何の音沙汰もねえ。
 『石』ってのぁ人を選ぶそうだが、昔はソイツを巡ってひと騒ぎ起きたぐらいだ。世界に一人だけ、なんてレアな代物でもねえはずなんだが」
 

卜部:「誰でも使える魔法の杖じゃないなら、こっちとしてはありがたい話かな……」

ブライ:今、こいつの中で卜部君の格がコーンクリームスープぐらいになったんじゃないかな?

卜部:この流れで原石の話も聞けたりします?

人相の悪いFH構成員:うんまあ 判定地高かったしヨイゾ

卜部:めちゃくちゃ高いですねこれは、自分の命の次に高い

卜部:「……それじゃあ、石の大元になったオリジナルについては何か知ってたりしますかねぇ?なんでも、アンタらのとこボスが色々動いてたって聞いてますけど?」

卜部:「(異世界転生内政モノ読んでて良かった……こういう交渉のシーンにまさか俺が立つことになるなんて思ってもなかったけど)」

ブライ:「(何か知らんが生意気な聞き方になってきたな……)」

人相の悪いFH構成員:土壇場でラノベで見た展開をやれる奴って普通に肝っ玉据わってる方だよなと思う奴

ブライ:想像力が足りない説

卜部:シュミレーション(脳内妄想)だけは歴戦

卜部:まあなんかあればブライさんがたすけてくれるやろ!と安心しているせいもありますね

人相の悪いFH構成員
「オリジナルねぇ……オシャカになったアーチボルトの爺秘蔵の道具って話だが、居所についちゃ知らん。知ってたら多分、オレの命もねえわな。
 しかし、ここだけの話オレはそいつを見たことがあってな? まあそん時は石の正体までは知らなかったんだが、何度かあの爺さんにおもちゃを持っていったことがあるもんだからよ」

ブライ:こいつ知ってんのか!?

卜部:「……へぇ、あれを見たことがあるんスか?」

人相の悪いFH構成員
「あァ、三角錐の形をした赤黒い奴。丁度手のひらサイズだったかな。それがなんか……ニコラ・テスラの発電実験みてぇな装置の真ん中にそいつが仏壇の仏さんよろしく祀ってあったんだワ。
 オレ様もよく葉っぱで飛ぶことあるけど、あの爺さんは飛んで帰ってこれなくなったンじゃねェかなありゃ」

ブライ:……三角錐なんだ。へぇ…

卜部:「……なるほど、じゃあソッチでも今は探してる最中なわけなんスね」

卜部:では次はデクスターについて聞いてもいいですか?

人相の悪いFH構成員:ええぞ これについてはどうだろうな……コイツどの程度知ってそうかな……(

卜部:単純に見かけたことある?くらいな感じでいいので聞きましょうかね……これって判定いります?

人相の悪いFH構成員:まあ、判定は要らないと思うな……大したことは知りません

ブライ:うーん、もともと当てしてないとはいえあまり情報がないねぇ

卜部:「ちょっと話のついでに聞いときたいんすケド、博士のとこに出入りしてたんなら胡散臭そうな奴見たことないっすかね?俺が聞いた時は『アンブローズ・デクスター』って名乗ってたんですけど」
カクカク・シカジカ、詳しい容姿も話しておく

人相の悪いFH構成員
「白くて長い髪の……顔のいい奴。そんなナリのいいやつあの穴蔵にいたかねェ。前見たあの黒髪のねーちゃんは中々の上玉だったけどな、残念ながらオレは年下趣味だ。
 まあそれはそれとして、似たような奴がうろついてることはたまに耳にするな。ありゃ確か、ヤマ張りしてた須藤の情報だったか。俺も大概昔から例の研究所の仕事付き合わされてきたが、ソイツの出入りを視たのはホントに最近になっての話でよォ。
 最初はUGNとかあの辺のお偉いさんかと思ったが、どうにもその手の背後関係はねえみたいで」

卜部:「(ロリコン……!?)」

卜部:「ん、アンタらのお仲間じゃあないんスか?」

人相の悪いFH構成員
「いや、あんなスカした野郎はウチにゃいねェよ。
 別に何をするって訳でもねェし、特にバックに誰も居ねえから放っておいたが、そいつがその研究所にいたってンなら普通にソイツが博士殺して逃げ回ってるンじゃねえか?」

卜部:FHでもなく、UGNでもなく、研究者でもないなら……誰なんだ?

卜部:あとはロスエンドスについて聞いてみたいんですけど、これは判定必要ですかね?

人相の悪いFH構成員:要るね ちょっとたかめ

ブライ:ふむ、砂の加護ぐらいは切っても良いな

人相の悪いFH構成員:まあ交渉で11ぐらいかな こいつだと

卜部:ロスエンドスについて
イグニスがまとめる前の人となり(FH全体の雰囲気)
現在の様子
あとはなにか知ってることがあれば聞きたい、みたいな感じですかね

ブライ:砂の加護使って交渉を手助けする絵面浮かばねぇな

ブライ:まあいいや、まず砂の加護を使って自分のダイス量を増やそう。侵蝕値は3だ

人相の悪いFH構成員:ok ではダイスをドーゾ

人相の悪いFH構成員:まずはブライからだね

ブライ:うむ、そのあとに卜部にもかけようかなと思う

ブライ:7DX
DoubleCross : (7R10[10]) → 10[1,2,2,8,8,9,10]+1[1] → 11

人相の悪いFH構成員:あっぶえ

ブライ:良かったねぇ

卜部:草

卜部:素で14出した卜部くん見習ってほら

人相の悪いFH構成員:対人経験でいえば卜部君に一日の長があるんや(どんぐり)

卜部:どっちもほぼ皆無なんだよなぁ

ブライ:「俺も一ついいか?"砂の天使(ロス・エンドス)"についてだ。奴が元々のリーダーだったらしいがどんな奴なんだ?」

人相の悪いFH構成員
「あァ、そうかおまえら余所者だもんな。<砂の天使(ロス・エンドス)>相馬の兄貴の勇名も届いちゃあいねェか。
 兄貴とはそこそこ長い付き合いでよ。今でこそあんな落ち着き払った風をしてるが、昔の兄貴はそりゃあ凄まじい人だった。
 熱しやすく冷めやすいっつうんか、キレると手が付けられねェっていうんか、オレらがストッパーになることも結構あったんだぜ いやマジで」

人相の悪いFH構成員: 
「けど筋だけはキッチリ通す、そういう人だ。
 強い奴だけが正義とか言いつつ、身内にゃ甘い、そういう情の深い人だったのさ。 
 だが、相馬の兄貴は人が変わっちまったァ。あの女に負けてから、すっかり腑抜けちまった。
 今じゃあいつのいいなりだ。顎で遣われるみてーに、引きこもって姿を見せねぇあの女の代理に徹してやがる」

ブライ:マスターイグニスと

ブライ:戦ったらしいがここらへんも判定必要か?

人相の悪いFH構成員:というと

ブライ:マスターイグニスがどういう経緯でFHに来たのか知りたくはある。真正面から来たのだろうか

人相の悪いFH構成員:あー そこはとくにいらんな

ブライ:じゃあ聞いてみるか

ブライ:「なるほどな、やはりそこで変わったのか。ロス・エンドスは『マスターイグニス』とはどういう流れで戦ったんだ?『マスターイグニス』が襲撃でも仕掛けてきたか?」

人相の悪いFH構成員: 
「それも知らねェか。お察しのとーり、奴さんはうちら……ああ、そン時ぁ《ジェネシス》っつうセルだったんだが。
 そのジェネシスの本拠に殴り込みに来た。
 あの女……仮面の女ってだけでフザけてやがるが、言い出すことも大概舐め腐ってやがる。
『とりあえずこの街で一番強いらしいこのセルを貰う』つってよ。まるで当たり前みたいに、蹴散らしに来やがった」

ブライ:つよ

卜部:「(あの女の人覇王かなんかかよ……)」

ブライ:「そりゃ豪気なことだな。だが強さもそれに見合ってた訳だ」

人相の悪いFH構成員
「ああ……オレら束になって殺しに行ったが、てんで敵わねえ。つかありゃ反則だ。手を翳しただけであの場にいた全員が消し飛んだンだぜ。もッと言うなら拠点ごと消し飛ばされた。
 勝負にすらならねェ。唯一生き残った相馬の兄貴との一騎打ちになったが、まあ、相性ってもんがある。
 相馬の兄貴は防御主体だが、あの女は極限まで火力を突き詰めたタイプだ。反撃を躱され、二発目で止めを刺されちまった。
 悔しいがあの野郎の強さだけは本物だ、認めるしかねェわ」

ブライ:シーン攻撃持ちか……

卜部:怖すぎる

ブライ:戦うかどうかは分からないけど、経験セッション数間違えているレベルの強さじゃないかなぁ、これ。

ブライ:「FHセルを真正面から全滅させるほどの強力な力か……」

ブライ:後は、現状のロス・エンドスについてか。

人相の悪いFH構成員
「ただ、な……問題はそっからだ。強さに屈服して、従ってるってんなら、オレだって否やはねえよ。つええ奴が正義ってのは実際分かり易いし嫌いじゃねえ。
 何だってそうだろ? どんな聖人君子でも、仕事が出来ねえやつは十中八九嫌われンだ。なんで出来ねえ奴のために俺らが窮屈な想いしなきゃならねェ」

ブライ:うん?

卜部:弱者にも手を差し伸べてるとか?

人相の悪いFH構成員
「だからその摂理に従って、いう事きいてるってんならまだいいんだ。
 けどまあ、一度見たことがあンだよな。
 ――イグニスとヤったのか、とかふざけて訊いてきた他セルのリーダーを、久々に見たマジギレモードでぶちのめす御仁をよぉ」

卜部:惚れて従ってるから腑抜けってことなのかな

ブライ:「そんな言葉で怒りを買うってことはただ従ってるようには見えねぇわな」

人相の悪いFH構成員
「あの人は炎神を祀る神官だ。そいつぁ生半可な忠義心じゃねえ、信仰みたいなもんだ。
 だからまあ信仰する者との関係がどうとか、そういうのに敏感になってるんだろう、そういう分析をする奴もいるが……
 いやァ、オレもあんまり考えたかねェがありゃどう見ても……」

ブライ:ふーーーん、アオハルじゃん

卜部:ブライさん恋愛脳かよ

ブライ:そうは言うが人間はまぐわうもんだろ

卜部:は?まぐわわない人間も居ますが?(ガチギレ)

ブライ:「言いたいことは分かるが、そういうもんかねぇ。俺にはよく分からねぇな。ともあれ、奴が並々ならぬ想いを抱えていることは確かなようだ」

ブライ:ロス・エンドスの現状の動きを聞いてみるか

人相の悪いFH構成員
「ま……とにかくそんなところだ……
 オレぁよ、出来るなら兄貴をあの魔女……というかもう魔王じゃねェかなありゃ……とにかくアイツから引き剥がしてやりてぇのよ」

人相の悪いFH構成員:現状の動きでいうとどうだろうか 判定は……うーん

ブライ:格が上がるの草

人相の悪いFH構成員:まあ なくて問題ないやろ多分

ブライ:ふむ、こちらとしては判定がないのはありがたい

ブライ:「それで?当の神官は"炎神"様のために現状どんな身の尽くし方をしてるんだ?"炎神"様はお顔をお見せになられないから、アイツが動き回る必要があるだろ」

人相の悪いFH構成員
「……今兄貴は、他のセルの連中の管理をしてるぜ。基本的にはそっちの仕事だ。
 オレのみたところ、今兄貴とイグニスは綿密に連絡を取り合ってる訳じゃない。現場指示は兄貴に任せきりで、イグニスは別に個人で行動してやがる。
 どうあっても自分の仕事をあちらに任せる気はねェんだろうぜ。或いは、自分でしか出来ねえ仕事なのか」

人相の悪いFH構成員
「あの女が別で何かやらかそうとしてるのは分かる。自分でやらねェと意味がねェ企て何だろうが……
 兄貴も目を醒ましてくれねえもんかね……少なくとも、あの女は間違いなく兄貴を都合のいい道具としてしかみてねェ」

ブライ:うーん、マスターイグニスは自分の目的にご執心な感じ

ブライ:は確かにするけどね

卜部:こいつから質問以外の情報引き出せないかな

卜部:持ち込み情報はないんか?みたいな感じで

人相の悪いFH構成員:どうだろう 動機的には積極的に渡したい感じだけど

人相の悪いFH構成員:何が欲しいのかって今の所うちのセルの身の上話ぐらいしか聴いてないから、その辺のことかなーと思ってその辺の話続けると思うよ

ブライ:確かFHって恐らく検体をあつめていたんだっけ?それなら卜部君のこととか知れないかなぁ。2年前だし無理かなぁ

人相の悪いFH構成員:その辺はさっき触れてたというか、人さらい担当だったって話が出てたのでいけますいけます

ブライ:当人だったか。なら判定なしで行けるようだな

ブライ:と思ったが、これは卜部君が聞きな

卜部:「それじゃあ、最期に一つ――俺に見覚えはないっすかね?」
二年くらい前のことを思い出してみてほしいんスけど、と付け足す

ブライ:何か面白い

卜部:ばっかもーん、そいつがルパンだ!!

ブライ:これって過去に酷いことされて死んだはずの人が復讐に来る流れじゃないっすか。最期って言ってるし

人相の悪いFH構成員:巌窟王か何かで

卜部:消す気満々みたいになってる

人相の悪いFH構成員:服をべりべり―って破いてムキムキになって秘孔を突きまくるうらべくん

ブライ:あぁ、わざわざ予定にない奴を連れてきた意味ってそういう……

ブライ:全てが繋がっちまったな

卜部:これまでのピースが全てハマっていく

卜部:最後の最後でバッドコミュニケーションかますあたりが卜部くん

人相の悪いFH構成員
「二年前だァ? ……ンー、言われてみりゃあ、あるようなねぇような。てめーみたいな面の陰キャとか、攫ってきた奴等ぐらいにしか覚えねェんだけど。
 ……ンン? いや、まさかねェ。そいつらが今更生きてるわけねえし……」

卜部:これで家族が!とか言ったらマジで復讐の流れになってしまう

卜部:「あー、いや、ちょっとこの『顔』の奴に取り立てたいものあるんスよね。だからついでってことで色んな人に聞いてるんスよ……この『顔』の奴は死んじまったんスか?」
借り物なんすよ~と、めちゃくちゃドキドキしてるのを隠しながら尋ねる

人相の悪いFH構成員
「……? ??? い、いやそういやおめェ……んなアホな、二年前だぞ……!?
 確かにソイツはくたばってる筈……! おいテメェ、何のつもりだァ!?」

卜部:こんなところで戦闘に入るのか……?

人相の悪いFH構成員
「"検体"の身内のモンかテメェ、そんな面でフザけたこと抜かしやがって……!
 お、オイ! 何なんだこいつァ、テメェ説明しやがれ!」
 とブライに振るよ

卜部:「んー、あんまし言いたくないんですけど聞きたいですか?完全にUGNと敵対しちゃうかもしれないんスけど……この顔の奴に聞きたいことがあったんで、探してたンすけど死んでるならこっちも好都合なんすよね」
これ以上踏み込みます?とにっこり笑顔で応えつつ、心のなかでは涙目でブライさん早くなんとかしてくれぇーーー!!と思ってる

ブライ:ぶっちゃけPLとしては戦ったら面白そうだから戦いたい(ジャーム)

卜部:こいつ……

ブライ:が、こんなところで不要な戦いなんてしてられるか

卜部:肉体操作出来る系の能力者なんだよ、みたいなフォロー入れて下さいお願いします

人相の悪いFH構成員:不要不急の闘いは避けよう

人相の悪いFH構成員:ちなみにガラは悪いけどこの人はソラリス系 ロクにステも決めてないモブだけどこれで臭い嗅がせて昏倒した奴を袋詰めにして攫ってた

卜部:ソラリスなのか……

ブライ:ああ、やっぱりそうなのか。葉っぱをそのまま食べてるからもしかしたらと思ったが

人相の悪いFH構成員
「複製体だってのか……いや、そんなモン作る訳がねえ。
        ・・・・・・・・・・・
 あの爺さんは、もっと効率的に使ってた、ハードを複数建てるみてえな無駄をする訳がねェ、いや、しかし……!」

ブライ:は?

卜部:は?

ブライ:……思っていたよりこいつ知ってるのか

卜部:割と頭いいのかこいつ……?結構研究に詳しくない?

卜部:こんな下級戦闘員みたいな見た目シてやがるくせに(暴言)

人相の悪いFH構成員:これは性癖の問題なんだけど

ブライ:いや…もっと聞きたいがここから聞き出す術が思いつかねぇ

人相の悪いFH構成員:俺の作るチンピラキャラは大抵頭が切れるそうで

ブライ:なん、だと。いや、まさか、こんなところで出てくるキャラが情報をここまで持ってるとは思わない

卜部:「んー……もしかしてあの研究にも結構詳しい感じっスかね?その詳しい情報、知ってること、今なら言い値で買いますよ」
もちろんブライさんがケツを拭いてくれると思っているので適当フカす。ちなみにめっっっっっちゃそれ!それ!それ聞きたいんですよ!!って言いそうになった

卜部:ブライさんもとりなして落ち着かせるの手伝って

ブライ:えー

ブライ:相手さんが納得してくれるといいな…

卜部:取って食いはしないんだし落ち着けよ、くらいなこと言って、お前ももしものときの保険は欲しいだろうし喋っちまえよ、位な感じで

人相の悪いFH構成員:実際詳しいことを知ってる訳じゃないので ただやり方というか、人事はやってたのでその辺は詳しい

卜部:何やってたかは普通に知りたい

人相の悪いFH構成員:チンピラをどうどうするには 何の技能がいるかなあ

卜部:ブライさんの懐や信頼をリリースして情報を召喚するぜ!!

ブライ:うーんうーん

ブライ:じゃあ演技をします

卜部:わしには、今この場でディメンションゲート作って、もしもの時はこれでどこへなりとも逃してやるからさ?っていうくらいしか思いつかない

人相の悪いFH構成員:今の状態は割と臨戦態勢というか 身内のモンが復讐しに来たって思いこんでるので

ブライ:もしもの時は卜部君を殺す演技。

卜部:俺キマイラ系能力で変装してるんすよ!っていう嘘は信じてくれるかな

ブライ:信じさせるために演技するつもり

ブライ:イージーエフェクト<完全演技>で殺すのを本気だということを示せば、少なくとも卜部君に復讐させるために連れてきたわけじゃないことを証明出来ないかな?

GM:まあそう言うと信じるだろうけど というかそう考えてるけどやっぱり復讐に来たなこいつってなる

GM:完全演技でそういうことは出来るな

卜部:復讐にきたのかと勘違いされてるゾwwwって茶化して茶番にしてブライさん

ブライ:この場合、判定必要っすかね?

GM:うーん 交渉とかで判定かな

卜部:いきなりブライさんに殺される演技(事前打ち合わせなし)される卜部くんェ

ブライ:イージーエフェクト使うから判定にプラスを!プラスをください!

卜部:入る前のトイレ行っとけっていうのはフラグだったか……

卜部:全て繋がってしまった

GM:ちなみに失敗すると最悪戦闘かもだ

ブライ:ですよねー

卜部:これ卜部くんも振っていいですかね

卜部:卜部くんの演技(純粋なるガチ反応)も判定に加えてください

GM:うーん 判定がややこしくなるがまあええやろ どっちかが成功した場合におkとする

卜部:よし

GM:ブライはEA使うので固定値2をプレゼントだ

ブライ:わーい、砂の加護をダメ押しにしよう

GM:それで目標値は警戒度maxで割と頭いいので12ぐらいにしとこう

卜部:チンピラのくせに……

卜部:頼みましたよブライさん

ブライ:これで7D+2だ。結局10は出さないといけないのね

卜部:7Dだしいけるいける,一つくらいはクリティカルするって!!

GM:さあ振るが良い フフフ

ブライ:参る

ブライ:7DX+2
DoubleCross : (7R10+2[10]) → 10[2,4,6,6,7,8,10]+2[2]+2 → 14

卜部:よかった

ブライ:固定値いらなかった

ブライ:侵蝕値も増やしておこう。砂の加護で+3

GM:圧倒的ィ だが侵食値は貰っておくぞ

ブライ:「……あぁ、悪ぃな。こいつは肉体変化のシンドロームなんだが……思った以上に警戒心を与えちまったみたいだ
勿論、こいつを連れてきたのはお前を害する訳じゃねぇ、って言っても信じられないだろうから、俺が保証してやるよ」

ブライ:左手の袖から白い布が流れるように落ちる。ブライはその布を掴みとめるように触れると、白い布が発光と共に白銀の輝きを持った剣へと変化する。
卜部に有無を言わさぬ速度で後ろから首をめがけて剣を振り下ろし――1ミリも隙間がないところでピタリと剣を止める。

ブライ:「こいつが怪しい動きをしたら殺す。この白銀の剣は世界中のどんな名剣にも劣らねぇ切れ味だ。
――どうだ?これで一安心してくれねぇか?」

ブライ:ということで<インフィニティウェポン>を使います。侵蝕値5!

人相の悪いFH構成員:侵食値……!どんどん上がる侵食値……!

ブライ:万能器具で偽物作るという手もあるけど、本気度合いを見せるためにこうするよ

卜部:侵食値うめぇなぁ!!

ブライ:たけぇわ。後で覚悟しろよ、お前

卜部:こっちはこっちでガチビビリしてるんだよなぁ!

ブライ:お前に喋らせたのが間違いだったかな…

人相の悪いFH構成員
「か、……た、確かに、嘘はなさそうだな……わざわざ能力まで見せる訳がねェしよ……
 くそ、こんなリベンジ野郎連れてきやがって、テメェ気ぃつけやがれ!」
 と、結構冷や汗流しながら

人相の悪いFH構成員:少なくとも落ち着いて話し合いのテーブルには辛うじてついてくれるようだ

ブライ:復讐野郎だという誤解は解けなかった

ブライ:けど実際こいつに対して卜部君はどう思ってるんだ?

卜部:実感がないのでなんとも……どちらかといえばさらったときのこと詳しく教えてくれ!!という感じ

卜部:「……ヒェッ」
ヒュッっと息を呑んで固まる。遅まきながら自分が殺されそうになっていることに気がづいて歯の根が噛み合わないくらいガチガチしはじめる

ブライ:「こっちは"安全のために"このままに姿勢で話させてもらうぜ。
話を戻すが、こいつのことを知っているみたいだったな。検体として攫ったのか?」

人相の悪いFH構成員
「ケッ……コイツ震えてやがる、脅かしやがって……!
 あァそうだよ、コイツの面をした男を二年前に攫ってきた。言われるまで気付かなかったけどなァ!
 だがそいつが生きてる訳がねえ。あの実験の検体としてぶち込まれたなら間違いなくな」

卜部:「(えっ、なに!?なんで!?わけわかんねぇんだけど!?!?!?!?!?)」
目を白黒させて脂汗を流しながらも指一本も動かせない

ブライ:草

ブライ:「へぇ、どんなことをされたんだ?」

人相の悪いFH構成員
「詳しくは知らねェよ! けどあのマシンに繋がった奴は例外なく死ぬか発狂するか、マトモな最期を迎えた奴はいねぇ。
 だがな……死んだ程度で、あの実験から逃れられやしねェんだよ。
 適合に失敗した個体を複製するより、もっといい方法があった。人間一人、貴重だからな、リサイクルできるンならそうするべきってことでよ」

卜部:これやっぱギプノーザの素材になったんかな

人相の悪いFH構成員
「石の適合に失敗したオーヴァードは暴走するかジャームになるか、或いは死ぬ。だが、奴にはその脳みそさえあれば十分だった。
 夢だか何だか知らンが、要は思考する機能さえ残ってりゃそれで十分なのよ。
 何となりゃ達磨にして昏睡状態にすれば、もう一度接続できる。生命としての死なんてものは、極論どうだっていい」

卜部:生体コンピューターじゃったか

ブライ:わーお

人相の悪いFH構成員
「そうやって何度も再接続を繰り返すことで調整してたンだよ。手探りの実験だから、臨床データは多いにこしたことはねえ。実際の所はわからんが。
 そうやって体の機能をレネゲイドの暴走で壊死させ続け、最後には脳みそだけになって保管され、その状態で何度も奇械と接続される。複製体を作るより、脳だけにしてリロードしまくった方がお得ってわけだ」

卜部:リセマラするな

人相の悪いFH構成員: 
 えー譬えると
 奇械にログインするために複数端末建ててパスワードを突破しようとするよりも
 別にパスワードミスしてロック掛かる訳でもないのでマシンが完全に使い物にならなくなるまで総当たり攻撃かましてるって感じ

ブライ:なるほどねぇ。まあ確かに理屈は分かるな

人相の悪いFH構成員:端末自体は一回のログインでクラッシュするってだけ

卜部:人の命をなんだと思ってやがる

卜部:お前ら人間じゃねぇ!!

ブライ:「へぇ、人間にしては大変珍しい倫理観の無さだ。それほど検体を必要としないから表を騒がせずにやれる効率的な良い方法だ。
そもそもそんな状態で夢の存在を観測出来るのか?脳波パターンでも確認できればいいとかか?」

卜部:「(キチガイか!!??!?!?!?!?そんな実験をするな!!!?!?!??!?)」

人相の悪いFH構成員
「さァな、知るかよそんなモン……あんな狂人の発想なんぞオレにゃ分かんねえ。
 とにかく接続しちまえばこっちのモンだったのかもしれねェし、何ならシンプルにあの爺さんがいよいよ追い詰められて頭おかしくなっちまったのかもしれねェ。
 俺が知ってンのはここまでだ、ああクソッ」
 落ち着こうと思って自前の薬物を吸い始めるぞ

ブライ:うーん、卜部君のことは攫ったことぐらいしか覚えてないっぽいからあまり詳しいことは聞けなさそうだね

卜部:実験も方法が分かっただけであんまし詳しいことは分からなかったな……

ブライ:一応、ターゲットになった理由ぐらい聞いておく?

卜部:たしかに

GM:まあ卜部君が連れてこられたのは二年前の間ってことは確定で、複製体みたいなのは作られてないというだけじゃな 今の時点では

ブライ:そのようですなぁ

ブライ:「あぁ、大体分かったよ。これが本当に最後になるが、何で攫ったのがこいつだったんだ?」

人相の悪いFH構成員
「知らねェよ、同調する可能性のある奴は博士がリストアップしてたからな、選定基準は爺さんしか知らねェ。
 ただオレや処刑されたスリップノットは、爺さんがくたばるまでリストに従って、そいつの要請に応じて攫うなりしてたンだよ」

卜部:どうやって調べたんだろう……?

人相の悪いFH構成員
「そこのリベンジ野郎は、恨むんならオレじゃなくて爺さんを恨むんだな」
 尤も死んじまったが、と付け足してスパァ

卜部:「いや……さっきからなんのこと言ってるのかマジでわかんないんスけど……」
とりあえず刃物が怖い

ブライ:「ふぅん、だとよ。これで満足したか? ってすっかり縮み上がっちまってるじゃねぇか、しょうがねぇやつだな
そっちのほうから何もねぇならこっちはこれまでの情報を手土産に帰っちまうぞ」

ブライ:そっちのほうはFHの人にです。

人相の悪いFH構成員
「何もねェよ、UGNへの口添え忘れんなよってだけだ、ああ畜生ッ」

ブライ:「そーかよ。ならてめぇからさっさと部屋から出ていきやがれ」
と卜部を出口のほうに向かって蹴りながら退出を促す。

人相の悪いFH構成員
「この野郎……ケッ、最後までふざけた野郎が……!」
 と悪態をつきながらしぶしぶ部屋を出る

卜部:「なんで俺は殺されかけたんですかねぇ!マジなんなんだよ……」

GM:という感じの所で着地できそうだな今回のシーンは

ブライ:いやぁ、波乱でしたねぇ

GM:これからもっと混乱していくんやで。

卜部:誰だ失言したやつ

ブライ:これよりも濃くなるとかヤバイ

卜部:そして卜部くんはト部君だった疑惑が出てきた

GM:このシナリオの一番の仕掛けが発動する頃だ……

卜部:こっちの組じゃなくて向こうの組で発動して

ブライ:ほぉん、楽しみにしておくか

卜部:切実に

卜部:ではおつかれさまでした

GM:おつかれさまでつ

ブライ:おつおっつお

GM:次回はいつも通り土日!では!

どどんとふ:[2020/04/16 02:14 JST] 「GM」がログアウトしました。

どどんとふ:[2020/04/16 02:15 JST] 「ブライ」がログアウトしました。

どどんとふ:[2020/04/16 02:16 JST] 「卜部」がログアウトしました。

どどんとふ:[2020/04/17 13:50 JST] 「舘川」がログインしました。

どどんとふ:[2020/04/18 01:51 JST] 「ブライ」がログインしました。

どどんとふ:[2020/04/18 12:45 JST] 「ブライ」がログインしました。

どどんとふ:[2020/04/18 13:00 JST] 「舘川」がログインしました。

どどんとふ:[2020/04/18 13:02 JST] 「卜部」がログインしました。

どどんとふ:[2020/04/18 13:02 JST] 「GM」がログインしました。

どどんとふ:[2020/04/18 13:05 JST] 「華凛」がログインしました。


シーン10 childlike faith in childhood's end

GM:,



【シーン10  childlike faith in childhood's end 】


,

GM:2/18 17:16
――そして,あなたたちはカラオケボックスから出て,帰路についていた。
陽は落ちかけ,夕暮れ時を刻んでいる。そろそろ支部に帰投し,情報を共有しに行くべきだろう。
 とくに両者,然程仲が良い訳ではない。長居して遊び帰るような趣味は持たない。例えばあのまま別の部屋を取ってカラオケに興じるだとか,そんな心的余裕はとくにない。
 なので順当に,最低限の連携を取ってこのまま帰投する筈だったのである。

GM:ところでこの人ら、帰る時のアシってあるの

ブライ:ねぇよ

卜部:わしがいこう

ブライ:あん?

卜部:ディメンションゲートで直帰

ブライ:……ここで侵蝕値を使うのか?

GM:うらべくん 普通に帰るとき侵食値使うン?

卜部:あれだけビビらされた後なので

GM:バスの人込みに揺られるのが侵食値上がるよりキツいとか動機はありそうやが

ブライ:もしそんなことで侵蝕値使いやがったら殴るが。

卜部:そもそも卜部くんはまだ能力を使うことの危機感がないので

卜部:やばいよ!とは言われたけど、実感がない

ブライ:60%まで上がったんだから身体がざわめくことぐらい感じて欲しいもんだが、60%は微妙かもなぁ

GM:まあダイスは上がるとはいえ

ブライ:つかビビっている状態でディメンションゲート使えんのか?

卜部:たぶん100くらいで、あれっ、これやばくね?となってそのときにはもう遅いパターン

ブライ:卜部君さぁ……

卜部:ビビって疲れたので直帰かますんですよ

卜部:なんせ侵食値が10上がるくらいの動揺

GM:ではまあ、ゲート遣う直前のことにしておくか

ブライ:そういや侵蝕値上げないのか?

ブライ:落ち着いて後、俺は帰るぞー!ってなってるところですな

卜部:うん?このシーン判定の侵食値は上げましたよ?

GM:え

卜部:あ、これ違うシーン判定か

GM:まだシーンチェックしてないゾ

GM:ダイス振ってくだしい

ブライ:りょりょりょ~

卜部:前と地続きだと思ってしまった

ブライ:1d10
DoubleCross : (1D10) → 6

卜部:振ります

卜部:1d10
DoubleCross : (1D10) → 4

ブライ:今回のセッション、全体的にダイスははまりあらぶらないな。良いことだ

ブライ:maa

GM:ブライ 戦闘もしてないのに既に80オーバーか

ブライ:俺の侵蝕値87だがな!

卜部:人の心配の前に自分の心配したほうが良いっすねw

ブライ:俺が先陣きってんだよ

卜部:独走状態なんだよなぁ

GM
 鬱陶しい人込みに紛れて移動することも、時間をかけて動く必要もない。とにかくさっさと帰りたかったのだろう。とくに、次元の扉という鬼札を持つ卜部ならば猶更である。
 だが、作った門からさっさと帰ろうというあなたたちの手は、その寸前で止まった。
 何故か? それは……あなたの視界の端に、ちらりと映った影に見覚えがあったからだ。

卜部:これはメッセンジャー君ですね間違いない

ブライ:可能性はなくはないな

舘川:二人共通の知り合いなら支部長の可能性

卜部:デクスターとか出てきても驚かないですね

GM
 それは銀色の影だった。白衣と、銀の長髪。背丈や骨格からして日本人のそれではない。
 落ち着いた柔和な大人の風体をしていながら、その両目からは凡そ人間らしさを感じない。
 複眼で獲物を見る蟷螂のそれを思わせる。
 その大人びた余裕には、度し難い程の傲慢さが下地にあった。

卜部:はぁ!?!?!?!?マジでデクスターやんけ!!!!

GM
 男は夕暮れ時の街、雑踏の中を、まるで虚ろな影のように揺らめいて、人込みをかき分けるでもなく悠然と歩を進めてくる。
 その姿をよく見れば、すぐに分かる。男は、あなたたちを確と見つめ、真っ直ぐそちらに向かって歩み寄っているのだ。
 ……彼もまた、あなたたちとの接触を望んでいると、それで見て取れるだろう。

ブライ:「……おい、卜部。てめぇが言っていた奴って」
特徴から思い当たるもの、それをぼそりと近くの卜部に確認する。

卜部:「…………っ」
無言で頷く

ブライ:……<ワーディング>使っていいか?

GM:いいぞ

卜部:異議なし

ブライ:ほかのオーヴァードに感知される可能性があるが、場合によっちゃとらえる必要がある。

卜部:卜部くん的には何が何でも捕まえたいところ

ブライ:では<ワーディング>を展開しよう。場所が良く分からんけど

GM:エー場所は バス停前あたりでいいかな。カラオケが丁度駅近なので

ブライ:ふっつーに目に留まるところに来ましたねぇ。じゃあ出来るだけ普通の人に見られない範囲で広げるか

卜部:人通り割とありそうだし使って間違いなかった

ブライ:「お前、博士の助手様だったか?俺たちと仲良く世間話でもしようとしたいっていう意思表示でいいのか?」

アンブローズ・デクスター
「ほう」
 踏切を渡り終えた男は、こちらの姿を見るやすかさずワーディングを張る相手の対応に、どこか愉快気に微笑んだ。
「そちらから使ってくれるとはありがたい。寧ろ都合が良いというものだ。
 それなら確実に餌になってくれることだろう。実のところ、君たちには然程用はないのだよ。
 君たちには少々、協力して貰おうと思ってね」

ブライ:「……都合に、餌?」
嫌な予感がする。

卜部:「アンタ、いきなり一体何を……」
硬い表情で呟く

ブライ:相手の敵意は何らかの技能で感知できるか?

ブライ:戦いの意思というか

アンブローズ・デクスター:知覚で判定できるな

卜部:一応振りますか

ブライ:スピード戦で捉えたいところだが、罠だとするなら実力が分からんこいつと戦ったうえに罠にまで対処する訳にはいかん。

卜部:保険もなしに現れるとは思えないしなぁ

ブライ:戦う気なら、速攻で勝負を仕掛ける。

アンブローズ・デクスター:目標値は8だな

ブライ:とりあえず降るか

ブライ:8だし、4D+1だ。いけるだろ

ブライ:4DX+1
DoubleCross : (4R10+1[10]) → 7[3,4,5,7]+1 → 8

ブライ:へへ

GM:あっぶえ

卜部:3DX+1
DoubleCross : (3R10+1[10]) → 10[4,9,10]+7[7]+1 → 18

卜部:ふふ

ブライ:たっけぇ

GM:現役中二病の違いを見せつける

卜部:完全看破

GM:ではアンブローズ・デクスターについて 彼は君らに敵意を持っているわけではないが害意がないわけでもない。 つまり殺す気はないけど適度に痛めつける気でいるようだね

ブライ:あん?どういう思惑だ?

GM:彼は基本的に、目的以外の物にはどうでもいいというスタンスのようだ

アンブローズ・デクスター
「探したよ、少年。
 閉じこもり、外界を拒絶するのは辞めたようだね。何よりだ。少し遅すぎたきらいはあるが、探求心の萌芽とはそうした所にある。
 本当は私から接触するつもりでいたのだがね。色々と厄介事を持ち込んできてしまったのだよ。今も割と急ぎの用事の中にあるのだが……
 しかし運がいい。今なら誰憚ることなく、君に干渉できる」

ブライ:ディメンションゲートは開いているんだったか?

卜部:うーん、とりあえず会話して情報引き出せるだけ引き出します?

卜部:まだだったはず

GM:開ける直前ですな なので判定もしてない

卜部:それか速攻不意打ちで確保しにいくか

ブライ:いやー、一応先手取られている状態だからなぁ。踏み込みづらい。話を続けるか…?相手のペースに乗るのは癪だが

卜部:まあ、何事もなく情報を出してくれるならありがたいしなぁ

ブライ:殺す気が無いというなら多少のリスク覚悟でありだが、こいつ人の話聞かなさそー

卜部:絶対自分の好き勝手するやつ

ブライ:ディメンションゲートを開けようとしても襲い掛かってくるだろう。仕方がねぇ、現状のリスクは受け入れて多少の拾い物を優先するか

ブライ:「こいつへの干渉?初対面時ではただの検体として接しておきながら、最初からこいつが狙いだったのか」

卜部:「……どっちにしろ、アンタなら俺がなんなのか、詳しそうだし色々」

アンブローズ・デクスター
「まさか。これは苦肉の策で、次善の策だ。彼には何度となく助けられた。故に幸福な余生を送ってもらうつもりでいたのだが、こうも都合がよくなるともう一仕事請け負ってもらおうと思ってね」
 ブライから視線を切り、次いで卜部へ視線が向けられる。
「ああそうだ。君には感謝してもしきれない。君がこちらに生まれてくれたおかげで……
         ・・・・
 私は死の間際、”こちら側”に跳躍できたのだから」

卜部:なにこいつ……

ブライ:ちらりと卜部を見る。
「てめぇがこいつを生み出したと?数年前に死んだはずの人間をわざわざ複製してか」

アンブローズ・デクスター
「その解釈は正確ではない。そもそも私は、彼を複製した覚えなどないのでね。
 もう暫く教示してあげたいところだが……
 すべてを語るには聊か人が少ない」

ブライ:こいつじゃねぇのか、話が込み入ってやがる

GM: そう語ると……彼は徐に指を鳴らした。その合図に伴い……何かが稲光を伴って蠢き始めた。
 テスラコイルの雷の如く落雷の音とも思えぬ奇妙な電音をかき鳴らして、人型の何かが這い出てくる。
 鋼の体を有し、人の五体を持つマリオネット……その躯体が都合三体、この場に現出しようとしていた。

卜部:バトルかぁ!?

ブライ:「情報通りブラックドックシンドロームか!」

アンブローズ・デクスター
「オーヴァードの力は時として虚実を崩壊させる。ジャームなる上位種に編成すれば、この程度は造作もない。
 援軍を呼びたまえ。早く、早く。さもなくば殺してしまうぞ、少年たち。
 若菜を摘むように、殺してしまうぞ少年たち」

卜部:「クソッ、荒事はごめんなんだけど……」

ブライ:あぁ!?ジャームへ変性?まあおかしくはないがな!目的にだけ邁進してるんだからな!

ブライ:ほかの人はシーンイン出来るのか?

GM:イエスです この時点で他のメンバーもシーンイン可能になります

GM:ワーディイングを察知して場所を特定できます

卜部:これゲート開けたほうが良い?それとも感知して駆けつけてくれてます?

卜部:あ、来てくれるならありがたい

ブライ:では、<ワーディング>を展開しているのでそれを察知してきてくれ!館川、華凛!

舘川:さて向かうとしていつ着くか

GM:ディメンションゲート開けてもらうとスッと入って来れるな そうでないなら……徒歩だろうか……

GM:距離はバス遣う程度で電車遣う程でない距離(曖昧)

卜部:じゃあ開けます、援軍呼べって言われてるしお言葉に甘えよう

ブライ:2,3㎞ぐらいかなぁ。使えるなら普通にディメンションゲートしたほうがよさげ

華凛:察知から向かうまで何ターン?

ブライ:「ジャームか!こいつは俺たち二人だと荷が重い。ゲートを開いて他二人を呼べ、ついでに俺のことはゼノス所属の味方とでもいっておけ!」

卜部:「事情知ってるんじゃなかったのか!?クソッ、ディメンションゲート!!」
はやくきて(切実)

GM:ディメンションゲート開けてくれるのでターン消費せんでもいけるで

ブライ:侵蝕値使いな!

卜部:ではディメンションゲート分上げます

舘川:いきなりゲートが開いてもわけ解からんし、ワーディングを感知して蝙蝠の耳で現場の音を聞いてても?

GM:オッケーです 館川さんなら開くちょっと前に察知出来てて問題なさそう

GM:ついでに登場した際にシーンチェックダイスをお願いします

華凛:「っ!?館川さんこれっていったい!?」
唐突なディメンションゲートに驚く華凛

舘川:「……ああ、あっちの音を聞くに、これは卜部が開いたディメンションゲートだ。厄介ごとに巻き込まれてるみたいだな。行くぞ」

舘川:浸食値振るか

華凛:「はい!」

舘川:ダイス合計:2 (1D10 = [2])

華凛:1D10
DoubleCross : (1D10) → 10

ブライ:いいねー

GM:バトルジャンキー、仕事を前に昂るのまき

卜部:燃えてんねぇ!

アンブローズ・デクスター
「さて……人が集まるまでの間、少し身の上話でもしようか。譬えばそう、私が何者かについてなど、君らも気になるところではないかね。
 あの時偶然に出会った少年のおかげで私の存在を認識した君らは、私を研究者の一員という線で調べていたようだが……
 アーチボルトの殺害について、何故私が知っていたと思う?」

卜部:「やっぱり、それもアンタが……」

ブライ:「……アーチボルトが死んだと断定するタイミングが早すぎる以上、それを知っているのはそこに立ち会った人物、死んだご本人か、加害者だろうよ」

アンブローズ・デクスター
「否、否だよ」
 かぶりを振って、男は平素な口調で続ける。
「あの時点で、事件の存在を知るものは限られている。そのうち加害者は割れていると思うがね。彼女は相当に用心深い、秘密事を他者に共有するような真似はしない。義姉妹にさえ口を割らない硬さだ、共犯者などいる筈もない。
 ならば誰ならば。何ならば知りうるのか? ……答えは先程、君の口にした通りだ」

アンブローズ・デクスター
「そうだ。あの場で真実を知り得たのは……
 ・・・・・・・・・・
 被害者だけなのだから」

ブライ:「お前は最近現れた。の癖して究所のことをよく知っている。そして、お前の話を信じるなら死から蘇った」

"サイエンスの幽霊"アーチボルト


「左様……信じようと、信じまいと。
 私こそアーチボルト……ヨハネス・H・アーチボルト。
 老いさらばえた体を棄て、時間の理を超越し、やがて生命の到達点に至る唯一の碩学……電人である」

卜部:「頭おかしいアンチエイジング爺だってことは理解したぜ――ついでに、俺に色々してくれやがった奴らしいってこともな!!」
恐れを奮い立たせた怒りで押しのける。自分を誇示するようにう虚勢を張る。ここでコイツを捉えられれば、自分が何者なのか分かるかも知れない。

"サイエンスの幽霊"アーチボルト:【BGM:天体セルリアン】

ブライ:聞こえぬ…

"サイエンスの幽霊"アーチボルト:【BGM:天体セルリアン】

ブライ:聞こ、えた!

卜部:聴こえる聴こえる……

ブライ:「はっ!死者蘇生ってか!そいつはレネゲイドウィルスの力を使っても簡単じゃねぇはずだが、とうとう頭のおかしさが絵空事ならぬ夢空事から現実に具現化したか?」

"サイエンスの幽霊"アーチボルト
「虚実崩壊、その理は私の裡にある。だが、それを以てしても死者蘇生などという理は不可能だ。
 前例ならば存在するとはいえね。
 ……尤も、奇械については私の研究を漁っていたそこの御二方の方が詳しいのではないかね。そこの門をくぐろうとしている、二人の方が」

GM:【BGM:天体セルリアン】

ブライ:エネミーロイス、虚実崩壊か!

GM:ループしねえ!

ブライ:して、ないかな

ブライ:?

ブライ:ループしてるのか、よくわからん

ブライ:<虚実崩壊>は妄想を実体化して、ステージのルールを自由に作り変えるEロイス

ブライ:自由に、とは言っちまったが、こいつの妄想に寄るものだろうがな

卜部:悪夢の具現化とかされたらやだなぁ

ブライ:しかし、こいつ、もしや…夢の世界のアーチボルト博士が到達点に達したものか?

ブライ:つか二人生きてるのか?

舘川:「話は聞かせてもらっていたが生きていたんだな、アーチボルト博士。となるとあの現実と夢の境界を破壊するあの計画もまだ続いているのか」

華凛:「よくもあの非道を働いて堂々としてられますねクソ博士!のたうち回る準備は出来ていますか?」

"サイエンスの幽霊"アーチボルト
「左様……。そしてその計画も今成就するのだ。」
 一層歓喜の笑みを浮かべ、興奮した様子で注がれるアーチボルトの視線は……新たに現れた,華凛の方へ向いていた。
                      ・・・・
「君という……完成された『門』を遣う事でな。天貝華凛!」

,

卜部:そっち!?

華凛:「え…?」

ブライ:「『門』……!?どういうことだ、天貝華凛が夢の世界の鍵となっていたとでもいうのか!」

ブライ:まだ門のことは知らないからあまり踏み込めない…!館川産に任せた!

舘川:「天貝が夢と現実を繋げる『門』に……?研究所にいたはずのマスターイグニスやアーチボルト博士ではなく……?」

"サイエンスの幽霊"アーチボルト
「君は記憶にないだろうが、最も新しい検体は君なのだよ。一度でも直近の検体データを漁っていたならば、見つかっていようものを。その様子では確認できなかったようだね。
 君こそ最後の検体にして唯一の成功した検体、夢みる奇械に選ばれしもの。
 その生も死も魂に至るまで、奇械の運航のために捧げる人柱なのだ。他の者など端役に過ぎぬ」

舘川:確かに華凛は引きこもってたからその間の所在が不明と言えば不明だったな……

華凛:「そんなの…嘘よ!私をだまそうとしてるんだわ!!」
真実に狼狽える華凛。語気を強め否定する。

"サイエンスの幽霊"アーチボルト: 
「真実から目を逸らす。それもよかろう。しかし解せぬな、君はこの世界の中心に選ばれたのだ、何を拒絶する理由があろう。
 夢と現の架け橋となり、生命進化の最果てを君は知ることが出来るのだ。
 "神秘"にまみえることは幸福だ。ことに君のような真理の探究を志さぬものが、偶さかに得られる報酬としてはあまりに過ぎたるもの。拒絶するのは人のためならぬぞ」

華凛:「っ…!仮に、仮にその話が本当だとしても!私はあんたみたいな奴の都合のいい道具になるのは真っ平ごめんよ!」
動揺していた華凛だが、『門』の末路と、人を人と思わぬ所業、言動。
それらに対して怒りが露になる。

"サイエンスの幽霊"アーチボルト
「既に門は開かれている。夢と現の境界は崩れている。君が望もうと、望むまいと。
 ……あまりにイレギュラーが連続したおかげで、遠回りさせられる羽目になったがね」
怒りをあらわにする華凛に対して、猶も涼し気な態度でアーチボルトは接する。
「私と共にきたまえ。天貝火凛。ゆっくりデバッグしてあげよう。その身その魂その心を解して、あるべき機能を目覚めさせてやろう。
 お礼として、君に生命の進化の果てを見せてあげよう。
 ――人の身では得られぬ神秘に見える、その権利が与えられているのだ。君は。
 君の人格も記憶も魂も残らず消し飛ぶほどの衝撃体験だ。今の世界の不満も歓びも、すべて神秘体験に掻き消えるだろう。それは生命にとって最大の幸せなのだぞ?」

ブライ:そうか、賢者の石との同調がショックとなって記憶が消えたのか

華凛:「ふざけろ!あんたの都合に振り回されてたまるもんですか!」

「私は生命の進化なんて崇高なものに興味ないわ、知ってることだって精々学校で習う保健体育とかが良いとこよ!————だけどね!」

「敵に回った姉さんのことを、あの家族として過ごした時間を忘れるくらいならそれは私にとって最大の不幸よ!!!消されてたまるか!!!」

"サイエンスの幽霊"アーチボルト
「私の研究に触れていながら、未だ今の態勢にしがみつくとは。
 残念だよ、その程度の理解とは、所詮凡夫と変わらぬか」
 落胆もあらわにため息を一つつくと、彼は聞き分けのない子供を諭すかのように周りに意見を求め始めた。
「諸君らはどうかね。世界の真理を覗きたくはないのかね。少なくとも今の在り方に、疑問を持つものは? ああ、特に失敗作の君などは多く抱いているのではないかね」

卜部:「どっちかてーと、俺は自分に何が起きたのかに興味があるんスけどねぇ……アンタがそこらへんを教えてくれるなら、崇高なる研究者様のアンタに協力するのもやぶさかじゃないんですけど」

ブライ:(馬鹿野郎、もっと自然に聞きやがれ)
って思ってる。

"サイエンスの幽霊"アーチボルト
「ならば――私のために動いてくれるかね? 代わりにすべてを、君に教えてあげよう。残酷な真実と言えど、真理に立ち向かうその姿勢は評価できる」

卜部:「――情報を先払いしてくれるってんなら、いいぜ」

ブライ:「おい、てめぇ……正気か?こんなやつ妄言を聞くのか?」

"サイエンスの幽霊"アーチボルト
「それはならぬよ。交渉は互いの誠意あって成り立つもの。まずは君の誠意を見せる番だ。
 ――この場の、自軍全員に空間停滞を仕掛けたまえ。それで一先ず誠意ありと認識しよう」

卜部:これってかけようとした瞬間戦闘になります?

GM:適用された状態で戦闘が開始されるゾ

卜部:うーん、そこまで飲むとキツイなぁ

卜部:他の人はなんか聞いとくことあります?

ブライ:うーん出来るだけ聞きたいけどなぁ

ブライ:よくみるとクソ人形いるじゃん

ブライ:これブライがごまかして卜部を脅すか。NOって言ったら交渉決裂で戦いそうだ

"サイエンスの幽霊"アーチボルト
「掛けられぬか……
 君は今迄十二分に役立ってくれた。故に責めはしない。君は既に偉大な碩学の進む道を支えてくれたのだ。
 だが邪魔立てするとなると話は変わってくるぞ。命は惜しかろう?」

"サイエンスの幽霊"アーチボルト
   ・・・・・・・・
「最早余命幾何もない命だ、進んで死に向かうこともあるまいよ」

ブライ:卜部君試されるなぁ

舘川:さすが裏の主人公

華凛:急に試されるの心臓に悪い

ブライ:主人公だという自覚を持て

卜部:「――っ、悪いけど俺も天の邪鬼なんスよねぇ!それに、アンタの言葉を信じる義理もねぇ」
次々と明かされる情報に思考が纏まらない。絶望的な言葉、己の運命、考えなければいけないことは数え切れないほどに存在する――なら、とりあえず現実逃避して、自分の怒りを優先させてしまえばいい

卜部:「あえて言わせてもらうぜ!だが断る!!ネタは通じなさそうだけどな!!」
思考を追いやって目の前に集中する。めんどくさいことは明日で良い。明日から本気出す。全力で後ろ向きに前進するのは得意なのだ。
「とりあえずアンタをここでとっ捕まえちまうことにするぜ!!」

"サイエンスの幽霊"アーチボルト: その答えに、男は心底落胆した様子で、オーバーリアクション気味に片手で顔を覆った。
「あくまで私の誘いには乗らない、というわけか。愚かなことだ。
 だが、君らの愚かさもまた想定の範囲内だ。そのための準備は既に用意してある。
 君が拒絶するならば、私は自らの力で屈服させるまで。この電人の、アーチボルトの権威で以て――」

"サイエンスの幽霊"アーチボルト:, 
 
「――悉く、捻じ伏せ、フラスコの中に収めてくれるわ!!」


,

ブライ:「はっ!どいつもこいつも迷わねぇことで大変結構だ!俺のことは後にしろ、まずは妄想癖を患っているこいつを叩き返すぞ!」

ブライ:戦闘の距離はどうなっておるんじゃ、Gさんや

"サイエンスの幽霊"アーチボルト:1マス5mってとこかな

GM:でみんな初期位置は同一ロケーションでいいんだっけ

卜部:「アンタに言われるまでもねぇ!俺の力の試し打ちにゃ丁度いいぜ!!」

ブライ:うーん、俺が前にしておきたいな。セットアップで動くとはいえ、一応俺が前衛だし

華凛:「やってやるわよ!その代わり、クソ博士以外射線に入らないでよね!」

ブライ:他は後衛だろ、1マス分離れておくか

舘川:「俺も身内を犠牲にしようとするやつを見過ごす気はない。とりあえず叩き潰すぞ!」

"サイエンスの幽霊"アーチボルト:「威勢が良いことだ。だが、この私はおろかこの実験躯体三機を相手に、素人を抱えて戦えるかな……?」

舘川:いや舘川も前衛にいく

ブライ:なに?

卜部:こっちは距離に関係ないから、どれだけ後ろでも構わないかな

卜部:むしろ毎ターン後退し続けたいくらい

舘川:マリオネットが近接攻撃しか持ってないなら舘川の防御エフェクトが腐る

ブライ:あぁ、アレは至近でしか無理だった

ブライ:いやーーーーどうしようかな。強そうだけど、ここで本気を出すと俺の侵蝕値がヤバイ

華凛:抜かれるとタコにされるので頑張ってほしい

GM:なるほどねえ 接近してもシーン攻撃だから関係ないのか

舘川:どうせマイナーアクションも空いてるしな

卜部:わしは始まるなり後退かな……

GM:では方針に合わせて駒動かしといてけろー

ブライ:実際どこまで動かしていいんだ。10m範囲?

ブライ:ちなみに各キャラの移動距離はキャラシの[移動の値]mなんだぜ

どどんとふ:[2020/04/18 16:31 JST] 「舘川」がログインしました。

卜部:初期配置はこんなもんでいいでしょう

GM:開始時点では各キャラ5m間隔で好きに動かしておk エンゲージはできない ってとこだろうか。

GM:開始時点の初期位置がそのへんで、そこから各自ターンでのマイナーエフェクトで距離を詰めていってね

ブライ:じゃあ、これで良いかな

GM:【非表示BGM停止】

GM:【bgm:outrage】

GM:ちうわけで戦闘開始ィィィしておk?

ブライ:異論はありませんね?

舘川:大丈夫だ、問題ない

ブライ:いや、俺どっかのタイミングで30分ほど出掛けなきゃならないけどな!

舘川:そしてライライも離席か

ブライ:ライライもなのか?

GM:マ?

卜部:和紙は大丈夫

舘川:DMで10分ほどらしいが

GM:行動値的に暫く敵の攻撃なわけだが 参ったな

卜部:ちなみに敵の行動値はいくらくらいです?

GM:表のとおり 全体的に高い

卜部:わしは加速装置使って先制します

華凛:戻ってこれた

GM:これから行動値変動するってことか どうするかな。このまま続けておk?

ブライ:アーチボルト意外と侵蝕値低いな

舘川:停滞空間が当たれば、全員が先制できるな

卜部:あ、わしもいつものごとく17~18時から一時間半くらい離脱すると思います

GM:じゃあここで一旦休憩挟むか

ブライ:ある程度進める、のは混乱を生むし休憩としておくか

卜部:今から休憩なら19時位には戻ってこれそうです

GM:飯のこともあるし20時当たりだろうかな、それじゃあ

ブライ:ですなぁ。

卜部:ではおつおつ

GM:ではノシ

華凛:おつです

舘川:ではまた

ブライ:早く戦いたい…が、俺たちは現実に生きている。戦いはいつ何時も……(グダグダ

どどんとふ:[2020/04/18 16:46 JST] 「卜部」がログアウトしました。

どどんとふ:[2020/04/18 16:47 JST] 「GM」がログアウトしました。

どどんとふ:[2020/04/18 16:47 JST] 「舘川」がログアウトしました。

どどんとふ:[2020/04/18 16:47 JST] 「華凛」がログアウトしました。

どどんとふ:[2020/04/18 19:43 JST] 「舘川」がログインしました。

どどんとふ:[2020/04/18 19:55 JST] 「GM」がログインしました。

どどんとふ:[2020/04/18 19:59 JST] 「卜部」がログインしました。

どどんとふ:[2020/04/18 20:02 JST] 「華凛」がログインしました。

ブライ:戦う面子が揃ったようだな

GM:戦闘の始まりだぜ!ヒャーハハハハァーーッ!!

ブライ:参る。

華凛:やってやろうじゃない!

卜部:捻じ伏せてやるぜ

ブライ:マリオネットCさんからか。こいつら一人一人ステータスが違うようだな

GM:【BGM:KNUCKLE】

GM:こっちの方がいいな。よし

GM:では戦闘開始だ。一巡目!

どどんとふ:[2020/04/18 20:08 JST] 「ブライ」がログインしました。

GM:セットアッププロセス 何か宣言ありますか

卜部:加速装置使います

ブライ:<クイックダッシュ>

GM:卜部はこれで行動値12上がるんだっけ

卜部:ですね

GM:ではこのラウンド中行動値が12上がって、20だな ぶっちぎったぜ

卜部:マリオネットは特にない感じです?

GM:ないですね

GM:ブライは戦闘移動だな

ブライ:ああ、マリオネットBに近づいてエンゲージしたいが、この場合はマリオネットAは巻き込まれるか?

GM:モルフェって結構侵食値使うのに、戦う前にもうだいぶ上がってるな

GM:巻き込まれるな

ブライ:了解。悪くねぇ。

ブライ:ではBにエンゲージだ。

GM:了解ー

ブライ:侵蝕値がー4!

卜部:ではマイナーアクションで後方に移動し、メジャーアクションに移っても良いですか?

GM:いや待て

GM:うん、他にセットアップでやることねえな。 よし じゃ卜部の行動で、マイナーで後ろに戦闘移動してメジャーアクションだな

卜部:ではコンセントレイト+因果歪曲+死神の瞳でマリオネット全員とアーチボルトを狙います

ブライ:こちらは補助なし

GM:補助がなければ判定だな

舘川:こちらもなし

卜部:では射撃判定いきます、大丈夫ですか?

GM:来ぉい!

卜部:コンセでクリ-2、黒星と侵食値でD+4で射撃判定

卜部:8DX8+4
DoubleCross : (8R10+4[8]) → 10[5,5,6,7,8,8,9,9]+6[1,3,5,6]+4 → 20

卜部:20かぁ

ブライ:そういや、華凛、アーチボルトにロイス取ったら?

GM:まあまあの出目。回避はしないゾ

ブライ:ガードを選択するのか?

華凛:取っていいのです?

卜部:では次に与えられるダメージが+9Dになります

ブライ:あ、ダメージがないのか

GM:ええよ というかロイスはとりたいときに取るって宣言してええで

GM:卜部君純正のデバッファーなので何一つダメージを一人で与えられんのだ

ブライ:マリオネットの近くに目玉が浮いてる!

卜部:次の人の攻撃決まってからRP書きます

GM:では敵陣営が全員0に下がったので 次は7で横並びだから好きな順で殴っていいんかねこれは

ブライ:停滞空間ないんじゃなかったか

卜部:使ってませんね

GM:あ、よく見たらないな。その選択が命取りになるぜ

ブライ:可能性あるよなぁ

華凛:では取得しておきます、ポジティブは感服、ネガティブは憤懣で

舘川:浸食値が100になっても2回しかうてんし温存するのか

卜部:ですね

GM:ではマリオネットCの攻撃だ

ブライ:遠距離系かな?

オートマトン
 そして奥で待機するマリオネットから順に稼働を始める。
 アーチボルトの有するEロイス『虚実崩壊』によって引き出されたこれは、彼にとっての象徴である。あなたたちはその人形から発される生々しい殺意によって気づくだろう。
 これは人形ではない。是なるは、過去に何十、何百人と実験の犠牲となってきたアーチボルトの罪が具現化した者。彼にとってのオーヴァードの見え方がそのまま形になった結果である。
 あらゆるオーヴァードを実験道具、電気信号によって稼働する只の人型と認識し続けている、その証拠である。

オートマトン:そしてマリオネットCは後退し、手にしたスナイパーライフルで後衛に向けて射撃を開始する。

ブライ:まあ後衛か

オートマトン
マイナーアクション<戦闘移動 後退>
メジャーアクション<小さな塵>+<要の陣形>+<形なき剣>

舘川:陣形があるってことは複数……

オートマトン:対象は館川、華凛、卜部でいくぜ

卜部:こぉい!俺は掠っただけで死ぬぞ!!

オートマトン:この三人に対して攻撃力15の、ドッジ判定ダイス-2の攻撃が飛んでくるぜ

ブライ:うーん、中々な攻撃力。

GM:ではいくぞ 運命のダイスロール!俺のダイスはスーパークリティカルだぁぁ!!

GM:5dx10+3
DoubleCross : (5R10+3[10]) → 9[1,4,9,9,9]+3 → 12

ブライ:ざわ…

ブライ:うーん…

卜部:では回避いきます

GM:クソが!

ブライ:いやー、けどこれはきついぞ

舘川:ちなみに後衛って同じエンゲージにいる感じ?

GM:いいぞ しかし回避ダイスは2つ減ることを忘れるなよ

GM:うん

卜部:1DX+1
DoubleCross : (1R10+1[10]) → 2[2]+1 → 3

卜部:ゴミかよ

GM:ちなみにダイスが0になったらその時点でどれだけ固定値あっても確定成功だからナ

ブライ:うん?エンゲージは移動しないと形成されないぞ

舘川:うーん、ダイズが0と化した

GM:ガードするしかないですな

舘川:まあガード値もないから

GM:あとエンゲージについては移動しないと生成されなかったな 今エンゲージ作ってるのはマリオネットA,B,ブライの三人のと、卜部一人のか

華凛:3DX+1
DoubleCross : (3R10+1[10]) → 10[1,3,10]+5[5]+1 → 16

GM:肉体で受けろ 帝王は制圧前進のみ

GM:コイツ!!!

ブライ:後衛のくせに回避ダイス多いなぁ

華凛:危なかった

GM:サラマンダーなので、素で肉体が高いんだよな

GM:というわけで当たったのは卜部と館川か

GM:まあいいだろう 貴重な門を傷物にしなくて済んだと博士はお喜びだ

GM:では死ねェ!ダメージ固定値15に+してダイス2d10ポイント分のダメージ!

ブライ:あ、すまん。進める前にちょっと待ってくれないか

ブライ:あ、そっちは進めていいよ

ブライ:俺のダメージのほうがな…

GM:2d10+15
DoubleCross : (2D10+15) → 19[10,9]+15 → 34

卜部:死んだが?

GM:は????

ブライ:出目でっか!

ブライ:じゃあ<リザレクト>してもろて。

舘川:つよい(小並感

GM:命は投げ棄てるもの

舘川:俺は〈隆起する大地〉を発動!

GM:来たかガード屋!

舘川:至近の範囲(選択)で舘川と卜部くんのダメージを1d+9点軽減する

GM:卜部君自分から移動したから至近には入らないと思う

卜部:さよなら

舘川:あ

ブライ:死んでもろて。

舘川:後退しとったわ

華凛:あのさぁ

GM:ガード屋はエンゲージ管理が重要なんだよね

GM:自分に対して使っておく?

舘川:さすがに使っておく

卜部:えっ、外れてたんですか

卜部:じゃあ死ぬかぁ

舘川:1d+9
DoubleCross : (1D6+9) → 6[6]+9 → 15

GM:まあ……15m以上離れてるし……

華凛:リザレク斑!はやく!!!

卜部:8mしか離れてないですよ

舘川:これで19点のダメージになる

卜部:あ、これ加速装置で20になってるから

卜部:なるほど

ブライ:ざっくりと14mぐらいですな

GM:よし、館川さんは何とかセーフか

GM:卜部君はまあ 脳天直撃の即死√なのでリザレクしてください

卜部:ではリザレクト
1d10

卜部:1d10
DoubleCross : (1D10) → 9

ブライ:うーん、この

GM:HPが消し飛んで、侵食値9増やしてHP9回復!

GM:出目が大きく出てはいけないリザレクとかいうやつ

GM:早速停滞使わなかったことを後悔させているマリオC

ブライ:まあ一応初めて死んだので過剰回復しちゃったんでしょうな

オートマトン
 マリオネットが定めたスナイパーライフルの弾丸は、なんと進行する時空間を歪ませ三つに分裂した。
 それらはレネゲイドエフェクトを伴って貫通力を上げ、正確無比に三者の急所に向けて飛来した!

卜部:「――は?」
なんとも間抜けな言葉を最期に、潰れた無花果のように頭が吹き飛ぶ

ブライ:RPしている間に、俺の相談だが、以前に話した通り調達が足りなくて防具がね、買えないの

ブライ:確か使っていない<情報:ゼノス>を消して、調達をLv2にしたいんだがいいか?

舘川:地面に潜ませていた因子を操り、弾丸の勢いを殺そうとする。が、銃弾はそれを貫き舘川の肉体を貫いた。
「狙撃か……なんとか致命傷は免れたが……」

GM:ええですわゾ

ブライ:わーい、すまんね。

卜部:「……ゴホッ、オ゛エ、い、今、俺…し、死んだ……?」
一瞬の意識の断絶の後、道路に広がった赤い染みの上に寝転がっていることに気づく。血まみれになった学生服に、誰のものか分からない肉片やらよく分からない液体やらが飛び散っていて、何が起きたのかを暗に突きつけてくる。

"サイエンスの幽霊"アーチボルト
「ふむ……
 やはりこの程度では死なぬか。一人は一度死んだようだがね、知っているよ、君は我慢強い少年だった。
 検体の稼働の際の負荷にも最も耐える事の出来た検体の一人だったからね。
 だがそれがいつまで持つか、検証させてもらおう。幾度でも殺すが、気が変わったならこちらにつきたまえよ」

卜部:割と根性あったんだな、俺

ブライ:1発目で倒れるとはねぇ。後3人もいる

"サイエンスの幽霊"アーチボルト
「さて、どうするかね天貝華凛。君の同胞、護るべき無辜の民はかくの如くして傷付いていく。
 だが安心しろ、君自ら服従する意思を見せるまで、私は手を緩める気はない」

卜部:デェ丈夫だ!何回でも生き返れる!

"サイエンスの幽霊"アーチボルト
「そら、さらにギアを上げていくぞ……フンッ!!」

華凛:「だ、れが…!」
卜部の死を見て少し怯むが、ここで屈してはいけないと奮い立たせる。

GM:アーチボルトは自らの五体から稲光を出し、歪な電子音をかき鳴らして磁場を生成する!

ブライ:なんだぁ(デッデーン

"サイエンスの幽霊"アーチボルト:という訳でアーチボルトのターン。

"サイエンスの幽霊"アーチボルト
マイナーエフェクト<なし>
メジャーエフェクト《現象の花の秘密》 <要の陣形+強化の雷光+導きの華>

"サイエンスの幽霊"アーチボルト:これでマリオネットA,C,自身に強化バフを掛けるぜ

ブライ:ふむ、自分も戦う気なのか。

オートマトン:そしてマリオネットBのターン

ブライ:バフ内容は聞けないっすか?

オートマトン:ん、ああ

舘川:数値は気になるな

オートマトン:固定値+6と、ダイス+3個だな

ブライ:おお、怖い怖い。こりゃよけれねぇな

オートマトン:ちなみにダイス3個はシーン持続で、固定値+6は次の攻撃まで持続する

ブライ:うひょー

ブライ:バフは了解した

オートマトン
先手を取り、距離を詰めるブライに対して、紫の自動機械は手にした樹脂製の盾を構えた。
直接的に攻撃はしない。暴徒鎮圧用のジュラルミンシールドを手に取り、ひたすら圧迫するのみだ。
だが近接攻撃を得手とするブライにとって、これほど強力なプレッシャーはないだろう……

ブライ:Bは防御役か

舘川:あれは俺が調達したかったジュラルミンシールド!

オートマトン:ということでマイナー移動でマリオネットAを庇う形で動く。メジャーはなし。

オートマトン:次はAの攻撃だ。一糸乱れぬ動きで攻めに入ったブライに向けて反撃が襲い掛かる

オートマトン
アーチボルトの記憶から再現されたオーヴァード人形。そのうちの一人が抜き放ったのは、日本刀であった。
自らの肉体と神経接続した特殊強化刀。それにアーチボルトの電磁力が乗ることで、放たれる抜刀術は必殺の威力を以てブライに襲い掛かる!

卜部:こ、これは、レールガン!?

ブライ:腕から刀身を取り出した!?(別漫画)

オートマトン
マイナーアクション<戦闘移動>
メジャーアクション<アームズリンク+雷光撃>
対象はブライだ

ブライ:それとも爆発で抜刀を早くした!?(別ゲーム)

卜部:吉野御流合戦礼法

ブライ:まあ何が来てもどーしようもない。命中どうぞ

ブライ:「さぁて、俺は素手だ。そんな相手にビビることはないだろ、え?」

オートマトン:ダイス数はえーと
9dx10+3+6ってとこか

ブライ:うひょー

オートマトン:つまり9dx10+9 喰らえィ!!

オートマトン:9dx10+9
DoubleCross : (9R10+9[10]) → 10[1,1,1,4,6,6,9,10,10]+4[3,4]+9 → 23

ブライ:ま、ガード武器ないから回避ですな

オートマトン:攻撃力は刀と雷光撃が乗って9ってとこかな

ブライ:侵蝕値で4DX+1ってとこかな

オートマトン:いや11か

オートマトン:さあ来いィ!

ブライ:4DX+1
DoubleCross : (4R10+1[10]) → 6[2,2,4,6]+1 → 7

ブライ:どーぞ。

オートマトン:無駄無駄無駄無駄ァーーーッ!!

オートマトン:ではダメージダイスいくぜ 3d10+11

オートマトン:3d10+11
DoubleCross : (3D10+11) → 23[9,10,4]+11 → 34

オートマトン:張り切り過ぎか?

ブライ:レザージャケットの装甲値3で、31.吹っ飛んだー!

オートマトン:派手に吹っ飛びましたな

ブライ:では<リザレクト>だ

ブライ:判定するぞ

オートマトン:いけいけー

ブライ:1d10
DoubleCross : (1D10) → 3

オートマトン:チッ

オートマトン:これでもう後がねえぞォ ヒヒヒ

ブライ:「がっ!」
抵抗もむなしく刀の軌道はブライの胴を断ち切った。後ろ向きに倒れた身体は地面を血で染める。
一瞬脱力した後、その腕が切り離された下半身を掴み、強引に上半身と接合する。
「あー、キッツい攻撃だな。申し訳程度の防御も意味なしかよ」

卜部:とりあえずこっちの番ですけど、範囲技持ちの館川さんからですかね?

舘川:そうするか

オートマトン:成程、ではやるが良いゾ

"サイエンスの幽霊"アーチボルト
「ああ、皆優秀な木偶だろう。こうして役立てる機会が出来て、彼らもさぞ喜んでいることだろうよ。
 また一つ命が散ったな……さて。命を幾つ摘めば、門は私の元に来るのかな?
 それまでじっくり楽しませてもらおうか」

舘川:マイナーアクションで戦闘移動、マリオネットA、Bやらとエンゲージ

GM:オーケー エンゲージがぎっちぎちだ

舘川:メジャーアクション、〈サイレンの魔女〉+〈援護の風〉+〈ウェンドブレス〉を使おう

GM:でたわね

ブライ:お ま た せ

GM:ここにいる全員を薙ぎ払おうというのか……

卜部:サイレンだぁぁぁぁぁぁぁぁ

舘川:やはり固定値は正義

舘川:攻撃力14の装甲値無視、シーン選択でマリオネットA,B,Cとアーチボルトを対象

舘川:攻撃力12だな

GM:そういえばコンセは あ、持ってないのか

GM:オッケー、ではダイスをドーゾ。既に固定値15ってだけで回避不能だが

舘川:そもサイレンの魔女はコンセ無効

GM:せやった

舘川:9dx+15@10
DoubleCross : (9R10+15[10]) → 10[1,1,2,3,4,6,7,10,10]+10[4,10]+5[5]+15 → 40

ブライ:うわぁ…

GM:は?????

卜部:草

GM:ずるじゃん!

舘川:おいおいおい死んだわあいつ

ブライ:ドン引きです

舘川:14D+15のダメージだ

GM:えぐい

GM:回避できぬので一斉にガードだな

GM:まずはBはAをかばう これでAを防御するぞ

ブライ:少なくともAはしななくなったな

舘川:じゃあダメージか

舘川:14d10+15
DoubleCross : (14D10+15) → 84[7,7,6,4,2,3,9,2,10,10,1,9,7,7]+15 → 99

卜部:3桁いかなかったかー

舘川:おしいな

卜部:庇う込みで198か

GM:アーチボルトの方もマリオネットCに庇わせるか

ブライ:まあそなるよな

舘川:さすがにな

GM:うーん このダメージ もう計算するまでもねえな

舘川:Cくんかばうエフェクト持ってたか

卜部:あ、これBはダメージ-9Dですね

GM:エフェクトなくても素でかばえる 同じエンゲージにいるし

ブライ:無理だぞ

卜部:行動済みだと無理なのでは?

GM:あ、そういえばそうだったな

GM:ウーム……ならば素でガード しかしただでは死なぬ

"サイエンスの幽霊"アーチボルト:ガードを宣言し、オートアクション『電磁障壁』『超電磁バリア』を発動!

"サイエンスの幽霊"アーチボルト:電磁障壁によってガード値+4D そして超電磁バリアによって被ダメを+3D軽減するぞ

ブライ:中々な軽減だ

"サイエンスの幽霊"アーチボルト:超電磁バリアの効果判定! 3D10

"サイエンスの幽霊"アーチボルト:3d10
DoubleCross : (3D10) → 17[9,2,6] → 17

"サイエンスの幽霊"アーチボルト:そしてガード判定だ 4d10+10

"サイエンスの幽霊"アーチボルト:4d10+10
DoubleCross : (4D10+10) → 25[7,5,7,6]+10 → 35

ブライ:すっご

ブライ:しかし耐えるのか?

卜部:GMダイスに細工してない?

卜部:これはやってるわ

卜部:あーあ、やっちゃいましたねぇ

GM:俺のダイスはスーパークリティカルダァ!!!!

GM:じゃねえよ とにかくこれで52点軽減だ

ブライ:ガード値はないのか?

"サイエンスの幽霊"アーチボルト:いや、ガード値はさっき10プラスしたやつ

舘川:「さっきのお返しをさせてもらうぞ」
右手を前に構え、フィンガースナップ。周囲に空気の破裂音が鳴り響く。本来ただの音でしかないそれは振動を操作することで敵対する全てを凪ぎ飛ばす。

ブライ:ああ、なるほど。お高いガード装備で

"サイエンスの幽霊"アーチボルト:装甲値は無視なのでサクッと計算に入れてない

"サイエンスの幽霊"アーチボルト
中空をすさまじい激震が走る。大地を裂き、木々を割る空間震を前に、瞬時に先鋒を司る人形は危機を悟った。
最早敗れぬ。そう理解したのだろう紫のマリオネットは、すかさずAの間に割って入ることで盾で受けるものの……
抵抗空しく、僅か一撃で消し飛んだ

ブライ:「……中間管理職の苦労人ってイメージだったが、考えを改めてほうがよさそうだな」

華凛:「やりますね!!!」

"サイエンスの幽霊"アーチボルト
同様に緑のマリオネットもまた、銃把で防ぎにかかるも何の抵抗も出来ずに消滅する。苛烈、ひたすらに苛烈。
その暴風を前に、さしものアーチボルトも焦りを見せたのだろう。
全霊で以て防御態勢に入る。

『ぬぅん……"賢者の回転翼(テスラカイト)"展開ィ!』

卜部:「(あの人は怒らせないようにしよう………)」

舘川:「いや、今のは卜部くんの支援があったおかげだ。助かった卜部くん」

卜部:「あっ、はい、ガンバリマス」

"サイエンスの幽霊"アーチボルト
アーチボルトが放ったのは、自己を中心とする複合電磁防壁であった。
多重に展開された無形の壁が、本来一切の守りを吹き飛ばす暴風の威力を半減させていた。

「……ふむ。今のは流石に、死ぬかと思ったぞ。この私が、いきなり全防壁を展開して護りに入らねばならぬとは。
 いや……それにまして恐ろしいのは失敗作の魔眼かな? まったく惜しいことだ、失敗作の中にこれほどのオーヴァードが生まれてしまうとは……」

卜部:「その失敗作ってのやめてくんえーかな……活用法思いつかないそっちの無能を俺に押し付けんなよな」

"サイエンスの幽霊"アーチボルト
「やはり君は天才だ。世が世であれば、FHであれUGNであれ、いずれであろうと高い地位を目指せただろうに。
 だが残念だな、君に未来はない。天は二物を与えず、才あるものほど劇的な末路を迎えると相場が決まっている」

卜部:「(レスバに乗ってきてくれねぇ……)」

ブライ:ではこちらの行動といくか

"サイエンスの幽霊"アーチボルト
「いや劇的というべきではないな。君の人生に意味はない。これまでも、これからも。
 私は私で君を巧く使わせてもらったし、敬意も抱いているが、そこは変わらぬよ。私をここで殺そうとも、殺さずとも。
 ・・・・・・・・・・・
 君はそういうものなんだ。すぐに、わかる」

GM:おし、つぎはブライか

卜部:「は?{ビキビキ}」

ブライ:マイナーアクション
<インフィニティウェポン>+<ダブルクリエイト> 侵蝕値5+3

GM:みるみる上がってく侵食値ィ!

ブライ:これで侵蝕値100を超えた。エフェクトレベルが1上がって武器の攻撃力は14になる

GM:一人だけテンションがヤババババハムート状態

ブライ:メジャーアクション
<マルチウェポン>+<砂の加護>+<コンセイトレイト:ノイマン> 侵蝕値3+3+2
ダイスに+5個で、クリティカル値は7だ。だが命中値が-4になる

GM:ドヤ顔ダブルブライ!

GM:さあA君はどこまで奮闘するか

ブライ:2DX+4を基本値に,侵蝕値のダイス+3個,砂の加護で+5個で,-4して,10DX7といったところかな。

ブライ:振りますよー

GM:こいこい!

ブライ:10DX7
DoubleCross : (10R10[7]) → 10[1,1,2,3,6,7,7,8,9,9]+5[1,2,2,3,5] → 15

GM:は?

ブライ:たいせんありがとうございました。

卜部:草

舘川:そういうこともある

卜部:ブライさんさぁ

GM:固定値が正義だったかーやはり

GM:容易く回避してくれるわあ!回避判定!

舘川:相手がモブならまだ当たる

GM:8dx10+2
DoubleCross : (8R10+2[10]) → 9[1,1,1,1,1,3,4,9]+2 → 11

GM:何ィィィィィィィィィ

ブライ:低レベルの戦いすぎねぇか?

卜部:これインチキ指摘してすぐにこれってあからさまですよ

ブライ:GM!だって腕が!

GM:この左手がァァァァァァ

GM:だいたい1出過ぎなんだよふざけんな

ブライ:お前は絶対に倒される運命だったんだぜ!

ブライ:死神の瞳って9Dだっけ?

卜部:ですね

GM:そういえばまだ瞳が生きてた オイオイ死んだわコイツ

ブライ:2D+9D+14+14になるぜ

ブライ:じゃあ振るぜぇ!

GM:こいこい!

ブライ:11D+28
DoubleCross : (11D6+28) → 37[1,4,2,1,6,6,5,1,5,4,2]+28 → 65

GM:SAP!

ブライ:6面ダイスになってて草

GM:ぐぬぬぬぬ

ブライ:ダブルクロス基準で10面にしろよぉ!

GM:よく見たらそうじゃん もっかい!もっかい!

ブライ:11D10+28
DoubleCross : (11D10+28) → 64[7,5,6,2,6,8,3,10,3,8,6]+28 → 92

GM:ばかなあああああ

ブライ:あいつにかなわねぇなぁ

華凛:ひぃ

舘川:固定値28は強すぎる

GM:武器いっぱい持ってるやつはちがうな

卜部:「行けッ!!俺が『視』てる、思いっきりやれ!!」
幻想より生みだされた人形を不可視の力場が包囲する。敵を砕くために、必殺の一撃を確殺へと昇華する加速の理。

ブライ:「わりぃな、俺の戦いは加減は出来ないんだ」
両腕の袖から白い布が流れ落ちる。それを掴むようにして触れると光を放ち、その中から白銀の剣が現れる。
「――ぶった切ってやる」
両の手の剣が白銀の光となって、マリオネットの身体を幾重にも走る。オーヴァードの動体視力ですら追い切るのが難しい速さで何度も何度も一閃が刻まれていく。

ブライ:次のシーン、俺出るのやめますね!

オートマトン
 一撃斬りつけ、確かな手ごたえを感じていた白い人形は、しかしここにきて確実な死を幻視した。遠方よりぎらつく魔眼の瞳にあてられ、動きを止められた人形に、次なる攻撃に成す術はなかった。
 人形は機械の体を持つといえ、学者アーチボルトがつぶさに観察したことで本人同様の性能を有している。決して生身のオーヴァードを相手取って引けを取る存在ではない。
 しかし。それでも勝てぬ。この二人は、最早並のオーヴァードが敵う相手ではない。凄まじい速度で放たれる剣閃乱舞は、たとえ体を魔眼で縛られておらずとも見切れるものでなく。
 斯様な一撃をノーガードで受けたとあらば、何者であれ死、あるのみ。

華凛:「邪魔は無くなったわ。これで射線が開いたわね!後はあんただけよ、クソ博士!」

"サイエンスの幽霊"アーチボルト
 剣風の嵐吹きすさぶ後、残るものは何もなし。双刃の舞に躯体が飲まれ、瞬きの間に消し飛んだ。

「……ふむ。存外に呆気ないものだ」
 一瞬のうちに切り捨てられ、屑も残らず斬り飛ばされた自らの護衛を眺めて、アーチボルトはつまらなげに一言呟く

華凛:では次、華凛動きます

"サイエンスの幽霊"アーチボルト:kkk

卜部:残りは一人だ、やっちまえ

ブライ:「素振りよりも楽に斬れる。卜部、やるじゃねぇか」
手ごたえに満足しつつ、卜部には聞こえない声でそう呟く。

"サイエンスの幽霊"アーチボルト:果たして魔眼の加護を消費して元の耐久力に戻ったアーチボルトを削り切ることが出来るかな?

"サイエンスの幽霊"アーチボルト:(やべーーー防壁全部使い切っちまった……やべえよ)

ブライ:「はっ!余裕こいている時間は終わったぜ。おっと、ジャームだったな。今この状況でも優勢の妄想でも見てるのかな?」

華凛:メジャーアクション
≪コンセントレイト≫+≪焦熱の弾丸≫+≪結合粉砕≫+≪灼熱の砦≫
侵食率+10、判定ダイス+4、ダメージ+9

ブライ:こっちも侵蝕値はんぱねぇな

"サイエンスの幽霊"アーチボルト
「さて、どうかな。私のこれが虚勢か否か、君の見識で見切ってみたまえ。
 ところでこの手の勝負事は勝ちを確信した者が決まって足元をすくわれるわけだが……この場合君の足元をすくってあげればよいのかね」

"サイエンスの幽霊"アーチボルト:こいこいこいこい

華凛:10DX8+9
DoubleCross : (10R10+9[8]) → 10[1,2,4,6,7,8,9,9,10,10]+10[2,4,5,8,10]+10[6,10]+10[10]+4[4]+9 → 53

"サイエンスの幽霊"アーチボルト:ぬぅんガードガードガード!ガードですガード!

"サイエンスの幽霊"アーチボルト:(ヤケクソ)

華凛:結合粉砕なので装甲は無視させてもらう

"サイエンスの幽霊"アーチボルト:超電磁も電磁防壁もラウンド1なので宣言できねえええ

GM:ではダメージ判定どーぞチクショー!

華凛:6D10+9
DoubleCross : (6D10+9) → 35[7,8,4,7,7,2]+9 → 44

GM:ぐ、ぐ

ブライ:やったか!?

GM:ぐぎゃあああああああ!

卜部:勝ったな風呂入ってくる

華凛:「あんたの巻き返しなんてノーセンキューよ!喰らって吹き飛びなさい!」
指先に溜まった炎熱の弾丸が、更に巨大になりプラズマが迸る。
直後、相手を焼き付く灼熱の太陽が放たれた。

"サイエンスの幽霊"アーチボルト
 炸裂する巨大プラズマを前に、白衣の男は立ち向かう。自らの持てる電磁障壁を用いて壁を張り、電離幽体の拡散を試みる。
 しかし足りぬ。鉄壁の防御力を持つ<賢者の回転翼>が、リキャストを迎えるまで間に合わぬ。ありあわせの防御機構などで、この電撃炎騎の誇る必殺の炎弾を止められはしない。
「ぬおおおおおおお…………――――――――!!!」

卜部:やったか!?

ブライ:勝った……のか???

"サイエンスの幽霊"アーチボルト:【非表示BGM停止】

舘川:停滞空間あったら封殺だったか?

"サイエンスの幽霊"アーチボルト
 爆轟が響き渡り、灼熱の炎が燃え盛る中で……
 白衣の男の体は下半身の殆どを焼失していた。
 白衣の下にあった生身は、果たして歪な形状をしていた。肉体の殆どの部分が機械で構築されているが、そこにはめ込まれた歯車の殆どはかみ合わず、いびつな回転を続けている。

卜部:停滞空間あったら完封あったな……

"サイエンスの幽霊"アーチボルト
 上半身を残して消し飛んだ男は、ただ虚ろな顔でつぶやく。
「ああ……これが目覚め、すべて忘れてしまうのか――」
 軋みを上げながら稼働する躯体が動きを止めるまで、まだしばらく時間が掛かるだろう。
 男は焦点の定まらない眼で天を仰ぎ見ながらつぶやく。
「十年。この研究に十年費やしたが……。
 おまえの夢は叶えられそうもないな……」

卜部:誰のことだ……?

ブライ:まだ死ぬのに時間がかかる。聞いてみるか

ブライ:「……お前は一体なんだ?人、ではないのか?」

卜部:「アンドロイド、って感じでもないッスね……俺のおかげでこっちに跳べたってのはどういうことなんだ?」

"サイエンスの幽霊"アーチボルト
「……失礼なことを、言う、ものじゃあない。私は人間だよ。
 そうでなくば、進化の先を、見届けようとは、しない。
 私の悪夢の在り方が、こうだった、というだけだ。私の妄念の、形が、そうだから、こうなった。本質的に、先まで作り出した、オートマトンと変わらぬ。
 元々……形を成すまでの工程が不完全だったのだ。朔の夜であり、失敗作……君の存在がなくば逃げ込む機会さえなかった」

ブライ:は?どういう意味だ?

"サイエンスの幽霊"アーチボルト
 どういうことだ、と尋ねる卜部に対して、虚ろな表情を浮かべていたアーチボルトの躯体が嗤う。
 彼は相変わらず意地悪げに嗤い、告げる。
 

「思い込む、ということは――
  この世で、最も恐るべきことだよ、少年――」


,

卜部:「クソ、ちょっとはわかり易い言葉で頼むぜ……」

"サイエンスの幽霊"アーチボルト
「世界は、5分前に創造されたとして――それを否定する手段は、果たしてあるのだろうか?
 同様に、世界が5分後に滅びるとして、それを否定する手段は、果たしてあるのだろうか。
 ――ない。ないのだよ。
 我々は、絶えず、荒波に浮かぶ……筏の如き、不安定な世界の上に……自ら、を、浮かべているのだ」

卜部:うーん、門が使えなかったから卜部くんを使って出てきた?

ブライ:死にそうだし、さっさと聞いていくか

卜部:うーん、三角錐見せます?

"サイエンスの幽霊"アーチボルト
「薄々……気付いているのではないかね?
 朔の夜から、続く異変に。
 時間軸の歪さ。見える筈でないものが見える現象。一部の人間の、捨て鉢な行動。
 そして『門』が開いているにも拘らず、未だ意識を持ち、ここに立ち続けていること。
 奇械と鍵は接続され、門は既に開いている。なのにこうも異変がないのは、何故か。私の資料を見て、何も感じなかったのか?」

卜部:これ卜部くんはまだ資料見てないし、突っ込みがあるならお願いします

ブライ:工程が不完全だった、と言っているしPL知識で言うなら、朔の夜の実行時、何かがあったんだろうな

舘川:「……『門』が既に起動しているなら確かに夢が現実に、例の進化の到達点『上位者』とやらが出てきていてもおかしくない。計画が中途半端に終わったが故と思ったが、目に見えないだけで異変が……?」

華凛:「もう一度確認しておくけど、私が『門』ってことなのよね…?
 まだ実感ないんだけど、つまり私が奇械に繋がれた人間ってことよね?それはいつ!?」
 

"サイエンスの幽霊"アーチボルト
「ああ、もっと直接的に、簡潔に言おう――

"サイエンスの幽霊"アーチボルト:,




       ・・・・・・・・・・・・・・
「いつから――この世界が現実と認識していた?」




,

ブライ:は?

卜部:ここ悪夢の中かぁ!?

華凛:なん…だと…

舘川:時間軸が歪んでるからやっぱそんな感じか

ブライ:……正直、それは全く考えてなかったからめちゃビックリした。

卜部:えっ、じゃあこれ卜部くんと華凛さんやばくない?

舘川:華凛さん酷使してるならタイムリミットはありそう

"サイエンスの幽霊"アーチボルト
「世界は5分前に創造されたとして――それを否定する手段は果たしてあるのだろうか?
 同様に世界が5分後に滅びるとして、それを否定する手段は果たしてあるのだろうか。
 人は、論理性のために、前提が、脆くも崩れる疑いを持たなくなっている。
 その前提なくして、他者との対話は成り立たぬのだ。故に、真理を見たものは往々にして、狂人と爪弾き者にされる。 
 我々の常識とは、いともたやすく崩れるものだ」

卜部:華凛さんははよ戻らなあかんし、卜部くんは戻っても死んでるわけかこれ

"サイエンスの幽霊"アーチボルト
「そう。既に門は開き、効果は発動している。
 
 今、君が立っているこの場所こそが、夢の中――

             ドリームランド
新たなる人類を紡ぐための、<胎児の夢>だ」

ブライ:マジかよ……

卜部:あ~~~~こういう展開大好き

舘川:どうしたものか……

華凛:現実世界で酷使されてるお嬢ちゃん!?

ブライ:「――なに、いってやがる。俺はこうして、こうしてここにいる。どこが、どこまでが夢だっていうんだよ!」
アーチボルトにつかみ掛かって問い詰める。

"サイエンスの幽霊"アーチボルト:【BGM:天体セルリアン】

卜部:「落ち着けよ、落ち着けって……クソッ、どうすりゃいいんだ」
ブライさんの肩を掴む

"サイエンスの幽霊"アーチボルト
揺さ振られながらも、男はすべてを諦めたもの特有の空虚な笑いを浮かべていた。その反応が貯まらないとばかりの様子だ。
「さて、な……。だが、この夢と繋がることが出来るようになったのは、あの朔の夜で間違いない……
 尤も、私の啓蒙が正しき世界を視ていたのならば、という前提があるがね……ここは……少なくとも一連の事物は、あの研究で門の完成に失敗したことに、端を発しているのだから……」
 

"サイエンスの幽霊"アーチボルト:その反応が貯まらない(中の人)

ブライ:ブライさん衝動:恐怖で、恐れるものが死なもんで、自分の存在があやふやで取り乱すんですよね

ブライ:途中までだが、メモを作っておいたぞ。門あたりの

ブライ:まあ正直、俺も全く予想外な方向で動揺してる…

"サイエンスの幽霊"アーチボルト
「天貝華凛……君が、門として力を行使しながらも、こうして意識があるのも……その影響なのだ。
 君の意識は、門の生成の直前に起きた不具合で、君の意識を胎児の夢へと落とし込んだ。
 現実の君は今、私の研究所で奇械と同化しているところだ」

卜部:[]

卜部:「その不具合ってのは、まさか……現実で、お前が死んだってことか?」

ブライ:「――ぐっ、クソが!」
アーチボルトの諦観、卜部の困惑を見て、向ける先が無い感情を持て余し、アーチボルトを離す。
頭が纏まらない。俺は夢の存在か?だというなら夢を正せばどうなる?俺は消えるのか?それを回避する方法は、無いのか?

"サイエンスの幽霊"アーチボルト
「流石に、その前提を悟れば、物分かりが早いな少年。
 この夢は、胎児の夢は精巧に現実世界を模して造られる。
 その情報更新のタイミングこそが『朔』なのだ。故に朔の日に限り、人は門を開くことが出来るようになる。
 故に、私が、殺害された……あの時点から、夢と現実の道が分岐し始めたといっていいだろう。裏を返せばその時点までは現実と同じ動きをしていたのだ」

卜部:「まだ、アンタが夢って決まったわけでもないだろ――華凛さんも意識だけこっちに来てるらしいしよ」
最も、俺は――と、そこに思考が及びそうになってかぶりを振る。

舘川:「夢の中……? 『門』が開いたときにその夢に引き込まれた……いや、この街の再現度を見るにそもそも俺がその夢の『舘川徹次』でしかないということもありえる……?」

"サイエンスの幽霊"アーチボルト
「フ。フフフ、ハハハハハ……!
 私の語った言葉の意味が……私の哀れみの意味が、やっと、分かってきたようだな少年。
 おまえは……気付かないまま、あの部屋の、片隅で、震えていればよかったのだ。
 そうすれば……、ただ自らの力を楽しみ、束の間の超越者の優越に浸っていられた、ものを……」

華凛:「私があの奇械に繋がれてるなんて…じゃあ現実の私は昏睡してるってことじゃない…」
事実に震える。
「じゃ、じゃああんたが死んだ後にあったことは私の夢?ここにいる人も夢で、姉さんは本当は裏切ってないこと?夢で求めた姉さんがいただけなの?」

卜部:「俺たちは『夢』なのか……?俺たちのうちの、誰が『現実』で、誰が『夢』なんだ……?」
独りごちるようにぶつぶつと呟く

"サイエンスの幽霊"アーチボルト
「……左様……。
 尤も、後者については保証しかねるが、ね。私が何故、君を襲うまでに時間をかけたのか……
            ・・・・・
 また、私が何故、こんな無謀な賭けに出たのか……。
 戦闘職にあるオーヴァード四人を相手に戦うなどという危険を、敢えて冒すまで逼迫していたのか……
 自分の頭で、考えたまえ」

卜部:時間がないのか、あるいはマスターイグニスがなにかしらしているのか

ブライ:上位者の存在とかかぁ?

"サイエンスの幽霊"アーチボルト
「……ああ、そうだ。君の素性について、何故君の存在が私にとって有益だったか。
 その君の質問に、まだ答えていなかったな……
 君の疑念に……とどめを、刺してやろう」

卜部:上位者って可能性もあるかぁ

卜部:もう致命傷なんじゃが?

華凛:みんなに致命傷

ブライ:じゃあしぬんだ。

"サイエンスの幽霊"アーチボルト
「君が、検体として、私の実験に使われたのは二年前。本来ならば、たとえ夢とて、君が実在、する筈が、ない。
 だが、君は奇跡的だった。
 私は失敗作で、一つの躯体で何度となく奇械に読み込ませていた。その脳細胞の一個まで死滅するまで、ね……
 
 君という情報を接続することは、失敗した。だが……その情報は、堆積していた。ジャンクデータとして、奇械の中に」

卜部:「――はっ、じゃあ俺は奇械が見てる夢ってことかよ。現実の俺は、もうとっくにくたばっちまってるってか」

"サイエンスの幽霊"アーチボルト
「奇械の中には、何万回とロードされた君の情報が、再現不能なジャンクデータとして無数に積み重なっていた。
 ……転送に失敗したファイルは二度と読み込めない。チェックサムが合わない屑データだ。
 君とは、そのゴミデータの堆積でしかなかった。しかし……
 
 朔の夜……門が不具合を起こしたことで、そのジャンクデータたちが奇跡的に合致した。
 無数の屑データの中から、君という存在が組み上がった。
 現実を精巧に再現するこの夢の中で……既に死んでいる筈の君が、再現されているのは、そうした背景があるのだ」

"サイエンスの幽霊"アーチボルト
「要するに――

 君という存在はそもそも夢ですらない。
 
 奇械のバグが作り出した存在だ。本質的には……卜部影路の、コピーですら、ない
 
 ――そこに生まれ落ちた何か、だ。現実に戻る術などあるものか。ただの、機械のバグの存在でしかない、君が」

卜部:「俺は俺ですら無かったってか……じゃあ、俺以外のこいつらはどうなんだ?」

"サイエンスの幽霊"アーチボルト
 反応の薄さに聊か不満なのか、少しむっとして続ける。
「……さて、な。少なくとも門である彼女は、本人だろう。だが
 他の連中など、私は知らぬよ。いいところが、エクストラと、いうところ……だろうさ」

"サイエンスの幽霊"アーチボルト
「……君が門の開通と同時に、夢の中で"発生"していなければ……現実で私が殺害される寸前に、胎児の夢に逃げ込むことは出来なかっただろう。
 それは、君が、アンカーの役割を担っていた、からだ。
 朔に門が開いている状態ならば、私は、君を通じて同じ夢に降りることが出来た。
 そうでなければ、私はただ、現実で夢の成就を目前に、朽ち果てていたであろう。……尤も、今こうして、その希望も潰えたがね……」

卜部:「はっ、長めの走馬灯ご苦労さまってもんだ……最期に若い身体で動き回れて満足だっただろ、じゃあさっさと夢から覚めな」
どこか諦めきったような皮肉げな笑みを浮かべて、呟く

ブライ:分かるような分からんような…

"サイエンスの幽霊"アーチボルト:まだ重要なところ隠してるからねこいつ

"サイエンスの幽霊"アーチボルト
「ああ……。
 君らの当惑する顔を見れて、私の留飲も、下がった……というものだ」
 カラカラ、と、金属の歪な音が響く。
 嗤ったつもりなのだろう。鉄くずがきしむ音が、そう聴こえた

"サイエンスの幽霊"アーチボルト:なんでべらべら語ったのかって、ムカつくから最後に呪いを残してやろうっていうそういう魂胆のアレ

"サイエンスの幽霊"アーチボルト:ホウジョウエムゥ!とおなじ

ブライ:性根が腐ってやがる!

卜部:なんでこのタイミングだったか、教えてくれなかったしなぁ

華凛:ひどい(ひどい)

"サイエンスの幽霊"アーチボルト:案の一つでは『君は最高のモルモットだァ!』とか言わせようとしてたし……

卜部:草

ブライ:うーん、これは超人

華凛:狂人の間違い

GM:……アーチボルトは、それきり黙したままだ。よく見ればうっすらと、白い霧と共に姿が消えつつあるのがわかる。ジャームが消滅する時、その姿は完全消滅する、という資料があるが、これは聊かそれとは異なる。白い霧に包まれ、その身が白い霧溶かして天へ昇っていこうとする様は、まるで元居た世界に戻ろうと、夢から醒めるかのような様子だ。

ブライ:もう時間がないな…

卜部:「言いたいだけ言って退場かよ、クソジジイが……」

"サイエンスの幽霊"アーチボルト
「ふ、ふふ、フフフ、私の……夢を。踏み躙った罰だ……精々苦しみたまえ……」

華凛:人の夢の中でやりたい放題クソ爺

卜部:これだからメンフィスはよぉ~~~~~~

ブライ:「……はっ、それはさぞかし無念だろうよ」
無言のままアーチボルトの話を聞きながら思う。まだ自分が消えない可能性を考える。それがどんなに小さな可能性でも、そのためなら。がむしゃらになってでも進んでやる。
「お前を殺し、夢を打ち砕いた彼女、マスターイグニスにでも恨み言にでもあるかぁ!?」

"サイエンスの幽霊"アーチボルト
「……マスターイグニス……天貝伊舎奈か……。それは良い。
        ・・・・・・・・・・・ 
 そうだな……『いい加減妹から卒業しろ』とでも、伝えておきたまえ」

ブライ:マスターイグニスが殺したんかな?ってのが不明だからカマかけてみたけど、よくわからん反応したな

ブライ:「……なんだそりゃ。まるでアイツがいまだに華凛にこだわっているような言い方だな」

華凛:「姉さんが、私から卒業…?」
わからない、この死にかけの博士は何を言っているのか。

舘川:アーチボルトが今まで接触できなかったのはマスターイグニスが理由だろうが……

"サイエンスの幽霊"アーチボルト
「さて、な……多くは、語らんよ……。
 だがアレは君が目覚めることを、酷く嫌っているようだからね……く、くく」

ブライ:他聞く人いるぅ?

卜部:わしはない

舘川:特にないかなあ

"サイエンスの幽霊"アーチボルト:<私、そろそろ死んでいい?

ブライ:草

ブライ:それはそう!

卜部:デッドプール2かよと思ってる

華凛:黙って死ぬな死ね

ブライ:一応、意味無さそうだけど聞きたいことが1個あって

"サイエンスの幽霊"アーチボルト:はい

ブライ:『十年。この研究に十年費やしたが……。
 おまえの夢は叶えられそうもないな……」』
このお前の夢って何なんだろうって

"サイエンスの幽霊"アーチボルト:多分訊いても答えてくれない類の話だな そしてあまり大筋に関係もない感じの

ブライ:まあそうだろうなと思う。ブライさんが聞くのもちょっと違うしなぁ。誰も聞かないなら見送ってもいいと思う。

ブライ:じゃあ、寝かせてやるか

卜部:むしろ起きろ

GM:【非表示BGM停止】

GM
 そうして。
 多くの謎を残して、"サイエンスの幽霊"アーチボルトは成仏した。
 もはやその痕跡すら残っていない。既に潰えた筈の十年の妄執は、あっさりと終わりを迎えた。

GM
 かくして一同はこの世界の真実を知り。
 この世界で為すことを理解し始めていた。
 それは生存の闘いであり。或いは世界を揺るがす脅威への闘いであり。
 そして、如何なる結末を迎えようとも……誰にも知られることなく始まり、そして終わりを迎える戦いとなろう――

GM:怒涛のシーン10は、これで終了ってとこかな

卜部:~第一部完~

舘川:いろいろと問題だらけの状態になってしまった

ブライ:これはクライマックスシーンで、次はバックトラックなんだ…そうに決まっている……

卜部:ここマシュと二人で青空眺めてる絵

GM:まあ全部夢なんすけどね

ブライ:夢落ちなんてサイテー!

卜部:これなんで卜部くんがもう少しで死ぬのか聞いとけばよかったな

ブライ:このシーンを纏めるの嫌なんで委託していいですか?

卜部:もう一回寝ろ爺

GM:ログアウト先がありませんので無理です

卜部:ログアウト、出来ない!!

ブライ:嫌だ!こんなクソほど情報量が多いこのシーンを纏めるのはクソほど面倒くさい!

GM:今回ので前提がひっくり返るので今まで集めた情報をまた再解釈することで色々見えてくるものがある、はず

ブライ:ですなぁ。そうなんだろうけど、これまでの莫大な情報を全て見返して、おかしな点を見出すのは嫌だなぁ

GM:まあ今まで出したのでも滅茶苦茶多いからな情報量

ブライ:うーんうーん、纏めるかぁ…。何ならハンドアウトすら見る必要があるかもしれんけどなぁ…

ブライ:一応、現状見返す必要があるのは
1.マスターイグニスの行動
2.研究資料とアーチボルト博士の供述の突き合わせ
とかかな。後はなんだろ

ブライ:そういやログって、俺とGM以外誰か持ってない?

ブライ:俺って秘密会話の形跡がログにあるんだよねぇ。

ブライ:みんなにも見てもらいたいが、共有できぬという

卜部:持ってないですね

舘川:途中のものしかないな

卜部:あ、わしはそろそろ落ちますます

卜部:すまぬ

GM:それならまあ 秘密会話だけ削除したのをぴゃぴゃっと配ってもいいが 必要なら

ブライ:夢の世界から逃げるな。

GM:あ、おつおつー

ブライ:まあそうか。削除することも出来るか

華凛:同じくそろそろ落ちます、お疲れ様です

GM:まあ情報の粒度的にはここに在るメモで十分対応できると思うけど

GM:乙でつ乙乙

GM:次回は連絡します

どどんとふ:[2020/04/19 01:09 JST] 「華凛」がログアウトしました。

舘川:おつかれ

GM:DMで

ブライ:かなぁ。そう考えると俺がまとめる必要があるが

ブライ:次回了解

GM:うーん 取り合えず今日はこの辺でお開きかな

GM:乙です乙乙乙ー

ブライ:お疲れ様~

ブライ:お疲れ様~

GM:ではこっちからは一旦落ちます サラダバー

どどんとふ:[2020/04/19 01:13 JST] 「ブライ」がログアウトしました。

どどんとふ:[2020/04/19 01:13 JST] 「GM」がログアウトしました。

どどんとふ:[2020/04/19 01:14 JST] 「舘川」がログアウトしました。

どどんとふ:[2020/04/19 12:49 JST] 「華凛」がログインしました。

どどんとふ:[2020/04/19 12:50 JST] 「ブライ」がログインしました。

どどんとふ:[2020/04/19 12:58 JST] 「舘川」がログインしました。

どどんとふ:[2020/04/19 12:58 JST] 「GM」がログインしました。

どどんとふ:[2020/04/19 13:05 JST] 「卜部」がログインしました。


シーン10後 合流

GM:2/19 10:00
それから一同は解散し,状況をまとめるために明朝Y市支部に集合していた。
  定例会議の時間まではもう暫くあり,何も知らない支部長が部屋にやってくるまでまだ時間がある。
 昨日起きたことはあまりにも多い。ただ状況を整理するのみならず,今回起きたことを話すべきか否か。今後どうするか,一度集まって決めておく必要が,あるだろう。

GM:ちな今回の侵食率チェックは不要です

ブライ:良いね

華凛:了解です

卜部:寝不足なのか昨日知った真実のせいなのか、若干顔色が悪いまま席について黙りこんでいる

舘川:全員分のお茶を用意してから席に座る

華凛:申し訳なさそうにうつむいている

GM:完全にお通夜だ

卜部:じゃ、ブライさんの御焼香あげましょうか……

GM:オイオイ 死んだわアイツ

舘川:やはり浸食値が……

卜部:残念ですが……ご臨終です

GM:110とかどう見ても死ぬ数字

華凛:どうしてこんなことに

卜部:「……それじゃあ、昨日のことなんスけど」
重苦しい空気に音を上げたのか、ゆっくりと口を開いてカラオケで得た情報を共有しておこう

舘川:「アーチボルトの研究資料を見て分かったことも共有しておく。今のことにも関係するしな」
夢見る奇械や『門』、胎児の夢などのことを説明していく。

卜部:「と、なると、昨日爺が言ってたことが耄碌老害の妄言だって笑い飛ばすのは難しいッスね、はは……」

卜部:裏付けるように共有された幾つもの情報を前に乾いた笑みを浮かべる

舘川:「ああ、やはりこの世界が夢の中である可能性は高いかもしれない。そう仮定して今もっとも切迫しているのは天貝、そして卜部くんの二人だろう」

卜部:「まあ、夢の世界といっても、ほっとけば勝手に消えて現実に戻るのか、それとも俺たちは夢の世界に取り残されたままになるのか、そこんとこも分からないんでなんとも言えませんがね」
別に世界が消えないなら、俺はずっとここにいれば良いわけだし……とどこか他人事のように付け足す

華凛:「私のせいで、みんなを巻き込んでしまった…」
経緯は不明だが奇械と繋がれた事実が重く圧し掛かる。

卜部:「とにかく、ここが夢の世界ってんなら、こいつを現実に戻すか、もしくは維持するかってのを考えないとな」

卜部:「……はぁ、アホっすねぇ。アンタがいないとそもそも俺は生まれてなかったらしいんスけど?」

華凛:「そう、なんだけどさ…」

舘川:「俺たちは専門家でも何でもないからこの世界がどうなるか推測しかできない。他人事じゃない以上、そこら辺も調べれるなら調べたいが」

卜部:「じゃあ華凛さんが悪かったとして、なんとかしてくれんスか?責任取ってなんとかなる問題でもねーし、とりあえず解決のために頑張るのが筋なんじゃないっすかねぇ……」
落ち込むくらいならやることやってくれ、と言外に投げかける

「まあ、俺と華凛さん以外が夢の住人なのか、現実から巻き込まれた人間なのか、判別できりゃいいんスけどねぇ」

舘川:「天貝、お前もどっちかというとあのアーチボルトの狂気に巻き込まれた側だ。あいつがすべての発端だからな」

華凛:「ありがとうございます、そういわれるとちょっと楽ですね…」

支部長
 各々、受けた衝撃が大きい故か、整理もつかないでいたのだろう。たった一夜で収まりを付けられる程、先の出来事は甘くない。
 そんな中で会議室の奥の戸が開く。奥からは相変わらず、どこか草臥れた印象の苦労人の支部長が部屋に入ってきた。
「少し遅くなってしまったね。では早い所今日の会議を始めたいが……
 ……何か、あったのか?」
 支部長は、周りの様子を察するや、辛うじて取り繕っていた穏やかな笑いを取り払い、深刻げに相手を案じる表情に変えて問いを投げる
 

卜部:これどうしましょう、事情説明します?

舘川:したところでな、って感じはあるが

卜部:そうなんですよねぇ

支部長
どの程度訊いてくれるかは分からないけど
例えばもしもの話みたいな感じで振ると一緒に考えてくれる、かも?

卜部:爺との戦闘はカットして、仮定の話をしてみます?

支部長:ロールプレイが面倒なら交渉で説き伏せると、事情はわからないながらも協力してくれる

卜部:ここは館川さんの出番ですね

舘川:どう例えたものかな

支部長
特に思いつかんのなら交渉で判定して成功したら、取り合えず事情を納得してもらえるよ
納得というか、そういう前提で考えてくれる

卜部:これ卜部くんが話すわけじゃなくても、交渉振ったり出来ます?

支部長:まあ誰かが成功すればいいし 別に目標値が高い訳でもない 8ぐらいかな

卜部:館川さんが失敗したら振ろう、まあいけるだろうけど

支部長:あ、振ってええですよ

ブライ:modotta

卜部:エリンギ舞茸ぶなしめじ

支部長:えりりー

支部長:急に舘川さんの霊圧が消えたので先卜部君振ります?

卜部:うーん、じゃあそうさせてもらいます

卜部:4DX
DoubleCross : (4R10[10]) → 8[2,2,3,8] → 8

卜部:いけてしまった

ブライ:やるじゃねぇか

支部長:流石にダイス数多いだけはある

卜部:まとめ有能

卜部:君さあ……よく有能って言われない?誇らしくないの?

支部長:すごい(すごい)

ブライ:シーン9とか10とか、5以下はしらん。

支部長:まあ、取り合えず支部を説き伏せるのには一旦成功したようだ

支部長:まあかくしかで色々理解したって感じか

卜部:君の意見を聞こうッ!!

卜部:支部長の見解はどんな感じかしら

ブライ:実は夢の世界に取り残された人がいるっぽいんですよね…みたいな感じなのかしら

舘川:夢の世界を平行世界に例えようとしたが、少しきつい

ブライ:ぶっちゃけ、夢以外でたとえようとすると状況が変わりすぎるから難しいともうよ

ブライ:どうしても嘘つく必要ありそう

卜部:そういう研究があって、まきこまれたひとがいるかもしれないんすよね、みたいな感じかなぁ

支部長:えーでは『夢と現実を繋ぐ装置があるとして じゃあ実は既にここが夢の中だと考えたら?』という空想の話で、一度考えて欲しいみたいな

支部長:少なくとも奇械の大まかな情報は支部長にも共有済みなので

ブライ:結構ぶっちゃけた内容だが、それで納得して話してくれるならそれで良いと思う

支部長
 支部長は、共有された情報にやや訝し気な表情を浮かべるも、一応はその『仮説』に理解を示してくれたようだ。
「……突拍子のない仮説だね。そのことで悩んでいるというのはあまりよろしくないが、まあ、いいだろう。私も一応小説家上がりだ、息抜きにもしもの話に付き合うのも悪くない。
 時間がないといっても君たちの調査のおかげでギプノーザを掲げたイグニスの行動がブラフであることにほぼ確証が得られた。
 今勇んで攻めに行くより、内部崩壊を待った方が効果的だろうしね」

卜部:小説家になろう!

ブライ:物理的に内部を崩壊させそう。

華凛:誇張の夢的な

支部長
「まずここが胎児の夢だった場合ということだけど、その胎児の夢の設定から考えると実は現実では殆ど時間が経過していないんじゃないかな。
 邯鄲の枕って知ってるかい。小説では定番だけど、何年もの歳月が経過していたにもかかわらず実際はご飯が炊ける程度の時間を眠っていただけ、みたいなね。
 その、奇械に誰かが繋がっているとしても、現実ではまだ朔の夜……つまり2/14で、繋がれたまま夢を見ているとしてもほんの数時間……いや、ひょっとすると数秒のことかもしれない」

卜部:やっぱその可能性ありますよね

ブライ:これは調べた資料でも言っていたな。数秒で数日だったか

華凛:時の流れ

支部長
「そして朔の夜に門が開くという記述について。
           ・・・・・・・・
その過程が正しいなら、今はまだ朔の最中とも考えられる。
その期間の間に夢と現実を行き来できるなら、もしかするとまだ現実に戻る方法が、あったりするのかもしれない。
……アーチボルトの行動をそこから推測すると、彼はもしかすると時間切れになる前に現実に戻ろうとした、とは考えられないか?」

ブライ:なるほどねぇ

支部長
「考えてみてくれ。アーチボルトは現実で死んでいた。現実で死んだ時点で夢に転移したとして、復活する手段がないならば夢の世界でじっとしていたはず。
 なのに行動を起こしたと考えると、これはアーチボルトが夢で現実で蘇生する手段があると考え、行動していたとみることが出来る。
 夢の世界から、夢の存在そのものを持ち出す手段が、ある。これはつまるところ、それを暗示していると思うんだ」

卜部:つまり現実で受肉することも出来るのか

華凛:なーるほど

卜部:「――――ッ」
あくまでも『もしも』の話をする支部長に、何かを見出したかのように固く拳を握りしめる

支部長
「その手段はきっと『門』が関わっている。
 そのアーチボルトを名乗る人物は『門』と接触したがっていたんだろう?
 彼の思惑は図りかねるが、どうあれ『到達点』とやらに到達するにも、今の状態で現実に出てくるにも、門となる人物が必須だった。だからそんな危険な行動をとったのかも」

卜部:でもその手段知ってそうなのって誰だろう?ってなると、誰だろう

卜部:あとは研究をもっと探ってみるか

舘川:研究資料か例のDr.ブライアン辺りか知ってるとしたら、マスターイグニスは会えなさそうだし

卜部:まあそこらへんですよねぇ、マスターイグニスの動きわからないし

支部長:一番近い人物とは一応コネがある状態だの

華凛:また研究資料漁りにいかないとだ

卜部:USBの解析ってアレが限界なのかな

GM: いや、まだいろいろ調べられると思う

GM:あの時は調べるポイントを絞って調査していたので 別の視点で探してみると色々見つかるかもだ

卜部:じゃあそこらへんも解析しないとなぁ

舘川:あとブライの三角錐の話もしたいな。まだ本人が明かしてないけど

卜部:そこ見せてもらえば色々分かるかも知れませんしね

GM:その辺はブライが帰ってくるまでは触れられんな

卜部:あとは現状でなんかありましたっけ?

GM:現状纏め作業して一番色々知ってそうな社長が離席中なのがこのまま進めていいか悩ましい もう少し待とうか

GM
でもだいたい、誰がどの辺探るかもう決めてしまっていいと思う

卜部:USB調べたいですね

舘川:調べる所は、
・USBの研究資料
・Dr.ブライアンへ会う
・ロス・エンドスへの接触
とかか現状は

卜部:USB調べたい(対人系苦手なコミュ障)

舘川:ブライアンに行こうかな

華凛:どっちいったものか

GM:あと、誰かに会いに行く場合、誰が愛に行くかによって藩王が変わる場合もあるので注意な 特にロス・エンドスは

卜部:ロスエンドス、誰が地雷で誰が当たりなのか

華凛:こっちには行くべきじゃない気がする華凛さんです

卜部:むしろ行ったほうが良いんじゃね?

舘川:マスターイグニスに好意を持ってるなら一番可能性はありそう

GM:藩王ってなんだ 反応だ 急にインド史になるな

華凛:まじかぁ…なら華凛さんはそっちか

GM:まあ今接点があるのは華凛ちゃんだけな状態ではあるね

GM:後は離席中のブライの方針だけか うーんどうしよ

卜部:30分すぎるくらい離脱と入っていたけど

GM:もうそろそろ帰ってくる?

卜部:わからない……

GM:先に進める、のはなんかな

卜部:うーん

GM:うん 休憩挟むか

華凛:うい

卜部:社長帰ってきたら再開です?

GM:だぬ とりあえずつけっぱで暫くおいといて

GM:こせんばでもはしって時間潰そうか

舘川:了解

ブライ:すまなかった。これで用事はすべて終わったはずだ

GM:おつおつー

卜部:やりますねぇ!!

卜部:ただ、わしも18時頃に離脱しなければならない

ブライ:悲しいことだ

ブライ:で、調べることと、俺の三角錐の話だったな

GM:探索できる人からやれるようにせねばな

ブライ:そもそもだが、俺はどういう状態でこの会議に参加してんだろ

GM:そういえばどっちなんだ ブライなのか宮本くんなのか

ブライ:まあ宮本さんに戻るのもアレだし、この際だからブライのまま席に着いた明かそうとは思う

ブライ:一先ずこの場にいる理由は、ゼノスとしての協力者の一人としているってことで

GM:一応ゼノスとは敵対してる訳でもないから、普通にイリーガルとしての扱いは変わらんしな

卜部:これほかの人、誰だコイツ………?ってなってそう

GM:あの場は勢いで乗り切れたが

舘川:(宮本の代理かな?

GM:どういうことか説明してもらおうかぁ!ってはなるね

ブライ:ではずっと無言だったブライが口を開くとしよう。

ブライ:「……話が纏まったようだな。じゃあ俺のことに関して話をさせてもらおう。随分と遅れたが、こちらも動揺していたことは理解してほしい。

ブライ:事前にゼノスの関係者だという話程度は通っていたかと思う。それは間違いないが、詳しくない。
俺は――」
と、ヒューマンズネイバーを使用して宮本に変身しよう。

卜部:「(あれ?話は通してるって言ってなかったっけ……?)」

宮本和彦:「――これまで君たちと行動を共にしていた宮本和彦でもある。騙している形になって申し訳ないけれど、僕自体はUGNの元エージェントではあるから、話が進めやすいと思ってのことなんだ。ちなみにどちらが本体かというとブライのほうだね」

宮本和彦:あれ、宮本さん俺のところだと表示されんな

宮本和彦:どうして

卜部:宮本さん、アンタ、消えるのか……?

卜部:こっちだといる

GM:いるぞ

宮本和彦:まあ皆から見えてるなら、いいか

華凛:「そういう絡繰りだったんだ、知らなかったわね…」
唐突なキャラチェンジの絡繰りもなんてことはない。
そもそも今まで対応していたものは元の人間の真似に過ぎなかったわけだ。

舘川:「……なるほど、ゼノスの関係者とは聞いていたが君はレネゲイドビーイングだったのか。増えているとは聞いたが実際に見たのは初めてだな」
興味深げに眺める。

支部長
「……そうか。元々、レネゲイドビーイングとの共生関係にあると情報にはあったが……
 一つ聞かせてくれないか。元の肉体の持ち主である宮本君は、今どのような状態なんだ」

宮本和彦:「理解してくれてありがたい。彼も僕に対して無茶ぶりし過ぎなんだよ。
……そういえば支部長は最近就任したばかりだから知らなかいのかな。
僕、『宮本和彦』は1年前には死んでいる。
今の僕は……なんといえば良いかな。ブライが僕を『残してくれている』んだ」

卜部:「(演技とかじゃなくて二重人格みたいなもんだったのか……?)」

華凛:「状況が状況じゃなきゃもうちょっと詳しく経緯を聞きたいところだけど、私からは今回は不問にしておくわ」

宮本和彦:「ま、ざっと状態の説明はしようかな。
ブライに聞けば僕を演じているだけ、とは言うだろうけど、ノイマンの力によって対象の人の思考などを想像する場合、それは本物に限りなく近いシミュレーションと同じみたいなんだ。少なくともブライはそれが出来るらしい。
死んだ際の僕は、死んだ先を見てみたくて、彼に頼んでこの身体をブライの者とする代わりに、僕の続きを作ってくれているんだ」

宮本和彦:まあシミュレーションができると言っても、宮本さんの身体を使っているからこそ出来る芸当でしょうけどね。

支部長
「成程……ノイマンの計算リソースの一部を、宮本和彦という人格再現に回している。
 元の肉体が同一だからこそできる、仮想マシン……譬えるならそういう事かな。
 本当ならばそのことは明かすべきでなかった筈だ。それを敢えて口にするという事は、我々を信用した証、と受け取って構わないのかな」

卜部:「(やっぱ話通してねーじゃねぇか!!)」

宮本和彦:「ざっくりと言ってしまうと信用しているよ。と言っても僕の素性もUGNには載っていると思うからどちらにせよ、って感じかなぁ
それと、もう一つ理由がある。それに関しては――」
<ヒューマンズネイバー>を解いてブライの姿に戻る。

ブライ:「俺こと、ブライから説明させてもらおう。ゼノスの所属でしかない俺を信用してもらう必要があると思い、過去を明かした。
別に裏を取っても構わないぜ。素性が分からない奴は裏切者の可能性だったあるだろうしな。
そして信用を得なければならない理由ってのは、これだ」
と言って、テーブルの上に三角錐のプリズムを置く。

卜部:「………?」
なにやってんだ?って困惑してる

GM:はい

ブライ:どーなるかなー

GM:このプリズムですが……

舘川:誰が見えるかな

卜部:不穏

華凛:ひぃ

GM:見える人、見えない人は以下になります。
見える人:華凛、ブライ
見えない人:卜部、館川、支部長

ブライ:ふぅむ

舘川:そうなるか

華凛:この法則性は…

卜部:ってことは館川さんは

ブライ:まだ分からないさ

舘川:「何も置いてないように見えるが……」

ブライ:「あぁ、何せ馬鹿にしか見えないプリズムだからな!」
とこの場は誤魔化しておこう。

支部長
「……これ、とは、何かな。
 それは何かの合図かのだろうか」

ブライ:一応、華凛さんの反応みたいんですが

卜部:「…………」
なにか見えてるのかな?という感じ

華凛:GMからSAN値チェック入るような描写きます?

卜部:見るだけなら大丈夫じゃろ、たぶん

舘川:分配とかしてないし、まだかもな

支部長:ないです

華凛:「え…?ブライ以外の皆さん見えてないんですか?」
みんなの反応が明らかにおかしい。

「馬鹿には見えないプリズムってわけじゃないと思うんですけど、私頭いいわけじゃないし…」

ブライ:あ、すまん。馬鹿にしか見えない、ってつもりで書いてた

ブライ:まあどちらにせよ、どうしようかなと悩み始めているんだが…

支部長:馬鹿め!!

ブライ:この場では濁そうかな~どうしようかな~卜部君の精神状態も気になるし、他の人の精神状態も気になるし

卜部:ちゃんと馬鹿にしかって書いてますよ

ブライ:馬鹿め!

卜部:だがバカは見つかったようだな……

ブライ:ブライアンさんに話を聞きに行く担当って決まってたっけ?

卜部:決まっていない

舘川:まだちゃんとは決まってないか

支部長:舘川さんが立候補してはいるな

ブライ:どうしよっかな、隠す場合俺がシーンに出て話を聞きに行く必要が出てくるんだよな

卜部:華凛さんに持っていってもらう、っていうのもリスクあるかもしれないしなぁ

舘川:ブライアンも三角錐は見えないだろうし、ブライが隠さずに説明するか、隠して行くかだな

ブライ:最悪、俺が出るのはしょうがないかなって気分ではある。戻れない可能性もあるが、な。

支部長:まあ既にEロイス持ちのアーチボルトをしばいてるので その分ダイスは増えてます

卜部:アーチボルトのEロイスって2個は確定してたけど、何個持ってたんだろう

ブライ:ちなみに…大変恐縮ですがアーチボルトのEロイスって何個か教えていただけないでしょうか…?

支部長:2個も持ってねえぞ

支部長:虚実崩壊のみ

ブライ:まあだよな

ブライ:でなきゃ使ってるだろうし…

卜部:えっ、さよならブライさん

卜部:じゃ、ブライさんは酷使してもろて

華凛:切り捨てが早い

支部長:まだボスが持ってる可能性もあっからよ

卜部:助からないなら当然限界まで搾取するのが一番!

ブライ:けどジャームしかEロイス持てないからなぁ。望めるのかなぁ?

支部長:というか既に常時発動してるEロイスが実は展開されているのね

ブライ:ほう

支部長:フフフ 何かはわかるまい

舘川:なん……だと……

ブライ:言えぬ……

華凛:明かせぬ…

支部長:では改めて、どーします

支部長:まあ次の探索時休んでもいい訳だし

卜部:言う猿、視る猿、聞く猿、  。

支部長:休むんなら

ブライ:では提案だが、華凛さんとブライでブライアンに会わせてくれないか?

支部長:ふむ そう来たか

支部長:良いでしょう 特に問題はありませんな

ブライ:他の方はどうだ?

華凛:こちらはそれでいいですよ

卜部:わしは別に大丈夫ですね

舘川:隠す感じで?

ブライ:ああ、隠す。華凛以外に

ブライ:この状況、俺だけで秘密を持つのは危険だと判断した。最低でももう一人見える人がいる必要がある

卜部:これ下手したら上位者のトリガーになるかも知れないからなぁ

ブライ:それも含めて賭けになりそうではあるが、同時に胎児の夢がおかしくなっている以上、時間経過で上位者が別の行動を見せる可能性もあるんじゃないかとも思ってはいる。その場合対応できる人物がいなければならない。

卜部:ちなみに卜部くんはプリズムって言葉と流石にふざけることはないだろう時にももう一回してたので、ブライさんもしかして……?と思ってる

卜部:見えてなくて三角錐かどうかはわからないから、うーん?くらいの感じ

舘川:まあ舘川的にも何があったのか気にはなってるが、隠そうとするなら深くは追及しない。

支部長:オーケーオーケー

ブライ:まあそこは仕方がない。ある程度のリスクを取らなければ得られんものもある。

華凛:頑張らねばならぬ

支部長:うむ 二人の意向については了解した

ブライ:では、その方向で

GM:では、他二人はどうするかだ

ブライ:ああ、一応隠す演出はさせてもらうぜ

GM:ブライが目立ってるが卜部君も大概やばいぞ

卜部:なんかやばかったっけ?

GM:侵食値既に90近いし

ブライ:普通にヤバイ数値だからね

卜部:あと一回くらいしか生き返ることが出来なさそう

GM:一度死ぬとこのゲームめっちゃ上がるからな

舘川:まだ中盤ならあと初期値からまた同じ分上がりそう

卜部:流石にもう終盤やろ!!(楽観)

GM:なので卜部君が休憩するのも手なんだ

卜部:まだ中盤だったらクライマックスも含めて、まあ戻ってこれないので卜部くん酷使まである

ブライ:実際卜部君は休憩してほしい

卜部:戦闘になったらそこまで消費激しくないし多少はね?

ブライ:うーん、一応考えているのが、クライマックスフェイズで最悪の場合戦闘役をかばってほしいんだ。

ブライ:その場合、侵蝕値が高いとロイスを切れない場面もあるから、俺はもう仕方ないとしても、余裕を持っている人は多いことにこしたことない

卜部:あー、一回限りの肉盾としては有用っちゃ有用か

ブライ:まあ、ここはどっちでもいいよ。調べる情報がある限り行動しなきゃ意味ない説あるしね。時間制限もあるようだし。

ブライ:卜部君に任せた

卜部:あとシーン幾つかあるなら、ここで休んでも無駄な気がするんですよね

卜部:そもそも先制停滞空間使うともう100超える

GM:まあそれもそうだからな

卜部:つまり節約すべきは館川さんと華凛さんなのだ……!!

GM:とはいえ……卜部君 探索そこまで強い訳でもないし 舘川さんは本職の探索屋だし 

ブライ:実際調べることってそんあにあったっけ?

卜部:USBとロスエンドスくらいかな?

GM:USBなんかは一応探索技能使う方だし 多分ロスエンドスには舘川さん行かんやろし

ブライ:ロスエンドスの調べ方とかは決まっているのか?

舘川:舘川がロスエンドスに行ってもな

卜部:ロスエンドス行くなら華凛さんみたいなところがある

舘川:せめてブライだな

卜部:そうなるともう手番2回使うか、ブライ華凛組をロスエンドスに行ってもらってほかを手分けするかしかなくなってしまう

卜部:80とかなら自重したけど、ここから1シーン挟んでクライマックスとかでもない限りまあ卜部くん動こうが動かなかろうが誤差

卜部:ここからずっと引きこもり続けるとかならまた違うかも知れないけど

ブライ:そう考えると中々困るな。ブライと華凛でロスエンドスとかも選択肢ではあると思うんだが、ブライアンの話は聞いておきたいんだよな

ブライ:うーん、現状の選択肢は二つかな
・現時点で取れそうな情報は無理して全て取る
・もう少し時間があると想定してもう1巡回す

GM:まあこの辺は取捨選択が必要になる局面か

ブライ:そうですねぇ

卜部:ここで休んでもあと1巡あるなら結局皆厳しくなるし、ここは無理してでも全部回ることをわしは推します

ブライ:どちらかと言えば卜部君に賛成なんだが、前者は無理して取るだけでなく、順番も無視することになりうるから情報取りこぼしもあるとは思う。
…それも仕方ないのかな

舘川:ちなみにブライがDr.ブライアンに行って、華凛がロス・エンドスに行くのは?後でブライアンの話は華凛と共有するとして

GM:それでも特に問題はない

GM:出来るだけで、安全なのはセットで行動なんだろうけど

華凛:ソロ活動、アイドル路線

舘川:まあ上位者のことで二人行動したいのはあるだろうが

ブライ:二人で行動しないと啓蒙の分配が出来ないんだよねぇ。いや正確には出来るかもしれないが、確認が出来ない。

ブライ:ま、それならリスクは享受しておきますか

ブライ:ロスエンドスに一人で行くのも、まあリスクの享受か

卜部:携帯で確認しながらするしかないねぇ

GM:ミスると戦闘になりかねないが まあそこはそれ

GM:となるとやっぱ華凛とブライは別行動で探索に当たるんか

華凛:そうなる

ブライ:卜部って財産ポイントどれくらいあるんだ?

卜部:卜部さんと館川さんはどっちかに付いていくかUSBもうちょっと詳しく検査するか

卜部:3

卜部:まだ割と舞える

ブライ:ブライと華凛をロスエンドス、研究資料を館川、ブライアンを卜部というのはどうだ?これもまた一つのリスクの取り方だと思うが

GM:それはまたどういった理由で

ブライ:俺が代わりにブライアンの情報を取りこぼす可能性があるが、それもリスクだしな

卜部:ちなみにUSBって量が多いから精査するのが難しいんですかね?

卜部:情報量が

GM:情報量がトンデモなく多いので目的絞って丸一日洗ってやっと見つかるって感じ

卜部:じゃあわし帝王の時間持ってるので、一日で数日くらいの精査出来ますよね?

GM:成程その手があったか いけるな実際

ブライ:そういやあったなそんなの。

ブライ:目標値が高くなければいいが…

華凛:おー!

卜部:達成値低くしてもらうか、幾つかの情報狙うかはほか二つのグループ見てから判断かな……

ブライ:同時に行動するのにそんなことできるのか?

GM:実際の所 キオが一番時間の余裕があるので先に回りがち

卜部:朝一で行動すれば……昼過ぎとかに連絡もらってって、出来るはず(出来ると良いな)

卜部:それまではデータ整理分類分けしててじっくり目を通すのはそこから、みたいな感じで

GM:メタな話だと優先度的にライライからなんだよな

GM:あるいはセイリュウサン

ブライ:ああ、リアル時間…

卜部:セイリュウさんが平日無理そうなら、今日はセイリュウさん優先でやったほうがよいのかな?

GM:んだんだ

卜部:あ、わしそろそろ離脱をしなければならない……

舘川:今週は平日いけるな

卜部:らいらいはどんな感じじゃろ、仕事

卜部:忙しいんじゃなかったっけか

GM:じゃーライライが先か

ブライ:時間だし、休憩としておくか?

華凛:一応平日は午後20時以降ならいけなくはない

華凛:レポートで帰りが遅くなる可能性があるので不定期気味と思ってくださいな

卜部:おねげぇしますだ

GM:そだな だいたい決まったのでいったん休憩します 20時からで 今日は長引かんようにせにゃな

華凛:おk

卜部:おつおつ

ブライ:おつ

GM:おつー

舘川:おつかれ

華凛:おつ

どどんとふ:[2020/04/19 17:58 JST] 「GM」がログアウトしました。

どどんとふ:[2020/04/19 17:58 JST] 「舘川」がログアウトしました。

どどんとふ:[2020/04/19 17:58 JST] 「ブライ」がログアウトしました。

どどんとふ:[2020/04/19 19:48 JST] 「ブライ」がログインしました。

どどんとふ:[2020/04/19 19:58 JST] 「舘川」がログインしました。

どどんとふ:[2020/04/19 20:01 JST] 「GM」がログインしました。

どどんとふ:[2020/04/19 20:04 JST] 「華凛」がログインしました。

ブライ:卜部君がUSB調べると効率が良いってとこで止まっていたな

卜部:割り振りきめないいけませんね

GM:少なくとも今日の打ちには決めておきたい

GM:もう探索は明日以降で最悪構わぬ

卜部:もう決めるだけならすぐに決まりそう

ブライ:一旦USBは卜部君だとして、ロスエンドスとブライアンの振り分けだよなぁ

舘川:とりあえずロスエンドスには華凛さんが確定だと思うが

華凛:ですね、そうなる

ブライ:そうだな。それでいいんじゃないか。全て取る方向だし

卜部:じゃあ後は二人がどっちに行くかですね

舘川:あとはブライと舘川なんだよな

ブライ:俺が付いていくかだが、まあ別にいい気もしてきた。上位者を警戒したが確証がない話だしな

GM:この二人はどっち行くか

ブライ:いや、嘘か。資料を見るに啓蒙なしで進めると大変危険って書いてあったわ。

舘川:ぶっちゃけブライ次第だな。ブライアンの話を聞きたいか、華凛と行動したいか

卜部:ここは分身してもろて

ブライ:うーん、ブラム=ストーカーにならなきゃ

GM:此処だけの話モルフェウスは自分の分身を作れる

ブライ:万能か?

GM:※なおRWのエフェクトの模様

卜部:強すぎんか?

ブライ:まだ開示されていない情報のようだ…

GM:エフェクトの効果は正直その

GM:エアロドライブ枠……

ブライ:所詮不得意の分野にでしゃばるのが悪いのだ…

ブライ:うーん、華凛さんかブライアンか……

ブライ:正直、現状判断材料が足りない。

ブライ:ので

華凛:なに?あんた美少女の私にエスコートされたいの?

ブライ:俺たちがいつもこれだろ?

華凛:そうよね

ブライ:5以下で華凛、6以上でブライアンだ

GM:スーパークリティカルだァ!!

ブライ:異論はないな!?

華凛:ないわね

卜部:1d100
DoubleCross : (1D100) → 52

卜部:うーん、ブライアンだな

ブライ:君、SAN値減りすぎじゃない?

ブライ:じゃあブライアンにするか

GM:1d10と思ったら1d100でござった

卜部:失せやろ!?

舘川:クトゥルフPLがまた混ざってますね

ブライ:お前が振ったんだろ

卜部:冗談で振ったんですけど……

ブライ:じゃあ、館川さんはどうする?

華凛:底意地が悪いって言われない?

ブライ:ロスエンドスに館川さんがついていくのどうなんだろうねぇ

舘川:華凛の方に行こうか。戦闘になりかねないらしいし

GM:まあどっちかがアタリならその人だけは入れてくれるやろうとは

舘川:俺は外から援護の風撃っておくんで

ブライ:"選ばれし者"しか入れない場所じゃん

ブライ:そんな場所だといいがな…

ブライ:ということで、
USB:卜部
ロスエンドス:華凛、館川
ブライアン:ブライ

ブライ:ブライアンとブライってクッソややこしいんだけど。

GM:で、決りっぽいな

卜部:ブライアンドブライアン

華凛:ブラブラ

GM:ドブライさん

卜部:ドブライアン

ブライ:お前ら何言ってんだ?

ブライ:「ま、ご覧の通り一部の人間にしかみえねぇ。一種のトリックだよ」
プリズムを手に取り、懐にしまう。
「ちょっとしたジョークを披露してみたかったんだ。ただ本来の姿を見せた状態では、怪しまれる可能性があると思った。こんなこと小さな事すら警戒心を抱かれる。そんな状況じゃあお互いに連携を取れやしないと思ってな。
俺が取り出したものを信じてくれた、それこそ一番の理由になる」

卜部:じゃあとりあえずロスエンドスから行きますか

華凛:(でも待って、じゃあなんでブライと私だけが見えたの?彼はまだ何かを隠してる…?)

舘川:深くは探らないがイージーエフェクト〈真偽感知〉だけ使っておこうかな

卜部:「(そもそも最初から信頼はしてないんだけどな……)」

ブライ:この場合対抗か?

支部長
「ふむ……まあ、先ほどからイマイチ掴めない話が続くが
 とにかく、思ったより冗談好きなことはよくわかったよ、うん」
 イマイチ釈然としない様子で頷くよ

支部長:だね

舘川:真偽感知の対抗はRCだ

ブライ:うーん、無理。

支部長:まあ対抗する必要は然程なさげだし 

ブライ:6DXで判定かな,こちらは

ブライ:一応対抗はしておこうかな

舘川:こっちは4dx+3

ブライ:6DX
DoubleCross : (6R10[10]) → 8[1,4,4,4,6,8] → 8

ブライ:うーん

舘川:4dx+3
DoubleCross : (4R10+3[10]) → 10[7,8,8,10]+3[3]+3 → 16

支部長:圧倒的!

卜部:流石社長のダイス運だ

舘川:7以上しかない出目

ブライ:俺の運を確認する意味でも振ったが、館川さんに負けてしまった

ブライ:じゃあ嘘ということで感知してもろて

支部長:舘川さん流石に鋭い

舘川:「(……嘘か、天貝の反応を見るに何かあったのは間違いないはずだが)」

ブライ:みんなの不信感高まってる~

支部長:逆効果……!

ブライ:まあもう、どうしてもそういう言い方にならざるを得ないから仕方なし。

舘川:見せた後だったしな

ブライ:ではこっからは探索の割り振りを話して決めたってことでこのシーンはカットかな?

支部長:そうじゃな

卜部:あ、そういえば卜部くんってアーチボルトにロイス取ってましたけど、タイタスになるんです?

支部長:相手が死んでもタイタスにはならん筈 まあロイスは変わるかもしれんけど

卜部:タイタスにしても良い、が正しいか

支部長:少なくともロイスとして握って、しかるべき時に使うといいゾ

支部長:クソジジイのかけた呪いを解け少年

卜部:バックトラックでこいつを楔に帰ってくるの嫌だな……

卜部:イギー、アブドゥル、花京院、アーチボルト……終わったよ

ブライ:どうせクライマックスフェイズに移行したら一回ぐらいはまず死ぬんだから、タイタスにしたらいいんだよ

華凛:6DX+9
DoubleCross : (6R10+9[10]) → 10[1,1,2,6,6,10]+9[9]+9 → 28

支部長:なにがおきた

華凛:あ、RCで審議判定かと思った(

ブライ:うーん、斜め読み

華凛:すまない

ブライ:そもそも振って良いか聞いてから振りな!

華凛:申し訳なし

GM:本田君!出目もそうだがゲームのマナーが最悪だな!今は君の攻撃ターンではない!!

ブライ:脳内で棒読みで再生されるされる

華凛:気を付けます

ブライ:ま、話は纏まった。華凛&館川ペアでロスエンドスかな

舘川:本多君に対する熱いディス

GM:【ゲームのマナーが最悪だな!】

GM:城之内だった……

卜部:草

ブライ:わざわざ探してきたのかよ!

華凛:マイクラされちゃう

舘川:このセッション初のカットイン

GM:この形式だとつかうことはないかなあってずっと放置してたやつ

GM:さて そいじゃ始めますか早い所 古戦場もあるし

ブライ:個人ランキング落ちなければ古戦場はいい…

GM:残った肉は全部フルオで回し常

舘川:フルオートで放置してるしなんとかなる

ブライ:フルオ全く検証してないなぁ

GM:90HLは完全放置 95HLはたまに手を加えたら出来た 100とか絶対やらん

ブライ:はえー、すご

卜部:95までならフルオートでなんとかなりますね

GM:10日走っただけの水パでこれだけ回れるなら上等では とうぬぼれておる

卜部:90は40秒ちょいで一周なので90のほうが効率は良いんですけど

舘川:主人公をランバージャックにしてあとは水着カリオストロを最終カタリナにするだけ

ブライ:実際今までの古戦場なら累計5000万溜めてるなら、まあ結構溜めてるしな


シーン11 Los Endos

卜部:それじゃあロスエンドス行きましょうか

GM:今書いてるのぜ

GM:,




【シーン11 Los Endos】



,

GM:2/19 14:12

 未だ掴めぬことが多く,知るべきことはすべて漁るべき。
 その考えの元に探索を開始するうえで,避けて通れぬ相手がいた。
 それこそがマスターイグニス,ひいては大型セル<イグニス>である。

GM
 内部紛争が起きつつあるというが、その背景にセル構成員も知らぬ後ろ暗いものがあるのも事実だ。
 故にマスターイグニスに最も近しい存在であり、同時に舘川が独自の情報網で手に入れた『ロス・エンドス』の身柄を抑えに行くという選択は、まったく自然なものだった。
 問題は、相手の対応である。
 たとえ夢の世界に来ようと、実際には夢の住人、言うなればノンプレイヤーキャラに過ぎなかろうと、UGNとFHという不倶戴天の関係は覆せない。

GM
 こちらが対話に来たといっても答えてくれるか、そんな保証は一切ない。
 だがもう、そんな風にまごついていられる状況は過ぎているのである。
 あなたたちは腹をくくって、ロス・エンドスの居城の前までやってきた。
 ……市内のオフィス街の中で一際高く聳える夜刀浦重工本社ビル。そこが<イグニス>本部の一つであり、指令ロス・エンドスが指令として居を構えているという。

GM
 取り合えず現場の近くまで来たものの、具体的にどのようにして事を構えるかを考えねばなるまい。
 潜入するか、敢えて正面から来て向こうを誘い出すか。手段は様々あるだろうが、大した準備をしている余裕もなかったのであまり派手なことは出来そうにないだろう
 

舘川:ここは〈不可視の空間〉で姿を隠して、〈蝙蝠の耳〉でロス・エンドスの位置を確認し、〈彼方からの声で〉で華凛の声をロス・エンドスに届けるか

GM:EAフル活用ですな

舘川:使えるものは使ってけ

GM:その前に

GM:シーンチェックをお願いしやす 

舘川:せやな

舘川:1d10
DoubleCross : (1D10) → 1

華凛:振ります

GM:来い!

華凛:!d10

華凛:1D10
DoubleCross : (1D10) → 1

ブライ:うわ

GM:テンションひっくい

卜部:君たちダブルクロス上手いねぇ!

舘川:必要な時に必要な出目を出す最強のダイス

GM:ベテラン初見プレイヤーだ

ブライ:マンチか?

華凛:認定速いよ!

ブライ:お前たちを見ているぞ。

卜部:あーあ、これはやっちいましたね

GM:というわけで 元の処理に戻るぜ

GM:EAをフル活用して、というところだが、まず蝙蝠の耳で見つけられるかだけは判定しておかんとな

GM:知覚で判定するとして、ビル丸ごとってどうなんだろ……目標値

舘川:〈蝙蝠の耳〉は数十キロ先で落ちた針の音も聞き取れる(ルルブより)

卜部:情報処理的な意味ででは?

舘川:なお分けるのは別

GM:距離はそうだがこう 面識もない相手の位置を、このビルみたいな大量の人間のいる場所の中から探し出せるんやろか

卜部:声はわかるけどなぁ

卜部:指示出してるなら、なんか騒ぎ起こせば声を出すはず

GM:つまりまあ 肉声をビル一室の中で訊き分けられるか、で判定という事になるな

舘川:FHは今忙しいだろうし、騒がしそうだな……

GM:12ぐらいありそうな気がするなあ

舘川:うーん援護のウィンドブレス

GM:侵食値美味しいれす 判定するまでもねーなコレ

舘川:9dx+9
DoubleCross : (9R10+9[10]) → 10[1,1,1,2,3,4,7,8,10]+8[8]+9 → 27

GM:ダメ押しのクリティカル

ブライ:人数どころか、個人情報まで読み取ってそう

GM:もうあれだな エコーロケーションみたいにこう ビル全体に高周波を流して反響音で全構造を把握とかそれぐらいの無茶苦茶やってるなこれ

舘川:ロス・エンドスの交渉には(おそらく)出番ないし今のうちに活躍しておく

GM
とりわけ巧みな風能力の使い手であるあなたは、ビルの屋内の人間の位置をすかさず判別して見せた。
屋内の情報を読み取り、解析し、どこに目標となる男がいるのか。
探索に秀でたオーヴァードは、否、この館川というY市支部陰の実力者にとってはこの程度の情報収集などお手の物だ。
あなたは正確に、ロス・エンドスの声帯の場所を突き止めていた。この声を届けることも、容易い。

舘川:じゃあ華凛にロス・エンドスに話しかけてもらおうかな

GM:うむ、もんだいない

華凛:「あなたがロス・エンドス…?」
周囲の状況に注意を払いながら、今回のミッションのターゲットに話しかける。

GM:他人に話させることって出来たっけこのエフェクト

舘川:大気中の音声伝達力を操作するとは書いてるが

GM:あー ならいけるか

GM
 華凛が話しかけて数秒後、ことを理解したように返答が帰ってくる。
 館川越しでの会話となるため、聞こえるのは館川のみであるが
『……その声。あの現場にいた人間……いや。
 導師(マスター)イグニスの妹君か』
 と、凛然とした声音で応えを返してきた。

舘川:「ロス・エンドスの応答を言って行くぞ。『……その声。あの現場にいた人間……いや。 導師(マスター)イグニスの妹君か』」
声色を寄せながら華凛へと伝えていく。

華凛:「ええそうよ、私がその妹よ。姉さんは元気にしてるかしら?」
とりあえず相手の反応は上々、ここから情報を聞き出さねばならない。

舘川:受話器とかした舘川さん

GM
 すると、ビル全域の音の情報を知覚していた館川の耳に、雑音が混じる。
 まるで突然生成されたように、それは人の形をとって顕現した。
 砂で出来たそれは、丁度エントランスルームに形成されていた。
 
『……そこの。彼女一人だけ、ビルの中に入るよう言伝しろ。
 おまえは入ることは赦さん。妹君はサラマンダーと聞いている、この声も付添人が届け、そして聞いているのだろう。
 屋内に入れば俺が案内する。他の者に手出しはさせん』

舘川:まあ〈真偽感知〉を使う

GM:おk

GM:何か宣言ありますか

舘川:とりあえず振っておくか

舘川:いやない

GM:りょ ふってクレメンス

舘川:5dx+3
DoubleCross : (5R10+3[10]) → 10[1,3,5,9,10]+9[9]+3 → 22

GM:対抗判定になるから……

舘川:エフェクトを使ってこないならさすがに

GM:シークレットダイス

GM:うん、成功だな

GM:真偽を判別してみたところ、どうにも危害を加えない、というのは真実のように聞こえる。客人としてもてなす、そちらの方が近い

舘川:「あちらが俺に感づいたようだ。天貝1人にビルに入れということだ。案内してくれるらしい。エフェクトで確かめたが敵意はないから行くなら行ってこい。俺はここで聞いておく」

華凛:「わかりました…私に何かあったらあとはお願いしますね」
敵意はないとのことだが、何があるかわからないのがこの仕事。
悪夢の世界となればなおさらだ。

「エスコートして頂戴よね、私こういう丁寧な扱いには不慣れなの」

砂の天使<ロス・エンドス>
 ビルの前まで華凛が歩を進めると、そこには先程まで存在が確認できなかった『砂の天使<ロス・エンドス>』……相馬宗雪の姿があった。
 ほんの数瞬前までそこにいないにもかかわらず、突如として現れた男だが、館川はそのからくりを察することが出来るだろう。どうやらこの男は、モルフェウスの能力で下の階に自らの分身を生成したようだ。
 『砂の騎士団』、というエフェクトがモルフェウスには存在するというが、これはその能力によるものだろう。卓越した砂遣いのみが用いることのできる絶技である。

砂の天使<ロス・エンドス>
「ようこそ。あなたについては危害を加えぬよう、導師より伺っております。
 一先ず中へ。お連れの方は兎も角、他の構成員の耳に話を聞かせてやる義理はありません」

華凛:「ありがとう、結構律儀なのね。その言葉、信頼するわ」
そういって誘いに乗り、ビルの中へと歩を進める。

GM
そうして、あなたはビルのエレベータから上階の客間へと案内された。
これはビルの中を直接見たあなたにのみ知りうる情報だが……
どうにもこのビルはかなり複雑な構造になっている。三次元ではなく四次元的な構造をしている。オーヴァード対策のためか、ビルのそこらじゅうの部屋にポケットディメンションによる拡張が施されており
その能力によって如何なるオーヴァードであれ完全にビルの構造を把握することが出来ないよう仕掛けられているのだ。

GM
華凛が通った√も、エレベータを通すと見せかけて、一部に空間の歪みがあり、館川からすれば
『下に下ったと思ったら次の瞬間には上の階から出てきた』などという、かなり奇妙な動きで昇っていることが伺えただろう。
しかし幸いにも話の場として選んだのは、館川の能力が届く範囲の客間だった。十三階からY市を見下ろす絶景を傍目に、ヴィクトリア朝を彷彿とさせる白と赤を基調とした客間にまで案内された。

舘川:「まるで迷路だな……」

華凛:(意外と複雑、逃げることになったら迷いそうね…でも、この客間は綺麗なところだと思う)

砂の天使<ロス・エンドス>
「さて」
 華凛に差し出すための、高級そうな紅茶を淹れながら、宗雪は凛然とした態度で問いを投げる
「おかけになってください。一体如何なる用向きでこちらに赴いたのか、話をお聞きしましょう」

ブライ:マスターイグニスとかあたりか…

卜部:まあ動向についてだよなぁ

華凛:腰掛けながら、華凛は宗雪を見る。

「貴方達がマスターイグニスと呼ぶ私の姉について………姉さんは本当は何のために動いているの?貴方は姉さんの為に何をしているの?」

砂の天使<ロス・エンドス>
 向かい合うように席について、宗雪は粛々と応えを返す
「導師の御意向について、私が知り得ることは限られています。導師は腹心たる私にも、決してその本心を明かさぬ慎重なお方でした故。
 しかしここ数日はある男を殺害するため、奔走しておられました」

卜部:メッセンジャー君やろなぁ

華凛:「それは…アーチボルト博士?」
私を狙ってきたあの男は現実でも姉さんに殺されたはず。ならば再度殺すために追っていたのだろうか?

砂の天使<ロス・エンドス>
 華凛の答えに、ただ無言のまま首肯を返す。
「2/14日の時点で導師は確かに博士をその手にかけました。しかし、如何なる絡繰りを用いたのか生き永らえ、姿形を変えて潜伏していた。
 導師はその姿を変えたアーチボルト博士を殺害するために、私にセルの指揮権を委譲して単独行動に出ていたのです。
 尤もその任は、昨夜完遂した様子ですが」

舘川:アーチボルトの囮でもいたか

卜部:アーチボルトは……二人いた!?

舘川:アーチボルトが時間を掛けてようやく接触してきたみたいな感じだったし、自分によく似たオートマタを作ったんやろなあ

華凛:「そう…」
この話の違和感、それは昨日確かにアーチボルト博士はこの手で倒したはず。だというのに、姉さんは昨日任を完遂したという。
私たちの前にいた博士が偽物とは考えにくいし、何か工作が為されたのだろうか?
「なら姉さんは帰ってきているのかしら?今どこにいるの?」

卜部:なんでこのタイミングじゃないと接触できなかったと思う?みたいなこともそういや言ってたな

砂の天使<ロス・エンドス>
「さて。導師とお会いしたいというのであれば、出来ないと返答する他ありません。
 導師は未だ多忙を極めておられます。アーチボルト博士の殺害は、あくまでその手順の一つ。
 明日、或いは明後日。その日程までにもう一人を見つけ、殺害する必要がある。それが、導師が私に伝えた言葉です」

卜部:卜部くんかな?

卜部:やっぱ明後日までが制限時間か

舘川:第三者が

ブライ:ふぅん…?

華凛:(っ…まだ姉さんは手を汚そうとしてるのね…)

「会えないのね、残念だわ。じゃあ話を変えようかしら」
そういって紅茶を一口。

「あなたは『門』というワード、ご存じ?」

ブライ:もう一人聞いてくれ!!!!!!!

卜部:そこは大事だから!!

華凛:「それは誰かしら?」(追加質問)

ブライ:追加だと意味わからなくねぇかぁ?

卜部:時空を歪めてこの質問を先に変えておくぜ

ブライ:バロールってすごいなぁ…

卜部:褒めてくれても構わないよ

砂の天使<ロス・エンドス>:ばろーるってすごい

ブライ:うん?華凛さん聞かねぇのか?

ブライ:まあ、分かる、か…?

砂の天使<ロス・エンドス>:おれがよくわからん

華凛:1.殺害対象について
2.門について

という流れがあったことにしてほしい(

卜部:一応、誰?っていう質問を先にしたっていうことで、ね?頼みますよロスエンドスさん

卜部:へへへへ(揉み手)

砂の天使<ロス・エンドス>:ああそういう

砂の天使<ロス・エンドス>
              ・・・・・・・・・・
「存じ上げません。正しくは、導師もまた知らぬ人物ということです。
 導師が望むものはその者が有する何か。しかしながらその正体について、思惑について導師は決して語ることはありません。
 ですが、導師が黙して語らぬこと、それは何があっても他者に悟られてはならぬこと、あるいは他者に説明しても詮無いことのいずれかと心得ております。とくに私には」

ブライ:いやーーー、来たねこれは。ラスボス

卜部:えー、卜部くんではなさそうだし、マジでラスボスかぁ?

舘川:望む物……賢者の石か?

ブライ:と思ったけどどういった立ち位置の人物かもかわんないじゃん…いや殺害対象だけどさぁ

ブライ:あー、賢者の石の原石か

卜部:奇械に使われてたやつか

舘川:研究にかかわってたやつ……心当たりがないな

ブライ:女性研究員でしょ

ブライ:何なら会ってない人物とかもありそう…全然研究所に行ってもないし

卜部:まあ奇械いじれるポジにいるのってこいつくらい?

華凛:「私にも本当のこと隠して、UGNも騙して、貴方にも隠して、姉さんは本当隠し事が上手なのね」

「もう一度確認しておくわ、『門』について…貴方は『本当のこと』を知っているのかしら?」

砂の天使<ロス・エンドス>
「……」
 その言葉を前に、宗雪は眉を僅かにひそめ、こう続けた。
 ・・・
「いいえ。ですが、あなたが既にかなり深い部分まで、事情を察していることは今、理解しました。
 ……ならばこちらからも問いを投げねばなりますまい」

ブライ:うん?

卜部:こいつなんもシラねぇ!!

舘川:まあ聞きたいことがあるから話してくれたみたいなことあるよね

華凛:「答えられること、なら受け付けるわ」

砂の天使<ロス・エンドス>
「導師はあなたのことについて、これまで何一つ漏らすことはありませんでした。
 御仁は、そういう人物です。真に触れられたくないものほど頑なに遠ざけ、決して明かそうとしない。
 その導師が、あなたとの関係をこの数日の間に極めて積極的に明かすようになった。
 加えて……ここ数日の動向は、捨て鉢を通り越して自殺行為に等しい。思慮深い導師の采配とは到底思えない。
   ・・・・・・・・・・・ 
 ――すべてが滅んでも構わぬ、その理由があると私は結論しました」

卜部:この夢の世界をぶっ壊そうとしている?

華凛:「滅んでもかまわない理由…わからない。私には見当がつかないことよ。貴方ですら知らないなら、私にもわからない」

「でもあの姉さんが自殺行為に等しい行動をするなんて、よっぽどのことがないとしないわよね?
 ねえ?姉さんは私のことを明かしたのよね?なんて言っていたの?」

砂の天使<ロス・エンドス>
「自らの義理の妹であり、UGNに所属した時代からの付き合いだ、と。
 ……繰り返しますが導師は決して、自らの背景が分かることは口にせず、明かそうとしませんでした。
 それを今になって明かすということは、私を信用したから、ではないと考えています。
 今知られたところで、特に問題ない。だから話したのだろう、と。故に訊かねばならぬのです。
      ・・・・・・・・・
 ――妹君、此処は何処なのです?」
 
,

ブライ:どっち…?

ブライ:あぁ、いや…そういう意味か。

華凛:「それ、は…」
此処はどこと聞かれて、夢の世界ですなんて答えられない。
だが、ここでこちらの情報を明かさなければ、話は前に進まない。

「信じてもらえるかわからないけど、夢の世界…らしいわ」

ブライ:難しい問題じゃよね…

舘川:ハイパー正直

卜部:難しい問題じゃよね。

砂の天使<ロス・エンドス>
「………………………………………………………………………………」
 その答えを受けて、ロス・エンドスという男はただじっと目を伏せ、口を閉ざした。
 言葉の意味をかみしめるように深い沈黙が続いた。
 やがて男は、ゆっくりと口を開く。
「成程、確かに。ならば導師は、それを知るが故の蛮行と理解できる。納得は、しがたいが。
 もはや、この界の森羅万象はどうでもよい――その故か」

ブライ:うーん……辛いなぁ

舘川:夢の世界のマスターイグニスはどうなったんやろなあ

卜部:超速理解か?

砂の天使<ロス・エンドス>:まあこの人、FH側だから疑問に思ったら幾らでも調査できるからね おまけに分身して分割作業もできるし

ブライ:ちょっとおかしいなと思ってた部分が現実味を帯びていったんでしょうなぁ

華凛:「どうでもいい、なんてことあるのかな…」

「姉さんが私や貴方達に真実を話さずに動いてることは、わかったわ。だけど、どうでもいいなんてあるのかしら?どうでもいいのに殺す相手を探したりするの?」

砂の天使<ロス・エンドス>
「それはここで成すべきことがあるからでしょう」
 きっぱりと宗雪はそう告げて、話を続ける。
「導師イグニスの乱心は2/14の朔が起源。そしてアーチボルトを殺害するという予定は、それ以前には存在していませんでした。
 しかし何らかの理由で、導師はアーチボルトを殺さざるを得ない状態となり……
 同時に、あなたの夢に入り込んだ。
 恐らくは目的あって。その目的とは恐らく――」

砂の天使<ロス・エンドス>
「……いえ。これ以上を伝えることは、私には許されてはおりますまい。
 私はあの方に仕える身。如何なる理由があれど、あのお方の顔に泥を塗ることは罷りなりませぬ」

ブライ:教えてくれ~~

砂の天使<ロス・エンドス>:だいたいそういうこと

ブライ:まあ根本的な理由は、うん、そうなんだろうけど。具体的に何をしようとしてるんだろう

華凛:「律儀、なのね。この世界の真実を知っても筋を通すなんて。貴方みたいな人に仕えられて姉さんも仕事がしやすかったでしょうね…」

卜部:華凛さんだけちゃんとダブルクロスやってない?

卜部:ちゃんとダブルクトゥルフの世界に戻ってきて

ブライ:そもそもその世界にいるのは俺なんだが?

舘川:華凛さんは素質はあるから

砂の天使<ロス・エンドス>
「……思うに、導師は蒐集しておられる。
 アーチボルトが持ち、またそのもう一人の人物が持つ何かを。
 それを集めることで何を成し遂げる気か、までは存じ上げません。ただ……」

舘川:アーチボルト何も残してないが、なんかあったか

卜部:ギプノーザとかじゃないです?

ブライ:ギプノーザ…?

砂の天使<ロス・エンドス>
     ・・・・・・・・・・・・ ・・
「それは、或るものを観測するための、道具であると。そう、仰っておりました」

ブライ:やややややめやめやめろ

舘川:あ、ふーん

卜部:あーそういうこと、完全に理解した

卜部:じゃあ最期の一人ことブライ君、よろしく

華凛:なるほど

ブライ:あびねー!下手すりゃ俺がこっちいってたらやばかったろ?

ブライ:サスケェ!

GM:まあこれから一人で探索なんすけどあなた

ブライ:……そういやそうだなぁ

舘川:啓蒙を求める理由は解からんな

卜部:啓蒙があれば何が出来るかの部分だけはなんとしても明らかにしなければいけない

ブライ:啓蒙が分かったところでマスターイグニスに倒されてヒロイン化する展開、きますね

華凛:「観測するための道具…?」
わからない、アーチボルト博士の研究の資料の情報を考える。
観測することで得られるもの、それを得て何をしようとしているのか、それがわからない。

ブライ:どうしたもんかなぁ、聞くこと

ブライ:話の流れで観測先のこととか聞いてみる?

ブライ:なんだかんだそこらへんは数年前の資料頼りなんだよね

GM
「兎に角、導師はあと1,2日の猶予でそれを見つけ出そうとしています。
 その期間の間に見つけることが出来ねば、目的が達成できない、ということでしょう」

卜部:10年前の朔の日のときのこととか聞いてみます?

ブライ:いるか?

砂の天使<ロス・エンドス>
「兎に角、導師はあと1,2日の猶予でそれを見つけ出そうとしています。
 その期間の間に見つけることが出来ねば、目的が達成できない、そういうことでしょう」

卜部:大切なことなので

卜部:まあ今回聞きたいことはこんくらいですかね?

舘川:聞きたいことは聞けた感

華凛:「猶予は1,2日だけなのね」
状況は切迫している。これ以上の情報収集は必要ないだろう。だけど、聞いておきたいことがある。

「あなたは、どうして姉さんに仕えたの?」
それは純粋な疑問。

ブライ:いいな~~~~~

卜部:なんだよこいつ主人公かよ!!

舘川:これが主人公との格の違い

砂の天使<ロス・エンドス>
「……」
 男は僅かに言葉を選ぶように間を置いて、こう語る。
「より強き者に従うことが、私の矜持」
 だが、世迷言を敢えて添えるなら、と続け
 
「……その目に同じ寂寞を見た、その故なのやもしれません」

華凛:「———そうなんだ」
相手の返答に、華凛の頬が緩む。
姉は、一人じゃなかった。
こんなにもいい人が、傍にいてくれたのだ。

「もしかしたら姉さんと私たちはぶつかり合うのかもしれないし、貴方とも戦うのかもしれない」

「私は姉さんと一緒にいられないかもしれないけれど、貴方は居てあげてね」
奇械に繋がれる状況に陥った自分が目覚めなくても、安心だ。

砂の天使<ロス・エンドス>
「お言葉を返すようですが」
 男は一転して、たしなめるように厳しい目つきで華凛を見据えた。
「あなたこそご自愛なさってください。
         ロイス
 私ではあの方の"繋がり"足り得ない。あの方を繋ぎ止めるものがあるとするなら、私では足りぬのです」

「何を犠牲にしてでも生き抜くことです。私がそう望む故に、分かる。己がどうあろうと、課程がどうあろうと、"ただ生きて欲しい"その一念を」

砂の天使<ロス・エンドス>
「私は飽く迄、導師に仕える身。あなたを処さぬのも、あなたが導師のロイス足るが故。
 生き足掻くのです。あなたの意志と無関係に、生かそうとする人の意志を踏み躙ることはあってならない。
 それを顧みず、自らを擲とうというのであれば――たとえ導師が許そうとも、この砂の天使<ロス・エンドス>が許しはしない」

華凛:「ええ、もちろん!足掻いて見せるわよ!」

「私、そろそろ行くわ。紅茶もありがとう、とても美味しかった。
 もし全部終わって、なにもかも片付いてハッピーエンドになんてなれたらさ…みんなで貴方の紅茶を飲みながらテーブルを囲みましょう?」

砂の天使<ロス・エンドス>
「成程。それは、良き夢です」
 柔和に微笑みながら、砂の天使は席を立つ。
 そして出口までの道を自らの分身に案内させ、エントランスまで送り出した。送り出す間、青年は終始いつもの鉄面が如き凛とした表情を崩さないでいた。

華凛:これでメインシーンは終了ですかね?

GM:だねえ

GM:あるいは館川さんと会う所までやろうか

ブライ:おつおつお

舘川:ロス・エンドスにロイス取ってけ?

ブライ:やる?

GM:どうせなら 画竜点睛を欠かぬように

華凛:では取らせていただきます

GM:いえすいえす

華凛:ポジティブは誠意
ネガティブは疎外感
でロイスを取ります

ブライ:あー……何となく理解できる、良い表裏の感情だな

GM:姉の彼氏を認めるしっかり者の妹感

華凛:「お待たせしました館川さん」
ビルから分身に送り出された華凛は館川の待つ場所へと戻っていく。

「話は聞こえてたと思います」

舘川:「ああ、いい話が聞けたみたいだな。情報だけでなくお前にとっても」

華凛:「そうですね。姉さん以外にも頑張る理由、出来ちゃいました」

舘川:「じゃ、一度UGNに戻るか。お前のやりたいことのためにもやらなきゃいけないことはまだあるんだ。後見人として行けるところまで手伝うぞ」

華凛:「はい!」
そうして、砂の天使のビルを後にするのだった。

GM:という所でシーン11終了!お疲れさんでしたー

ブライ:なんかよ、疲弊したよ。古戦場の疲れなんかじゃない、もっと根源的な…

どどんとふ:[2020/04/20 01:25 JST] 「卜部」がログアウトしました。

どどんとふ:[2020/04/20 01:27 JST] 「ブライ」がログアウトしました。

どどんとふ:[2020/04/20 01:27 JST] 「GM」がログアウトしました。

どどんとふ:[2020/04/20 01:31 JST] 「舘川」がログアウトしました。

どどんとふ:[2020/04/20 01:37 JST] 「華凛」がログアウトしました。

どどんとふ:[2020/04/20 20:55 JST] 「ブライ」がログインしました。

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どどんとふ:[2020/04/20 21:00 JST] 「GM」がログインしました。

どどんとふ:[2020/04/20 21:01 JST] 「華凛」がログインしました。


シーン11後のシーン ブライ

ブライ:ブライアンに行くとは言ったものの、何を聞こう。まずは以前の研究資料からかな

舘川:胎児の夢の論文を見てここに来たって感じではあるな。とりあえず読めなかった場所の話とか

ブライ:そこが一番重要な部分っぽいですからねぇ。夢の世界の歩き方ガイドがそのまま消えてたし。

卜部:あと現実と夢の見分け方とか?

GM:戻ったゾ

ブライ:えり

卜部:んぎ

GM:さてと では始めようと思うが

ブライ:うむ

GM:いつもの定時連絡は無視してさっさとブライアン博士のとこに行く?

舘川:メッセンジャーと会ってないな、そういえば

ブライ:うーん、どうしようかな。"メッセンジャー"にも顔を合わせたほうがいい気はする。一応やつも三角錐を見える人ではあるからな

華凛:会ってもよい気するよ

ブライ:三角錐を見る条件が何なのか分からないから何とも言えないものの、"メッセンジャー"が見えるというのはどういった意味を持つのか…。

ブライ:まあ行きます。

GM:うむ 出は描写していくぞ

GM
そして、定時連絡の時間が来た。
あなたはいつも通り、彼のポケットディメンションが格納されている公園にやってきた。
前回の定時連絡の帰り際に、次の入室手段が教えられている。その手順に従って中に入ることが可能のはずだが……

ブライ:なんだぁ…

卜部:いきなり不穏なんだが

ブライ:どーせクソ面倒くさい手順なんだろなぁ

GM
あなたが例の手順を使って屋内に入ってきた矢先、真っ先に違和感を感じていた。
鼻孔を衝くのは、部屋一体に充満する鉄の饐えた臭いである。

舘川:おや

ブライ:……穏やかじゃねぇな

卜部:えっ

卜部:きっと鉄棒持ち込んで運動してたんやろなあ

GM
この時間ならば彼は、例のどこかで聞いたことのあるようなないようなオールドロックを耳にしながらピザでもほおばっていた頃かもしれないし
仕事をさぼってポップコーン片手にフィルムを眺めていたかもしれないが
そんな騒音は特になく、代わりに周囲に赤黒い跡がべっとりと広がっていた。

ブライ:「……おい、"メッセンジャー"。どこだ?」
これが奴の演出なのか、それとも残酷な現実なのか。どちらとも信じ切れず、曖昧な問いを投げかける形になった。

ブライ:ああ、それと周りを探索しよう

メッセンジャー
 その赤い跡を追って視線を向けると、そこには。
「……よう……俺は、ここだぜ……
 おまえ、来ンの遅ェんだよ、このボケ……
 こんな、昼下がり、危うく……寝ちまうところだろうが……」
 そこには夥しい量の血を肺腑から流して、辛うじて地に座り込んだメッセンジャーの姿があった。

ブライ:「!! おい!何だよ!?マスターイグニスにやられたか!?」
元より想定していたため驚きは少ないが焦りが出る。それを抑えつつ、怪我の重症度を確認する。

メッセンジャー
「ま……そんなとこだ……。
 火遊びしてたつもりが、えれぇ火傷しちまった……か、ハハハハハッ!」
 渇いた笑いを浮かべるも、その両目はもう虚ろで意識を留めるのも精一杯という様子がうかがえる。
「あ~のシスコン女……、仲良く無理心中をご希望とは、つくづく、フザけてやがるぜ……ケホ、ゲホッ!」

メッセンジャー:※文字色変更毎度忘れる

ブライ:そこらへんセットにしておいてほしいもんだよな。

ブライ:"メッセンジャー"の言葉を聞きたいところだが、まず助かるかどうかを確認したい。見て分かるか?

GM:血の跡からして結構前からのようで、今から手当てしても間に合わん様子だな

ブライ:そうかぁ…

ブライ:なら仕方がない。

ブライ:"メッセンジャー"の容態を確認する手が唐突に止まる。
「……はぁ……………」
一瞬どこかを見る目をした後、伸ばしていた手を自らの膝の上に戻し、"メッセンジャー"に向き直る。
「随分と前からくたばってたってのに呆れた生命力だ。知ってたか?あの女、FHセルをその構成員ごと吹き飛ばしたらしいぜ。
てめぇはそれよりか頑丈な健やかな身体だったつーことだ。誇って良いぜ? その武勇伝でも聞いてやるよ」

メッセンジャー
「たりめーだ、テメェ……俺を誰だと思ってやがる……。
 こっちにも、多少の意地ってもんが、あらぁよ」
 まあ実際必死こいて逃げ込んできたわけだが と付け加え
「じゃ……いつもの定時連絡だ……。
 イグニスの狙いは、てめえだ……。
 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 そいつは手前と同じ三角錐を持ってやがった」

ブライ:「――三角錐、か」
予想外な答えに一瞬息を飲み、それが何を意味するかを考えようと懐から取り出して眺める。
「一体これに何の意味がある……あいつも持っているなら尚更だ」
電車の中から見たあの悍ましい生物――上位者を撃退してことを思い出す。情報が足りないとはいえ、三角錐を持っていることなんてその時点から殆ど確定的だ。

メッセンジャー
「あの女、俺が野郎の出した三角錐に反応したと見るや、血相変えて俺に襲い掛かってきてよ……
 あん時のすまし顔が崩れる瞬間の必死さったらなかったぜ……ひ、ひひゃははは……ガフッ……!」

ブライ:「てめぇはどこまでもファルスハーツをコケにする奴だな。リーダーから下部のセルまで、一人でここまでかき回すのは世界中探してもそうそういないに違いない」

メッセンジャー
「ハッ、そいつはどーも……
 で……まあこっから重要なんだが……その、あれだ。釈明する時さぁ、おまえのことも言っちまったからよ……
 多分調べが及び次第……すぐ手前の足取りを追いに来るぜ……」

ブライ:「……てめぇ、そういったことは良い話と悪い話があるって前置きしてから言うもんだろうが。そうか、最後にお前に引っ掻き回されるのは俺だったか。最高だよ」
こめかみを抑えつつ、皮肉を言う。と言ってもそれほど悲観的な表情ではない。
「ま、どーせ、奴との相対することは避けられなかっただろうよ。そういう意味じゃあ、しっかりと引き金を引いてくれて感謝するのがいいのか?…いややっぱりムカついてくるな」

メッセンジャー
「おまえ、ソレ絶対渡すなよ……ソイツ集めてどうするかってまでは分からねえが……
 ずっと一緒にいてやるーとか、何だとか抜かしてた辺り、ありゃ無理心中か何かのための道具だぜ。あの女に妹がいるって話、ちらっと聞いたがよ、多分それ繋がりだ……
 まあ、それがどう繋がるかまでは知らねえが……
 あいつの目的がどうあれ、こちとら交通事故気味に訳わからんまま殺されてんだ。こうなると意地でも渡したくなくなるってもんだぜ……
 あの野郎が慌てふためいて絶望する面を、あっちで楽しみに見せてもらうぜ……ヒ、ヒャハハハ……!」

メッセンジャー
「じゃ、まあ、後は頼んだ。お互い、楽しんだよな、今回の件は。
 俺はそいつで納得してる。おまえも結構ヤバい局面だが、納得しな。……けど、このままじゃ如何せんしまりが悪いからよ……
 ・・・ ・・・・・・
 続きを、作ってくれや」

ブライ:「――――死に際に何を言ってやがる。
 あいつと同じように、あいつと同じように自らが求めるものを追い続け、それで死んだから後を残して行って何になる。
 変わんねぇぞ、お前はここから先、意思がなくなっていく」
手に力が込もる。
「その先は無い。だというのに、何故だ? 何故お前たちは死んでもそんなことが言える」

メッセンジャー
「なんだそりゃ……おまえ、そんなしょうもねェこと拘ってンのか」
 はあ、と殊更に苦し気にため息をついて、少年は続ける。
 ・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・
「俺は俺が楽しめりゃ、後はどうでもいいのよ。後とか、先とか、実際どうでもいい。死のうが生きようが今楽しめねェと意味ねえだろ。
 俺はこいつを十分楽しんだが、どうせなら後腐れなく締めたいってだけよ。偶然そいつを継いで先に行く野郎がいるもんだから、今はそいつを押し付けてるだけさ」

ブライ:「……楽しめれば、それでいいか。今この時すらそんなこと考えてるとは、その考えて正しくてめぇそのものだな。
そういったものなら案外、悪くねぇ生き方かもな」
体に籠っていた力が抜けるのを感じる。
「結局、お前も俺には理解できねぇ。どいつもこいつも理解不能だ。

ブライ:「

ブライ:・・・・・・・                  ・・・・・・
だから契約成立だ。お前の続きを書いてやる。この先、俺は死なない」
宣言する。

ブライ:「お前が見届けるはずだったものを、俺が成してやる。
 てめぇをやったアイツが泡を吹くようなことをやってやるし、アーチボルトの野郎が抜かした絶望の未来も捻じ曲げてやる。
 てめぇと俺で今までやってきたように、いけ好かない奴らの顔を悉く歪めてやる!
 はっ!こいつは楽しいだろうぜ!」

メッセンジャー
「ハ、ハハハハハ……ッ! その意気だぜ……ガハッ」
 喀血しながら、少年はケラケラと、死に体にも拘らず、それは愉快そうに喉を鳴らした。
「……よし。言う事は、言ったぜ。もうしんどいから、寝るわ。
 そら、さっさと行った行った。多分死んだらこの空間も閉じる。速攻掌返して一生ここで暮らしてェなら別だがよ。
 それじゃ……手前も、せいぜい楽しめよ……」

GM
 少年は、そこで意識を失ったようだ。しかし意識を失うと同時に死に至る、という訳でもない。
 今すぐこの場を立ち去れば、ポケットディメンションの消失までに出られるだろう。

ブライ:「……最期は一言余計なことで締めくくらねぇのかよ」

ブライ:身体はそのままにしよう。このまま持って行っても役にたたねぇからな。

GM:了解―

ブライ:代わりに、いつも流していたレコードを回してやるよ

GM
 うむ。
 ちなみにレコードにはThe Rolling Stonesの『Beggars Banquet』と書いてあった。

ブライ:意味っぽいのは特にないアルバムか

GM:特に加工がされてる訳でもない感じのやつ 普通に嗜好品だな

ブライ:「こういったところもよく分からねぇが、音楽っていうのは何度聞いても飽きねぇもんだ。こいつもきっと、回り続けることだろう」

ブライ:では流した後、一先ず外に出るとしよう。

GM:了解。……というわけで、ここから探索パートが始まる訳でございます

ブライ:まだ始まってもねぇもんなぁ

舘川:まだマスターイグニスは来ないかもしれないが怖いな

ブライ:じゃあ、その前に、"メッセンジャー"の感情を変えるとしよう

GM:うむ

ブライ:ポジティヴ:意思
ネガティヴ:疎外感
表はポジティヴだ。
ネガティヴは理解できないことへの疎外感だ。
ポジティヴは、死んでもこいつの意思が残り続けているから。

ブライ:遺志だよ

GM:なるほどねえ

GM:こうして遺志が継承されたところで、遂に大詰めここからが本当の探索になる 訳だが

ブライ:そもそも探索していいんだろうか…?

GM:いいゾ シーンチェックは貰うが

GM:問題は 時間だ……

ブライ:まあだろうな

ブライ:明日は8時いけそうだぞ、少し遅れるかもしれんが

卜部:流石に今からはヤバそう

GM:だな では明日に回すか

ブライ:一応、確認しておきたいんだが、マスターイグニスが襲撃してくる時間は予想出来るか?

GM:ンー 感知できる類のEAを使えば何となく予見できるとおもう

ブライ:ねぇな、そんなもんは

ブライ:なら"メッセンジャー"が襲われたであろう時間は?

GM:体を確認して検証するしかないので正式な時間は分からないが 血痕の固まり具合からすると今朝方のようだな

ブライ:うーん、まあ直近ではあるものの

舘川:早けりゃ今日の夕方かなあ

宮本和彦:探索した後、襲われそう

宮本和彦:この姿ならもう少し遅らせられないかなぁ、素性調べられたら無理そうかなぁ

GM:まあメッセンジャ―は多分、ちょこっと漏らしただけなので今日一日ぐらいは猶予あるかも

宮本和彦:ありがてぇ……!

GM:あ!おまえあいつが持ってる三角錐持ってんのか!とかうっかり漏らしちゃった程度だし

宮本和彦:まあ詳しく話しちゃいねぇよなぁ

宮本和彦:なら探索は続行としようか。帰りは卜部君タクシーで迎えに来てもらおう

GM:それが一番安全だな まあ侵食値は使うが

宮本和彦:卜部君の侵蝕値には犠牲になってもらうよ

GM:最早死ぬことは出来ぬ体になってしまったからなあ

宮本和彦:元から死ぬつもりはさらさらねぇけどな

GM:では明日から本格的に探索開始だな ようし

宮本和彦:うむ

華凛:ですね

卜部:ではお疲れさまです

GM:ちょっと早いが今日はここでお開きとしようか

宮本和彦:ドクターブライアンの話、重要そうだからな

宮本和彦:お疲れ様~~~

GM:おつおつおー

舘川:お疲れ様

華凛:おつ

どどんとふ:[2020/04/21 00:00 JST] 「卜部」がログアウトしました。

どどんとふ:[2020/04/21 00:00 JST] 「GM」がログアウトしました。

どどんとふ:[2020/04/21 00:01 JST] 「華凛」がログアウトしました。

どどんとふ:[2020/04/21 00:01 JST] 「舘川」がログアウトしました。

どどんとふ:[2020/04/21 00:02 JST] 「宮本和彦」がログアウトしました。

どどんとふ:[2020/04/21 19:44 JST] 「卜部」がログインしました。

どどんとふ:[2020/04/21 19:53 JST] 「宮本和彦」がログインしました。

どどんとふ:[2020/04/21 19:54 JST] 「GM」がログインしました。

宮本和彦:参る。

GM
同僚の残した言葉を胸に刻み、あなたは再度公園まで戻ってきた。次に目指すべき場所は、宇宙友愛協会Y市支部だ。そこで事実を知っていると黙されるブライアン博士が待っている。
先程"メッセンジャー"から『狙われている』という事を教えてもらったが
彼の襲われたであろう時間を考えると特定までにまだ時間が掛かる筈だ。
行くまでならまだ猶予があるし、帰りには支部の卜部からゲートを開いてもらえれば比較的安全に帰投できる。

どどんとふ:[2020/04/21 20:08 JST] 「華凛」がログインしました。

GM:んー

宮本和彦:うん?

GM:シークレットダイス

卜部:さよらなら……

GM
……結論から言うと、道中は何事もなく目的地に到着した。
 ただ一つ付け加えるならば、何か上と言わず下と言わずたくさんの眼に見られているような錯覚を覚えはしたが
 あなたはなんとか、そちらを気にせず進むことが出来たようだ。何かの木の迷いに違いない。でなければ気づいてはいけない類のものだ。

宮本和彦:うおおおお!?SAN値チェックか!あぶねぇ!

卜部:チッ

宮本和彦:これもあるし、やっぱり卜部君タクシー必要だな

卜部:空間跳躍も睨まれそうじゃない?

宮本和彦:そんなことは無いと思うけどなぁ。まあだったとしても歩きと大して変わらんだろう

GM
 宇宙友愛協会というのは、関東ではそこそこ名前が知られている団体だ。宇宙人とのコンタクトを目的とする団体であるが……
 はっきり言ってしまえば児戯の域を出ない、吐いて捨てる程いるオカルト団体程度の存在だ。尤も、一部の人間はオーヴァードの存在に気付き、それを宇宙人と思い込んでいる者もいるそうだが、詳しいことは割愛する。然程重要ではないだろう。

卜部:やっべぇ名前

GM
 ブライアン博士というのはそこのY市支部の会長であるそうだ。仕事の合間に支部を訪れ、つつましく趣味活動を続けているのだという。
 基本放逐しておいても毒にも薬にもならない、どちらかといえば"日常"側の存在であるが……あなたはその友愛協会の拠点にもなっている彼の高級そうな別荘の洋館に辿り着いたのであった。

宮本和彦:よし、さっそく呼び鈴を鳴らしたいところだけれど

宮本和彦:シーンチェック、しなきゃね……

GM:左様……

宮本和彦:気分悪くなってきた。

宮本和彦:振るかぁ

GM:くくく 貴様の運命もこのダイスが地に着く時に尽きるのだ

GM:舞え!洗脳ダイス!!

宮本和彦:1d10
DoubleCross : (1D10) → 4

宮本和彦:いいね百万

GM:まあまあ

宮本和彦:次のダイス上昇は130か

GM:今でももうダイス+3されて砂加護とかいらんぐらいにはダイス増えてるけども

宮本和彦:うーん、砂の加護なしなのは怖いけどなぁ

GM:そんなわけで別荘の古くて高そうな お医者さんって金持ってんなあって感じの洋館につきましたである

宮本和彦:あぁ、姿はブライのほうがいい気もするけれど、マスターイグニスを警戒して宮本の姿で行こう。呼び鈴でも鳴らすかな

GM:ブライとブライアンでややこしいもんな

卜部:ブライアンドブライアン

宮本和彦:そういう訳でもないけれど…まああの後だし、仮面がかぶってたほうが楽なんだろう

GM
 あなたが呼び鈴を鳴らすと、暫くしてその男性は奥の戸から姿を現した。
 その男性は、実年齢でいえば70は越えていようものの、見た目としては初老を迎えたばかりの恰幅の良いイギリス人だった。
 男は錠前で施錠された柵の扉まで歩みながら、来賓であるあなたへ向かって然したる警戒もない様子で歩み寄る。

ブライアン博士
「こんな時期に、それもこんな若い人が珍しい。
 そこな方、協会に何か御用でしょうか? 参加希望というのであれば、私にとっては喜ばしい話ですが」

宮本和彦:うーん……心理学を専攻するつもりの学生でいいのかなぁ

ブライアン博士:UGNって素性を明かしても分からない可能性もあるのでね

宮本和彦:だよねぇ

卜部:この人って論文とかあげてたりするのかな?

宮本和彦:それがアレじゃなかったっけ?

ブライアン博士:まあ上げてると思うな 前のアレもそうだし

卜部:一般人でも見れるレベルのっていう

宮本和彦:アレも見れるんじゃないのか?

卜部:なら論文で興味を持って!!くらいなのかな

ブライアン博士:そもそも、それについての質問をしようとしてるんだから話が繋がらんくなるからな 別の論文だと

ブライアン博士:色変えよう かぶってたなよく見たら

宮本和彦:下手すれば協会に参加させられるよ、きっと

ブライアン博士:これも被ってる!

ブライアン博士:これでいいな

宮本和彦:「すみません、ブライアン博士。協会への参加の希望者と言う訳ではないです。
 僕は宮本和彦と申します。心理学の専攻を目指している高校生なのですが、
 あなたの論文を見てとても興味がわき、お話が聞きたく尋ねさせていただきました」

ブライアン博士
「ふむ、成程それで取材に。……分かりました、幸いにも今は手が空いてます。まあ、近頃は暇をかこう事の方が多いですが。ではどうぞ上がっていってください。
 講義数コマ、とはいきませんが、昔取った杵柄というもの。知りたいことは可能な限りお教えしましょう」

宮本和彦:「ありがとうございます。是非ともご教授お願いします」

宮本和彦:ということで屋敷に入らせてもらおうか

ブライアン博士
と言って、彼は部屋の奥へ案内する。
屋敷のロビーまで案内され、席に着くよう促されると再び彼は奥へ消えていく。
部屋の中は当人の趣味なのか、居間の本棚も大きく、古今東西の稀覯本が図書館のようにずらりと並んでいた。
……暫くして博士は珈琲を持って現れる。一つマグカップを相手の席に置くと、対面する形で博士も席に座った。

ブライアン博士
「さて、私の論文を読んで興味をそそられたと仰っていましたが……
 どの論文に対して興味を抱かれたのでしょう。先ずはそちらから話をお伺いしましょうか」

宮本和彦:「はい、数年前のものですが…<胎児の夢>と呼んでいるものを分析した論文になります。覚えていますか?」

ブライアン博士
「胎児の夢、とは、また懐かしいものを。
 ちょうど私が感覚遮断器を使った治療研究をしていたころの文献ですね。傍から見ればなんというか、カルト的に見えたかもしれませんが、あれをよく見つけましたね」

宮本和彦:「僕もある人から偶然手に入れまして、特殊な夢の世界を分析して法則を割り出した研究に、その、とても感銘を受けました。
 ですが、論文がかかれた資料は重要視されなかったのか、多くが文字化けしたものでした。
 特に酷かったのが、<啓蒙>呼ぶ知識を持っていた場合にどういったことが出来るのか、という部分です。まずはこれについて教えてください」

ブライアン博士:ではまあそうですな こいつを交渉で判定しましょう

宮本和彦:はーい

ブライアン博士:目標値は8でいいか

GM:宣言ありますかー

宮本和彦:5DXか。大丈夫そうだけれど,ここが見えてる中で一番重要だからね。<オリジン:ヒューマン>を使ってもいいか?

GM:うむ、ええですわゾ

宮本和彦:では侵蝕値+2にして、固定値+1を得る。まあこれなら大丈夫だろう

GM:これだけダイスあってもちゃんと保険は掛けるか

宮本和彦:あまり自分のダイスを信用していないというか…

宮本和彦:じゃあ振るよ

宮本和彦:5DX+1
DoubleCross : (5R10+1[10]) → 10[2,4,5,6,10]+1[1]+1 → 12

宮本和彦:うん、まあ

GM:悪くはないでしょう 悪くは

宮本和彦:一応、<オリジン:ヒューマン>ha

宮本和彦:シーン継続だから悪くはない。

ブライアン博士
「ふむ、あれについてですか……。かなりオカルトの域に踏み込んだ話です故、あまり広めたくはないのですか致し方ありません。
 胎児の夢は深層意識の潜航……アイソレーション・タンクを用いた感覚遮断によるより深い深度での心理状態を観測した時、得ることが出来たものでした。
 独力でそこに辿り着くことは出来なかった。というより今思えば、初めから無理だったんでしょう。あなたには期待をさせてしまいましたが」

ブライアン博士
「胎児の夢という概念は正確には存在しません。それは進化の夢であり、人が見る可能性であり、その時点で生命が想定し得る進化の限界と、そう考えていましたが。
 違うのです。進化に到達点は存在せず、共通無意識、ないし集合無意識(ウヌス・ムンドゥス)なる存在は在り得ない。夢の中という生命の共通領域でさえ、人は繋がり合うことが出来ないのです。
                  ・・・・・・・・・・              ・・・・・・・・・・・
 ああ、かいつまんで言うとですね……人は胎児の夢を見ない。ただ、そうと誤認したまま、夢と思しき仮想現実領域に足を踏み入れるだけなのです」

宮本和彦:「……仮想、現実領域、ですか?」
想定していたものとは全く違う話で言葉に詰まる。夢だと思ったものが違うものだというのだろうか。

ブライアン博士
                              ・・・・・・・・
「我々が胎児の夢と呼んでいたものは、人が見ている夢ではなく、何かが見ている夢と繋がり、共感することで得ていた神秘体験だったのです。
 そこに展開されていた仮想現実が、生命の進化をシミュレートするための演算機の役割を持っていた。ということになります。
 ですから普通の人間がただ眠り、或いは感覚遮断などで瞑想状態になったとしても、その空間に接続することは出来ません」

ブライアン博士
「……此処に来たという事は、多少の与太に耐性はあると見て宜しいですね。……そう、私は、そこに向かうための道具を持っていました。道具、というより……そうですね、演算機(コンピュータ)と言ってもいいでしょう。
 その『夢』の世界を絶えず展開し、人類進化のパターンを演算し続ける生きたシミュレーター。私は最初にそれに気付いた時、心底鳥肌が立ちましたよ。
 なにせ丁度このような……手のサイズの三角錐の道具に、それだけの超々膨大な演算リソースが集積していたのですから」

宮本和彦:え…?

卜部:つまりこれを壊せば世界も壊れる?

宮本和彦:「……三角錐が……」
これは、あまりにも、信じがたい。だが彼が語る話は奇妙にも繋がる。
あるいはこれこそ<啓蒙>なのだろうか。

ブライアン博士

                  トラペゾヘドロン
「その三角錐について、私の協力者は『 多 面 体 』と呼んでいましたが……
 その機能を知った後、改めて私はこう呼ぶことにしています。

 ギリシャ神話に登場する、変幻自在の夢の神。無貌にして、人々へ夢のイマジンを送り、形を成す存在――

ブライアン博士:,



  モ ル フ ェ ウ ス
――『夢の魔物』、と」



,

卜部:モルフェウスってそういう!?

宮本和彦:う、え、は?

宮本和彦:「――――」
夢の魔物(モルフェウス)。最初から認識していた欠けたピースが今、ここで嵌った。

どどんとふ:[2020/04/21 22:10 JST] 「舘川」がログインしました。

ブライアン博士
「……『啓蒙』の形が三角錐として現れると、書類にはそう書いていましたよね。
 あれは夢に入り込んだ人間を識別するためのもの。コンピュータに譬えて言うならば、特殊なユーザー権限みたいなものが、夢の世界で形を成したものです。
 ユーザー権限が三角錐の形状をしているのは、つまり『本体の形』を模して造られているからなのです。
 そしてユーザー権限は外部アクセスした人間にのみ認識することが出来、上位ユーザーは他ユーザーの一部に権限を譲渡することができるわけです」

宮本和彦:あーーーなるほどね。賢者の石が三角錐だったのはそういうことか

宮本和彦:館川さんは夢の世界の住人であることは確定なんだろうか…?

舘川:そうっぽいなあ

華凛:上位ユーザーねぇ

卜部:やっぱり見えてるのが現実の人間なんスね

舘川:しかし卜部くんがなんで再現されたか原理がよく分からんかったが、賢者の石が演算器として奇械に残った卜部くんを再現してるんすねえ

宮本和彦:なるほどねぇ

卜部:やはり賢者の石を手に入れるしか生き残る道はねぇ

舘川:ある意味卜部くんの本体みたいな感じだしな

舘川:しかし権限ってなんだ。

ブライアン博士:上位者を認識する権限だべ ここは誤解がないよう注釈しておく

舘川:なるほどね

ブライアン博士
「さて……啓蒙に関する資料で、文字化けされていたのはその辺りだと思いますが
 これで納得がいきましたか。尤も、あなたはまだ若い。あの手の神秘体験を試みるには聊か勇み足が過ぎるというもの。控えたほうが良いと思いますよ」

宮本和彦
「……少し理解しがたい話でしたが…ブライアン博士は感覚遮断で胎児の夢、便宜上そう呼びますが、結局それを見たんじゃないんですか?
 それなら夢の世界であることに間違いはないと思うんですが、なぜ仮想現実などという発想に?」

GM:ふむ

宮本和彦:色々ツッコみたいところはあるが……順番に行こうか。もっとも飛躍的な発想をしなければ辿り着けないだろうから参考に出来なさそうだが

ブライアン博士
「それは……人が孤独である故を知ったから、とでも言いましょう。
 ……胎児の夢という発想は、集合無意識という分析心理学でも有名な概念を基に築かれています。夢という領域を人類は共有している、正確には、人は夢の基底に共有する要素を持っている。
 そうした発想が下地になっているのです。
 しかし……だからといって同じものを見るとは限りません。
 親が同じだから、そこから生まれる子は見るもの感じるものすべて同じであるということにはなりません。
 人類はそうした点で、進化の方向を違えてしまった」

宮本和彦:ふぅん?

ブライアン博士
「人類という、生物進化の肝は多様性にあります。その多様性が、この星のあらゆる場所を、自らの生息域に変えていった。
 しかし多様であるが故に、他の生物より何倍も、同類と共感することができない……
 ・・・・・・・・・
 最も自滅しやすい種として生まれてきてしまった」

ブライアン博士
「畢竟、人は一人であり、孤独な生き物です。繋がりを手にしたと感じても、本質的には自分の中にその人のコピーを投影しているにすぎません。
 自らの経験のみで成形されるものが、あのように具体化することなど、人間という種には出来る筈もないのです。人と人には、そうした絶望的な感覚質の差がある。
 孤独を感じる心があるくせに、孤独では完成されない生き物。
 せめて一人で完成することが出来ていれば。このような、歪な欠陥を抱くこともなかった」

GM:……。散文的な言い方だが……要するに。胎児の夢といわれるものは、本当に『原始的な領域』以外でしか人は共有していない。ということを、後になって理解したのだとか

GM:そんなものが夢の世界などといった明晰夢として出てくることは絶対に在り得ない それこそ『夢』だ、と

宮本和彦:分かったような、分からないような…。突飛な発想のようだな

舘川:胎児の夢はそんなはっきりとしたものではないって感じか

GM:ざっくりいうとそういうこと

舘川:しかしこの仮想現実に入ることになった際の協力者とはいったい何者なんだ……

宮本和彦:多分、寝たら理解しそうな内容だが、まあまあ頭がパンクしている

卜部:そしてこれは誰の夢なのか……個人のゆめだとしたらモブが多すぎるしなぁ

GM:そういえばなんだけど ずっと使わないでおいてある例のアレ使わんの?探索も山場やけど

宮本和彦:インスピレーションか?しかしどこに使うべきなのか…

宮本和彦:情報はあるけど、纏まってはいないんだよな…

舘川:今回の事態に重要そうなことをインスピレーションでGMに聞くみたいな?

GM:答えられることなら答える 無理ならはねのけるゾ 直接的なことなら基本断らない

宮本和彦:分かった。じゃあ無駄うちすることになるかもしれないが、いいか?

卜部:仮想現実殻の戻ってきかたとか博士わかるのかな?

卜部:あと権限もらったユーザーは何が出来るようになるか、とか

GM:あまりに的を外れ過ぎていた場合は温情で断ることにしてやろう 流石に経験点15が可哀想だ

宮本和彦:まあ一応、エフェクトレベル1上がって2回使えるけど

舘川:インスピレーションが必須のセッションでもないし、使いたいときに使ってけ

GM:あくまで選択肢ぞ選択肢

GM:このまま使わず放置って言うと勿体ねえなあってふと思っただけで 多分もう最後になりそうやし、ブライの探索は

宮本和彦:では<インスピレーション>を使ってこれを聞こう。
・卜部君がOP言われていた言葉とブライアン博士の言葉が同じだが、これにはどういった関係がある?

GM:はーい。

GM:それは

GM -> 宮本和彦:それは『夢の魔物』と『ブライアン博士』が、相互理解しているほどに深い関わりを持っているからです。

宮本和彦:……????

宮本和彦:え、それはどういう……

舘川:個人チャットか

宮本和彦:分かったような、分からんような…(5回目ぐらい)

GM -> 宮本和彦
 ブライアン博士は夢の魔物と古い友達なんです。お互いに意志疎通できる程の

宮本和彦:なる、ほど?

GM:正直そこの部分だけ聞かれると こう 歯抜け気味な情報になりがちだな

宮本和彦:そうみたいだな…?これじゃあまるで……?

宮本和彦:まあ、少し博士との話を進めてみるか

GM -> 宮本和彦
 もう少し踏み込んだことをいうと
 OPでの語りは片方が夢の魔物、もう片方が別の存在。
 夢の魔物は、そうした人間への憂いをこそ行動原理としており
 その『人間という種』の憂いを認識させた人間がこの人物なのです

卜部:何の話をしてるのか全くわからないので、わしも脳に瞳を得ようと思います

卜部:来い、インスピレーション!!

GM:びびび いんなんとかさん

卜部:とーまのバカ~~~!!

宮本和彦:ありがとう、GM。……生かせないどころか理解出来てなかったらごめん。

宮本和彦:(情報を脳に無理やり送り込まれて頭がおかしくなった顔)

GM:上位者の俺が齎す啓蒙に耐え切れず発狂してしまったようだな

卜部:ミ゜(情報量に耐えきれず発狂する社長)

宮本和彦:少なくとも、裏事情がまだ多くあることは分かった。

宮本和彦:今度こそ話を進めようか。

GM:うむ

宮本和彦:「何かが見ている夢に繋がるとのことですが、それもどういった理由で思い至ったのでしょうか?
 話を聞く限り、胎児の夢は夢ではないとのことですが」

宮本和彦:これもちょっと言い方が正しくはないか…? どちらかというと孤独なんて言いつつ、繋がっているという考えがよく分からない。

宮本和彦:あ、忘れてた。インスピレーション分の侵蝕値2増やしておこう

GM:んんー すまぬ質問の意図がちょっとわかりかねる

宮本和彦:うーん……なんといえば良いのか

宮本和彦:この人の考え方として人と人は断絶していて繋がりはない。けれど、胎児の夢は『誰かの夢と繋がること』で見ていると言っている。矛盾していないだろうか?

GM:ああ、そういう

ブライアン博士
「……それはハッキリとしていますよ。
 ただの仮想空間だ、としたうえで夢と形容したのは、それが意志ある存在であるからです。
 結論から申し上げると、あの石には『意思』がある」

卜部:これ賢者の石の意志ってことですか?(激ウマギャグ)

宮本和彦:後でログの中から消しておくか

卜部:やめて

卜部:GMが言ったんですよ!!俺は悪くねぇ!!

宮本和彦:「『意思』、ですか」

ブライアン博士
「生き物なのです。かつて『賢者の石』と呼ばれた存在には、そうした……『ウイルスそのものが意思を持つ』存在がいると聞いたことがあります。
 たとえば……面影島という場所で起きた大規模な厄災。
 あの島で祀られていたもの「オモイデ様」の正体は、一個の『石』に宿った、あるいは石そのものが意思持つウイルスだった、と聞いています」

舘川:ここら辺知ってるってことはアーチボルト博士と会ってるかなあ

宮本和彦:レネゲイドビーイングか。賢者の石が人格を宿すのは確かに割とある事例ではあるが…

宮本和彦:いや、それともレネゲイドビーイングと呼べるほどの意識はないのかな

ブライアン博士
  モルフェウス
「『夢の魔物』もまたその一種。即ち、ウイルスの集合体となっている『石』が、一個の意志を持つ存在……レネゲイトビーイングという存在に成った、という事に外なりません。
 わけても、それが生まれたのは今から10,20年、という程度の浅い歴史ではない様子だ。彼は数え切れぬ程の時間の中、その演算を続けていたのです」

卜部:???「私は謝罪する」

宮本和彦:ずっと昔から演算をし続けていたからこそ、かなり完璧に近い夢の世界を作れているというわけか

卜部:そういうことなのかな?

ブライアン博士:まあそういうことかしら

宮本和彦:ふぅむ

宮本和彦
「なるほど、意思を持った存在ですか。そんな存在であれば或いは人間とは違う夢をみてもおかしくはないのでしょうね。
 しかし、そんな夢の世界の出入りはどうしていたのでしょう。夢から覚めるには特定の手順を踏むなどという話もよく聞きますが」

ブライアン博士
「そうですね。これまで何度かPCに譬えてきましたが、同様に夢の出入りにはログインするためのルールがあります。
 簡単に言えば……『夢の魔物』に認められること。つまりあちらが受け入れることが条件となります」

宮本和彦:ふぅむ

卜部:この場合は適合できてるかどうかみたいな感じ?

卜部:不正ログインしてる卜部くんとか見つかったらやばそう

卜部:でも見てもセーフだったし、触れなければいけるのかな

ブライアン博士
「その条件さえクリアできていたならば、接続する手段については方法は問いません。
 極論念じて目を伏せれば、それだけでアクセスは可能となるでしょう。
 また、無理矢理アクセスさせるという方法も存在する様子で
 ある一定の区間の間はそのアクセス権がかなり広がるのだとか。確か、朔の期間の間は殊更にその傾向が見られたはずです」

宮本和彦:へぇ~

卜部:ってことは、やっぱり現実だとまだ朔の日か

宮本和彦:ずっと分からないけど、何で朔の日なんだろ

ブライアン博士:前の資料であったように その期間が外部と擦り合わせて情報を更新する時間帯だからだね

宮本和彦:単純に日蝕に合わせているだけか

ブライアン博士
「……夢の魔物は、生物です。生物は恒常性を持ちます。息を吸って吐くように。鼓動で血を巡らすように。
 そして恒常性とは時として、月の満ち引きといった天体現象と連動することもある。
 朔という時間に限られているのは、そうした生体活動の一環なのでしょう」

宮本和彦:なるほどねぇ

ブライアン博士:暦というか何というか 星の活動を基に暦が制定されたように ある一定の区間を基に自身の演算結果を修正するには星の運航と連動するのが一番効果的だったというのもある。、

宮本和彦:生物故にかぁ。確かにそれはらしい理由だな

宮本和彦:賢者の石もどれほど意識を持った存在なのか、気になりますねぇ

ブライアン博士:そこはその あれ さっきの開示情報

宮本和彦:いやまあ多少は分かるけども、どこまで推しはかって良いものか…

宮本和彦:入るルールは分かったが、出る場合はどうなんだろう?

ブライアン博士 -> 宮本和彦:曖昧な表現で混乱させたままだとアレだからはっきり明言すると『言語でキッチリ会話が出来るレベル』でつ

宮本和彦 -> ブライアン博士:そこまでなのか。はっきりとした意識を持っているんだな

ブライアン博士

「そして……答え忘れていましたね。
 ログアウト、つまり夢から出る条件ですが、こちらは極めてシンプルです。
 夢の中で出ようと念じるか、或いは夢の中で人生を終える……この二つになります。ただ出る、というだけならば、それほど難しくはないのです。尤も、再度ログインする場合には、最早取り返しのつかないだけの時間が経過しているでしょうが」

宮本和彦:朔の日は十数年期間だからかな?

宮本和彦:しかし出ようと念じるだけなのか

ブライアン博士:そういうことだの

宮本和彦:アーチボルト博士も普通に出ただけなんだ。あくまで門から出なければ、夢の世界の自分で受肉出来ないだけで。

卜部:自殺すればこれ出れるの?

ブライアン博士:いや リアルの肉体は死んでるので目が醒めた瞬間死にます。

宮本和彦:それなら…"メッセンジャー"生きてる説ある

卜部:卜部くんは死ぬだけだけど、最悪の場合華凛さんとブライは出れるのかな

卜部:メッセンジャーは行きてそう

宮本和彦:ああ、いやそれは分かっている。死にかけの自分に戻るだけなんだよね

ブライアン博士:死にかけというか現実では肉片一つ残っておらぬのでこう ホントに消滅しちゃう

舘川:華凛は奇械に繋がれてるからどうかな……

ブライアン博士:そして この情報が明かされた時点で注釈一つ

宮本和彦:そこは夢と同じか。卜部君がアンカーになったとか言っていたが、よく分からん言い方だったしなぁ

宮本和彦:うん?

ブライアン博士:この『夢から途中離脱』で夢から脱した場合、キャラロストしない代わりにそのキャラはクリアしていない扱いになります

卜部:ここでの経験は失われるとかそういう?

宮本和彦:あぁ、うん。なるほどね

ブライアン博士:そうですな

ブライアン博士:まあこの脱出手段はあくまで『最悪の場合』に、退路として用意されたものに過ぎないのですな

卜部:まあセッション的には失敗になりますよね

どどんとふ:[2020/04/22 01:13 JST] 「ブライアン博士」がログアウトしました。

どどんとふ:[2020/04/22 01:13 JST] 「ブライアン博士」がログアウトしました。

どどんとふ:[2020/04/22 01:13 JST] 「舘川」がログアウトしました。

どどんとふ:[2020/04/22 01:14 JST] 「宮本和彦」がログアウトしました。

どどんとふ:[2020/04/22 19:49 JST] 「宮本和彦」がログインしました。

どどんとふ:[2020/04/22 19:51 JST] 「ブライアン博士」がログインしました。

どどんとふ:[2020/04/22 19:54 JST] 「卜部」がログインしました。

どどんとふ:[2020/04/22 19:57 JST] 「舘川」がログインしました。

宮本和彦:さぁて、何を聞こうかなぁ

ブライアン博士:考えはまとまったかな

ブライアン博士:お察しの通りこの人はかなり重要なことを隠しているぞ

宮本和彦:まあ、そうなるけど、いまいちこの人がどういう立ち位置なのか理解出来ん

宮本和彦:どう突けば話してくれるかしらねぇ

宮本和彦:やはり直球か…?

宮本和彦:いや直球で聞けばその時点で会話が終わる可能性もある。もう少しばかし引き延ばすか

宮本和彦:「夢に入るための道具を持っていた、と仰ってましたが今は持っておられないのでしょうか?」

ブライアン博士
「はい、今はもう。随分昔に入ったきりですから。
 今や石は誰かの手に渡り、夢を見せていることでしょう」

どどんとふ:[2020/04/22 20:16 JST] 「華凛」がログインしました。

宮本和彦
「なるほど、残念です。少し見てみたかった気持ちもありました。
 そういえば資料には特に記載されていないようでしたが、協力している方がおられたのですか?
 こういった興味深い話を話せる方が他にもおられるなら、その人にも話を伺ってみたく思うのですが…」

ブライアン博士
「ああ、紹介したいのはやまやまですが、皆他界してしまいまして。
 今残っているのは私一人なんですよ」

宮本和彦:そういえばアーチボルト博士は何日も前に死んでるんだから、既に話が届いているのかな?

宮本和彦:いや…よく分からんな

宮本和彦:うーん、質問の仕方が悪かったのか。あんまりツッコめない。

宮本和彦:他聞きたいこととかあるか?

宮本和彦:いや、上位者のことを聞いてみるか

卜部:正直わしは聞きたいことを全部聞いた

宮本和彦:りょ

卜部:あー、ユーザー権限もらったら出入り以外でなんか出来ることあるの?(集めたりシたらやれることふえるの?)は聞いてみたいかも知れない

舘川:夢の魔物に認められることがログイン条件らしいが、夢の魔物と同じレネゲイドビーイングは他と比べて受け入れやすいとかがあるか

宮本和彦:りょ

舘川:三角錐を集めたらってのは確かに聞きたい

宮本和彦:「胎児の夢では上位者と呼ばれる者がいるとの話でしたね。曰く進化の到達点と。
 あなたが仰る通り、進化の到達点など存在しないという考えには同意します。そしてその石に宿っていた意識も恐らく同じ考えでしょう。
 でなければ進化のシミュレーションなどしないんじゃないかと思います。
 ならその上で上位者とは一体どういった存在となるか、数年前とは違う解釈などありますか?」

ブライアン博士
「それは分かり切っています。
 ・・・・・・・・・・・
 他者を必要としない存在ですよ」

卜部:つ

宮本和彦:うんうん

卜部:カーズ様!?

卜部:アルティメットシーイングじゃん

ブライアン博士
「絶えず環境に適応し、自己の環境で完結する形而上の存在……それが胎児の夢が導く進化の限界点です。
 高い知性を持ち、あらゆる環境において生存可能であり、その故に同族を手に掛けることもなく交感することもない。
 人の多様性をそのままに、完全に別の種族として独立し、自己完結すること。それが石の見せる進化の果てです」

宮本和彦:なるほど…?

卜部:めっちゃ環境適応力が強いってことだけは分かった

ブライアン博士
「そうして生まれたSapiensは生物としては最強最悪であるかもわかりません。
 だが、もうこれ以上に進歩の余地も進化の余地もない。
 そして完成された知性は白痴に似て、これ以上の進展もなければ生存する目的もない。
 それを進化の果てというのであれば、寧ろ末路、成れの果てとでも言うべきでしょう」

宮本和彦:ふむ

卜部:まじで考えることやめたカーズじゃん

舘川:前の人間は孤独では完成されない生き物と合わせて見るとなんというか

宮本和彦:結構質問しているけれど、結構ゲーム内時間たってたりする? 流石に夕方とかなると、また来てね~って言われそう。

宮本和彦:気さくな方だなぁ(好感度アップ)

ブライアン博士:時間はどうだろ 今まで探索時の経過は適当だったからな……

宮本和彦:maa

宮本和彦:確かに…

ブライアン博士:特に気にせんでええけど今回で終わらなさそうなら話きって終わらせます

卜部:バトル物特有の刹那の間に会話する技術使ってるんですよきっと

宮本和彦:人間の200倍の速さで超音波で会話しているんだ

ブライアン博士:9秒!9秒も止められたぞ!(明らかに9秒では収まりきらないセリフ量

宮本和彦:喋っている間も成長しているボスの鑑

宮本和彦:うん、それなら要望があった質問も聞いていくか

宮本和彦:「他者を必要としない存在、ですか。なるほど、確かにこれまでの話に合う解釈ですね。
 次の質問はちょっとした好奇心みたいなものです。ユーザー権限が三角錐となって現れるとのことですが、形となる以上複数集められたりするのでしょうか?
 その際には何らか更なる権限が得られることなんかあったりするんでしょうか?」

宮本和彦:うーん、聞きづらい。

ブライアン博士:ンー

ブライアン博士:交渉で判定

宮本和彦:うい

ブライアン博士:目標値は12かな

宮本和彦:たけー

卜部:いけるいける!

GM:シャモダイスなら行けるで工藤

宮本和彦:どうしよ。固定値1だとクリティカルはしないといけないんだよねぇ

宮本和彦:これで砂の加護するとみんなとの差が30ぐらい出ちゃう

宮本和彦:30とか頭おかしくね…?

卜部:30は草

卜部:財産ないんですっけ

宮本和彦:あー、いやあったな。なけなしの財産が。

GM:ついに大台120圏だ

GM:元のダイスも多いし財産点込みでいけるで

宮本和彦:5個で9か……。

卜部:5個で9なら出るやろw

宮本和彦:いや10ださんと無理やん

卜部:5DX
DoubleCross : (5R10[10]) → 5[3,3,5,5,5] → 5

宮本和彦:考え違いしてた

卜部:やめとこ

GM:草ァ!

宮本和彦:よっわ

卜部:やめといたほうが良いよ

宮本和彦:砂の加護使うか

GM:行くねえ

宮本和彦:一応二人が聞いておきたい情報だし、重要そうだしね

宮本和彦:侵蝕値3でダイスをLv+1個追加だ。元のレベルが3で侵蝕値によって1上がって、通算5個増やす

宮本和彦:俺の侵蝕値は121だぁ!

宮本和彦:10DX+1で参るぞ。

GM:これで外したらすごい

宮本和彦:やめて。

宮本和彦:10DX+1
DoubleCross : (10R10+1[10]) → 10[1,2,3,3,5,6,7,8,9,10]+4[4]+1 → 15

宮本和彦:ダイスぅ!

卜部:あっぶえ

GM:ダイスゥ(ナイスゥ)

宮本和彦:このゲーム、ダイスが多くて失敗が少ないのが楽しい……!

卜部:フラグを立てていくぅ

ブライアン博士
「ふむ、それをお答えする前に……それを知るとあまりよいことがない、とだけ先に言っておきましょうか。
 知識として知るだけで、時として危険な情報という者もあります。目的がないままに訊いてしまうべきではありませんよ」

宮本和彦:えぇ…

ブライアン博士
「その上で敢えてお答えすると、確かに複数の三角錐を集めることは、より上の権限を得られることに繋がります。
 三角錐を集める……啓蒙を高めると、本来的に人が覆い隠していたものが、よりはっきりと見えるようになりましょう。
 この啓蒙とはつまるところ、秘匿を暴くためのもの。今の思考の次元では視認できないものを、より理解するためのもの」

宮本和彦:なるほど、そういう意味になるのか

卜部:上位者が見えるようになる?

宮本和彦:すでに俺が見えてんだから、それよりも上の何かが見えるんだろう。あるいは上位者が別の姿で見えるとか?

ブライアン博士
「啓蒙一つであれば、一部のSapiensを見ることは出来ましょう。ですがそれを重ねていけば、より強大なものをも見ることが出来ますが
 ここから先を興味本位で語ることはできませんね。目的もないままに、それを知ることは危険すぎます」

宮本和彦:怖いねぇ

ブライアン博士:ここから先のこともまあ 無理を押せば聞けなくもない

宮本和彦:俺の侵蝕値上がりそう。

宮本和彦:ちなみに無理する場合の判定値はおいくら万円?

ブライアン博士:判定というより訊き方かなこれは

宮本和彦:まあ、確かに興味本位だもんなぁ

宮本和彦:うーん……

卜部:なんか意味深な感じ演出すれば教えてくれそう

宮本和彦:ぐぎぎぎ…

宮本和彦:「……あなたはその深淵を覗いてしまったのでしょうね。あるいはあなたの言う通りなのかもしれません。
 ただ僕は昔に不幸な事故に合い、両親を亡くしています。
 周りの奇異の視線から逃れようと自らの力だけで、孤独に自分を取り囲む世界から抜け出そうとしました。
 後に孤独だけじゃない道があるのかと思わせてくれる人に出会いましたが、まだその呪縛からは逃れられていないことも指摘されています。

宮本和彦
 ……まだその答えは出ていません。ですが孤独を感じながら、孤独ではいられない人間の、進化のシミュレーションを行っている世界の中で、
 しかし孤独で完成されたものの末路、その先となる存在を知ることで何か考えが変わるかもしれません。
 出来うるなら、教えていただきたいです。その教えが不幸を招くとしても、それを一時のものとして前へと進むために」

宮本和彦:嘘は付けない。

ブライアン博士
「……ふむ、あなたのことはよくわかりました。
    ・・・・・・・・・・・・
 しかしそれだけではありませんね?
 
 目的があることは、分かりました。しかしそれでは足りない。あなたはもう既に、はっきりとした目的を持ってここに来ていた筈です」

宮本和彦:む……

宮本和彦:なるほど、要求は明かすことか。

卜部:見えてることも言ったほうがええんかな

ブライアン博士
「告げられぬ事情がおありならば、話さずとも構いません。
 ただその場合は私の方からも、多くを語ることはできません。
 ……もう一度訊きましょう。あなたは何の故あってそれを訊きたがるのか」

宮本和彦
「…………」
じっとブライアン博士を見つめた後、懐に手を入れる。
「…………ご無礼を。語っていた内容は本心ではありましたが、告げぬことがあったのは事実です。
 そしてこれが、残る本心へ繋がるものです」
 握った三角錐のプリズムをテーブルの上にそっと置いて見せる。

ブライアン博士:お

宮本和彦:うう、胃が痛い。吉と出るか凶と出るか

ブライアン博士
「…………」
 相手の反応に対して、男性はじっと指を組んで手もとを見つめた。
 三角錐が見えていたか、いないのかは、判然としない。たとえ見えていようといまいと、彼ならば何をしたのか理解は出来るだろう。
「……なるほど、あなたがそれを。ということはあの時ここに入ってきたのも」

宮本和彦:「……あの時?」

ブライアン博士:,

「ええ、概ね理解しました。あなたが随分と回り道してきたことも、やっと。
 ……では、少し内緒話としましょう」
 
, 

ブライアン博士 -> 宮本和彦:,
 
 
 ――――瞬間、世界が崩れ落ちた。


, 

GM -> 宮本和彦
 現実か真か、理解しがたい空漠の中で、それは起きた。
 足元から地面が剥がれ、壁が剥がれ、暴風に吹き流されて飛んでいく、まるで世界の本当の形を現すかのように。
 その先にあったものは――宇宙。
 無限に続く暗黒と、僅かに瞬く星の光ばかりが点在する、外宇宙空間。

宮本和彦 -> GM:反応は、していいんですよね?

GM -> 宮本和彦:反応も内緒話でお願いします これは設定上ちょっとした世界の外側での話という設定なので

宮本和彦 -> GM:あ、そうでした。内緒話でした

宮本和彦 -> GM:「これは……一体!?」

GM -> 宮本和彦
 あなたはその宇宙空間に漂う岩石の上にいた。あなたはこの感触を何度か感じたことがある。バロールが作り出すポケットディメンションと似ているが、これは既に人間が行使できる次元をとうに超えている。
 その宇宙空間の中で、初老の男は……小さな隕石の上に直立して立ち、あなたに向き直っている。
「いえ、そういうことでしたか。私のいない間に、彼が随分引っ掻き回してくれたようで。あなたがエージェント・ブライで間違いないですね?」

宮本和彦 -> GM:「――……いえ、間違いではないですが正確ではないです。あなたには、明かしましょう」
 <オリジン:ヒューマン>を解除します。

ブライ -> ブライアン博士:「……俺が、ブライだ。そういう話なら俺が引き継ごう。カズヒコは、あれだ、俺のシミュレーションの中で生きている人物だと思ってくれ」

ブライアン博士 -> ブライ
「成程。そういうことなら、私も断っておくことがありまして。
 ブライアン博士、という人物についてですが……
    ・・・・・・・・・・・・・・
 あれはアーチボルト博士のペンネームですよ。つまりあの研究資料に置いてあったあれもまた彼の研究です。
 彼もまた孤独だった。彼は自分一人の研究であることに耐えられず、狂ってしまった。
 誰かの先行研究という体を被ることで、自分の研究が道を外れたものではないということにしておきたかったんです」

ブライ -> ブライアン博士:えっっっ

ブライ -> ブライアン博士:「なんだと……? 資料では深く知りながら、アーチボルト博士とブライアン博士の繋がりが妙に見えないと思えばそういう訳か…」

ブライアン博士 -> ブライ
「道が過酷であればあるほど、人は他者を求めるものです。そして少なくとも彼は、自らの意志だけでその道理を突破できる存在ではなかった」

「彼もまた孤独な科学者だったんです。ほんの些細なことがきっかけで道を踏み外し、自分を認めるために嘘を重ねた。
 そんな彼には、”自分以外の誰かも同じものを目指し、研究している”という空想がどうしても欠かせなかったんです。それが、ブライアン博士。
 それで……」

ブライ -> ブライアン博士:……そこで人は孤独ではいられないというところに行きつくのか。確かにアーチボルト博士の10年に渡る異業は人間離れが過ぎるとは思っていたが、凄いなぁ、それは。

ブライアン博士 -> ブライ
「で、私が誰かと言うと……」
 言いつつ指を鳴らすと、ピキピキ、と博士の顔に亀裂が入る。
 亀裂は全身に渡り、まるで何かが脱皮するかのように、その奥から何かが現れる。
 それは人の形をしていたが、博士の180cm前後の身長と比べれば、随分と小さな体つきをしていた。
 どことなく気品をうかがわせる佇まい。その眼付からは思慮深さが垣間見られ、儚さと強かさが同居したような神秘的な顔立ちをした少女の姿であった。

少女 -> ブライ

「……この通り。現実での姿を再現してみました」
 ニコリ、と何処か気品漂う少女の微笑みを浮かべ、スカートを小さく持ち上げて会釈する。
 
 …………その姿は他ならぬ、都築京香その人であった。
,

ブライ -> 少女:「――はぁ!?何で、おま……てめぇなのかよ! こんな真似出来るのはこの世界の主、賢者の石ぐらいだろうが!」

ブライ -> 少女:俺、驚かされすぎて悔しいまであるな…

少女 -> ブライ
「ええ、それはまあ、私は彼の旧友ですから。だいたい千年以来の友人というべきでしょうか」
特に悪びれる様子もなく、くすくすと微笑みながら続ける
「彼と……賢者の石を本体とする太古のレネゲイドビーイング『夢の魔物』……それと唯一生身で交信できるんです、私は。なにせ、彼が初めて外部と『交信』に成功した相手が私ですから。
 まあVIP待遇とでも思ってください」

ブライ -> 少女
「あぁ……舐めてたよ。ノイマンの力で古い友人のようだという結果のみを得ていたが、
 10年20年以上前からシミュレーションをしている賢者の石が、人間の尺度で測れる年数である訳がないんだ」
 頭が痛いというようにおでこに手を当てる。
「……何故ここにいる? お前が来れるほど暇があるんなら俺が来る必要なんてなかっただろ…」

少女 -> ブライ
「私では顔が割れてるんです。勿論直接的に行動を起こすのも拙いと判断して、こんな細工をして待っていたんですよ。
 先程こちらで別空間を張って遮断したのは、他に見られると拙いからです。        ・・・・・・・・・・・・・・・・
 あなたたちは啓蒙が足りないのでずっと見えてなかったと思いますけど、あなたたちはずっと夢の魔物に監視されていたんですよ?」

ブライ -> 少女:「監視……? 確かに一人『夢の魔物』の意思を聞いた者もいたが……監視されているのは俺たちが外部ユーザーだからか?」

少女 -> ブライ
「『深淵を覗く者はまた、深淵から覗かれている』ということです。それに加えて今回は色々特殊なケースですから、気が立ってるんです、彼も。
 何せ今は夢の魔物が、正しく現実世界に出現するために動いている所なのですから」

ブライ -> 少女
「……? 重要な事を成している最中だから、警戒しているってことは分かった。
 だが"正しく"現実世界に出現だと? どういう意味だ?」

少女 -> ブライ
「私の推測に過ぎませんが……夢の魔物、彼が目指している目標について教えてあげましょう。今はそれを話しても良い時です。
 夢の魔物は『人』の在り方に疑問を呈し、純粋な生物としての進化でなく、『個』で完結することをのみ目標として人類の進化を推し進めた。
                                    ・・・・・・・・・・・・
 ここはそのためのシミュレーター。1秒につき1日の規模で進行する胎児の夢を数千年にわたって回し続け、幾つもの進化モデルを作り出した彼は、計画を次のフェーズに進めたのです」

ブライ -> 少女:「進化の歴史を幾つも作った後の、次のフェーズ……?」

少女 -> ブライ
「彼はあくまで人の救済、或いは自己の救済でしょうか……
 それを目指してこの演算を始めました。純粋な興味やレネゲイドビーイング特有の人間に関する探究欲のためではありません。
 なのでこの進化モデルはあくまでその手段。
                                    ・・・・・・・・・・・・
その本当の目的は……ここで形成された『完成』された人類の進化パターンを、現実世界に顕現させることなのです」

ブライ -> 少女:「顕現か……! オモイデ様と同じことを、更に別の目的で行おうとしているのか!」

少女 -> ブライ
「元々からしてそのために彼は演算を今まで続けていました。そしてそうして完成した新人類Sapiensは、啓蒙なき既存人類では認識することさえ出来ない、あらゆる生命を超越した上位者として君臨する。
 そうなれば現実の人類は終わりです。この私が『終わり』と断言できる程には、絶望的な状態に陥ることでしょう。
 そしてその終わりは、我々にとっても望ましくないことです」

ブライ -> 少女:「奴の、正しく夢想する世界の顕現を阻止しない限り、結局人類の破滅を導くっつう訳だ。あんな奴らが跋扈する世界なんて死ぬ手前ぐらいには御免だな」

少女 -> ブライ
「……彼は進化に、ただ生きるという以上の目的を抱いて設計(コーディング)してしまった。
 そうして訪れる進化には、すぐに行き詰まりが訪れる。故にそれは上位者(オーバーロード)……正しい進化に至れず、これ以上の進歩も進化も見込めない、間違った未来のカタチなのです」

ブライ -> 少女:ふむ…

少女 -> ブライ
「……そこで、さっきも触れましたが、その為に必要な道具こそ『啓蒙』……三角錐なのですよ。
 この世界には今、三角錐が三つ散らばっています。一つはあなた。一つはマスター・イグニス。残る一つは恐らくアーチボルトでしょう。
 ただあなたは特に三角錐に気付く様子もないまま去っていったので、今はイグニスが回収していることでしょう」

ブライ -> 少女
「……あークソ。考えてみれば当然のことだな。今の今まで焦りが抜けていなかったようだ。
 アーチボルトのクソ野郎が残した最大の嫌がらせを、ここにきて認識することになるとはな」

少女 -> ブライ
「ええ。尤も彼自身は……夢の魔物の存在にすら、気付いていなかったようですが。
 ともかく、三角錐を三つ集めること。それが夢の世界で『夢の魔物』を認識する唯一の条件です。
 啓蒙を重ねることで、神の見えざる目を暴き出す。そうすることで唯一、夢の魔物が作る世界の真実の姿を晒し、彼の本当の姿と立ち向かうことが出来るようになる。
 あなたはそこで夢の魔物を退治してください。倒した夢の魔物は自らの作った夢世界から現実に意識を浮上しますので、後のことは私が受け持ちましょう」

ブライ -> 少女:「そいつは……長く困難な道のりだことで。マスターイグニスは百歩譲っていいとしても、『夢の魔物』を倒せと? 賢者の石様であり、その奴が用意した舞台で戦えっていうのは自殺志願者を募っているのと同じじゃないか?」

少女 -> ブライ
「少なくとも……マスターイグニスは、そのために体を張っているように見えますが?
 あの子は利口です。勝算がない闘いは基本的に挑みません。たとえそれが自らの最も大切な繋がりのためだとしても。
 確かに夢の魔物の存在は脅威ですが、彼は戦闘という者を一度だって経験したことがない存在です。彼は、他者を求める傍ら他者を拒み続けた存在なのですから。
 彼自体に戦闘能力はほぼないと言っていいでしょう」

ブライ -> 少女
「……なるほどな、賢者の石様の万能性に恐れ戦き過ぎたようだな。そういうことなら、やってやれないこともないだろう」

少女 -> ブライ
「マスターイグニス……天貝伊舎奈は私以外で夢の魔物の存在を認識し、その目論見を理解している唯一の人物です。
 彼女とて時間が惜しく、何より頭の回る人物のはず。『人間の感情の機微』とやらに幾度となく足元を掬われたり命を救ってもらってきた私が言うのも何ですが、言って聞かない困った子ではないでしょう。
 巧く説き伏せてください。大丈夫、あなたなら出来ますよ。というか、出来ねば死ぬだけなので」

ブライ -> 少女
「俺のやる気を急上昇させる応援の仕方を心得ているらしいな。分かった、分かった。やってやるよ。
 本来の予定とは違うが……これはこれであのマスターイグニス様の顔を歪ませる結果にはなるだろ。
 こんなところで死ぬ訳にもいかねぇしな」

少女 -> ブライ
「はい、素直でよろしい」
 くすりと妖艶に笑うと、再度指を鳴らしてみせた。
 まるでビデオの逆再生のように、茫洋と浮かぶ宇宙空間が急速に集束を開始する。
「ではそろそろ空間を閉じます。私はまたブライアン博士に戻るので、うまく擦り合わせて下さいね。
 後のことは頼みました。エージェント・ブライ、見事この任務成し遂げて見せなさい」

ブライ -> 少女:「任務、承った。が、おい!お前のペースで戻すんじゃねぇよ!」
 <ヒューマンネイバー>で宮本の姿に戻る。

GM -> 宮本和彦
 そうして宇宙空間が収束していき、様々な景色が吹き流れていき
  ……いつの間にか、世界は元居た屋内に戻っていた。

宮本和彦:うーん、どうしよ。

ブライアン博士:「……というわけです。ご理解いただけましたか?」

宮本和彦:一瞬、一部の内容を出してしまいそうになった、あぶねー!

宮本和彦:気をつけなきゃ…

ブライアン博士:博士がじっと見てるぞ

宮本和彦:怖い怖い

宮本和彦 -> ブライアン博士:うーん、これってジョークとして流せって感じではないよね? 頷いちゃうと前後の話の流れが繋がらなくて変になっちゃいそうだけど。そういうのこっちで分かる?

ブライアン博士 -> 宮本和彦:すまんどゆこと 

宮本和彦 -> ブライアン博士:いや、監視されているのなら話の流れも見られているのと思うから、その場合は移動前の会話と流れを繋げる必要はあるじゃない? 
けれどあまりつじつまが合うようにしづらいんだよね。「何も内緒話してませんが…ジョークか何かで?」みたいなこと言うのなら分かるんだけどさ。

宮本和彦 -> ブライアン博士:あっちはどういう流れを期待しているんだろうってのが、分からないかなぁという……

ブライアン博士 -> 宮本和彦:あー 

ブライアン博士 -> 宮本和彦:そうだな じゃあ冗談ってかんじで 割とその辺気にしてなかった

宮本和彦 -> ブライアン博士:いや俺も移動してから気が付いて困っちまった…ありがとう!

宮本和彦:「……? えっと、それは……?」
困惑する。彼は何も話していないというのに、終わった雰囲気をしている。

ブライアン博士
「うん……からかって申し訳ありません。
 実のところあれだけ念を押して勿体ぶったものの、それを重ねて具体的に何を為せるのかについては、私もよくわかっていないのです。
 とても恐ろしくて、見たいとも思えない。ただ名状し難き何かに繋がっている……以上のことは言えないのですよ」

ブライアン博士:どこか落ち着いたように一人頷き、薄く破顔して

宮本和彦:気が抜けてしまって椅子にもたれ掛かって深く沈み込む。
「……何だ、そううことですか。いや、そうか。
 すみません。自分が深い話をしてしまったせいで、引けなくなってしまったんですね。
 しかもさらに踏み込んでしまっていたし……気づけなくて申し訳ないです
 ……けれど、失礼かもしれませんが、これまでの話とは雰囲気が違った人間らしい一面が見えて、僕としては嬉しかったです」

どどんとふ:[2020/04/23 00:15 JST] 「舘川」がログアウトしました。

ブライアン博士
「いえ。ですが形はどうあれ、私が積み重ねてきた研究にそこまで真摯に向き合ってくれる方がいたことに、ただ感謝したいところです。あれは噴飯ものと断じられることが殆どでしたから。
 ……そろそろ日も暮れてきましたね。駅まで送りましょうか?」

宮本和彦:「いえ、ご老体にそこまでさせるわけにはいきません。
 ここまでの道は一度通っていますし、大丈夫ですよ。
 ……今回は貴重な話、いや、僕にとっては珍しい体験とも言えるほどに面白く感じた話でした。聞かせていただきありがとうございます」
 感謝しつつ椅子から立ち、会釈をしてからそのまま屋敷から出ていく。

GM
――ここで聞けることは、ここまでのようだ。
 多くの得難い知識を得たあなたは、そうして館を後にした。
 さて、手筈通りなら卜部がゲートを生成し、用意している頃合いである。
 そこから帰路に就いたならば、無用な心配をせず帰れるだろう…

どどんとふ:[2020/04/23 00:30 JST] 「宮本和彦」がログインしました。

宮本和彦:2重ログインしちまった

どどんとふ:[2020/04/23 00:30 JST] 「華凛」がログアウトしました。

どどんとふ:[2020/04/23 00:31 JST] 「宮本和彦」がログアウトしました。

どどんとふ:[2020/04/23 00:31 JST] 「GM」がログアウトしました。

どどんとふ:[2020/04/23 03:52 JST] 「卜部」がログインしました。

どどんとふ:[2020/04/23 03:54 JST] 「卜部」がログアウトしました。

どどんとふ:[2020/04/23 04:43 JST] 「舘川」がログインしました。

どどんとふ:[2020/04/23 04:47 JST] 「舘川」がログアウトしました。

どどんとふ:[2020/04/23 19:58 JST] 「宮本和彦」がログインしました。

どどんとふ:[2020/04/23 20:04 JST] 「卜部」がログインしました。

どどんとふ:[2020/04/23 20:46 JST] 「華凛」がログインしました。

どどんとふ:[2020/04/23 20:52 JST] 「GM」がログインしました。


シーン12 The wall/夢の境

卜部:役者は揃ったようだな

GM:ヨウダナ

宮本和彦:頑張ってもろて

GM:前回は色々あったがとにかく一番重要な『で、我々どうなるん?』なリアルワールドにいない組の事情を探る手番になるのかな

GM:今回は

宮本和彦:卜部君はよーわからんですな

宮本和彦:まあ華凛さんも

卜部:とりあえず話は前後するけど、先に3上げておいたほうが良い?

どどんとふ:[2020/04/23 20:58 JST] 「舘川」がログインしました。

GM:ほなディメンションゲート代、占めて3ポイント払ってもらいまひょか

卜部:先払いしておいたぜ

宮本和彦:おっ、先払いか。侵蝕値8上げれば100なるで!

卜部:は?

宮本和彦:ジェネレイトシフトっていう手段もね

GM:まあこれからシーンチェックもしてもらうし

卜部:ではシーンチェックいきますか?

GM:うむ さあダイスを振れ遊戯ィ

卜部:1d10
DoubleCross : (1D10) → 7

宮本和彦:うーん

卜部:うっ

GM:惜しい

華凛:きっつ

舘川:おしい

GM:どうせならもうジェネシフトして100にしちまう? ダイス増えるで

卜部:もうリザレクト出来ないねぇ

宮本和彦:いいぞぉ!

卜部:ジェネシフトすっかぁ

宮本和彦:やるんだな、今ここで!

卜部:ではジェネシフトします

GM:いいんだな 1ポイントでも残ってりゃ相手に先制されてもまだリザレクできるぜ

卜部:あと一回探索あるかもなんですよね?

宮本和彦:この状況で敵来るのかなぁ…

GM:どうするかは自由だ…

卜部:なら今回の探索の可能性を上げたい

GM:よしわかった では増やしたいだけ増やせい

宮本和彦:nd10だったか

卜部:1d10でいきます

卜部:1d10
DoubleCross : (1D10) → 1

宮本和彦:は?

GM:つよい

卜部:ダブルクロス上手いねぇ!!

卜部:それでは今回のあれこれで何調べるか、調べられるか考えますか

GM:たつひとじゃねえか これで卜部君はガンギマリモードとなり 仕事能率もバリバリアップだ

卜部:とりあえず帝王の時間つこてもろて

GM:うむ。デスクワークだな

宮本和彦:ぶっちゃけ帝王の時間で100になったんだよな

宮本和彦:と思ったら侵蝕値上がらねぇのか、キャラシだけ見てたわ

GM:いや ならんな

卜部:えっ、消費0では?

GM:消費あるEA自体珍しいのでね

卜部:あ、間違えてましたか、なおしとこ

GM:出来て当然ですじゃ

宮本和彦:ディメンションゲートとか3だからな…

GM:さて という訳でだ

卜部:いぇあ

GM:描写はするとしてまずは判定してもらおうか。帝王の時間は、今回のターン内での判定回数を増やすことができる、という扱いにする

卜部:達成値はいくつくらいでしょう

GM:判定回数は……2回増えるぐらいでええやろ。ターン内に3回行動できるとして とりま何から探すンか

宮本和彦:まあそんなもんよな

卜部:なにについて調べます?

宮本和彦:うーん、卜部君とか調べて分かるのかねぇ?

卜部:卜部くんについてです?

宮本和彦:そうそう

舘川:とりあえず上位者をどうやって現実に連れてくるつもりだったか

宮本和彦:うん?そんな話あったっけ?

舘川:あった気もしたが、名言もされてなかった気がする

卜部:出てこようとしたみたいなことは言われてた気がする

GM:まあ真っ先に見るべきなのはあれじゃない

GM:どやって死んだ奴が現実に出てくるか

宮本和彦:それは確かにそうだな

卜部:そこは卜部くんにとってはあまり重要なところではない

宮本和彦:そうなのか?ブライだったら速攻調べるが

卜部:まあブライさんとかもいるし、華凛さんのこともあるし、そこからいきますか

GM:割と飛びついてきたと思ったがあんまり自分の生死に拘らないのね 意外

卜部:死ぬのは当然怖いが、死にたくないわけではない

GM:まあ夢で生きていけばいいかって考えか

宮本和彦:けれど、数日の命とか言われたような…

宮本和彦:まあ順番に過ぎないし、門というか華凛さんのことでもしらべる?

宮本和彦:研究資料的には門か

卜部:現実と夢の双方向性について調べますか

卜部:門とかそこらへんの話になるのかな

卜部:では門について調べましょう

GM:オーケー、門については……まあこの資料からだとアレだな。目標値8ぐらいかしら

GM:えーっと知識か技能は

卜部:ちなみに判定はどれでしょ

卜部:7Rか、いけるいける

宮本和彦:7なら、まあ

卜部:7DX
DoubleCross : (7R10[10]) → 6[1,3,3,3,5,5,6] → 6

宮本和彦:草

卜部:は???????

GM:デデドン

舘川:ひどい

卜部:財産点つか……つかう?

宮本和彦:門は重要だと思うぞ

GM:全部使ってやっと成功やな まあもっかい振ることもできるし?

卜部:ウーン

GM:どちらでもええですわぞ

卜部:2点だけ使います

宮本和彦:1点残るのかな?

GM:りょりょりょ 描写的にどうなるかアレだが まあ誰か買収して協力させたことにしよう。こないだの研究員とか

卜部:サーバーを買い取って演算に協力させた的な

GM:まあそんな感じで……ええやろ!

宮本和彦:まあ…重要ではないしな

GM:一応財産点でのバフは納得させられる理由付けが必須な訳だが

卜部:では遥かなる時の中で色々調べました

GM:俺は前回それで拒否られたことがあるのでこの卓でもそうします

宮本和彦:へぇ~

宮本和彦:結構緩くて助かったな

GM:ではシーン開始から描写していきます

卜部:ゆるガバGM

どどんとふ:[2020/04/23 21:43 JST] 「宮本和彦」がログインしました。

GM:,



【シーン12 The wall/夢の境】



,

GM
人間には適材適所というものがある。仕事に様々な職種と需要があるように、人には必要とされる分野が違う訳である。
単に出来ること出来ないことというだけでない、やりたいことやりたくないこと、というモチベーション的な部分でも適性の差は大きい。
然るに今回の作業は卜部影路という少年にとって珍しく適性が合致した作業であった。この限られた時間で……何によって限られているのかさえ今は分からない状態であるが……、これだけの資料を漁るには、彼以上の適性を持つものはいなかった

GM
加えて今回は協力者もいた。以前卜部が研究所で出逢った研究員の女性は、あれ以降随分協力的になったようだ。卜部が頼むまでもなく、あちらから協力を持ちかけてきた。
今回は調査用の端末に別の研究施設のマシンとリモートで接続させて貰った。これで作業効率は少しは上昇するだろう。
如何せん分量が分量だ。処理効率を上げていかねば、いかに時間と空間の支配者とて時間が足りない。何より、過労死しかねない。

卜部:MK5(マジで過労死五病前)

宮本和彦:でぇじょうぶだ。オーヴァードなんだから1週間ぐらい動き続けられるさ

卜部:72時間働けます!

GM:何か滅茶苦茶重いな 卜部君GMに干渉すんのやめーや

卜部:これが牛歩戦術

GM
帝王の時間で自身の周囲の時間流を変えて、資料を読み込む態勢を整えたあなたは、早速デスクワークを開始した。
この眩暈がする程のデータ量をなんとかして読み進めねばならぬ。今の段階では分かったようで分からないことが多すぎる。
例えば、門という存在について。現実と夢の双方向性について。此処が夢と分かった以上、そのくらいは知っておきたい所ではあるだろう。
夢とはいつか醒めるもの。であるならばここは泡沫の如く消える運命にあるのか、それとも現実の有無を関係なしにあり続ける存在なのか。

GM:で、最初は『門』についての話でしたな

卜部:ですね

宮本和彦:少なくともこれで華凛さんの状態が分かるんじゃないかなぁ

GM
まずあなたは文献を漁り、門に関する情報を探った。休憩をはさみながら室内時間で約6時間……一つの資料にこれだけ時間を費やすとなると、中々のハードワークであった。
手元の時計では6時間経過しているが、外は未だに陽の光が明るい。時間的には、まだまだ作業していられる様子だ。
あなたは一旦デスクの前から離れて、頭の中で文献に関する知識をまとめ始めた……

宮本和彦:そこらじゅうにモンスターが転がっている……

卜部:翼も授けてほしい

女性研究員:<これ、私がいつも仕事で使ってるやつ。よかったらもっていって。二箱。

宮本和彦:は、箱ですか…

卜部:>>箱<<

GM
現実と夢の双方向性について。
まず前提として現実と夢はホストと仮想マシンの関係と似ている。基本、現実あっての夢……シミュレータとして機能しているのだから、当然のことではあるが。
ただし物理的な干渉は基本的に出来ない、そこに夢と現実の断絶がある。
現実から夢に干渉するには、夢の中に潜るしかない。例えば外部から直接操作して設定値を変える、ということは原則できないのだ。
同様に夢から現実を変えるには器が必要不可欠。夢の中から直接、現実の設定値を変えてあるはずのないものを出現させる、という事はまずできない。

卜部:ふむ

卜部:「……やっぱこっちから向こうに行くためには、容れ物が必要、と――まあ、向こう側から来た奴らなら元々の容れ物に戻るだけで済むんだろうけど」
向こう側になにもない奴はどうすりゃいいのかね、とどこか他人事めいた、皮肉と諦念を滲ませた口調で呟く

卜部:「それにしても、向こうからこっち側を弄れないってのは意外っちゃ意外、か……?まあ、そうじゃないとわざわざこっち側にこなくても外側から観測して色々するだけでなんとかなっちまうか」

卜部:オタク特有のブツブツ

宮本和彦:独り言が…多い!

GM
その原則を破るために存在するのが『門』だ。
即ち現実から夢に自由な設定値を送り込む、或いは夢から現実にある筈のないモノを引き出すこと。
その橋渡しをするブリッジこそが門である。
門となった人間の自我は基本的に消滅する。現実の情報を受け取り、夢へと吐き出すため。或いは夢の存在を認識し、現実に映し出すため。
その故に……門は現実、或いは夢へ物質を出現させる選択肢を与える権限を有しているのだ。

宮本和彦:こっちの情報で言うなら、夢の魔物に超絶認められている人が門ってところなのかねぇ?

宮本和彦:いやギプノーザによる同調も必要だし、何ともいえないか?

卜部:「オイオイ、これが本当だってンなら、華凛さんが神様みたいになってないとおかしくねぇか……?いや、でもそれだと自我を失ってるはずなのか。失敗して中途半端に、って感じか」

卜部:「でも、もしも門が完成したとなれば好きなように向こうにもあっちにも移動させ放題ってことになるんじゃ……?こっちの世界を食いつぶせば、向こうで無限のエネルギーなんかも得られるんじゃねぇ?おいおいノーベル賞もんじゃねぇか」

GM
『門』は『穴』ではない。それは、単に開けられるためだけに存在する訳でない。時として閉ざし、選んだもののみを引き出す役割を持っている。
そうでなければ夢と現実の境は崩壊する。万が一にでも奇械に不調を来せば、本来の目的である『上位者(オーバーロード)』たちのデータに不具合を起こす可能性もある。
なので『門』から自我を奪い、一切を消去する行いには……その当人に夢世界の住人へ妄りに権限を付与させないための安全策としての意味合いもあるのだ。

卜部:「好き勝手こっちの人間が向こう側に出られないように、ユーザー権限を与えられる門番は完全に自我消す、と……まあ、合理的だよな」

卜部:「つっても、この上位者ってのがあんまり想像できねぇな……マッドな研究爺が求めてたもんなんて碌なもんじゃないだろうが」

卜部:奇械をちょこちょこすれば、最悪上位者を倒したりも出来るってことなのかな?

宮本和彦:ヘタすれば怒らせそう

卜部:まあキレられるやろなぁ

宮本和彦:完成された存在だから寛容であれ(傲慢

卜部:取るに足らない存在くらい見逃せ(傲慢)

GM
そしてもし万が一、不幸が重なって『門』が意識を浮上させてしまった場合にも、妄りに行使させないための対策がちゃんと用意されていた。
門となった存在が意識的に力を使うには、接続されている『奇械』と触れていなければならない。夢から現実に引き出すためには夢世界の本体が、現実から夢に出力するには現実世界の本体が、そこに設置されていなければならない。
もし意識を取り戻した場合には、すかさず現実で奇械との接続を断たねばならないだろう。

GM:夢と現実の双方向性と門について、で調査した結果は、纏めるとこんなところだ。

卜部:これは、中々確定的な情報来たんじゃないですか?

宮本和彦:ふぅん、華凛さんというより卜部君を出す情報が出たな。

卜部:つまり華凛さんをあの奇械に繋いじゃえば卜部くんは外に出れるってことか

宮本和彦:今って繋がれてないのかね? それだとアーチボルト博士は出られないはずだが…まあもし俺たちに勝っても絶望する未来があったのかな?

卜部:夢の中で繋ぎ直すのでは?

卜部:外では繋がってそう、繋がってるかどうかはわかりゃんけど

卜部:少なくとも入るときには繋がってた

卜部:それからどれくらい時間が経ってるのか、ですよね

卜部:現実時間で

宮本和彦:入ってからってこと?

GM:外でつながっていれば、外から内へ干渉可能 逆に内で繋がっていれば、内から外に出せる 単純に言えばそうね

卜部:ですです

卜部:現実では入ってから数秒しか経ってないならまだ繋がってるだろうし

宮本和彦:纏めにわかだったわ。普通に書いてあるね

卜部:まあ、外で繋がってるかはこの場合あんまし重要ではない

卜部:ふむ、次は何について調べようか

宮本和彦:結局卜部君謎だけど…研究資料調べて分かるもんなんかなぁ?

GM:まあそんなだから華凛を拉致って奇械にぶち込んで、オラァ出せオラァってしようとしてたわけね

卜部:うーん、あんまし卜部くんは本筋に関わってない、本当にただのバグの集合体みたいな感じでは?

卜部:つまりゴスペル

宮本和彦:なっつ

卜部:もしくはグレイガかファルザー

GM:ちなみに重要なのは、自分の好き勝手に夢のモノを持ち帰れるかと言うとそういう訳でなく『夢から出ていいよー』って権利を振りまくのが門の役目 権限って言う言い方で書いてたのは飽く迄強制力がないことを意味しているのだ

宮本和彦:まさしく門なわけか

卜部:門は自分自身に権限付与出来るのかな?

GM:自我を奪ったのは『おっ空いてンじゃーん』って勝手に出入りされないようにするためゾ

卜部:自我があると勝手に出入りされる……?分からなくなってしまった

GM:あ、そこ記載し忘れてたな。できますできます。門自体が現実に出てくることも可能ですが

宮本和彦:その場合、華凛が二人いるのか…?

GM:でも現実の寝てる自分はどうすんねんってことになるのでおすすめはしない。

宮本和彦:うーん、殺し合い。

卜部:じゃあ皆に権限渡して外に出て終了!で良い気もするけど、そうなると自分が二人になる勢もいるのか

GM:まあモンが両方とも片っぽに出てくることが問題であって 他の人らは何人いてもどうとでもなる問題ではあるんやけどね

GM:複製体って概念がある世界観だし

卜部:ていうか卜部くん以外は二人になるのかな?華凛さんとブライさんは死ねば戻れるみたいだけど

宮本和彦:普通に考えるとそうなるな。華凛さんはまあ、出てしまうと問題だろうからこのままでいて欲しいけど、舘川さんどーすんだろ

舘川:それは直接PCに聞け

卜部:華凛さんも死ねばよいのでは?

卜部:舘川さんは確かに、残るのか戻るのか聞いてないな

宮本和彦:念じれば出れるのにわざわざ死ぬのか…?

卜部:ダブルサイレンの魔女しようぜ!!これでFHもこわくねーよ!!

卜部:あ、そうか、念じれば出れるんだった

GM:左のサイレンの魔女を右回転!右のサイレンの魔女を左回転!!

舘川:そも自分が仮想現実の住人という確証を持ってないしな。大体察してるが

宮本和彦:サイレンだけでPC枠を埋めるのはやめろおおおおおおおおおおおおお!

舘川:まあサイレンは単体火力が出づらいから……

宮本和彦:他、何調べるよ

卜部:うーん、どうしよう

舘川:華凛のことでもいいな。検体になった経緯とか分かりそう

宮本和彦:外に出る方法は少なくとも入手したからなぁ。何か裏がありそうな気にもなるけど

卜部:ブライさんの情報がちょっとわかんなにから、どこらへん聞いてほしいとかアレば聞きたい

舘川:重要ではないと思うが

宮本和彦:華凛さんもどうなんだろうねぇ

GM:あと二回だな

宮本和彦:個人的には、OPでの卜部君が引き越したことを知りたいけど…知ってるのマスターイグニスぐらいな気がするよねぇ

宮本和彦:研究関連で知りたいこと……検体はそうだけど、何かあったっけなぁ

GM:あとはリミットに関してかしら

卜部:うーーーーーん

宮本和彦:それは気にはなるが…微妙だな

GM:まあ実際重要ではない

卜部:どうせ明後日なのは変わらないだろうし

舘川:アーチボルトの最終的な目的もはっきりしてないといえばしてない。もう今更だが

卜部:上位者観測してなにがしたかったんやろなぁ

宮本和彦:進化の到達点が~って話だったかな。

GM:まあ少なくとも当面の目的は、現実に出る事というのは間違いないね

GM:だった、か

宮本和彦:それは含みがある言い方ですか…??

宮本和彦:まあ個人関係的な理由っぽい感じもあったよね

卜部:普通に死んじゃったッテ意味では?

GM:まあ死んでもーたしな

宮本和彦:死人に口なし

卜部:うーん

卜部:何聞こう

宮本和彦:諦めて検体のことでも調べます?何か情報が出る可能性も無きにしも非ず

舘川:分かってないことはブライがなんでこの仮想現実に

舘川:入ってくることになった原因だが、

卜部:あーーーー、そこらへん聞いてほしいですか?

宮本和彦:いや、何となく察せられたからいいや。

卜部:ブライさんが何話してたかわからないし

卜部:ふむ

舘川:社長本人は昨日の内緒話で知ってそう

卜部:じゃあまあ調べなくていいや、というかあんまり調べるの危なそうだし

宮本和彦:ブライの事情だからな、研究資料見ても空振りしそうだ

宮本和彦:まあ、ブライだけの事情でなければあるだろうが

宮本和彦:しいて言うならどいつもこいつも記憶なさすぎじゃね問題だが

卜部:記憶?

宮本和彦:この場合で言うならブライと、華凛は覚えてていいはずじゃないか?

卜部:華凛さんは昏睡してたからでは?

卜部:ブライさんは知らにゃい

舘川:華凛は眠らされてたとしてブライはよく分からん。2月15日にこの街に来たはずだし

宮本和彦:まあブライはブライもどうなのか、微妙なところだ。ブライは外そうか

宮本和彦:華凛は、ずっと眠らされてたのかなぁ

GM:まあその辺は

GM:いやよそう

卜部:言っちゃいなよユー

GM:他に何も思いつかぬ! というならここで切ってしまうか?

卜部:うむむ

宮本和彦:流石にもったいない気はするな。特に思いつかないなら諦めていまあるものを聞くしかないんじゃないか?

卜部:それなら、あれ、ギプノーザの作り方かな

宮本和彦:ふむ

GM:なんでまたその辺を

卜部:奇怪に繋ぐにしてもこっちの世界でギプノーザ抑えてるのマスターイグニスだし、作れるなら作っちゃえばよくない?と

卜部:どうせ夢の世界だし

GM:ぬ、ギプノーザがなんでそこで出てくるのじゃ?

卜部:え?奇械の同調にはギプノーザいるのでは?

舘川:もう『門』になったらいらん感じか

卜部:一回なっちゃえば再起動とかしなくてもいいのか

宮本和彦:資料で門があれば大丈夫、って言ってなかった?

GM:うん

卜部:あれ、じゃあ門は現在もあるのか、というかないとこの世界が存在しないのか

宮本和彦:うん?華凛さんが門だろう?

卜部:門の自我を奪うのだけ失敗したのか

宮本和彦:まあ繋いでないっていう可能性はあるけど、この世界が存在するからそれは潰されるって話か

GM:いや夢世界自体は元からあった でも華凛ちゃんが門で、今も繋がれていて、その機能を持っているのは事実だよ

卜部:じゃああとは奇械に触れさえすれば卜部くんは向こう側に出力できるってわけか、ほか二人は念じるだけで戻れるだろうし

卜部:逆にもうこれ以上必要な情報あるかな?このまま集合すれば帰っちゃえるのでは?

宮本和彦:下手すれば、そうかな。調べる情報自体は、セイリュウさんも言っていた検体のことぐらい

GM:まあ、そうともいえるね

舘川:分かってないことはあるがまあそれぞれの問題は解決するな

GM:このシナリオの勝利条件はそれぞれだけど 少なくとも共通するクリア条件は『現実世界に出てくる』だよ

卜部:上位者についての考察は昨日してたし、うーん、検体だけ一応調べますか

宮本和彦:いいんじゃないかな?

卜部:検体になった経緯や、廃棄されるまでの過程や実験記録を調べましょう

卜部:勿論華凛さん優先で

GM:オウケイ では引き続き知識で

GM:えー 華凛さん8 卜部君情報10になるな

卜部:7DX
DoubleCross : (7R10[10]) → 10[2,2,5,6,8,8,10]+4[4] → 14

宮本和彦:卜部君高いんだ。

卜部:なんでこんなときだけ高いんだ

宮本和彦:これって一括でえられる情報なのか?

卜部:また落ち込みそうなときだけ情報ちゃんと取ってきちゃう

GM:イエス

宮本和彦:いいね1万

卜部:卜部くんはモブの中の一人で、華凛さんは特別だから見つかりやすいみたいな

GM:では描写していくぞ

卜部:使い潰したモブの中のひとりだから

宮本和彦:ふんふん

GM:アーチボルトはこっち側で出てくるまでホントにまるっきり意識してなかったので卜部君のこと

宮本和彦:ただの失敗作だぁ!

宮本和彦:けどそれなら、そういうことなのかな。

卜部:かなC

GM
一旦休憩したあなたは、何とか重い体を動かして調査の続きを開始した。
今すぐにでもうっちゃってしまいたいかもしれないが、あなたはまだ肝心な自分のことや、検体のことについてまだ何も調べていなかった。
自分のことについて、知る機会は今しかないのだ。尤も得られる情報がどの程度かは未知数であるが

GM
あなたはそこで、以下のような記述を見つけていく。
例えば、検体の選定条件について、だ。

卜部:「…………」

GM
――検体に共通することは、近しいを失ったか、或いは見限られた少年少女であるらしい。それも多くは劇的なもの、心に一生傷として残り続ける程の”傷”を持つものだ。
 タイタスに近しいロイスを、その繋がりとして持っているもの。「孤独」を感じながら、繋がりを大なり小なり求める心の持ち主。
 思春期の情動などと一言で片づけられるものではない。それは、ジャーム化し、やがて他者と『繋がり(ロイス)』を結べなくなるオーヴァードという生命体にとって生命線である。
 その言語化できない心の隙間というものが、検体として必要だった。
 何故それを優先して選んだかは定かではない。まるで石が意思あるかのように、それを理解したがっているかのように、彼らのような存在に高い数値を示したのだ。

宮本和彦:ふぅん

卜部:つまりボッチ

舘川:なるほどね(華凛さんを見る)

GM
 検体として完成するか否かは、その点でいえば孤独の深さが左右されるものではなかった様子だ。
 誰が誰より心の傷が深いだとか、そんなことは大して問題ではない。
 故に成功した素体、華凛と失敗した素体、卜部には大した差はない。せいぜいが、『同調しやすいレネゲイドウイルスの波長を持っていた』というだけのことだ。

卜部:「……はっ、運が悪かっただけ、ってか」

卜部:「特別な何かなんてなくて、ただただ俺は運が悪かっただけってか……ハハハ」

GM
 失敗した検体は次の検体の調査のため、再計算のために利用されてきた。
 送信に失敗した無数のデータが最終的にどうなるか、容量を圧迫しないか、という懸念はあったが、そのジャンクデータの行方については最早気にも留めることはなかった。
 重要なのは門としての機能を得られるかどうかであったからだ。何せ期間は十年もあり、先行研究もほとんど存在しない中での作業。
 この工程そのものが間違っている可能性も否定できず、故にこそ鬼気迫る様相で作業は行われた。……そして、華凛という検体に白羽の矢が立ったのは、朔が近づいて間もない頃、2月初頭の頃だ。

宮本和彦:結構最近!

卜部:めっちゃ最近

GM
 最早後がないと窮し、高い同調率を持っている人間の総当たりという体制に入っていたアーチボルトには最早なりふり構わないという様子だった。
 とくに天貝華凛については、期待が持てた。天啓というべきだろうか。天貝華凛はその時点で取得できる検体の中で最も高い数値を叩き出すだろうという直感があったからだ。
 理論も理由も出し尽くし、候補も絞り込み、最早天運に任せるほかない局面にあって、その天啓は正しいものであれ偽りであれ博士は縋るほかなかったのだろう。 
 その成功の是非については語られていないが、それもむべなるかな。接続が成ったと同時に殺されていたとすれば、記録など残っている筈もない。

卜部:普通に運任せだったのかよ

宮本和彦:ダイスが超絶クリティカルしたんやろ

卜部:女神様爆笑したんやろなぁ

GM
 ただ、偶然にも……或いは神が仕組んだことなのか……それが現地協力者の一人、天貝伊舎奈の妹であり
 さらに不幸にもその現場に他ならぬ天貝伊舎奈が居合わせたこと、それがアーチボルトの運の尽き、という所だろう。
 資料を読み込むにつれて分かるのは、そうした偶然にしてはやけに出来過ぎた、或いは出来過ぎているが故の運命のいたずらというべきか、倫理を無視した科学者の数奇な運命が伺えた。

宮本和彦:そういえば……三角錐の権限の譲渡ってどうやるんだろう

GM
 天貝華凛に関する資料面での記述は多くない。現場の情報などに関することも、然程確認できなかった。
 天貝伊舎奈……マスターイグニスの処理のせいだろう。
 だが間違いないのは彼が、本当に脇目もふらず、奇械に繋がれた天貝華凛の傍にいたアーチボルト博士を、その手で殺害した。それは隠しようもない事実であった。

GM:彼じゃねえよ男にするな

卜部:実は男の娘だった!?

宮本和彦:肉片一つしか残さないほどに消し去ったわけですなぁ

GM
 そして卜部に関する資料は、見つける事にはかなりの労力を要した。
 彼にとっては失敗作に然程興味を持っていなかったのだから無理もない。検体の中でも、『数ある一つ』に過ぎず、そして記録を抹消されていては猶更だ。
 現場にいた職員ですら、その情報を閲覧することは出来なかった事を考えると、記述を見つけ出しただけでも十分といえる。 

GM
 卜部影路という人間のパーソナリティに触れたものは殆どない。
 あったのは臨床記録、実験に何時間耐え、幾つの数値を叩き出したか。能力は何で、ステータスで言うとどの程度の逸材か。
 それだけだ。それがすべてだ。呆気ない程に、彼本人に関する記録は少なかった。

卜部:「……ったく、こんなもん調べて何を期待してたんだが」
波たちそうになる心を必死に踏みしめて抑え込む。
「女々しいったらありゃしねぇ……」

宮本和彦:元の卜部君は本当に呆気なく何もなく犠牲になったんだな

GM
 しかし……卜部本人の情報ではないが、関連した情報として転送失敗したジャンクデータが何処に行くかについての考察が記載されている資料があった。
 今ここにいる卜部が、本質的に現実にいた存在と異なるのであれば、寧ろこちらの方が重要なのかもしれない。
 処分不能なデータは記憶領域の片隅で永遠に堆積し続けるというのがその結論であるが、何らかの不具合でそこに堆積した存在が、現実に零れ出ることもある、かもしれない。そうして生まれ出た存在が、今ここに立っている卜部という存在だが……

GM:うーん書きたいことは在るけど資料として書けることじゃないんだよな 今結構無茶なことをしていることに気付いた。

宮本和彦:まあ、検体として調べたわけだしジャンクデータの情報は得られなくとも仕方がない気もする

卜部:がんばえー!!GMがんばえー!!

GM:うん やっぱりこの情報をアーチボルトが知ってる筈もないし思いつくわけがないな。流石にこれはムリだ

宮本和彦:うむ

卜部:ダメだったか……

GM:だってこの情報知ってる人は殆どおらんし 接触するイベントも全部スルーしてきたし 出して今更館もあるし………………

GM:無理に出そうとする必要はないと悟った。よって情報はここまででつ。

宮本和彦:あら、そんなものもあったのね

舘川:アーチボルトの本当のかな

舘川:本当の助手君かな

宮本和彦:確かに研究所とか全然行ってないもんね

舘川:調べることが多すぎた

宮本和彦:裏事情結構逃してそうだなぁ。とはいえ、重要かは微妙なところだな

卜部:アーチボルトさんの事情はまあ、本筋には関わってこないでしょうし、たぶん

GM:これはその なんか上位者っぽいやつが、設定的にはホントは周りの人間を一切襲わなさそうな完成された存在が、なんでおたくらを襲ったりするのか、その理由に関わってくることなんです

宮本和彦:ほう、確かにそれは特に気になっていたことだが

卜部:エーン

GM:が、残念ながらここからではどう頑張っても切り出すことが出来ませんな! 

舘川:卜部君が暴走したっぽいの、あれ上位者くんなんですねえ

宮本和彦:…………。

GM:無理だ!この資料は実際の所 ピーーーーーだからピーーーーーにはピーーなんです よって無理!

宮本和彦:セキュリティランスが足りねぇな

GM:少なくともこの切り口から調べたのでは一生見つかりませぬな

宮本和彦:仕方がないな。他に調べること、あったか?

卜部:うーーーーーーーーーーーん

舘川:知りたいことはこの資料じゃわからなそうなんだよなあ

宮本和彦:じゃあ、三角錐、引いては啓蒙のことを調べるか?なんだかんだいって啓蒙とは?って感じではあるんだよね

卜部:それ聞いときます?

卜部:調べておきます、だった

宮本和彦:まあ重要かどうかは微妙なところではある。

舘川:そこら辺はDr.ブライアンが詳しそうだが、アーチボルトも別の視点を持ってたかもしれんか

GM:啓蒙に関してはその資料からはもう出尽くしてるな

宮本和彦:あくまで上位者を見るための知識、か。そういうことなら、まあ、何となく理解出来る。

卜部:うーん

卜部:とりあえず今日はここまで!ってことで斬ります?

舘川:研究にたずさわっていた関連人物を調べれば、明日接触できないこともないが

卜部:斬!!

GM:とりあえず切るか。そして次の開催は土日でいいかしら

卜部:ですです

宮本和彦:いいよ!

舘川:せやな

GM:ライライが何時から行けるかによって開始時刻も変わるが DMで教えて貰おうか

卜部:時間は何時からでも

宮本和彦:合流シーンになったら、俺どうしようかなぁ…

舘川:謎のブライアンとの話せない話もあるし、持ってると隠した三角錐を狙ってるマスターイグニスに追われているブライさん

GM:気苦労多すぎる

宮本和彦:俺は一体どうしたらいいの~~~???

宮本和彦:三角関係ならぬ、三角錐関係よ

舘川:そして仲間には真偽感知持ちがいるから変に嘘をついてもすぐバレる……大変やな(他人事)

宮本和彦:面倒くせぇ…

卜部:ブライさんかわいそw

宮本和彦:単芝で煽るなよ、殺したくなるだろ

GM:まだ問題は山積みだけど、ゴールはやっと見えてきた そんな感じやな

GM:同じものが見えてるかはまた別なんじゃけどね

宮本和彦:うーん……どうしようね

宮本和彦:土曜日までの課題だ

舘川:実際UGNとかの問題でもなくなってきたし、ブライの意思は気になるな。まあ合流シーンで各々の意思を確認しようと思ってるんだが

宮本和彦:まあ、意思を確認するパートにはなるよな。戻れる手段が見つかったわけだし

GM:その辺でまた色々RPしてもらうことになるな ウン

宮本和彦:胃痛!

舘川:そろそろ君は話せることは話して楽になれ

宮本和彦:はっ!!!!!!!!!!!!

卜部:ブライさん、吐くもん吐いちまいなよ……

GM:はくもんはいちまえよ

宮本和彦:てめぇら帰れ!

卜部:ではおつおつ

宮本和彦:クソカスが……なんで平凡なPC4でこんなことにならなきゃならねぇんだ

GM:いぇあ、おつおつおー

宮本和彦:おつ!

舘川:おつかれい

どどんとふ:[2020/04/24 01:08 JST] 「卜部」がログアウトしました。

どどんとふ:[2020/04/24 01:08 JST] 「GM」がログアウトしました。

どどんとふ:[2020/04/24 01:08 JST] 「宮本和彦」がログアウトしました。

どどんとふ:[2020/04/24 01:09 JST] 「舘川」がログアウトしました。

どどんとふ:[2020/04/24 06:51 JST] 「華凛」がログインしました。

どどんとふ:[2020/04/25 20:46 JST] 「舘川」がログインしました。

どどんとふ:[2020/04/25 20:47 JST] 「宮本和彦」がログインしました。

どどんとふ:[2020/04/25 20:51 JST] 「GM」がログインしました。

どどんとふ:[2020/04/25 20:58 JST] 「華凛」がログインしました。

どどんとふ:[2020/04/25 21:01 JST] 「卜部」がログインしました。

卜部:後一回なにか調べられるんでしたっけ

GM:まあ欲しい情報があるとは限らんが出来ることはできる

卜部:上位者、について調べてもブライアン以上になにかでてきますかね

卜部:上位者が怒る条件、というか啓蒙ない以外に怒る条件ってあるんですかね

GM:うーん

GM:博士の研究で習性とかは分かるかもしれないね

卜部:そこらへん調べますか

GM:よかろう それについては情報10ってとこかしら

卜部:では振ります

GM:おk

卜部:ちなみに知識で?

卜部:です?

GM:知識だな 情報って言っちまったが違うわコレ

卜部:7DX
DoubleCross : (7R10[10]) → 10[3,4,5,5,7,7,10]+4[4] → 14

卜部:よし

GM:成功であるな では描写しますぞ

卜部:りょりょりょ

GM
 外の時計ではもう四時頃だ。あとは日が暮れるまで1.2時間といったところだが卜部にとっては(体力面やら眠気やらその他諸々の体力的条件を除けば)まだまだ時間がある。
 残る時間であなたは上位者(オーバーロード)なる存在について調べ始めた。現状謎に包まれているそれは、名前以外誰も知らない存在だ。
 "啓蒙"とやらを有する、選ばれた者にしか見えないという、超常存在のことを指すというが……現時点でピンと来ないのは当然だろう。
 何せ記述が正しければ、現状いたとしても認識できないのであるから。

卜部:「あー…くっそ、流石に頭いてぇ……」
こめかみをグリグリと揉みながら、目を瞬かせる

宮本和彦:この後会議出来るんですかね…

卜部:侵食値上がるのもやむなし

舘川:休憩も帝王の時間で延ばせば問題ない

GM:能力張りながら休憩できるんだろうか……

宮本和彦:オーヴァードなのに社畜

GM
 この上位者の記述については、ブライアン博士の先行研究で詳しく触れていた。
 上位者には目的はない。自己で完成されているから、それ以上を求める必要がないのである。恐らく食事も呼吸も不要なのだろう。ならば外敵も存在しないという事となる。
 逆に言うと、こちらが害さない限りは特に問題ないのではないだろうか? と考えるものだ。狩る必要も、抗う相手もないのだから。
 しかし、これについて文献では明確に『否』と注げていた。

卜部:上位者の敵は……教会の狩人やろなぁ

宮本和彦:実際よくわかんないんすよねぇ

GM
 それは不老の生命であり、不死の生命であるが、活動する命である。命である以上、習性が存在する。
 古今あらゆる生命の営みとは、形はどうあれ最終的には生産活動に費やされるもの。だが生産活動を行わぬ進化の行き詰まりは何を為すかと言うと、"剪定"である。
 生命進化の限界に達した彼らは、他者の係わりを持つことなく生命の剪定を開始するのだ。それは『幼年期の終わり』にて記されたオーバーロードとは、全く逆の行動原理を持つ。

卜部:は?ただの敵対生物では?????????

宮本和彦:なるほど

舘川:普通に危険で草

GM
 既に完成された存在にとって、そして常に変容し続ける存在にとって、脅威となるのは現在ではなく未来である。
                    ・・・・・・・・・・・・・・・・・
 未だに進化の余地がある生命がいる限り、上位者を克服する可能性が生まれ得る。
 
 進化とは元来そういうものだ。「敵」「障害」それらが現れた場合、まずそれを克服するように進化を始める。
 そうしたメタゲーム的特性を以て、生命は進化し続けてきた。もし上位者を斃しうる存在が後に発生する可能性が人欠片でもあるならば、最早それは滅ぼされてしかるべき『敵』なのだ。

卜部:なるほどね?

卜部:無限に

卜部:無限に進化するアギトならハイパームテキに勝てる可能性があるみたいなね

GM
 故に上位者は潜伏する。上位者の迷彩は、その超膨大な情報量に対して人類の脳が処理に追いつかぬ故のものだが、その方針は明白だ。
 そして上位者は監視する。将来、敵になりうる存在の生態を具に観察する。
 もはや手を下す価値なし、その存在を認識することすら能わず、そして将来認識することもないだろう。と判断されれば、彼らは歯牙にもかけないかもしれない。が……現実問題、こうして認識に成功している。
 それはつまり、人類の絶対敵、上位者(オーバーロード)から外なる神(アウターゴッド)になることが確定しているという事だ。……これが現実にいないことに、心底安堵を覚えるばかりである。

卜部:なんだよブライさんのせいじゃねぇか!!!!!

卜部:マスターイグニスもいるからなんとも言えないけど

宮本和彦:なんでだよ!

GM:ンー 上位者の記述については、そんなところかしら

宮本和彦:なるほどねぇ

卜部:んー

GM:記述に従えば、ぶっちゃけ進化する可能性がある生き物は根絶やしって感じなのでレネビも人もそれいがいの生物種も見境なしゾ

卜部:取引現場にいたのはマスターイグニスがいたからかなぁ?

卜部:いたじゃなくて攻撃してきたのは

宮本和彦:ああ、こんなところか

宮本和彦:じゃあ終わりかな

GM
 慄然たる事実を最後に確認した頃には、既に陽は落ちていた。今日実行できる作業はここまでのようである。もうひと踏ん張り、この後の情報共有で皆に事実を伝えれば、少なくとも今日の仕事は完了となる。
 そのとき、丁度あなたの携帯が鳴り始めた。作業を終了したことを確認するための、件の女性研究員からの電話だろう。

卜部:「ただでさえ頭が痛くなってきてんのに、余計に頭痛がするような話が出てきやがって……っと、電話か」
コメカミを人差し指で叩きながら、携帯電話に出る

女性研究員
「欲しい情報は集まったかな。そろそろサーバの方は切るよ。
 別の作業場でちゃっかり無断借用したものだから、時間まで持つか分からなかったけど、何とか日没までバレずに済んでよかった」

卜部:「あ゛~……ありがとうございます、おかげで色々面白いことも分かりました」

女性研究員
『そっか。それなら、久々に無茶した甲斐はあったかな。
 ……』
 そう口にして暫しの間閉口し、やがて女性は歯切れの悪い口ぶりで続ける。
『……えと、訊くかどうするか迷ってたんだけど、それで君は、これからどうするの? その……色々』

宮本和彦:卜部君本当色々ありますからねぇ…

卜部:「んー……ええ、まあ、はい、色々考えて、ある程度答えは出ました」

卜部:「まあ、ちょっとやりたいこともあるんで、ちょっとだけ頑張ってみます」

女性研究員
 断っておくと、彼女はこの世界が夢であることも知らなければ、卜部が実はどういう存在であるかも分かっていない。
 ただ知っているのは、彼が本来ここにいるはずのない存在であるという事だ。
 そして、それが自分の関わってきたものと繋がりを持つという事。
 だから、その答えが持つ重みというものを、彼女は知り得ない。
『そっか。……深くは、訊かない方がいいかな。私が手伝えることなら、なんでもするつもりだけれど』

卜部:「いや、今回もすっげぇ助かったっすよ、こんなに女の人にこんなに親切にしてもらったの、俺の人生で初めてっすよ」
冗談めかしてそんなことを言えたのは、ひとえに二徹の深夜テンションに近い精神状態だったせいだろう

女性研究員
『ふーん……やればできる人だと思うんだけどな、君って』
 それから、受話器から聞こえる声がほんの少し抑えめに続けられた。
『……うん、実際、すごいよ卜部君は。
 なんというか、その。結構ショッキングなことが続いてるのに、卜部君は達観してるなって思って。
 私だったらそういうの見つけると、多分逃げてると思うし。自分から深く調べたいなんて、絶対思わない。前提を崩すような、そういう者に対して蓋をすると思う、というか……。
 それなのに、なんで私の方が動揺してるんだろうって。あはは……何言ってるんだろ、私』

宮本和彦:うーん……

卜部:「違いますよ」
思いの外硬い声が出てしまったことを後悔しながら、続ける
「俺は、全部諦めてるだけです。期待せずに、世界はクソだから仕方ないんだって自分を誤魔化して、その癖に幸せになれるかもしれないなんて夢を見てる」
ため息を吐く、こんなことを話すつもりはなかったが仕方がない。
「今は不幸で、ここから先も不幸だと思うんすよ、俺って。それなら、どこまでも進めばもしかしたらちょっとした幸福も落ちてるはずでしょ」
現在が嫌で嫌で堪らないから、方向も定めずに逃げているだけだ、と。自分でも呆れたように呟く
「俺は、今から逃げてるだけなんすよ。深く考えず、仕方ないなんて折り合いを付けたフリして、それでも呑み込みきれてないガキですよ、俺は」

卜部:「不幸でしたけど、まあ、こんなもんかって思いましたよね。やっぱ世界ってクソだな、とはなりましたし、もしかしたら寿命とかも他の人より短いのかもしんねぇなぁとも思いました。でもまあ、元々こんなクソみたいな世界に生きてたんで――まあ、諦めるしかないっすよ」
そんでもって、今から逃げられればそれでいいと、そう嘯く
「逃げた先がまたクソみたいな現実でも、まあ、そりゃ仕方がない、どこいっても最悪は最悪なんだから、俺は最後の最後まで逃げ続けます。結局俺は何に対してもきちんと向き合ってないだけなんスよね」

卜部:そこが己の本質だろう。と心のなかで自嘲する。
向き合おうとせず、努力もせず、不幸を嘆き、他人を妬み、現実から目を逸して流されるままに進み続ける。立ち向かうこともせず、かと言って蹲るのも苦しい、ならば逃げるしかない――その果てに余命数日とは思わなかったが、自分でも想像以上にストンと納得できた。そこがゴールなら、それはそれでいい、と。

女性研究員
『うん……うん、そっか』
 電話越しに女性は、卜部の独白をただ黙って聴いていた。
 すべて吐き出しきったところで、彼女はゆっくりと私見を語り出す。
『君が自分をどう見るかは君だけのものだけど、うん。君を大して知らない私が恐れず私見を述べるなら……逃げられるのも強さだと思うよ。
 逃げないことは、強さでも何でもないし』

女性研究員
『世の中には、逃げられる勇気もない人だってたくさんいる。
 どう考えても間違ってる、ってことが目の前で何度も幾つも起きてても、それに何も言わず、見ているだけ。
 そのくせ身の安全が保障されてるとか、そんなわけでもない。沈むことが分かってる泥船の中にいるって、みんな分かってて、それでも逃げられないでいる。
 どっちに行ってもどうせダメって、足が竦んで動かないんだろうなあ、多分。ダメ元でも逃げればいいのにね。
 私はそういう人をたくさん見てきたよ。一番弱いのは『逃げられない人』なんだって』

卜部:これここで爆弾落としてきたりシないよね?(疑心暗鬼)

宮本和彦:ちゃんとこの人の言っていることを受け止めろ

女性研究員
『その点において君は、私にとっては大した人なんだよ。
 君も薄々勘付いてはいると思うけど、大人って大抵ロクなものじゃないよ。子供の方がエラい、なんてこともないけど。
 足があるのに逃げ出すことさえしない人が大半だ。その一点……逃げ場を探ろうとする意志と活力がある、それだけでも、私には立派に見えるんだ。
 だから、その私の評価までも否定しないでくれると嬉しいな、っていうか……』

卜部:「俺も分かったような口をきかせてもらうなら、別に強い弱いじゃなくて、何を選んだかって違いしかないはずっすよ。選ばないって選択肢、選べないってのも選択でしょう」
正解なんてものは結果論でしかない、そんなことは聡明なこの人なら分かっているはずだ。
「まあ、美人なおねーさんに褒められて悪い気はしないッスから、おねーさんの言うとおりだと思うことにしますけど」
ちょっとやる気出ましたよ、と冗談めかして言う。たぶん一眠りした後に思い返すと悶死するだろうなという諦念は口には出さない。

女性研究員
『うん。ここは年長者を立たせておくものだよ、少年。
 ……あ、でもさっき大人ってろくでもないとか言っちゃったばっかだ。ごめん、あれナシにしておいて』

宮本和彦:卜部君素直じゃないよねぇ

卜部:「おっけーっす、俺はなんにも聞いてません」
あー、あー、とわざとらしく口に出して今日一日のお礼を改めて述べる。実際に自分一人では作業量は何倍にも膨れ上がっていただろう。

女性研究員
『でも、まあ、そうだね。どちらを選んだかの結果論……結局、そこでしかないのかぁ』
 どこか憑き物が落ちたかのような、靄の張れたように口にする。
『じゃあ、君はこれから自分の意志で新しい逃げ場に向かうつもりでいるけれど…… 最後に大人らしい言葉だけでも挙げておくと。
 後悔だけは、ないようにね。君の逃げ場を遮るような常識とか障害とか煩悶だとか、そういうものは全部無視しちゃっていいんだ。君には、その選択が出来る』

卜部:「りょーかいっす、元より面倒くさいのは誰かに押し付ける気満々なんで大丈夫っすよ」

卜部:ロイス、どうしよっかな……

女性研究員
『うん。……じゃあ、頑張ってね』
 と、それを最後に電話は切れた。恐らくもう二度と会話することもないだろう。
 これは一夜の夢に過ぎない。卜部の方が先に消えるか、夢の方が先に消えるか。どちらが残っても、どちらかが消える運命にある。

宮本和彦:卜部君捻くれてるから、こういったのじゃ微妙そうだよなぁ

卜部:「――まあ、最後にいい夢ってのは見れたかもな」
切れた電話を見下ろして、そう呟く。その表情はなんの色も浮かんでいない無表情だった。

卜部:ロイスどうしよっかなぁ~~~~~~~

宮本和彦:無感情って感情かな??

GM:まあシーンとしてはここで切る感じかな

卜部:今日はここらで切る感じです?

GM:いや、このまま合流まで行って整理を始めたい ぜっっっったい長引くだろうから少しでもやっときたい

卜部:合流長引くと思うんですよね……

GM:今日は土日だし まだいけるやろ いけるやろ?

宮本和彦:まあ俺はいけるが…

宮本和彦:ほかの人らが寝不足そうで心配

卜部:わしは正直ちょっと眠いです

卜部:あとライライ霊圧ないけど大丈夫かな

GM:むむ 無理そうか……

卜部:GWに終わらせるくらいで……で……

GM:まあ……せやな……

GM:では明日も来てくれるかな?

宮本和彦:実際、こっからちょくちょくやるのは難しそうだから一気に駆け抜けたいところだが、正常の思考能力で進めたいところもある

宮本和彦:いいともー!!!!!!!!!

卜部:イイともー!!

GM
今の世代の人らにとってはいいともも8時だヨ!全員集合もおんなじ感覚なんだろうか……

宮本和彦:なんかおじさんっぽく感じてきた

GM:まあとにかく 明日の方でまとめてGW開始したぐらいからガーーーッとやれるといいっすね

宮本和彦:そうっすねぇ~。あとどれくらいあるのかよく分からないけど。

GM:どうせ皆引きこもっておりゃんやろ

卜部:クライマックスまでががっといきたいですね

卜部:引きこもる以外にやることないので……

舘川:どうなるかな

卜部:ではお疲れさまです?

GM:いえっさ 乙です 乙です 乙です

宮本和彦:おつおつお

舘川:おつかれ

卜部:おつさまんさー

GM:次回は何時からにしよ 明日の……一時?

宮本和彦:俺は構わんが、最悪ライライ寝落ちしてそうだし、DMでやりまひょか

GM:せやな ではま、こっからは落ちるでそ

どどんとふ:[2020/04/25 23:23 JST] 「GM」がログアウトしました。

どどんとふ:[2020/04/25 23:23 JST] 「卜部」がログアウトしました。

どどんとふ:[2020/04/25 23:23 JST] 「舘川」がログアウトしました。

華凛:おつー

どどんとふ:[2020/04/25 23:23 JST] 「宮本和彦」がログアウトしました。

どどんとふ:[2020/04/25 23:24 JST] 「華凛」がログアウトしました。

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どどんとふ:[2020/04/26 13:26 JST] 「GM」がログインしました。


シーン12後 合流

宮本和彦:合流かい?

ブライ:こっちで行くか

GM:一端は合流することになるけれど 実際4巡目探索するかとかその辺りもあるよ

ブライ:どうするかねぇ。

卜部:わしは正直もう知りたい情報あんましなさそげ

ブライ:正直欲しそうな情報は、マスターイグニスとかぐらいな気がするよなぁ

ブライ:ただ取りこぼしている情報がないかも気になりはするんだが…

GM:知りたいだけでなく 調達とかも

GM:欲しいのがあるなら

卜部:取りこぼしはあるだろうけど、どこで取れるかもわかんにゃい感じの

ブライ:調達は欲しそうだね。ブライはシーンに出ないから無理だけど

GM:RCキャラ多いからあんまり武器とか防具とか欲しい人少なそうだな

卜部:そもそも攻撃しないマン

GM:もう一巡欲しい!って思ってるのはブライだけかこれは

華凛:まぁ他にすることは今ないって感じ

ブライ:うーん…調べることって言ったら研究所ぐらいだからな。そこに何かあるかは不明だが

ブライ:調達すると回復出来るよ!

ブライ:救急キットで2D10ぐらいだtっけ

GM:だったな まあ体力って消し飛ぶものだからシーンチェックしてまで欲しいかどうかはまあ、場合に寄るが

卜部:まあどうせもうリザレクト出来ませんしね

ブライ:あぁ、一応俺のシーンだけ纏めて置いてからメモに貼っておこう

ブライ:他は知らん

GM:まあ、他の人的にも敢えて侵食値上げてまでアイテム欲しい人はいない感じか

舘川:あとラスボスだけだと防具かつ防御エフェクトあってもワンパンしてきそう感ありそうでな

舘川:研究資料調べてもいいが

ブライ:まあ、次動きたい人は動くぐらいの気持ちでいいんじゃないか?

ブライ:いや、マスターイグニスがいつ動くのか分からんか?

GM:ターン数で何かが起きる可能性もあるというだけだな

ブライ:ふーむ、それならまあ、動いて構わないな

ブライ:やれることは、
・調達
・研究所で何か調べる?
・研究資料を調べる
かな。

ブライ:マスターイグニスに対して受け身でいいのかな、という気もするんだけど、あいつ一人で動いているっぽいから大丈夫かな

ブライ:いや、けど構成員あててくるとうざいかなぁ

卜部:最悪普通に一人で襲撃してきそうだしなぁ

GM:UGNの組織にいるって分かったならば、アーチボルト博士の時のように走り回ることもないしな

ブライ:三角錐を見せるためには自分で歩き回る必要がありましたからね。今回はそうではない

GM:元々支部をぶっ潰す!って言って戦力集めてたから、あとは予定通り兵を進めればよい 周りも不自然に思わないだろうね

ブライ:それは、面倒くさいなぁ。果たし状でも送る??

卜部:果たし状は草

GM:誰かが決闘して時間を稼ぐのか………… いつの時代だ

ブライ:それはそれで面白そうだけど、『マスターイグニス氏、三角錐が欲しければ一人で来い。さもなければ俺たちは現実世界へ帰る』とかそんなんで

ブライ:といっても華凛さん帰れんのかな…

華凛:わっかんない

卜部:少なくとも研究所の奇械のところには一度いかなければならない

舘川:確かめようがないみたいなところがある。まあ誰かが現実世界の華凛さんと奇械の接続を断てばいけそうだが

卜部:ああいや、卜部くんが現実に戻るならこっちで奇械のとこに行かなければいけない

卜部:舘川さんは……現実に行くのかどうかわかりゃんから行きたいのか分からないけど

ブライ:いや、ただのブラフで考えてたが…あいつ頭よさそうだしな。卜部君とかを華凛さんが置いていくわけがない、という考えに至りそうだな

ブライ:あいつめんどっちーな

GM:お姉ちゃんはアーチボルトの研究を一人で物色してある程度理解して動ける程度には行動力も頭もいい感じの人

卜部:皆で研究所で探索して、そのまま帰るか、一旦調達して帰還するか

卜部:卜部くんは帰れるならまあ帰りたい感じ

ブライ:そもそも、研究時の奇械にいっても賢者の石本体がなくない?

ブライ:いらないのかな?

卜部:一回起動してるからいけるみたいなこと言ってませんでしたっけ?あれはギプノーザのほうか

GM:いけるいける

ブライ:いけるか。それなら研究所にいけば問題ないな

ブライ:まあマスターイグニスと相対するのは、皆の意思次第かな

ブライ:うーん……

舘川:マスターイグニスと因縁がありそうなのは華凛とブライかな

ブライ:パーティが分かれるのはマジで不味い。あんな奴に二人で挑むとか自雑行為だぜ

卜部:援軍いくにも1ターンとかかかったらボコボコにされるしなぁ

華凛:みんなで研究所に行くべき?

ブライ:華凛は姉を見捨ててそれでいいのか?

ブライ:まあ奴の目的もよく分からんから何とも言えんがな。

舘川:研究所に行ったらマスターイグニスが察して来てくれそう

卜部:先回りしてきそう

GM:そうじゃな 実際待ち伏せしていても特におかしくはない

ブライ:相対するのはどちらにせよ避けられないか

華凛:うーん

卜部:まあ行かないなら行かないでもいいとは思うけどなぁ、ブライさんは帰れるわけだし

ブライ:ふむ

卜部:華凛さんのことは現実でブライさんになんとかしてもらわないといけないけど(どうなってるかわからないし)
舘川さんはどう動きたいんじゃろ

ブライ:じゃあここらへんでRPしようじゃないか

舘川:どうなんやろな

ブライ:お互いの意思を確認するために

ブライ:その上で再度話さないか?

ブライ:PCに対して明かされる情報によっても行動は変わるだろうしな

卜部:まあ相談はしないといけませんしね

GM:そうじゃな 一旦合流シーンを進めようじゃあないか

ブライ:出来れば、色々明かしたいから支部長がいないところで集合したい

GM:了解である。では、会議前か会議後か、いつ集まる

ブライ:情報を共有は会議でして、その後でこの4人だけ集めるでどうだ?

卜部:情報共有してからのほうが色々まるそう

GM:じゃあ一旦はそれで行くか

ブライ:会議は飛ばすか?

GM:全体への共有は描写することもないだろうな かくしかで

ブライ:俺のシーンはメモを見てもろて

卜部:上位者やべーくらいの報告しかない

GM:会議でだいたい聞くことは聞いて、支部長が出ていったぐらいからそのままって感じかしら

ブライ:いいんじゃないかな。屋上というのもシャレてるかと思ったが、場所はどうでもよい

卜部:現実に出る方法はたぶん会議では言わないかな

卜部:支部長いるし

GM:それなら屋上にしよう(提案

舘川:そういえばブライさんはどこまで言うのかね

卜部:屋上には上位者が!!(デデドン)

ブライ:うーん

華凛:暴露すぎる

ブライ:会議では三角錐に関連すること、夢の出入りは一旦話さない形にしようか。華凛が騒いでも嫌だし

GM:まあ表の会議で話せることは限られているしな

卜部:ですね

GM:では描写していくぞ

ブライ:k

GM
 全員の報告が終了する。この場で話せることはごく少ない。事実上、本当の情報共有はこの後になることだろう。
 支部長はというと、様子の変化に訝しんでいたようだったが、それを問い質すようなことはしなかった。
 本来の日程でいえば、まだ半分程経過した段階になる。焦る必要もないと考えているのだろう。

ブライ:そういえば、当初の予定とかあったなぁ

卜部:予定は未定

支部長
「……では、今日の会議はここまでにしようか。
 皆、各々無理をしないように。そろそろ一日ぐらい休みを上げてもいいかもしれない、皆お疲れのようだしね」
そう言い残して、支部長は会議室から退出した。残っているのは、調査を続けた四人メンバーのみだ

ブライ:じゃあ誘うか

ブライ:支部長が出て少しした後、ブライも立ち上がり出口に向かう。
「……お前ら、話がある。屋上に来い」
出ようとする際、残る三人に向けて言い放ち、屋上へ向かう。

華凛:「わかったわ」
神妙な雰囲気のブライから何かを感じ取り、後を追う

舘川:「そろそろ話してもらえそうか」
席を立ち階段から屋上へ向かっていく。

GM:,
 …………………………
,

GM
 ……あなたたちは,

卜部:とりあえず無言でついていこう

GM
 ……あなたたちは、そうして屋上へと一斉に向かっていった。周りには、聞き耳を立てるものも誰もいない。聞いている人間は、恐らく存在しないだろう

ブライ:屋上では風が吹いており、ブライのジャケットを靡かせていた。
「今日は風が強いな。これが全て夢の世界で構成されているものだなんて信じられないぜ」
屋上に来た三人には背を向けて、まるで独り言のようにそう呟く。

舘川:「そうだな、この世界がどこまで再現されたものかは分からんが、ここから見える空も街並みも感じる分には違和感のない本物だ」
見慣れた風景を屋上から眺めながら、ブライへと進んでいく。
「さて、話ってのはなんだ? まだ言ってないことがあるようだが」

卜部:「……俺からも一つ、夢の中の奴らが現実に出ていく方法ってのも、実は研究資料の中にあったっす」

卜部:「まあ、そこらへんはコイツの話が終わってからでイイっすけど」

華凛:「そうね、夢の世界だなんて、それこそ夢のような話だわ」

ブライ:「舘川は気づいていたか。いや、隠し通せると思っているほうが間違いか?
 ま、あの会議だと話せないこともあるもんでな。ここで関係者のみ集めさせてもらった。
 そこの陰キャ野郎が言っているのに関連する話、この世界の出入り方法をブライアンから話してもらった」
といって、夢の世界の出入りについて話す。

卜部:「へぇ、じゃあアンタは出ようと思えばすぐにでも出れるンすね」

舘川:「……なるほどな。アーチボルトがやけに手間を掛けてるから厄介かと思ったが、そういうものでもなかったか」
夢の世界での時間が現実より遅いといっても制限時間までになんとかできるかは不安要素ではあった。他にも卜部の件を含めてまだ難題は残っているが。
「しかし、この世界に入るには『夢の魔物』に入ろうとする意志がいる、か」

華凛:「しかしまぁよくも私の了解無しでこんなことしてくれたわよねあのクソ博士…」
入るも出るも面倒なこの世界に無理やりつなげられた身としては憤りを覚える。
だが今は現状の確認が優先であり、そのために個の屋上によわばれたのだから冷静にならなければならない。

ブライ:「は、そこら辺の話をしたいところだが……その前に卜部、てめぇも隠していることがあったって言ったよな?
 まずはその話を聞かせてもらおうか?」

卜部:「俺が先で良いンすか?まあ、さらっと終わる話なんスけどね……俺たち夢の中の奴が現実に出ていくには、そこの華凛さんが奇械に触れてないといけないみてぇです」
ま、あのクソジジイの言葉を信じるなら、と付け加えて続ける。
「ここで生きていくのも悪くないとは思ってたンすけど、あとちょっとで色々終わっちまうみたいですし、上手くいくなら俺も現実ってやつにお邪魔したいっすね」
俺も死ぬのは怖い、と他人事のように緊張感なく呟いて、俺の話はこんくらいです、と締める

舘川:「アーチボルトが『門』を必要としたのはそういう理由か。ともあれ卜部くんがどんな理由で死ぬと言ったかは分からんが現実世界に出ればそれも回避できる可能性はある」

華凛:「私は繋がってなきゃいけないって話だけど、現実に出てもらった後ならなんとかなりそう?」

ブライ:「はっ、なるほどな。『門』の使い方が分かってきたようで何よりじゃねぇか。
 アーチボルトの野郎もどうせ、不安にさせるために卜部が死ぬとかなんとか言ったんだろうが、その方法で生き返られないんだったらそもそもアーチボルト自体も生き返ることは出来やしねぇ。勝算は高いだろうよ。
 華凛はアーチボルトの野郎が、現実で奇械に繋がれているといいっていたから問題はないだろう。マスターイグニスが接続を切る暇があったとも思えないしな」

ブライ
「それでそもそも、この中で誰か現実世界の人物なのか、という話だが
   ・・・
 俺は三角錐を持っている」
掌の上に三角錐のプリズムを置く。それが見えるのは華凛と、ブライ自身だ。

卜部:「……ああ、やっぱそういう感じなンすね」
はぁ、とため息を吐いて自己申告する、
「ちなみに俺は見えてませんから、まあ、そういうことなんすね」

舘川:「三角錐……君が今朝隠したものはそれか」
ブライの手のひらにあるのでろうものに視線を向ける。そこには何もないように見えるが、
「……あまり納得したくない話だが、俺は仮想世界にいる現実を再現しただけの住人というわけだ」

華凛:「会議の時に私が見えてた三角錐…そういうことだったんだ」
なら自身に見えている、そしてブライに見えている理由は納得だ。
だからこそ見えていない人達には辛い事実が突き付けられている。

ブライ:「だからここで全員の意思を確認したい。
 4人ともどうしたい?
 卜部や舘川を現実に連れていくなら、マスターイグニスと戦う可能性が高い。
 逆に戦わない場合は、マスターイグニスに夢の世界が破壊される可能性もあるかもしれねぇな。奴の狙いが分からないからな」
は、と息を吐いて話を続ける。
「俺の意思は、マスターイグニス、奴と戦うつもりだ」

卜部:「なんでまた、あんなおっかねぇ人と……アンタは自分のことだけ考えてりゃ良いでしょ」
俺は、と少し迷うように呟いて
「まあ、運が良けりゃ現実にお邪魔シたいとは思ってますけどね――まあ、アンタがツンデレで俺達を助けたいってんなら精々協力してもらいますが」

華凛:「私は…」
現実の世界に戻れる人数が限られる。
それはつまり、マスターイグニス…姉を見捨てるということだろうか。
みんな揃って元の世界に戻る、理想論が夢の世界だというのに現実に打ち砕かれる。
「…私はみんなを助けたい。もちろん、姉さんだって」
「だけどそのために姉さんが立ちはだかるっていうなら、私は戦うことを選ぶわ。
 間違ったことを叱るのは、家族の役目だから」

舘川:全員の意思、この場に集ったものは一人として同じ立場にいる者はいない。それ故の確認だ。
己の立場はある意味で明確と言っていい。一言でいうなら部外者。マスターイグニスとも三角錐とも関係ない。夢の世界に元からいた戻ることもない偶然この事態に立ち会い知っただけの第三者だ。
ただ現実に行く手段は先に卜部が話した通り存在する。そうすればある種箱庭めいたこの世界の再現されただけの存在ではなくなるのだろう。だが、
「俺はこの世界に残らせてもらおう。ちょっと昔から探してるやつがいてな。そいつは現実にもいてまさしく同一人物なんだろうが、正確にはそれは仮想世界の『舘川徹次』が出会ったやつではないだろう。
それだけの理由だが俺にとっては俺が俺である譲れないものだ」

卜部:「じゃあ、現実に戻るのは俺と、華凛さんと、アンタだけって感じっすね……まあ、それなら出来る限り俺が現実に出ていくために協力してもらいましょうか」

ブライ:「まあ待てよ、俺の理由を話していないだろうよ」

ブライ:「全員の意思は分かった。そして俺の理由だが、
 一つは俺へ情報提供をしてた『ゼノス』の協力者がマスターイグニスに殺されたことだ。
 アイツへ誓いを立ててね。マスターイグニスに一泡吹かせるってな。
 元より死ねば夢から覚めるだけだ。それなら、今この時を楽しむ、それ一興だろうよ。
 そしてもう一つは――」

宮本和彦:「華凛ちゃん、卜部君。君たちの願いを潰えさせないために、僕は動こう」
<ヒューマンズネイバー>で宮本和彦の姿に変化する。
「マスターイグニスはUGNは世間に認められない職だと言っていた。まるで益がないのだというように。
 卜部君は死ぬべき存在だとも言っていたそうだね。
 しかし本当にそうだろうか?
 オーヴァードだって日常の幸せを得てもいい。その願いが、僕の中にはある。
 だからこそ君たちの手伝いをさせてくれ。僕が紡げなかったその先の未来を、実現させてほしい。

宮本和彦: そしてそのためには舘川さん、不躾なお願いとは承知するが僕たちに手を貸していただけないだろうか?
 マスターイグニスを倒すためにあなたの力が必要だと思っている。
 僕たちの願いを叶えるためにも、協力して戴けないだろうか?」

舘川:マスターイグニスと自分には因縁などない。現実に行く必要がないのだから奇械に向かう理由もない。それを分かってのブライ、いや宮本の申し出だろう。実際に己が彼らと行く合理的な理由はない。目的などないのだから。
「俺にはもう一つ譲れないものがあってな。自分が納得できないこと、したいことを諦めることだ」
かつて友人がオーヴァードとなって暴走し、何もかもが失ったあの日。この世界の厳しさ以上に許せなかったのは自身の無力さだ。
別にオーヴァード関連である必要ない。交通事故や無差別殺人などそういった理不尽な脅威に何もできないなら何もかもを失うことを知ったからこのオーヴァードとしての力を欲した。
これは自身の望みを叶えるために手に入れた力だ。
「出会って数日だが、俺の見知った連中が危険に突っ込んでいくのを見送るだけの無力な人間でいる気はない。もしろ俺のためにお前たちに協力させてほしい」

宮本和彦:舘川さん……

華凛:「館川さん…」

卜部:舘川さん……

宮本和彦:ロイス取る?

宮本和彦:あ、持ってたわ

卜部:わしも持ってるんだよなぁ

GM:誇り高い人だ

卜部:プラスに変更しておこう

卜部:ポジティブに

舘川:舘川さんが自分に使えないエフェクトを持ってないのはここら辺が理由になる

宮本和彦:自分に使えない?

華凛:ロイス取ってないので、今回ので取りたいと思います

舘川:力の法則とか波紋の方陣がそうだったかな。使用者を対象にできない

宮本和彦:ああ、なるほどね

宮本和彦:ふむ…ブライからはどうしようかな。宮本自身はあったとしてもブライは微妙なんだよな

宮本和彦:ブライからはやめておくよ

華凛:ポジティブ:感服
ネガティブ:嫌気

GM:オウケイオウケイ

宮本和彦:嫌気?

華凛:今回共に行動することも多かったので、思春期特有のお目付け役、子供に見られてる感がネガティブとして反映しました

宮本和彦:思春期じゃ~ん

宮本和彦:表はポジティヴかな?

華凛:そうだね

宮本和彦:「……あなたにも譲れないことがあるんですね」
 それ原点となるものを聞きたかったが、やめた。話さなかったということは、きっとそういうことなんだろう。
「ありがとう、ございます」
 頭を下げて礼をする。

宮本和彦:意思を確認したところで、再度本体会話を再開するか?

卜部:といってももうこれで決まりじゃないですか?

宮本和彦:まあそうなんだけど、具体的な行動はな

卜部:あとは奇械のとこ行って戻るだけみたいな、一巡行動するならそれでも良いとは思いますけど

宮本和彦:そういや少し気になったんだけど、ブライの入った状況よく分からんのよな。この世界のゼノス本部に問い合わせてもいいかなぁという気持ちもあったりはする

舘川:それはそう

宮本和彦:まあ…何となくアレかなぁ?というのはあったりするから重要かと言われると困るんだけど

宮本和彦:調べるんならブライだから侵蝕値がアレだけどさぁ

GM:ゼノスの用事だから誰かに代行してもらうことも出来んしな

宮本和彦:うーむ

宮本和彦:とはいえ、もう一巡するとあちらの準備が整い、メタ的に言えば戦闘が増えそうで更に侵蝕値が上がりそうというジレンマ

宮本和彦:戦闘になったら俺、休んでもいい??

卜部:死ぬまで働いて

GM:最終戦を欠席だとぅ

宮本和彦:最終戦は出るつもりだけど、戦闘分けられるかもじゃん!

GM:まあ途中でばったり戦闘になったらシーンアウトするのはありかもな どうせ足りなくなった手数は舘川さんが何とかしてくれる

宮本和彦:でぇじょうぶだ

GM:ところでもう一巡やるんならだけど 調達でアイテム取得するとしてもらったアイテムは自由に譲渡可能じゃけえ

宮本和彦:いいね!

GM:そこは留意しといてくり なんかアイテム欲しがってたしブライは

卜部:もうわしは備えるだけなので、逆に南下してほしいことあればします

宮本和彦:まあいうて回復ぐらいなんですけどね。それも雑魚と戦わないならアレですが

宮本和彦:あぁ…それと決戦の場がどうなるか分からないけど、研究所になるとしたらその中に上位者がいないかも気になるんだよねぇ。アイツがいると機嫌を損ねないか心配

GM:運良く中々姿を見せないが まあわからんね あの場で見える人誰もおらんかったし

宮本和彦:だよねぇ。権利の譲渡をしてみて、華凛さん見てきてくれない?ちょっと侵蝕値上がっちゃうけどさ

宮本和彦:いやまあ、それ以前にマスターイグニスがいそうだけどな

GM:今の状態で先に観に行ってもらうってのは 多分かなり危険だな

宮本和彦:まあでしょうなぁ。そもそも単独行動も危険だよね

宮本和彦:UGNにみんなで引きこもって、やれることやるしかないかなぁ

卜部:まあ調達かなぁ、やれること

卜部:あとは研究資料洗い直ししたいならしてもろて、みたいな

華凛:なんだかんだ決戦の下準備は大事よね

GM:まあ基本的には下準備なんだろうなという感じだわな

舘川:情報か調達か、どうするかな

宮本和彦:うーん…

卜部:逆にまだ欲しい情報って舘川さんがちらっと言ってたの以外にあります?

宮本和彦:そもそも舘川さんが言っていたのってなんだっけ?

舘川:気になってるのは、
・ブライが2月15日にY市に来たのに、夢の魔物に入っている理由
・現実の人間が夢の世界に来た場合、同一人物である元の夢の住人はどうなっているのか
・港で起きた卜部がギプノーザを見たことで起きた上位者の攻撃の理由
とかかな

宮本和彦:なるほど、そう考えると結構あるな。一番下は多分ジャンクデータに関連することだから、見つかるかは怪しいが…

GM:成程 しかしブライが休憩して、調達に何人か裂く以上結構厳しめだな、全部探すのは

卜部:この情報が出歩かずに手に入るかどうかというところなんだよなぁ

宮本和彦:……行くか、俺?

GM:正気でござるか

舘川:キャラロストする可能性により優先するものではないな。本筋とどこまで関係してるか分からん

宮本和彦:シーンチェックで10に近い数字が出ると終わるよなぁ。こっから更にクライマックスで1d10と最終の敵による2d10の衝動判定付きで、更に戦闘で20以上は増えるからなぁ。

宮本和彦:今回のシーンでなくても160ぐらいになりそうだし、そうなったらEロイスなしで換算して3倍振りのロイス4で期待値ってところだもん

GM:かなり切羽詰まってますゾ

舘川:そういえばブライが三角錐を見せたということは「ブライは上位者が見えていたのではないか?」という疑問がPCに発生するがそこら辺は説明する?

華凛:キツキツ

宮本和彦:あぁ、そういや説明してなかったな。まぁ、していいんじゃないか

舘川:上位者の描写が見えなかったしな。知りたいところだが

卜部:どんな見た目のどんなあれなんだろう

宮本和彦:そうだなぁ。OPあたりの話は共有してもいいのか?

宮本和彦:正直知ってもしょうがない気もするんだがな

GM:この局面ならまあ暗澹たる狂気を湛えた冒涜的OPを見せてもええんじゃないかという気はするが正直大して手掛かりにはならないと思うな

宮本和彦:そういう気はするな。強いて言うならOPでバロールのエフェクトだっていうのは上位者の仕業です。それを焼き払ったのはマスターイグニスです。

宮本和彦:実際はバロールのエフェクトではなく、周りの人が上位者が起こした事情をそういう風に解釈した結果なんだろうな

卜部:あれって物理で押しつぶされてたのか、やっぱり

舘川:ちなみに人型?

宮本和彦:いや、物理的ですらない何か。

卜部:やっぱ寺生まれの上位者はすげーや!

宮本和彦:大きさも四肢の多さも不定の、まさに幻覚染みた存在だよ

宮本和彦:アレが人の延長線上にある進化の果てだというのだから恐れ入る。

華凛:焼き払った姉さん強くない???

宮本和彦:めちゃくちゃ強いと思うよ

宮本和彦:マスターイグニスと戦うのは仕方ないとして、少なくともこの上位者に手を出す必要性はない。見える可能性があるのは二人だけだしね

宮本和彦:そう考えるといるかもしれない研究所で戦いたくねぇなぁ

卜部:上手く行けば潰し合ってくれるかも

宮本和彦:無くは無いけどなぁ。どうなんだろうね

宮本和彦:ブライの<インスピレーション>の使い道もどうしようね

宮本和彦:最終辺りに取っておきたい気持ちもあるけど

卜部:バトル前に何かしら使いみちあるかな?

GM:まあ 戦闘状況の把握とか 敵スペックの把握とか、なんかなあ

舘川:ギプノーザと上位者の関係とか今調べる方法がないものの方法を聞くのもあるかな

宮本和彦:そっちは…重要さが分からないからちょっとなぁ

宮本和彦:うーん、マスターイグニスの行動方針聞いちゃおうかなぁ

宮本和彦:行動方針ってのも違うか、この最終局面でどう動こうとしているか、かな

GM:ヌ、それで遣っちまうか例のアレ

宮本和彦:……まあこれも微妙か。どうせ、相対するのは変わらないし

卜部:上位者が攻撃してきた理由に使ってはどうじゃろうか

宮本和彦:それは何となく予想出来るので嫌です

GM:まあ理屈とかはさっき言ったインベーダー丸出しの理屈なわけだが あの場で動いた理由については明かされていないか

GM:さっきっていうかこのあいだ

宮本和彦:剪定って話か?

GM:うむ 将来的に脅威になり得る生物は根絶やしにするっていうあれ

卜部:なんでギプノーザを目にしたタイミングだったかっていう

卜部:逆に推察を確定情報にしておくのも重要では?

GM:まあ一回切りのアレを使うべきかどうかは

宮本和彦:今ここで確定させるのは重要ではないかなぁ

GM:悩ましいところだな

卜部:まあ何かしら使いたいことがあるならそっちに使ってもろて

宮本和彦:うーん、そうだな。<インスピレーション>は取ってきます。

宮本和彦:ちょっと話がそれてしまったが、まあもう1巡するか?

GM:それな

卜部:どっちでも

宮本和彦:まあどっちでもいいよなぁという気分でしかないよな…

卜部:したいことがあるならお手伝いはしますよという感じ

卜部:調達するなら調達だけでもよいだろうし

舘川:次に探索する場合のリスクとしては浸食率が上がるのと、マスターイグニスがFHを連れてUGNに来る準備を整える可能性がある。
探索しないなら、アイテムなしで判明してない情報が分からないまま進んで予想外のことが起きる可能性がある。

GM:このいずれを取るか取捨選択ってところだろうな

宮本和彦:前者もそんな情報が得られるとは限らないけどな。ブライはシーンに出ないから情報調べられないし

宮本和彦:特にどちらというのもないんだったら、いつものアレしちゃいますか?

GM:舞え!普通のダイス!!

宮本和彦:スーパークリティカルじゃないんだ…

卜部:ダイスが割れて、7が!?

GM:俺のダイスが砕け散って……55に!!!

宮本和彦:最強か?

卜部:草

卜部:個人的にはもう一巡あるなら休憩したいかなぁ

宮本和彦:休憩?

卜部:シーンに出ずに侵食値温存したい

GM:そういえばもう時間も時間だしリアル休憩挟んでもいいな

宮本和彦:なるほど

宮本和彦:そういや18時か

華凛:今のうちにお風呂だな!

宮本和彦:まだ飯じゃないからこちらはいけるけどね

舘川:休憩だな

卜部:では休憩了解

宮本和彦:では20時ほどに結論を出す、ということでよろしいか

GM:そうだなー では20時まで休憩って感じで

GM:実際の所、それ決めたら後はGWから再開でもいい気がするな

宮本和彦:うむ、忘れそうだが仕方なし

宮本和彦:では一旦乙

舘川:そろそろクライマックスだな

GM:いうて29日からやしな

GM:三日先程度なら大丈夫じゃろ……多分……

GM:では乙^

舘川:おつかれ

宮本和彦:ちなみに木曜と金曜は一応平日ですよ…

どどんとふ:[2020/04/26 18:22 JST] 「宮本和彦」がログアウトしました。

どどんとふ:[2020/04/26 18:22 JST] 「舘川」がログアウトしました。

どどんとふ:[2020/04/26 18:22 JST] 「GM」がログアウトしました。

どどんとふ:[2020/04/26 18:29 JST] 「華凛」がログアウトしました。

どどんとふ:[2020/04/26 19:52 JST] 「GM」がログインしました。

どどんとふ:[2020/04/26 19:53 JST] 「宮本和彦」がログインしました。

どどんとふ:[2020/04/26 19:56 JST] 「舘川」がログインしました。


Climax Phase: The Dark Side of the Moon

GM:時間が来たな

宮本和彦:答えを聞こう!

GM:おめえらが答えんだよォ!

卜部:ハハッ、ワロス

宮本和彦:クソ、優柔不断過ぎてきめらんねぇ!

GM:そういえば一応GW木金は平日なのか

卜部:優柔不断って文句言ってる人も優柔不断ってそれ二ヶ月前から言われてるから

宮本和彦:こちら有給奨励日らしいが、普通に忙しくて取れなさそうなのがアレ

舘川:ちなみに俺は金曜からがGWな人なんですよね

GM:もしや意外とキツい人多い?

卜部:わしはなんと一ヶ月前から春休み

宮本和彦:まあ確かライライとかGWないとか言ってたしな

GM:この御時世でも修羅を見てる人は多いんだなあ

GM:全員集まってないと進められん上に結構時間かかるからな きちんと次の行動決めて予定立てないとマズいな

卜部:生産業とか医療福祉とかは死ぬほど忙しそう

どどんとふ:[2020/04/26 20:08 JST] 「華凛」がログインしました。

GM:そういやライライは後者だったかな 忘れていた

華凛:GWなんてありません

GM:さて 時間だ! 答えを聞こう!

宮本和彦:一応俺は速攻を推す。1巡せずこのまま研究所に行く感じで

卜部:同じく

華凛:同じく研究所

宮本和彦:舘川さんは悩んでいる感じか?

舘川:まあ研究所に行くか

宮本和彦:意見は一致したようですな

卜部:今日このままいくのが丸い

GM:となると 次は研究所に凸しに行く……というわけですな

GM:えー日にち的には2/19になるが

卜部:一日眠るよりも、メッセンジャーが襲撃されてからまだ一日経ってない今いくほうがいいと主張します

宮本和彦:卜部君大丈夫かな…

卜部:仮眠は取ったやろ(適当)

GM:んー まあよかろう 準備もしないって感じだし

卜部:あっ、これディメンジョンゲート使わなきゃいけない感じか……

GM:となるとまあ 次辺りがクライマックスフェイズになりますが このクライマックスフェイスは多分べらぼうに長くなると思うので

宮本和彦:でしょうね

卜部:実際にバトル入るまでやるだけやります?

卜部:それとも勢いを保つためにまとまった時間が取れるときにします?

GM:今のペースだと、バトルはいるまでですら丸二日かかりそうなんだよな 休日二日

宮本和彦:草

舘川:長い!

卜部:う、嘘だろ……

華凛:まとまった時間のがよさげかなそれなら

GM:だってほら ピーーーーーーじゃん?? ほら ブライ君

舘川:待ち受けているのはマスターイグニスだけではないのか……

宮本和彦:纏まった時間、というが次の休日二つ潰して、また来週やるんだぞ…

宮本和彦:まあ、うん、はい

卜部:ブライくんは何も教えてくれない……(ヒイロ顔)

華凛:いけない対応~

GM:だからせめて突撃するところまではやろう そのぐらいがキリがいいんじゃないかしら、というのがGMの提案である

宮本和彦:そうだな、出来ればクライマックスフェーズは一気にやりたいし、多少詰めるほうがいい

華凛:了解

宮本和彦:侵蝕値増やす処理ともあるしなぁ

GM:ではアレだな 意思を確認したところまで戻して、そこから転移するところまでの続きを描写ーって感じかな

卜部:では書きますね

宮本和彦:そうですな

宮本和彦:先陣を切り給え、卜部一等兵

GM:あ、そうだ

舘川:攻撃できない前衛

卜部:「……それじゃあ、話もまとまった事ですし、ちゃっちゃと行きましょうか。華凛さんの現実での事を考えても、のんびりしててもあんまし良いことなさそうっすからね」
というわけで屋上にディメンジョンゲートを展開します

宮本和彦:「この面子で行くなら先に行くのは俺だろうな。さて、覚悟はしておけよ。俺はとっくの前から終わってるがな」
と言いつつ、ゲートに入っていく。

ブライ:あ、ブライに変身しておきますね。色々変えてなかったけど

どどんとふ:[2020/04/26 20:32 JST] 「GM」がログインしました。

華凛:「ええ、行きましょう」
覚悟はできている。
たとえどうなろうと、姉と対峙するからには命も、そして魂さえも。

「エスコートよろしくね!さぁ、行くわよ!」
と言って、華凛はゲートへと飛び込む。

舘川:「ようやくこの事態にも終わりが近いが、何が待ち受けていることやら」
少し楽しそうな声色を含ませながらゲートに向かっていく。

ブライ:楽しそうなんだ。ブライは多分胃が痛いよ

舘川:なんだかんだで

舘川:舘川さんは中間管理職という立場も楽しんでるよ

ブライ:そうか。それは良いな。

華凛:すごい

ブライ:今回のシーンチェックで130超えたら笑うしかねぇ

GM
――そうして、あなたたちは各々の想いを胸に、すべての決着をつけるため研究所に向かう。
 その果てに何が待ち受け、何を見ることになるのか。
 今はまだ誰も知らない。
 恐らくは、天に座す神の見えざる目ですらも……その先を見出すことは叶うまい。

GM
 …………。
 立ちはだかる姉と向き合うため。
 自らの退路を進むため。
 義務を果たすため。
 任務を為すため。
 ここに集まった意思は悉くが異なる視点を持ち、違うものを目指して進んでいる。
 彼らの道行きは一時交わったに過ぎず、人の性は変わらず孤独の業に囚われ続けている。

GM
 そして……一切れのパンを買うことも出来ず、老人は死んだ。
 一時の交わりであると知りながら、彼らに悲壮の情が見られぬのは何故か。
 畢竟完成し得ぬ存在であると知りながら、人は何故。
 Dark side of the moon
 < 月 の 裏 側 >を垣間見ようとするのか。
 解となるべき答えは、未だ見えない――

GM:.



【Climax Phase: The Dark Side of the Moon】



.

GM
――そしてもし、ダムが思っていたより早く決壊するなら
  そしてもし、丘の上に居場所がなくなって
  そしてもし、君の頭が暗い予感で爆発するとしたら
             私は、君と、月の裏側で会おう――

GM
――――――――――――――――――――――――――――――――――――

GM:というところだがとりあえず、ここでダイスロールをお願いします シーンチェックでござる

ブライ:ひいい

ブライ:PC1からして?

卜部:くっ

卜部:先にディメンジョンゲート分上げます

舘川:巧みに自分を最後に持っていくじゃん

ブライ:順当だろぉ!?

華凛:では降りますね

GM:イエスイエス

GM:振るが良い

華凛:1DX
DoubleCross : (1R10[10]) → 1[1] → 1 → ファンブル

ブライ:DXじゃないねぇ!

華凛:1D10
DoubleCross : (1D10) → 6

GM:まあかわらんのでええけど

ブライ:振りなおしたら増えておる

華凛:いやまぁしっかり振りなおしまた

GM:好きな方を選ぶが良い

華凛:6ですねぇ!

卜部:低いほうが死ねるぞ

ブライ:まあ侵蝕値多くていいんじゃない?本領発揮できないし

GM:いよかろう 実際アタッカーは増えてた方が都合よいし

卜部:100なんてすぐよすぐ

GM:次!ガンギマリ卜部前に出よ!

華凛:超えてる人らが何か言ってる

卜部:ダブルクロス上手いところ見せてやる
1d10

卜部:1d10
DoubleCross : (1D10) → 3

ブライ:まあ、ええんちゃう?

卜部:まあ、まあ

GM:ガンギマらない!

華凛:ふつー、3点

GM:次は舘川さんじゃな

舘川:さて

舘川:1d10
DoubleCross : (1D10) → 1

華凛:うまい

ブライ:お、お前ら…?

舘川:すまんな

卜部:期待してるよブライさん

ブライ:低い奴はこの戦いに備えて上げろよ!

GM:さ ガンギマれ

卜部:いうてそこまで低くもないのでは?

ブライ:うおおおおお!黄金回転エネルギー!

ブライ:1d10
DoubleCross : (1D10) → 6

卜部:このあと衝動もあるしなぁ

ブライ:まー、いいだろう!

ブライ:通れ!

GM:普通!普通だが まあよかろう

卜部:期待値よりは上

華凛:いやまぁ120の大台すぎるよね

ブライ:衝動でも多分華凛さんと舘川さん100いかんぞ

ブライ:127か。ま、そんなもんだろうが

舘川:リザレクト分を残しとるんやぞ

華凛:そうだぞ

卜部:リザレクトできなくなるダルォ!?

ブライ:攻撃したらリザレクトできないだろぉ!?

GM:最初のワンターンで消し飛ばしてやろう

ブライ:侵蝕値敵に

ブライ:まあ停滞空間をあえて使わないという手もあるか

ブライ:ともあれ、全員のシーンチェック。完了しました

卜部:ここで使わないという選択肢はないかな……

GM:オッケイ では描写していくが

GM:選択肢でかなり分岐する局面なので どこで区切ろうか

ブライ:うーん、すぐそこにマスターイグニスがいるのだろうか。

ブライ:マスターイグニスと話し出したらやばいよねぇ

GM:これは注釈なんだが

ブライ:はい。

GM:イグニスは滅茶苦茶強いサラマンダーなので、もし居たとしたら足を踏み入れた時点で熱感知で全員場所を割られます。

ブライ:熱感知とかあったな、華凛仕返してやれ

GM:うむ 逆に熱感知で相手の居場所を割り出すこともできるじゃろうね

華凛:なら踏み入れ直前に行使宣言か

卜部:火ぃつけようぜ火ぃ!撹乱してやろうぜ!

GM:この人感覚も馬鹿みたいな数字なのであんまり意味ないですな

ブライ:普通に見分けてしまうか。これだから高性能人間は…

GM:あ、宣言する? それなら相手が隠してないのと、場所が広いのもあるので一応判定がいるかな

GM:RCで判定の、目標値7ってところか

ブライ:ふんふん

舘川:RCなら可能性はあるか

華凛:では侵食1使って熱感知知覚宣言

ブライ:うん?固定値で達成してね?

卜部:一応奇襲されないというメリットは有るか

GM:つよい

舘川:いる?(援護の風)

ブライ:まあファンブルの可能性があるから振る必要はあるだろうけど

卜部:どれが誰だか見分けられうもんなんです?

卜部:熱源

GM:まあ 見てみるとわかる

卜部:ありがてぇ

華凛:ディーエックスでしたっけ

GM:いえす

華凛:5DX+9
DoubleCross : (5R10+9[10]) → 10[3,4,6,9,10]+4[4]+9 → 23

ブライ:侵蝕値的にダイス+2個だぜ

ブライ:まあ…いいか

卜部:草

GM:いい数字が出ましたな

ブライ:後、熱源探知は侵蝕値使わないぜ

華凛:侵食値度忘れマン

ブライ:うん?使わないぞ

GM:侵食値分のダイス増やし忘れたって意味じゃろ

ブライ:あぁ、なるほど

華凛:そう

華凛:コストもいらなかったわね

華凛:まぁこれで相手の居場所は、大まかな感情も熱で丸わかりよ

GM
華凛は門を潜ると同時に熱感知を走らせる。
これまでにない程に研ぎ澄まされた直感とRCによって、華凛の熱感知範囲は周囲何十メートルにわたって展開されていた。
生体反応と思しき熱源は。一つも見られない。
いや、ある。一つだけあった。それが、常軌を逸する熱量であるが故、人であると認識することが難しかっただけだ。

ブライ:やはり、いるか。人払いしてるのか?

卜部:あっ、これ奇械の部屋につなげたつもりだったんですけど、これまずいですかね

GM:あ、それは無理ですな

GM:その部屋まで行ってないので

GM:行ったことがないので

卜部:あれ、一回行きませんでしたっけ……?

GM:手前までだからな

舘川:部屋でも隔てて見てたか

卜部:あれ、目にしてませんか……?

GM:目にしてるのと実際に行くのとでは違うくね

GM:ついでに言うとあくまで今現在飛べるのは、あれです 最初に卜部君が目覚めた部屋。あそこだけ 理由は描写します

ブライ:どちらにせよ、ってところか

卜部:まあどうせ奇械のとこで待ち構えてるだろうしあんまり結果に変わりはなさそう

ブライ:上位者いるのかな?

GM
 かつて自らが視察に行った際に目にした『奇械』を安置した場所、そこに人の域を超えた超熱量、優に数千度を超える高熱が宛ら炉心の如く拍動を続けている。
 ただ常時放つ輻射熱ですらこの熱量。もはや何者がそこにいるのかは明白であった。
 そして、既にその者にこちらの位置を掴まれていることも……華凛にはよくわかった。

卜部:いやこれ無理ゾ

華凛:「相変わらずのすっごい熱…みんな、すぐそこにマスターイグニスがいるわ
 私以上の能力、当然私たちの位置もバレてる」

GM
 連座で自身が何処に降り立ったかも、華凛たちは察しがついた。
 門を潜り抜けた先がどこか。そこは卜部にとっては三度目……ありもせぬ現実の記憶を含めれば、四度目になるか。
 都合四度目の、研究施設の実験棟内部であった。此処から以前の道のりを辿れば、恐らく奇械の場所に辿り着くだろう。
 何故そんな場所にゲートを作ったのか、それは卜部の怠慢ではない。奇械の傍に直接門を作ることで転移することが出来たならば、それが一番だったものの……どういう訳かそれが出来なかった。
 ディメンションゲートは高度なRCによって時空間を重力場で歪めて生成される。今回は"それがなぜかあの周囲でだけ展開できなかった"のである。理由は現時点では分からない。

ブライ:…………

ブライ:上位者…か?

舘川:ふーん?

卜部:これは共倒れやな!やったぜガハハ!

華凛:いやぁ…

舘川:重力場を歪めて生成されるゲートに干渉できる……これは

GM:……さて。あなたたちは、進まねばならないだろう。既に行くべき道は示されている。

卜部:「……まあ、行くしかねぇっすよね」

ブライ:「こっちから来たんだ。今更逃げる必要なんてねぇよ。行くから案内しろ」

舘川:「どのみち立ち塞がる相手だ。行こう」

卜部:というわけで奇機械

卜部:の部屋まで向かおう

華凛:「約束、守りに来たわよ…ぶん殴って泣かせてあげるから…!行くわよ!」

ブライ:上位者君いる~?

GM:えーーー

GM:ダイス判定なしにして 無数の視線が感じられるというだけ分かるね

卜部:いるじゃん!

ブライ:うおおおおおお

ブライ:ダメだ乘るなブライ!侵蝕値が上がってしまう!

卜部:目をつむって手を引いて歩いてもらうしかねぇな

GM:よく観察しようとしてもいいゾ クク まあおすすめはしないが

華凛:熱に引っかからない存在とかこわ

ブライ:これ以上侵蝕値を上げてたまるか!

ブライ:ということで無視をしよう。

GM:啓蒙がないと熱感知も引っかからないし五感の感知機能全部スルーされる そういうモノだからどうすることもできんのだな

GM:了解 ブライは一旦、視線を切って進むこととする。

GM:頑張って外を見ないようにな 

ブライ:こえええ~

華凛:こっわ

GM
――あなたたちは、以前進んだ道をたどるように進み、長いエレベータを降っていく。
 エレベータが下の階へと近づいていけばいっただけ、感じる熱量も強くなっていく。
 未だに彼女が待つ階層に辿り着いていないにもかかわらず、地下という地形もあって通常の人間であれば酸欠を起こしかねない程の熱気が籠っていた。
 他の生体反応が感じられないのも納得であろう。既に施設を退去していたとしても、或いはそこにいたとしても、この炎神の息吹を前にすればあらゆる生命は立っていることさえ許されない。

ブライ:こいつ…オーヴァードなの、か?

GM:オーヴァードはマトモな生命体ではないのでノーカンやで

ブライ:オーヴァードだからでぇじょうぶだ

GM
 エレベータが目的の最終階に到達した。
 同時に吹き抜ける風は、吸いこむだけで肺腑を焼く程だ。
 本来なら開け放たれる戸は融解している。そのまま出て真っ直ぐ進めば目標に辿り着ける。
 否、辿り着かねばならなかった。乗ってきたエレベータの軋み具合を観察すれば、分かる。

GM
 まるで退路を塞ぐかのように熱気に触れたエレベータが誤作動を起こし始めていた。
 酷使に堪え兼ねたかのように、あなたたちが外を出たと同時に支えていたワイヤーが千切れ、墜落することだろう。

ブライ:「……無茶苦茶だな。災害だろ、あいつ」

華凛:「あ、あはは…冷気のほうの能力も手にしとけばよかったかな…いや、焼け石に水かな」

舘川:「このあと俺が残ったときのことも考えてほしいんだがな……非常口でもあればいいが」

ブライ:「俺のシンドロームはモルフェウスだ。最悪の場合、道は造ってやるよ」

GM
あなたたちは奇械の安置されている部屋まで進む。熱源を追うように歩を進める。
進んでいくうちにあなたたちは、窓越しに、奇械のコントロールルームの司令部で一人、頬杖をついて座している人影を見つけた。
……隠密して進むことに意味はなく、避けて通ることは叶わない。
今こそ、王者の如く君臨する炎神と相対す時だ。

華凛:座して待つ姉の振る舞いは正に王だろう。
だが、そんな姿の姉に会いに来たのではない。
家族の姉を、取り戻しに来たのだから。

「頬杖なんて行儀悪いわね、姉さん…!」

どどんとふ:[2020/04/26 22:38 JST] 「ブライ」がログインしました。

どどんとふ:[2020/04/26 22:48 JST] 「華凛」がログインしました。




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